日本三名泉とは?由来や歴史から特におすすめ人気温泉旅館3選も【2018年版】

草津温泉 湯畑

日本全国に数ある温泉のなかに、「日本三名泉」と呼ばれる温泉があります。

今回は「日本三名泉」ついてご紹介。三名泉の特徴や、おすすめの温泉旅館についてお伝えしましょう。

本記事で掲載している情報は公開当時のものです。最新の情報とは異なる可能性がありますので、あらかじめご了承ください。

日本三名泉とは?

温泉 浴槽 お風呂

世界でも有数の温泉国である日本。環境自然環境局が2017年3月に発表したデータでは、日本の温泉地の数は3千155箇所。温泉施設の数は、なんと2万972箇所にものぼります。

数多くある温泉地のなかで一度は行ってみる価値がある名湯が「日本三名泉」。群馬県の「草津温泉」、兵庫県の「有馬温泉」、岐阜県の「下呂温泉」、この3つの温泉が日本三名泉と言われています。

日本三名泉1.草津温泉

草津温泉
長い歴史をもつ草津温泉。東国征伐から帰途につく日本武尊(やまとたけるのみこと)が、源泉を発見したのがはじまりと伝えられています。

草津温泉は、温泉の自然湧出量が日本一! 1日にドラム缶23万本もの、豊富な湯が自然に湧き出しています。

温泉街には6つの源泉があり、中心地の「湯畑」は草津のシンボルとなっている観光必至のスポット。高温の源泉を冷ますために板で湯をもむ「湯もみ」の光景も有名です。冬には白い湯けむりがたちのぼり、強い硫黄の香りが漂います。

草津の湯は、さまざまな効果を持っているのが魅力。pH2.1の強酸性の湯は、強い殺菌効果をもち「お医者様でも草津の湯でも恋の病は治りゃせぬよ」と唄われるほど、さまざまな不調に効果を期待することができます。

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日本三名泉2.有馬温泉


神戸や大阪からのアクセスが良いことから「関西の奥座敷」とも言われている、「有馬温泉」。

日本三古泉にもその名があがる、古くからの歴史をもつ温泉です。太閤秀吉は有馬温泉の危機を救った恩人として縁が深く、街の中心に建つ秀吉公や妻ねねの銅像は、有馬温泉のフォトスポットのひとつとなっています。

金と銀の2つの湯をもつ、有馬の湯。空気に触れることで参加して赤茶色に変化した「金の湯」と、空気に触れても色が変わらない二酸化炭素泉の「銀の湯」という、異なる2つの湯が楽しめる珍しい温泉です。

有馬温泉のもうひとつの特徴は、豊富な成分を含んでいること。現在、療養泉として認められているのは、単純性温泉、二酸化炭素泉、炭酸水素塩泉、塩化物泉、硫酸塩泉、含鉄泉、硫黄泉、酸性泉、放射能泉の9つの成分。

そのうち、硫黄泉と酸性泉をのぞく7つもの成分をもつ、世界的にも珍しい温泉なのです。

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日本三名泉3.下呂温泉

傷を負った白鷺がきっかけで発見されたと伝えられる下呂温泉。約1000年の歴史を誇る温泉です。

下呂温泉の泉質は、アルカリ性単純温泉。無色透明でほのかな香りのお湯は、リウマチや神経痛などに効果効能があります。最高84℃にもなる高温の湯であることが特徴で、pH9以上のアルカリ性の湯でお肌をつるつるすべすべにする「美人の湯」としても知られています。

下呂温泉では良質な湯の保護のため、各旅館に一箇所から湯を供給しています。どの旅館に宿泊しても同じ泉質のお湯を楽しめるのも魅力のひとつですね。

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日本三名泉の由来は?

日本三名泉は、江戸時代に徳川家に仕えた儒学者「林羅山」の詩文に由来します。

林羅山がつくった詩集文には「我國諸州多有温泉其最著者摂津之有間下野之草津飛騨之湯嶋是三處也」と記されており、有馬、草津、下呂の3つの温泉の名が挙げられているのが分かります。

じつは「日本三名泉」には、別の由来もあるのだとか。それは、わたしたちもよく知る「枕草子」。平安時代に清少納言が執筆した枕草子には「湯はななくりの湯、有馬の湯、玉造の湯」と記されているのです。

この3つは、三重県「榊原温泉」、兵庫県「有馬温泉」、島根県「玉造温泉」を指していると言われていますが、別の温泉を指す説も伝えられています。

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日本三名泉でおすすめの温泉旅館3選

日本三名泉「草津温泉」「有馬温泉」「下呂温泉」で、それぞれおすすめな温泉旅館をご紹介。いずれも、温泉地を代表する歴史と伝統をもった名旅館です!

日本三名泉・草津温泉「望雲」

草津温泉 望雲

草津温泉の「望泉」は、慶長4年(1599年)創業の草津を代表する老舗の温泉旅館。草津のシンボルである「湯畑」から徒歩3分の距離に位置しています。

温泉は、2つの源泉から引いた6つの湯船で楽しむことができます。なかでもぜひ入っていたただきたいのが、「西の湯(さいのゆ)」。西の湯では、2つの源泉を同時に楽しむことができます。

ひとつは、草津を代表する古い歴史をもつ源泉「西の河原(さいのかわら)」。肌当たりのやわらかさ、湯のなじみやすさが特徴の、草津らしい温泉です。もうひとつは「万代鋼源泉」。本白根山の奥深くから噴出する源泉は、94〜5どの高温で、殺菌や抗炎症作用を持っています。

草津温泉 望雲

お食事は、地元上州の特産物や旬の素材をつかった和食膳。温かいものは温いうちに、冷たいものは冷たいまま食べられるように、料理は4〜5回に分けて運んでくれる心づかいが嬉しく、美味しい瞬間を逃すことなくお料理をいただくことができます。

望雲の施設情報

施設名望雲
住所群馬県吾妻郡草津町433
電話番号0279−88-3251
URLhttp://www.hotelboun.com/

草津温泉「望雲」の魅力を徹底解説!

日本三名泉・有馬温泉「欽山」

神戸電鉄有馬線「有馬温泉駅」のほど近くに建つ欽山。ミシュランに2年連続で掲載されたお料理がいただける、高級料亭旅館です。

日本最古のお湯を楽しみながら、贅を尽くしたお食事を味わう至福の時間を過ごすことができる欽山は、有馬温泉のなかでも憧れとされるお宿のひとつとなっています。

全40室あるお部屋は、伝統的な数寄屋の和室をはじめ、ヒノキや大石の内風呂がついた特別室などがあり、有馬の山並み、または温泉の街並みを見下ろすことができます。

温泉は、広々とした大浴場と、有馬名物「金泉」を楽しめる露天風呂があり、脱衣室には血をきれいにする効果のあるクエン酸ドリンクのサービスも♪

お食事は、目にも鮮やかな京風の創作懐石料理。神戸を代表するグルメ神戸牛をはじめ、冬のカニ、夏のハモなど四季折々の味覚を、じっくりと楽しむことができます。

欽山の施設情報

施設名欽山
住所兵庫県神戸市北区有馬町1302-4
電話番号078-904-0701
URLhttps://www.kinzan.co.jp/

 

日本三名泉・下呂温泉「湯之島館」

昭和6年の創業となる「湯之島館」。昭和6年に建てられた木造三階建ての本館は、登録有形文化財に指定されており、古きよき日本の情緒と歴史を感じさせます。

本館のお部屋は、創業当時の姿をそのまま残す、木造建築技術の集大成とも言える和の贅を尽くした部屋。別館や新館には、天然掛け流しの内湯や露天風呂付きの部屋もあり、プライベートな時間が過ごせます。

5万坪もの広大な敷地には、樹齢数百年を超える杉など、もともとあった自然を生かした中庭がつくられており散策することも◎。

温泉は、温泉街と飛騨の山々を満たす展望露天風呂や、解放感あふれるなか、自然の景色を堪能できる露天風呂など。建築当時のままのレトロな雰囲気が味わえる4つの貸切家族風呂もおすすめです。

お部屋の温泉は、浴槽はもちろんシャワーの湯までもが源泉掛け流しであるのが嬉しいところ。

お食事は、飛騨のめぐみを堪能できる会席料理。飛騨牛をはじめ、鮎やアマゴなどの川魚など四季折々の味を、飛騨の地酒と一緒に味わってください。

湯之島館特製の、朴葉に包んだ「焼き寿司」もお忘れなく!

湯之島館の施設情報

施設名湯之島館
住所岐阜県下呂市湯之島645
電話番号0576-25-4126
URLhttp://www.yunoshimakan.co.jp/

温泉好きなら一度は行きたい日本三名泉

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長くにわたる歴史をもち、多くの人々が愛し訪れてきた「日本三名泉」。由緒正しき3つの温泉を訪れて、「名泉」と呼ばれる所以をぜひとも実感してみてくださいね。

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