西表島の温泉が人気の4つの理由!おすすめ温泉旅館・観光名所・名物グルメ・お土産は?

沖縄県 西表島 

沖縄県・石垣島から高速船で約40分の距離にある西表島。

船を降りると、そこには手付かずの大自然が広がります。今回は自然が満喫できる西表島の魅力をご紹介。

おすすめホテルや温泉の情報、西表島での楽しみ方をお伝えします!

西表島初の温泉「カンパネルラの湯」

2017年11月にオープンし、西表島初の温泉施設として人気を呼んでいる「カンパネルラの湯」。

泉質は、「低張性単純温泉」。露天風呂からの目の前に広がるのは海。遮るものがない絶景を楽しめ、晴れた日には、八重山の大海原に沈む夕日も楽しめます。

西表島では、12月から6月の間は南十字星が見えることもあります。露天風呂から満天の星空を見上げれば、体も心もリラックスできることでしょう。

「カンパネルラの湯」の施設情報

施設名 カンパネルラの湯
住所 沖縄県八重山郡竹富町字南風見508-205
電話番号 0980-85-5555
URL http://www.lateada.co.jp/index.php

西表温泉が人気の理由

その1:原生林が広がる手つかずの大自然

沖縄 西表島の広大なジャングル
沖縄の島々の中で、沖縄本島に次ぐ約284平方kmの広さをもつ西表島。島の面積のうちの約90%を亜熱帯の原生林が占め、見渡す限り平地はほとんどありません。

西表島を流れる川の数は40以上あり、マングローブ林が島を覆います。その様相はまさにジャングルで、西表島は「東洋のガラパゴス」「最後の秘境」ともいわれています。

その2:貴重な天然記念物に会えるかも?

イリオモテヤマネコ

西表島には、イリオモテヤマネコやカンムリワシ、セマルハコガメなど15種もの貴重な天然記念物が生息しています。

なかでも絶滅の危機にあるイリオモテヤマネコは、、めったにみることができない貴重な生き物。もし出会えたならば、あなたは強運の持ち主です!

野生の生き物たちは道路を歩いていることもあり、島内のあちらこちらに、動物注意の看板が掲げられています。西表島をドライブするときには、スピードの出し過ぎに気をつけてましょう。

その3:爽快なアクティビティ

奄美のマングローブ カヤック

シュノーケルやダイビングなど海のレジャーをはじめ、カヌーやトレッキングなどが楽しめる西表島。さまざまなツアーが開催されています。

カヌーと聞くと、はじめての方や体力に自信がない方、お子さん連れの方はすこし不安かもしれません。川に降り立つ前に、カヌーの漕ぎ方をガイドさんがしっかりとレクチャーしてくれますので、安心して楽しむことができます。

また二人乗りのカヌーもあるので、体力に不安がある方も二人一緒に乗れば安心です。

人気はカヌーとジャングルのトレッキングがセットになったツアー。マンブローブがしげる川をカヌーで漕ぎ進めたあとは、ゴールの滝をめざして林の中をトレッキングで進みます。ゴールの滝に到着したら、滝つぼにドボン! 滝つぼの冷たい水が、汗をかいた体を冷やしてくれます。

キレイな水のなかには、手長エビや魚も泳いでいるので探してみましょう!

ヘルメットやヘッドライト、膝当てなどをつけて、装備万端で挑む洞窟探検のツアーも人気です。大きなシダなど亜熱帯の植物が茂る中を歩き、鍾乳洞をめぐれば、冒険家気分が味わえます。

「カヌー・トレッキングツアー」の問い合わせ先

施設名 西表島ツアーズ
住所
電話番号 050-5306-2021
URL https://iriomote-tour.com/

その4:幻の花『サガリバナ』に出会える

沖縄県 サガリバナ

「サガリバナ」は、一夜だけ咲き夜が明けると花を散らす「幻の花」。西表島とその近隣の島で、マングローブの川沿いや湿地帯に自生している花です。

サガリバナの花は、夕方から花が開きはじめ、夜には甘いにおいを漂わせながら枝から垂れ下がるように白や薄いピンクの花を咲かせます。夜明けとともに散り始め、水面に花が浮かぶ光景は幻想的な美しさです。

この美しい光景を見るためには、早朝に開催されるカヌーのツアーがおすすめ。サガリバナの開花時期は、5月末頃から8月上旬にかけてとなりますが、その年の気候によっても変わります。

興味をもたれた方は、旅行の時期を決める前にツアー会社に問い合わせてみるとよいでしょう。

「サガリバナツアー」の問い合わせ先

施設名 西表島ツアーズ
住所
電話番号 050-5306-2021
URL https://iriomote-tour.com/

西表島周辺の観光地TOP3

魅力たっぷりの沖縄へ足を運んだら、ぜひ訪れていただきたいおすすめ観光地をご紹介します。

第1位:水牛とのんびり「由布島(ゆぶじま)」

沖縄県 水牛 

「由布島」は、西表島の向かいにある周囲2.15kmの小さな島。かつては人が居住していましたが、1981年に「由布島植物園」が開園し、現在では西表島を代表する観光スポットのひとつとなっています。

由布島には水牛がゆっくりと歩を進める水牛車にゆられながら、対岸までの400kmを浅瀬の海を渡ります。
帰りの水牛車の時間を待つ間は、島のなかを散策してみましょう。

30種類以上のブーゲンブレアが咲き誇る庭では、色鮮やかな花々を目にしながら散策が楽しめます。水牛の休憩場となる池では、小さな赤ちゃん牛を見ることができることも。

島の南側にある「マンタの浜」は、すぐ目の前にある小浜島をはじめ、天気がよいときには嘉弥真島、石垣島、黒島、新城島とまでも見渡すことができる絶景スポットとなっています。

「由布島」の情報

施設名 由布島
住所 沖縄県八重山郡竹富町古見689
電話番号 0980-85-5470
URL http://www.yubujima.com/

第2位:見渡す限りの絶景「ピナイサーラの滝」

沖縄県 ピナイサーラの滝
落差55メートルの「ピナイサーラの滝」は、西表島を代表する観光スポット。沖縄県にある滝の中でもっとも落差があり、迫力ある姿を見せてくれます。

滝の上からは、見渡す限りの絶景が広がります。西表島一面にひろがる緑のジャングルと、青く輝くの向こうに鳩間島やバラス島までも見渡せる雄大な景色を、森の王様気分でひとりじめしちゃいましょう!

「ピナイサーラの滝」の施設情報

施設名 ピナイサーラの滝
住所 沖縄県八重山郡竹富町字上原
電話番号
URL

第3位:沖縄県で一番長い河川「浦内川」

沖縄県 西表島 浦内川

西表島の中心を流れる「浦内川」。支流をあわせると全長39kmの長さにもなる、沖縄県のなかで一番長い河川です。

浦内川では、遊覧船でのジャングルクルーズやカヌーが楽しめます。マングローブの森の中を突き進む遊覧船から、亜熱帯の植物や動物たちを観察してみましょう。

浦内川をとことん探検するなら、遊覧船が入れない細い支流にも入れるカヌーやカヤックのツアーがおすすめです。

「浦内川ジャングルクルーズ」の問い合わせ先

施設名 西表島ツアーズ
住所
電話番号 050-5306-2021
URL https://iriomote-tour.com/

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西表島の旅館・ホテルTOP3

リゾート気分が満喫できる、優雅な西表島。ゆったり流れる時間に身を任せ、すてきなリラックスタイムを。

第1位:屋外プール&琉球スパ「ホテルニラカナイ」

西表島で、優雅なリゾート気分を満喫したいなら「ホテルニラカナイ」がおすすめ。屋外プールや、沖縄の自然素材を使った琉球スパなど、癒しの時間を過ごすことができます。

ホテルの目の前には、晴れた日には美しい夕焼けを眺めることができる「月が浜」が広がります。

いずれのお部屋も、ゆったりと広く、琉球の柄も取り入れたアジアンテイストのインテリア。天蓋付きのデイベットがあるので、お昼寝や読書をして、お部屋でゆっくりと時間を過ごすのもよいでしょう。

ホテル主催で、カヤックやシュノーケルなどのアクティビティも多く開催されているので、予約時やチェックイン後に相談してみましょう。

おすすめは、無料で参加できる「おめざめマングローブストレッチ」。マングローブに囲まれた川の中裸足で目覚めのストレッチを行えば、きっと快適な1日をはじめられますよ!

「ホテルニラカナイ」の施設情報

施設名 ホテルニラカナイ
住所 沖縄県八重山郡竹富町上原2-2
電話番号 0980-85-7111
URL https://nirakanai-iriomotejima.jp/

第2位:バリ風インテリアと満天の星空「エコヴィレッジ西表」

プライベートビーチに面して建つ「エコヴィレッジ西表」。ロケーション抜群で、部屋のすぐ目の前に海が広がり、夜には満天の星空、朝には海からのぼる朝日を眺めることができます。

お部屋はバリ島から直輸入したアジアンテイストのインテリアでまとめられ、リラックスできる空間です。一室限定のスイートルームには、ジェットバスとデイベッドが付いており、リゾート気分を満喫できます。

「エコヴィレッジ西表」の施設情報

施設名 エコヴィレッジ西表
住所 沖縄県八重山郡竹富高那280-36
電話番号 0980-85-5115
URL http://www.eco-village.jp/

第3位:さながら亜熱帯!「西表島ジャングルホテル パイヌマヤリゾート」

亜熱帯植物のジャングルの中にたたずむ「西表島ジャングルホテル パイヌマヤリゾート」。

窓のすぐ外に原生林がひろがり、川が流れる風景は、日本ではない亜熱帯の国を訪れたかのような気分になれます。館内にある「ジャングルライブラリ」には、亜熱帯の植物に囲まれながら、ゆっくりと読書を楽しむための椅子が準備されています。

かつては「西表温泉」があり「ジャングル風呂」として人気を集めていましたが、残念ながら2012年に閉鎖しました。

「ジャングルホテルパイヌマヤリゾート」の施設情報

施設名 ジャングルホテルパイヌマヤリゾート
住所 沖縄県八重山郡竹富町高那243
電話番号 0980-85-5700
URL https://www.painumaya.com/

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西表島の名物グルメTOP3

沖縄県には南国らしいグルメが満載。常夏を感じながら、ジューシーなマンゴージュースをごくっ! そんな休日、素敵です。

第1位:しぼりたて生マンゴー「美々」

マンゴーの収穫時期に西表島を訪れたなら、「美々」でしぼりたての生マンゴージュースをぜひ! マンゴー農園直営のパーラーだからこそ味わえる新鮮なジュースは、濃厚でマンゴーの旨味が濃縮された絶品の味。店頭ではマンゴーが格安で販売されているので、購入することもできます。

美々のもうひとつのおすすめは、トロトロに煮込んだ軟骨がはいったソーキそば。タコライスなどのお食事もいただけます。

お店は、上原港から歩いて10分ほどの距離にあります。西表島の名物グルメ「美々のマンゴージュース」を味わってみてください。

「美々」の施設情報

施設名 美々
住所 沖縄県八重山郡竹富町上原
電話番号 0980-85-7178
URL https://tabelog.com/okinawa/A4705/A470502/47005014/

第2位:豆腐チャンプルーやイカの墨汁そばなど「唐変木(とうへんぼく)」

西表島でランチを食べるなら、「唐変木」がおすすめ! 豆腐チャンプルー定食やイカの墨汁そばセット、猪汁定食など沖縄料理のほか、カレーや焼きそばなど豊富なメニューがそろっています。

迷ったときには、西表島にのみ生息するカニ「ノコギリガザミ」を使った料理の数々をお試しあれ! 大きなガザミの身がはいった「ガザミ汁」は、濃厚なカニのうまみが味わえます。

ランチの時間を逃した場合は、田芋ケーキなどスイーツもおすすめです。

お店は木々に囲まれ、隠れ家のような居心地のよい雰囲気です。県道からそれたガジュマルの森の中に建っているので、道路の目印を見逃さないよう注意しましょう。

「唐変木」の施設情報

施設名 唐変木
住所 沖縄県八重山郡竹富町字上原749
電話番号 0980-85-6050
URL https://tabelog.com/okinawa/A4705/A470502/47001510/

第3位:珍種?!島魚の変わりダネ寿司「初枝(はつえ)」

「初枝」は西表島の島魚をつかった料理と寿司の店。ピタロー(ハナフエダイ)、タイクチャー(イシチビキ)、ミジュン(ヤマトミズン)など、聞いたことも見たこともないような島魚のお寿司がいただけます。

一品料理では、沖縄料理の数々がそろいます。シャキシャキとした歯ごたえが特徴のシダ科の植物「オオタニワタリ」や、島らっきょの天ぷら。頭からバリバリ食べられるほどカラリと揚がったグルクンの唐揚げ。島魚のマース(塩)煮など、旬の島魚を堪能することができます。

こちらのお店で島魚をたらふく味わってみたいと思ったあなた、西表島は飲食店が少ないので待たずに入りたいなら予約をお忘れなく!

「初枝」の施設情報

施設名 初枝
住所 沖縄県八重山郡竹富町字上原195
電話番号 0980-85-6023
URL https://tabelog.com/okinawa/A4705/A470502/47000362/

西表島のお土産TOP3

沖縄土産の定番といえば、サーターアンダギーやちんすこう。だけどそのほかにも、持ち帰りたいお土産がたくさんありました。

第1位:天然記念物「ヤマネコグッズ」

天然記念物のイリオモテヤマネコに、残念ながら出会えなかった方は、お土産にヤマネコグッズを購入してみては?

大原港の近くにある「ショップ西表島」は小さいながらも、ヤマネコのぬいぐるみやエコバッグ、ピンパッジなど多くのヤマネコグッズに出会うことができます。

「ショップ西表島」の施設情報

施設名 ショップ西表島
住所 住沖縄県八重山郡竹富町南風見201
電話番号 0980-85-5511
URL https://ameblo.jp/shopiriomote/

第2位:濃厚な黒糖風味「西表産黒糖」

沖縄の各島で生産されている「黒糖」。なかでも西表島産の黒糖は、黒糖本来の風味が感じられ、濃厚な味わいがあります。

黒糖はお菓子づくりや料理などさまざまな用途に使えるので、お土産にどうぞ!

「ショップ西表島」の施設情報

施設名 ショップ西表島
住所 住沖縄県八重山郡竹富町南風見201
電話番号 0980-85-5511
URL https://ameblo.jp/shopiriomote/

第3位:『ぷーら』のオリジナル手作り石鹸

草木染めと手織りの店「ぷーら」。植物オイルのみを使ったオリジナルの手作り石鹸が、お土産として人気です。

「手作りハーブ石鹸」は、月桃やハイビスカスなど自然の素材を配合した、アロマの香りのする石鹸。「スペシャルハーブ石鹸」は、配合した海洋深層水のマグネシウムやミネラルといった成分が含まれています。

どちらも、ヤマネコのかわいイラストが描かれた、とてもかわいいパッケージです。おなじ絵柄のTシャツやエコバッグも販売されており、あれもこれもと購入したくなるかもしれません。

「ショップ スオウの木」の施設情報

施設名 ショップ スオウの木
住所 沖縄県八重山郡竹富町南風見 大原港待合所内
電話番号
URL http://pu-ra.com/store/(ぷーらホームページ)

西表島で心に残る体験を

沖縄・西表島の星砂の浜

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人の手が加えられないままの大自然が残る西表島。豊かに流れる川、亜熱帯の木々が繁る森、希少な野生動物たちなど、西表島でしか出会えない風景や体験を味わいに、ぜひ西表島を訪れてみてくださいね。

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