鳴子御殿湯駅前にカフェ「YON」オープン!なるみ4代目夫婦の挑戦

宮城県・鳴子温泉郷の「鳴子御殿湯」駅前。2023年4月に「喫茶と土産 YON」がオープンしました。

老舗のお土産屋さん「なるみ」の4代目夫婦がお店の一角に作った、居心地の良いカフェ&ショップ。

列車の待ち時間や湯上がりに、オリジナルのブレンドコーヒーはいかがでしょうか。

大きな窓から差し込む光が心地よい

明るくてちょっと懐かしい雰囲気の「なるみストアー」の中に、おしゃれ空間が誕生しました。

テーブルが2つと、カウンターが4席。お店のレジで注文し、席につきます。

カウンターの下には電源コンセントがあり、列車の待ち時間にちょっとした作業をできそうです。

ホットコーヒーは酸味を利かせたブレンドと、あっさり飲みやすいシングルの2種類。アイスコーヒーは、飲む温泉水「まつばら源泉」で水出ししたCold Blewがあります。

今回は、シングルとスコーンをいただきました。

コーヒーはあっさりした飲み口ですが、しっかりコクがあります。

お菓子に合うようオリジナルでブレンドした豆を、その場でドリップしてくれます。

スコーンは4種類あり、温めて出してくれます。今回選んだ「栗と黒糖」は、刻んだ栗がたくさん入っていて贅沢な味。サクッホロッとした食感がクセになって、止まらなくなります。

コーヒーは持ち帰りもでき、飲みきれなかった分は宿や列車の中で飲んでもよいでしょう。

コーヒー豆やお土産の販売も

この日は寒の戻りのような肌寒い日でしたが、コーヒーを飲んだらポカポカと暖まってきました。

人心地ついて、お店の中を歩いてみます。

「喫茶と土産」の名前の通り、木製の棚にお土産が並んでいます。雑貨やコーヒーなど、なるみストアーとは違った品揃えで新鮮です。

赤と緑のショップカードとともに、2種類のコーヒー豆が販売されていました。自宅でもYONのコーヒーを楽しめます。

木の質感が感じられるクラフト調の食器も並んでいます。

2021年に作られた「もりたび手ぬぐい」は、旅館で昔使われていた浴衣のデザインを復刻したもの。今使ってもスタイリッシュで、当時の人のセンスを感じます。

Uターンした4代目夫婦の思い

お土産屋さん「なるみ」といえば、自家製の「大栗だんご」や「なるまん」「くろまる」で知られる和菓子のお店。

これらの定番商品が生まれたのは、先代である3代目がお菓子の製造に取り組んだおかげです。そして、4代目夫婦はカフェに挑戦しました。

訪れたのは開店2日目でしたが、お菓子作りからコーヒーのドリップまで、二人でカウンターに立つ姿がすっかり馴染んでいます。

二人で話し合いを重ねながら、お店のコンセプトからメニューまで決めて、準備していったそうです。

YONの名前には、4代目であることと、「You Our Naruko」として鳴子を訪れる人と一緒に鳴子の楽しみ方を作り出していくという意味が込められています。

 

この投稿をInstagramで見る

 

喫茶と土産[YON](@yon_naruko)がシェアした投稿


若旦那は写真が得意。Instagramも必見です。

もちろん、定番のお菓子も販売されています。

私が鳴子に来たら必ず買っている「なるまん」は、大きな栗が丸ごと一つ入った食べごたえのある温泉饅頭です。

生地にも餡にも胡麻がたっぷり使われた「くろまる」も無性に食べたくなる味!

「大栗だんご」はできたてを包んでくれて、温かいうちに頬張るのが最高。土日は個包装でも買えるので、YONのコーヒーと一緒にいただくのも良いでしょう。

「喫茶と土産 YON」の詳細情報

施設名 「喫茶と土産 YON」
住所 宮城県大崎市鳴子温泉鷲ノ巣87-2
電話番号 0229-83-2362(なるみ)
営業時間 金・土 11:00〜16:00
日・月 9:30〜16:00
定休日 火〜木曜日
アクセス JR陸羽東線「鳴子御殿湯」駅前
東北自動車道「古川IC」から国道47号線経由で約40分
URL https://yon947.com/

「おみやげの店 なるみ」の詳細情報

施設名 「おみやげの店 なるみ」
住所 宮城県大崎市鳴子温泉鷲ノ巣87-2
電話番号 0229-83-2362
営業時間 9:00~18:30
定休日 不定休(月曜休みのことが多いです)
アクセス JR陸羽東線「鳴子御殿湯」駅前
東北自動車道「古川IC」から国道47号線経由で約40分
URL https://www.narumi3.com/

新しいお店が続々オープン!鳴子温泉郷のグルメ情報