新潟県のおすすめ日帰り温泉ランキングTOP5!個室貸切風呂も?【2017年版】

月岡温泉 陶器風呂

水平線まで続く日本海から、豪雪地帯の山間部まで、新潟は数々の絶景が見られる風情に富んだところ。県内全域に点在する温泉地にも、豊かな自然があふれています。今回は、自然の眺望が楽しめる新潟のおすすめ日帰り温泉を紹介します。

新潟にある温泉地の数は全国3位

新潟のイメージというと、特産のお米や地酒が真っ先に思い浮かんでくるでしょう。でも、新潟県観光協会によると、新潟は日本で3番目に温泉郷の数が多いエリアでもあります。温泉通ならまだしも、温泉に詳しくない人から見れば、驚きの情報と言えるかもしれません。

実際、道後・別府・城崎・草津など、事あるごとに名湯として名前があげられる温泉地に、新潟が含まれることはそう多くありません。越後湯沢にしても、温泉よりウインタースポーツで注目を浴びているエリアです。ところが新潟には、日本海の絶景が望める瀬波温泉や開湯1200年の歴史を誇る五頭温泉郷など、独特の魅力を備えた温泉郷が多く集まっています。

また、高濃度の硫黄成分を含む源泉が見られるのも、新潟県の温泉の特徴でしょう。新潟は、一泊しなくても十分にくつろげる日帰り温泉宿の宝庫。なかには、貸切風呂でゆったり過ごせる日帰り温泉宿もあります。

新潟県のおすすめ日帰り温泉宿ランキングTOP5

新潟県のおすすめ日帰り温泉宿ランキングTOP1 月岡温泉 白玉の湯 泉慶

月岡温泉にある白玉の湯 泉慶は、神秘的なエメラルドグリーンのお湯で話題を呼んでいる温泉旅館。泉質は硫黄泉で、含まれている硫黄の成分は日本随一という調査結果が出ています。この宿の自慢は、そうした良質なお湯が湧く自家源泉を保有していること。日帰りで名湯のお湯に浸かりたい人に、ぜひおすすめしたい宿と言えるのです。

白玉の湯 泉慶にある温泉浴場は男湯と女湯の2つ。男湯は露天風呂が1つと内湯が2つ、女湯は露天風呂と内湯が1つずつという構成になっています。日帰りで温泉を利用する場合は、宿が設定する日帰りプランを選択しましょう。館内の食事処「越後料亭 旬熹楽」で食事がいただけるプランで、創作会席(6,000円税抜)と和会席(5,000円~8,000円税抜)の2コースが用意されています。

なお、この日帰りプランは創作会席は3名から、和会席は5名から予約可能です。家族やグループで贅沢なひと時が過ごせます。

施設名 白玉の湯 泉慶
住所 新潟県新発田市月岡453
電話番号 0254-32-1111
URL https://www.senkei.com/



硫黄泉について

新潟県のおすすめ日帰り温泉宿ランキングTOP2 瀬波温泉 大観荘せなみの湯

日本海の絶景を見ながら露天風呂に浸かれるのは、瀬波温泉にある大観荘せなみの湯。旅館の目の前は海岸で、壮大なスケールの日本海が遥か彼方まで広がっています。瀬波温泉の開湯は1904年。驚くほど古い歴史をもつというわけではありませんが、海辺の景色が楽しめる温泉郷として人気をはくしてきました。また、93度という高温の温泉が湧き出ることでも知られています。温泉郷には5ヶ所の源泉があり、いずれも泉質は塩化物泉です。平均の湯温は86.3度。「熱の湯」という通称で呼ばれているのも納得できます。

大観荘せなみの湯にある大浴場は男女別で、それぞれに内湯と露天風呂が完備されています。注目はやはり日本海の絶景が目にできる露天風呂でしょう。爽快感あふれる眺めは申し分なし。露天風呂では、潮騒に耳を傾けながら温泉風情が楽しめます。

また、水平線に沈む夕日も、ぜひじっくり目に焼き付けておきたい光景。落日が近づくにつれ、オレンジ色の帯が薄暮の海面から徐々に消えていきます。一方、3階にある「天風の湯」は、さらに豊かな眺望に恵まれたお風呂。1階の大浴場は岩風呂ですが、天風の湯は趣の違った檜風呂になっています。日帰りでの入浴料は、一律1,000円(3歳以上)。さらなる贅沢を求めたい人には、50分5,400円の貸切風呂がぴったりでしょう。

施設名 瀬波温泉 大観荘せなみの湯
住所 新潟県村上市瀬波温泉2-10-24
電話番号 0254-53-2131
URL https://www.taikanso.senaminoyu.co.jp/

塩化物泉について

新潟県のおすすめ日帰り温泉宿ランキングTOP3 瀬波温泉 夕映えの宿 汐美荘

夕暮色に染まる日本海は、瀬波温泉にある宿が自慢としている景観。続けて紹介する夕映えの宿 汐美荘もこの温泉郷にある絶景宿で、公認の夕映えソムエリアが常駐するユニークな温泉宿として人気があります。

汐美荘から見る落日はまた格別な味わい。それもそのはず、この宿は2009年に全国紙が主催した「何でもランキング」で、日本一夕日が美しい宿に輝いているのです。圧巻は日本海を一望できるガラス張りのラウンジ。その幅は約100メートルで、館内にいながら日本海の大パノラマが観賞できます。

気になる温泉浴場も見ごたえ十分。男湯は露天風呂3つに内湯1つ、女湯は露天風呂2つに内湯1つとなっています。夕日にくわえ、汐美荘は瀬波温泉のお湯にも誇りを持っている宿。館内には「温泉湯師」と呼ばれるスタッフがいて、大浴場や瀬波温泉のことについて詳しい話を披露してもらえます。日帰り温泉の料金は大人1,000円・小人500円で、利用時間は10:00~16:00と18:00~20:00。備え付けのフェイスタオルは無料ですが、バスタオルは有料での貸出しになります。

施設名 夕映えの宿 汐美荘
住所 新潟県村上市瀬波温泉2-9-36
電話番号 0254-53-4288
URL https://www.shiomiso.co.jp/

新潟県のおすすめ日帰り温泉宿ランキングTOP4 まつだい芝峠温泉 雲海

近年、日本では雲海が見られる峠や山への観光がちょっとしたブームとなっています。十日町市にある、まつだい芝峠温泉の雲海は、その名の通り雲海が見られる温泉旅館。展望露天風呂が何よりの自慢で、眼下に広がる幻想的な雲海の絶景が満喫できます。

日帰り温泉の利用時間は、夏が10:00~20:00、冬が10:00~18:00。雲海が楽しめるのは主に早朝ですが、気象条件が整えば日中でも雲海を目にすることができます。また、雲海が発生しなくても、展望露天風呂からの眺めは爽快の一言。魚沼地方に連なる山並みは壮観で、新潟県の山岳エリアの雄大さがひしひしと伝わってきます。

この旅館にある温泉浴場は、展望露天風呂と内湯の2つ。日帰りでの利用料金は、大人600円・小人300円(小学生)となっています。湯上り後の楽しみは、食事処「見晴らし」でのグルメでしょう。畳が敷かれた「見晴らし」の広さは100畳。和食が中心で、ラーメン・小鉢料理・天ざるそば・天ぷらうどん・おでんなどがオーダーできます。

施設名 まつだい芝峠温泉 雲海
住所 新潟県十日町市蓬平11-1
電話番号 025-597-3939
URL http://shibatouge.com/

新潟県のおすすめ日帰り温泉宿ランキングTOP5 村杉温泉 長生館

村杉温泉・今板温泉・出湯温泉の3湯からなる五頭温泉郷は、新潟でもっとも古い歴史を誇る閑静な温泉郷。最後に紹介する長生館は、開湯700年の歴史を刻む村杉温泉の温泉旅館です。村杉温泉の特徴は、高濃度のラドンが含まれていること。長生館ではそのラジウム温泉を、日本庭園が望める大露天風呂で存分に満喫できます。

大露天風呂は男女別での利用ですが、驚くのはその広さ。男女合わせると1000坪の規模になり、男湯も女湯も、大小の石組みがめぐらされた豪快な造りになっています。

日帰りでの入浴料は、大人1,000円(中学生以上)・小人600円(小学生以下)。利用時間は11:00~14:00と18:00~20:00の2部制になっています。さらに優雅な時間が送れるのは、3棟ある茶室風の貸切露天風呂。森の癒し湯・木里の寝湯・茜瓦の湯の3つが用意されていて、料金は1棟45分につき2,500円です。日帰りで貸切露天風呂を利用するには、食事付きプランへの予約が必要となります。

施設名 村杉温泉 長生館
住所 新潟県阿賀野市村杉4632-8
電話番号 0250-66-2111
URL http://www.chouseikan.co.jp/

絶景が楽しめる新潟の日帰り温泉

月岡温泉 陶器風呂
新潟で人気の日帰り温泉宿をまとめてみると、絶景を謳う温泉地や宿泊施設が多いことに気づくでしょう。新潟は海と山に恵まれた自然あふれるところ。それだけに、自然に包まれながら温泉に浸かれる宿が数多くそろっているのです。特に、日本海の夕日や雲海が見られる露天風呂では、神秘的な体験ができるはず。心も体もリフレッシュできること請け合いです。

新潟県の温泉地情報はこちら

新潟県のおすすめ観光スポットはこちら

新潟県のお土産情報