三朝温泉の日帰りおすすめ温泉ランキングTOP5|カップルでも家族連れでも

「三朝温泉」は、鳥取県東伯郡三朝町にある温泉街です。鳥取市の西方のやや日本海から山側に入ったところにある温泉です。

鳥取空港(鳥取砂丘コナン空港)から1時間程度。周辺には大山、境港、鳥取砂丘などもあり、鳥取観光の拠点として利用されています。

関西、中国地方から近く、車で訪れ日帰りで温泉を楽しむ方たちも多く、人気の高い温泉です。今回は、そんな三朝温泉の日帰りのおすすめランキングトップ5をご紹介します。

三朝温泉の歴史と魅力

もみじ 温泉

三朝温泉は1163年に開湯されたと言われていますが、「出雲風土記」にもその名が記された部分があり、それよりもかなり古い時期から温泉として知られていたのではないかともささやかれています。「いなばの白うさぎ」の神話で知られた伯耆の国にあり、その当時から温泉の存在は知られていたのでしょう。

明治以降には与謝野鉄幹、晶子夫婦や野口雨情、志賀直哉、島崎藤村などの文人などもよく訪れています。温泉街には、昔からの情緒を残す店が多く残っており、何故か「ほっ」とした感覚を覚える温泉地です。

温泉街を横切る三徳川の両岸に旅館が立ち並んでおり、浴衣姿の方々が温泉街を散策している姿もこの風情によく似合っています。明治以降の文人たちに愛されたのもこの風情だったのでしょう。

観光スポットの拠点としての性格とは別に、長期の温泉療養地としても知られており、長期滞在での療養施設も多くあります。

また、羽田空港から2時間20分と比較的早く着くことができますので、関東から日帰りも可能な温泉です。山陰本線の倉吉駅からバスで20~25分で行ける距離にあり、関西などからの日帰り利用の多い温泉場でもあります。

三朝温泉の温泉の特徴

三朝温泉は、三朝町の住宅街にその源泉があり、街の方々もほとんどがその温泉を利用されています。この三朝温泉の泉質は、「ナトリウム・塩化物泉」と「単純温泉」ですが、これらにはラジウム、ラドンなどの放射性物質が含まれており、世界でも有数の「放射能泉」となっています。従って、三朝温泉の売りはラドン温泉と言われているのです。

長期療養施設などもたくさんあり、この「放射能泉」を利用した温泉療法が行われています。ナトリウム・塩化物泉は日本で最も多い泉質で体を温めることで湯冷めしにくいのが特徴の温泉です。湯冷めしにくいことにより、体の血流が改善され、お肌を美肌にしてくれたり、血管系疾患の予防にもなります。

また、三朝温泉は「放射能泉」で、効果効能としては、痛風や高血圧症、動脈硬化症などの血管系疾患や、慢性皮膚病、慢性婦人病、慢性胆嚢炎、胆石症などにもよいとされています。とくに、ホルミシス効果と言われる微量の放射線を受けることで細胞が活発化し、新陳代謝も活発化し、自然治癒力を高めてくれます。

そのため、この三朝町地区の住民のがん発生率は全国平均の1/2というデータもあるそうです。

三朝温泉の日帰り温泉ランキングTOP5

三朝温泉には、日帰り入浴が多くの宿で楽しめます。世界でも有数の放射能泉の効果効能を求めてたくさんの方々が日々訪れているのです。山陰地方の観光の際に立ち寄って湯に浸かってから帰るという方も多いようです。

今回はそんな三朝温泉で、日帰入浴可能な温泉のランキングTOP5をご紹介します。

第1位:素敵な露天風呂と大浴場を存分に味わえる「三朝温泉後楽」

「三朝温泉後楽」は、素敵な露天風呂と大浴場を存分に味わえる温泉旅館です。日帰りの場合は、15時から21時まで利用することができ、日帰り料理付きプランもあり、地元の食材をふんだん使ったおいしい料理もいただけると評判の旅館です。

空いている場合には、貸切の家族風呂も利用することができますので、電話などで確認して予約しておくとよいでしょう。カップル、家族連れでみんなで楽しめます。日帰りのみの場合は、入浴料は大人800円、小人・幼児400円で乳児は無料です。

さらに温泉旅館の外観には歴史感じさせる門があり、鳥取県東部の因幡地方の徳田家の伝統的な建物を移築した長屋門と言われるものだそうです。

「三朝温泉後楽」の施設情報

施設名 三朝温泉後楽
住所 鳥取県東伯郡三朝町三朝972-1
電話番号 0858-43-0711
URL http://www.misasa-kouraku.co.jp/

第2位:回遊式の日本庭園もあり、心身ともに癒される温泉「依山楼岩崎」

三朝温泉の「依山楼岩崎(いざんろう いわさき)」も日帰りが楽しめる温泉旅館です。平日は14時から21時まで、土日祝日は11時から15時まで利用することができます。広いラジウム温泉の大浴場や回遊式大庭園露天風呂もあり、ラドンを吸い込みやすいようにと工夫されたミストサウナもあります。

また、回遊式の日本庭園もあり、温泉だけでなく心身ともに癒される温泉です。日帰りでも予約すれば、ミニ懐石の料理付きプランが5,000円からあり、鳥取、山陰観光で疲れた体を癒すことができます。山陰の食材をたっぷり使ったミニ懐石はおいしいと評判だそうです。

「依山楼岩崎」の施設情報

施設名 依山楼岩崎
住所 鳥取県東伯郡三朝町三朝365-1
電話番号 0858-43-0111
URL https://izanro.co.jp/

第3位:元湯からダイレクトに源泉を引いた温泉「かがり火の宿 有楽」

三朝温泉の「かがり火の宿 有楽」は、元湯からダイレクトに源泉を引いた温泉で湯量豊富な温泉が楽しめる温泉旅館です。日帰りの場合は、16時から21時まで利用でき、山陰の海の幸を使った料理を楽しむプランも用意されています。とくに、山陰の高級魚「のどくろ」が食べられると人気です。

広い大浴場や自然に囲まれた露天風呂を楽しむこともできます。さらに空いていれば、貸切の露天風呂も利用できます。カップルや家族には最適な温泉旅館です。平日が狙い目でしょう。山陰の観光スポットをめぐって疲れた体をラドン浴で癒して帰ることが出来ますよ。

「かがり火の宿 有楽」の施設情報

施設名 かがり火の宿 有楽
住所 鳥取県東伯郡三朝町三朝642-1
電話番号 0858-43-1121
URL https://www.misasa.info/

第4位:広い大浴場や露天風呂が日帰りでも利用可能!「斉木別館」

三朝温泉の「斉木別館」は、湯快リゾートグループの温泉ホテルで、日帰りでも広い大浴場や露天風呂を利用することができます。予約が必須ですが、貸切の露天風呂もありますので、カップル・家族連れでゆっくりとくつろぐこともできます。

日帰り入浴は45分で2,500円と、リーズナブルな価格も魅力です。

日帰り入浴で温泉のみ楽しみたい場合は、大人の入浴料1,500円、小人(3歳~小学生)750円になります。予約が必要ですが、食事付の場合には5,575円から入浴することができます。営業時間は、11時から21時までになります。大山に登った帰りに、このラドン温泉で体の疲れをとって帰りましょう。

「斉木別館」の施設情報

施設名 斉木別館
住所 鳥取県東伯郡三朝町山田70
電話番号 0570-550-391
URL https://yukai-r.jp/saikibekkan/

第5位:河原に設けられた混浴露天風呂「河原風呂」

最後は温泉旅館ではなく、公衆浴場になりますが、混浴露天風呂を楽しむことのできる温泉「河原風呂」です。三徳川の三朝橋のほとりにあり、河原に設けられた露天風呂になります。入湯料は無料。露天風呂2つに足湯が1つあり、24時間楽しめます。

三朝温泉のシンボル的な存在ですが、さすがに橋や温泉旅館から丸見えということもあり、入っているのは実際には年配の男性の方が多いのですが、女性でも足湯だけする方も多いです。しかし周りを見渡せば風情ある絶景。紅葉シーズンの入浴は最高ですね。

「河原風呂」の施設情報

施設名 河原風呂
住所 鳥取県東伯郡三朝町三朝903-1
電話番号 0858-43-0431(三朝温泉観光協会・三朝温泉旅館協同組合)
URL http://spa-misasa.jp/enjoy/

三朝温泉で山陰観光と日帰り温泉を満喫!


三朝温泉は三徳山とともに近年「日本遺産」に記念すべき第一号として登録されたことでも有名。日本を代表する観光スポットでもあり、特徴的なラジウム泉の効果効能を求め多くの人々が治癒に訪れています。

大山、鳥取砂丘、境港などの観光スポットをめぐって疲れた体を三朝温泉で癒して帰りましょう。

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