上野の人気おすすめ日帰り温泉&銭湯ランキングTOP10!宿泊も?

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芸術、自然、グルメなど、東京の「上野」は多岐に渡るジャンルで1日観光が楽しめるエリア。行楽客で活気づく観光名所がある一方で、下町風の落ち着いた景観もあちこちで目にできます。

銭湯はそうした下町風の上野を象徴する施設。さらには観光でもビジネスでも使える宿泊可能な日帰り温泉施設も見られます。今回はゆったりくつろげる上野の銭湯と日帰り温泉施設をご紹介していきましょう。

上野の銭湯と日帰り温泉の特徴

上野にある銭湯の入浴料は、物価統制令の規定にもとづいており原則的に同一額。大人(12才以上)4670円、中人(6才~12才)180円、小人(6才未満)80円という料金体系になっています。

「台東区浴場組合連合会」の公式情報によれば、「上野駅」周辺にある銭湯は、東上野2軒、上野1軒、池之端1軒、入谷1軒とやや少な目。とはいえ、元浅草や松が谷といった近隣のエリアを含めれば、利用できる銭湯の選択肢も増えるでしょう。

日帰り温泉施設があるのは、「上野駅」から「御徒町駅」にかけてのエリア。宿泊可能な店舗が数軒見られます。

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上野の人気おすすめ日帰り温泉&銭湯ランキングTOP10

それでは、上野で人気がある銭湯と日帰り温泉施設をご覧いただきましょう。観光がてらに利用しておきたい銭湯がそろっています。

上野の人気おすすめ日帰り温泉&銭湯ランキング第1位:「寿湯」

まずご紹介するのは、東上野5丁目にある「寿湯」。寿湯の魅力は上野ののどかな日常風景が感じられる点にあり、「上野駅」から徒歩7分、東京メトロ銀座線の「稲荷町駅」から徒歩2分の住宅エリアに建っています。

湯船は男湯も女湯も、白湯の主浴槽、薬風呂、水風呂、露天風呂という構成。主浴槽は仕切り付きで、超音波風呂、寝風呂、マッサージ風呂の仕様です。

併設のサウナは200円の別料金。女湯は遠赤外線サウナ、男湯は遠赤外線サウナと塩サウナの2タイプになっています。

「寿湯」の施設情報

施設名 寿湯
住所 東京都台東区東上野5-4-17
電話番号 03-3844-8886
駐車場 なし
営業時間 11:00〜深夜1:30(最終受付:深夜1:05)
定休日 第3木曜日
料金 大人500円、小学生200円、未就学児100円
URL http://www7.plala.or.jp/iiyudana/

上野の人気おすすめ日帰り温泉&銭湯ランキング第2位:「六龍鉱泉」※閉店

「六龍鉱泉」は、2020年8月15日に閉館しました。

貫禄が備わったたたずまいで独特な存在感を示しているのは、池之端3丁目にある「六龍鉱泉」。「上野の銭湯と日帰り温泉の特徴」でお見せした画像が六龍鉱泉の外観で、最寄り駅の東京メトロ千代田線「根津駅」からは徒歩7分の距離です。

「六龍鉱泉」は1931年に創業した上野を代表する老舗の銭湯。浴場の壁には「錦帯橋」の山水画が描かれています。

湯船は熱湯とぬる湯の2タイプで、使われているお湯は鉱泉を沸かしたもの。黒みがかった特徴的な色合いを帯びています。

上野の人気おすすめ日帰り温泉&銭湯ランキング第3位:「燕湯」

上野3丁目にある「燕湯」は、国指定有形文化財に登録されている由緒ある銭湯。「御徒町駅」から歩いて5分のビル街に位置し、貴重な石材を使った浴場で注目を集めています。

燕湯の最大の見どころは、浴槽に沿うように積み上げられた富士山の溶岩。溶岩の色合いや質感がそのまま生かされた空間演出で、はじめて燕湯を訪れる人はその迫力に驚くことでしょう。ペンキ絵として描かれているの富士山も壮麗な雄姿を見せています。

脱衣所は木の温もりが感じられるレトロな眺め。また燕湯では朝湯も実施しています。

「燕湯」の施設情報

施設名 燕湯
住所 東京都台東区上野3-14-5
電話番号 03-3831-7305
駐車場 なし
営業時間 6:00〜20:00
定休日 月曜日、第2・第4火曜日
料金 大人500円、小学生200円、未就学児100円
URL https://www.1010.or.jp/map/item/item-cnt-82

上野の人気おすすめ日帰り温泉&銭湯ランキング第4位:「サウナホテル ニュー大泉 稲荷町店」

日帰り入浴にくわえサウナが楽しめるのは、東上野6丁目にある「サウナホテル ニュー大泉 稲荷町店」。もちろん宿泊も可能で、東京メトロ銀座線「稲荷町駅」から徒歩1分と、アクセスのよさにも恵まれています。

浴場はジェット風呂とサウナを主体としたゆとりのある造り。食事がいただけるレストルームやマッサージチェアが並ぶ休憩室も用意されています。

個室カプセルは宿泊者限定ですが、日帰りでも仮眠室の利用は可能。浴場の利用は入店後8時間までなので注意しましょう。

「サウナホテル ニュー大泉」の施設情報

施設名 サウナホテル ニュー大泉 稲荷町店
住所 東京都台東区東上野6-2-8
電話番号 03-3841-2555
駐車場 なし
営業時間 5:00~23:00
定休日 年中無休
料金 大人1,950円(3時間コース1,300円)
URL http://ooizumi.info/70552/%E7%A8%B2%E8%8D%B7%E7%94%BA%E5%BA%97/

上野の人気おすすめ日帰り温泉&銭湯ランキング第5位:「白水湯」※休業中

入谷エリアで銭湯を探すなら、入谷1丁目にある「白水湯」を訪ねてみましょう。東京メトロ日比谷線の「入谷駅」から徒歩5分の裏路地に建っています。

湯船のタイプは、超音波風呂、バイブラ風呂、座風呂など。無料で利用できるサウナも併設されています。

浴場のタイル絵は鶴。脱衣所には、銭湯の定番ともいえるお釜型のドライヤーもあります。

※2022年8月現在、休業中です。

「白水湯」の施設情報

施設名 白水湯
住所 東京都台東区入谷1-21-12
電話番号 03-3872-0853
駐車場 なし
営業時間 15:00〜深夜1:00
定休日 月曜日
料金 大人500円、小学生200円、未就学児100円
URL https://www.1010.or.jp/map/item/item-cnt-89

上野の人気おすすめ日帰り温泉&銭湯ランキング第6位:「日の出湯」

個性的な銭湯が好みの人には、東京メトロ銀座線「稲荷町駅」から歩いて2分の「日の出湯」がおすすめ。江戸時代末期の創業と伝えられていますが、現在はビル型銭湯のスタイルになっています。

日の出湯の自慢は、男湯と女湯にある古代檜を使った貴重な湯船。お湯は地下100メートル以上の地点から湧出している天然水を沸かしたものです。

日の出湯は2階建ての構造。2フロアを男湯と女湯に分け、1週間ごとに男女が入れ替わる仕組みです。1階にはスチームサウナがあり、2階には岩造りの露天風呂が設置されています。

「日の出湯」の施設情報

施設名 日の出湯
住所 東京都台東区元浅草2-10-5
電話番号 03-3841-0969
駐車場 なし
営業時間 15:00〜24:00(最終受付23:40)
定休日 水曜日
料金 大人500円、小学生200円、未就学児100円
URL https://hinodeyu.com/

上野の人気おすすめ日帰り温泉&銭湯ランキング第7位:「大久保湯」※休業中

1935年前後に創業した「大久保湯」は、昔から地元の人たちに親しまれている街中の銭湯。松が谷3丁目にあり、東京メトロ日比谷線の「入谷駅」からは歩いて10分ほどの道のりです。

大久保湯のこだわりは、現在でも薪を使ってお湯を沸かしていること。浴場のペンキ絵は富士山で、日替わり風呂では柚子やじっこうを使った薬湯に浸れます。

※2022年8月現在、休業中です。

「大久保湯」の施設情報

施設名 大久保湯
住所 東京都台東区松が谷3-13-10
電話番号 03-3844-6369
駐車場 無料
営業時間 12:30〜24:00
定休日 金曜日
料金 大人500円、小学生200円、未就学児100円
URL https://www.1010.or.jp/map/item/item-cnt-90

上野の人気おすすめ日帰り温泉&銭湯ランキング第8位:「帝国湯」※休業中

「上野駅」からは少々離れますが、蔵前橋通りに面して建つ「帝国湯」もぜひ訪れておきたい銭湯のひとつ。東京メトロ日比谷線の「仲御徒町」から徒歩12分のところにあり、レトロモダンな赤レンガの外壁が目印になっています。

脱衣所は白をベースにした配色で、フロアは板張り。旧式の体重計が今でも現役で使われています。

浴場のペンキ絵はヨーロッパの清流と山並み。薬風呂は週単位での入替えで、湯船のお湯は熱めです。

※2022年8月現在、休業中です。

「帝国湯」の施設情報

施設名 帝国湯
住所 東京都台東区浅草橋5-23-8
電話番号 03-3851-2785
駐車場 なし
営業時間 15:00〜24:00
定休日 月曜日
料金 大人500円、小学生200円、未就学児100円
URL https://www.1010.or.jp/map/item/item-cnt-113

上野の人気おすすめ日帰り温泉&銭湯ランキング第9位:「サウナ&カプセルホテル ダンディ」※休業中

男性限定での利用ですが、日帰り入浴なら上野2丁目にある「サウナ&カプセルホテル ダンディ」も見逃せない店舗。サウナ、カプセルルーム、ダイニングバーなどの施設が整っています。

大浴場は7階にあり、上野の夜景を眺めながら浸かる露天風呂は格別な体験となるはず。バイブラ風呂や水風呂なども利用できます。

カプセルルームは、スタンダード、スーペリア、デラックスの3タイプ。スーペリアとデラックスには、老舗布団メーカーと共同で開発したこだわりの寝具が採用されています。

「サウナ&カプセルホテル ダンディ」の施設情報

施設名 サウナ&カプセルホテル ダンディ
住所 東京都台東区上野2-6-11 エッグビル6F
電話番号 03-3839-8100
駐車場 なし
営業時間 早朝入浴5:00~10:00(12:00まで利用可)、普通入浴10:00~23:00、深夜入浴23:00~翌10:00
※改装工事のため休業中
定休日 年中無休
料金 早朝1,000円、普通入浴1,800円、深夜入浴2,800円
URL https://u-excellent.com/dandy/index.html

上野の人気おすすめ日帰り温泉&銭湯ランキング第10位:「カプセルネット おもてなしのお宿」

最後にご紹介するのは、上野6丁目にある「カプセルネット おもてなしのお宿」。「上野駅」と「御徒町駅」のほぼ中間にあり、宿泊施設、浴場、サウナ、レストラン、リラクゼーション施設などがそろっています。

地下1階にあるサウナと浴場は24時間利用が可能で、ジェットバスを中心とした構造。入浴の際にはラウンジも使用できます。

4階には男性専用、5階には女性専用の完全プライベート個室も完備。コインランドリーも併設されています。

「カプセルネット おもてなしのお宿」の施設情報

施設名 カプセルネット おもてなしのお宿
住所 東京都台東区上野6-8-20
電話番号 03-3834-3850
駐車場 なし
営業時間 24時間
定休日 年中無休
料金 個室:60分600円、3時間1,320円。そのほか複数のコースあり
URL https://g-customa.com/shop/ueno.php

上野の魅力

「上野」の何よりの魅力は、1日では回りきれないほど多くの観光スポットが集まっていること。2016年に「ル・コルビュジエの建築作品」の構成資産として、「国立西洋美術館」が世界遺産に登録されたことは記憶に新しいところですよね。

観光と並んで注目しておきたい上野の魅力は、和洋中のジャンルが充実したグルメ。「上野精養軒」は言わずもがな、「不忍池」沿いに並ぶ老舗の料亭から「上野駅」周辺の繁華街に軒を連ねるスタンディングの居酒屋まで、さまざまなシチュエーションでグルメが堪能できます。

銭湯の行き帰りに、上野の観光スポットを散策してみてはいかがでしょうか。

上野にある銭湯と日帰り温泉でリフレッシュ


公園、動物園、美術館、博物館、寺社仏閣、商店街、グルメなど、さまざまなシーンで楽しいひと時が送れる上野。とくに観光では、1日動いているとどうしても疲れが出てきますよね。そうしたときに活躍してくれるのが、今回ご紹介した銭湯や日帰り温泉。地元ムード満点の銭湯、スパサロンのような居心地の日帰り温泉など、好みのスタイルで心身ともにリフレッシュできます。

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安全で楽しい温泉旅行を! 温泉施設の新型コロナウイルス対策ガイドライン

入店から脱衣所まではマスク着用、入浴中は会話を控える「黙浴」「黙サウナ」、長時間の利用は控えるなどのコロナ対策が提唱されています。

それぞれでできる対策を取りながら、安全で楽しく銭湯を楽しみましょう。