赤穂温泉が人気の3つの理由! 旅館や観光情報から名物グルメ&お土産についても

赤穂温泉 忠臣蔵

こんにちは、温泉ライターの山口です。今回は兵庫県赤穂市の赤穂温泉についてご紹介します。「赤穂」といえば元禄時代の大ヒット戯曲「忠臣蔵」の舞台。歴史好きと温泉好きには興味深いスポットです。

本記事で掲載している情報は公開当時のものです。最新の情報とは異なる可能性がありますので、あらかじめご了承ください。

赤穂温泉の歴史や特徴

赤穂城

「忠臣蔵」は、赤穂浪士47人によって主君の仇を打ち取った江戸を揺るがす大事件。300年以上経った現在でもドラマや映画などで度々描かれています。江戸城・松の廊下にて吉良上野介に斬りかかった浅野内匠頭の居城・赤穂城は現在の兵庫県赤穂市にあり、そこに名湯「赤穂温泉」があります。別名「赤穂御崎(あこうみさき)温泉」とも呼ばれ、瀬戸内海国立公園の御崎を見下ろす傾斜地にあります。

開湯は1969年と新しく、温泉宿7軒の小さな温泉地。周辺には、天然記念物「生島」や「小豆島」など豊かな自然があり、夕暮れ時は瀬戸内海がオレンジに染まる絶景を眺望します。

赤穂浪士が祀られている「花岳寺」をはじめ、「大石長屋門」など忠臣蔵に関連した歴史的エピソードなど、江戸時代の文化を学べるスポットが数多くあります。また赤穂市は全国でも有数の「塩」の名産地として広く知られています。

赤穂温泉の泉質

赤穂温泉 泉質

赤穂温泉の泉質は「カルシウム塩化物泉」や「放射能泉」など。カルシウム塩化物泉は日本でも数少ない泉質で、塩辛いのが特徴。殺菌作用が高く、効果効能は切り傷、やけど、慢性皮膚病など。放射能泉は微量の放射能を含み、ガンなどに効果が期待できる泉質で、疲労回復や冷え性などに効果効能があります。

赤穂温泉が人気の3つの理由

赤穂温泉 桜

ここからは赤穂温泉が人気である理由をご紹介!

理由1:季節の楽しみ

春は桜、ツツジ、梅が所狭しと咲き誇り、美しい草木と瀬戸内海の景色は旅情感たっぷり。夏は潮干狩り、海水浴、釣りやウィンドサーフィンなど海が活況を呈します。秋になるとさまざまなお祭り、冬は忠臣蔵パレードなど、四季を通して楽しめるのが赤穂温泉の魅力です。

理由2:食の楽しみ

美味しい「食」も赤穂の魅力です。瀬戸内の潮流で育った魚は身が締まり、日本海や太平洋の魚とは異なる独特の旨味があるといわれます。タイ、カレイ、スズキ、アジ、アナゴなど、さまざまな種類の魚が楽しめます。中でも鯛の塩釜焼きは高く評価されています。全国に誇る上質な赤穂の塩を使った塩焼きは記憶に残る至福の味。海の幸と地酒で贅沢な食事を楽しんでみてはどうでしょうか。

理由3:歴史探訪

【©Shutterstock.com/AlonAdika】

観光で外せないのは歴史探訪。赤穂浪士たちが仕えた浅野内匠頭の居城である赤穂城の城跡には多くの歴史ファンが訪れます。浅野家の菩提寺である「花岳寺」には忠臣蔵に関係する数多くの資料が展示されています。

忠臣蔵を中心にさまざまなスポットを巡るのも赤穂温泉の魅力です。

赤穂温泉のおすすめ宿・日帰り温泉

おすすめの赤穂温泉の湯宿を3つご紹介します。いずれも日帰り入浴が可能です。

その1:夕景の海は見事な眺望「潮彩きらら祥吉」

瀬戸内海の眺望が自慢の宿です。夕方、客室から眺める夕日の美しさはいうにおよばず、穏やかな瀬戸内の景観にも癒されます。玄関から木々がふんだんに使われ、温もりを感じる館内がゲストを迎えます。温泉は大浴場、露天風呂、貸切風呂があり、どの浴槽からも瀬戸内海を眺めるます。泉質は「放射能泉」。痛風・関節リウマチ・強直生脊椎炎に効果効能があります。

屋外プール、温泉卵を作れる機械、赤穂浪士にまつわるお土産を多数扱うショップなど施設も充実。

日帰り入浴の利用時間は11時〜14時30分、18時〜21時、最終受付は営業終了の30分前。入浴料は大人1,500円、子供800円で、バスタオルも200円でレンタルできます。

「放射能泉」の効果効能

泉質名放射能泉(掲示用泉質)
浴用適応症痛風・関節リウマチ・強直生脊椎炎
飲用適応症なし

放射能泉についてもっと詳しく

「潮彩きらら祥吉」の施設情報

施設名潮彩きらら祥吉
住所兵庫県赤穂市御崎2-8
電話番号0791-43-7600
URLhttp://www.ako-syokichi.com/index.html

その2:さまざまなお風呂で温泉三昧「呑海楼」

全24室オーシャンビューの湯宿。素晴らしい眺めの露天風岩風呂、檜風呂、大きな岩が目を惹く大岩風呂、大浴場、予約制の貸切風呂などさまざまなお風呂が楽しめます。泉質は「放射能泉」。浴用適応症として、痛風・関節リウマチ・強直生脊椎炎に効果効能があります。

日帰り入浴の利用時間は11時30分〜14時30分、入浴料は大人1,500円、子供800円でバスタオル付きです。予約制の昼食付きプランも人気です。

「放射能泉」の効果効能

泉質名放射能泉(掲示用泉質)
浴用適応症痛風・関節リウマチ・強直生脊椎炎
飲用適応症なし

放射能泉についてもっと詳しく

「 呑海楼」の施設情報

施設名呑海楼
住所兵庫県赤穂市御崎131
電話番号0791-42-6601
URLhttp://akoudonkairo.jp/

その3:瀬戸内海と一体化するインフィニティ露天風呂「銀波荘」

露天風呂からの眺望が素晴らしい宿。入浴しながら瀬戸内海を眺めると目線と海面が同化するほどの一体感を味わえます。どこまでも見渡せる海原に時の経つのを忘れます。内湯の岩風呂は、壁面にゴツゴツした大岩を配し、岸壁のを感じさせます。泉質は「放射能泉」。浴用適応症として、痛風・関節リウマチ・強直生脊椎炎などに効果効能があります。

日帰り入浴の利用時間は11時〜20時、入浴料は大人1,700円、子供850円、幼児500円。第1月曜日のみ利用時間が15時〜になります。お昼の時間帯には、お食事処で、季節の食材を使った会席料理をいただけます。

「放射能泉」の効果効能

泉質名放射能泉(掲示用泉質)
浴用適応症痛風・関節リウマチ・強直生脊椎炎
飲用適応症なし

放射能泉についてもっと詳しく

「銀波荘」の施設情報

施設名銀波荘
住所兵庫県赤穂市御崎2-8
電話番号0791-45-3355
URLhttp://www.ginpaso.co.jp/

赤穂温泉周辺の観光情報

赤穂温泉に訪れた時には、ぜひとも行ってほしい観光スポットを3つ紹介していきます。

その1:日本100名城に選ばれた変形輪郭式の平城「赤穂城跡」

【©Shutterstock.com/y.uemura】

1648年から13年の歳月をかけて完成された「赤穂城」。近世の城郭では珍しい変形輪郭式の平城です。江戸時代の平和な時代に突入してからの築城にかかわらず、複雑に折れ曲がる石垣など戦を意識した造りになっているのが特徴。

忠臣蔵の舞台になった史跡に一度は訪れて歴史を感じたいところ。赤穂城は、日本100名城にも選ばれたお城で、アクセスはJR「播州赤穂駅」から徒歩約20分です。

「赤穂城跡」の施設情報

施設名赤穂城跡
住所兵庫県赤穂市上仮屋1
電話番号0791-42-2602(一般社団法人赤穂観光協会)
URLhttp://www.ako-hyg.ed.jp/bunkazai/akojo/

その2:四十七士が祀られている古刹「花岳寺」

赤穂藩主・浅野長直によって建立されたお寺であり、浅野家の菩提寺。境内には赤穂四十七士のお墓、宝物館など赤穂浪士ゆかりの史跡が見どころです。来訪者に睨みを利かす本堂の天井画「竹に虎」は要チェック。その他、さまざまなイベントが開催されているので、ホームページをチェックは必須。

忠臣蔵ファンならば宿泊して、大石内蔵助の刀、吉良上野介の短刀などなど、興味深い展示品の数々をじっくり見学したいところです。

「花岳寺」の施設情報

施設名花岳寺
住所兵庫県赤穂市加里屋1992
電話番号0791-42-2068
URLhttps://kagakuji.jimdo.com/

その3:塩づくり体験もできる「海洋科学館・塩の国」

塩の街として名高い赤穂市を物語る「塩」関連のスポットは外せません。「海洋科学館・塩の国」(要予約)では、他にはあまりない塩づくり体験を実施。少量の塩ならお鍋で作れますが、大量の塩は大きな釜で作ります。毎週日曜日には豪快な塩の釜焼きが行われるので、こちらの見学もおすすめです。

「海洋科学館・塩の国」の施設情報

施設名海洋科学館・塩の国
住所兵庫県赤穂市御崎1891-4
電話番号0791-43-4192
URLhttp://www.ako-kaiyo.jp/salt/

赤穂温泉のグルメ・お土産

赤穂温泉周辺のグルメ(お店)とお土産情報をも厳選してご紹介します。

その1:海鮮創作料理を堪能できるレストラン「創作dining 杏」

モダンでおしゃれなお店。店名の通り、アイデア豊かな創作料理が堪能できます。味はもとより見た目にも美しい盛り付けが、多くの来店客を喜ばせています。

おすすめの「上海鮮丼」はエビやマグロ、イクラが器から溢れるほど盛られた迫力のどんぶり。小鉢とお椀、デザートが付いて1,800円。コース料理も揃っており、個室もあるのでニーズに合わせて利用できます。JR「播州赤穂駅」から徒歩約3分のアクセス便利なお食事処です。

「創作dining 杏」の施設情報

施設名創作dining 杏
住所兵庫県赤穂市加里屋63
電話番号0791-42-2000
URLhttps://tabelog.com/hyogo/A2805/A280502/28044213/

その2:牡蠣バーベキューを目指して行列必至「播州赤穂くいどうらく」

坂越湾に面した「海の駅しおさい市場」内のレストラン「播州赤穂くいどうらく」は、牡蠣シーズンの秋〜冬に開店前から大行列ができる、牡蠣食べ放題が人気のお店。

お店は、牡蠣をはじめさまざまな海鮮料理を供する食事処、牡蠣バーベキューのコーナー、屋外の牡蠣食べ放題スペースがあります。毎年5月と10月には大幅にメニューが変割るので、ホームページを要チェック。

営業時間は11時〜16時(4月〜10月は14時30分まで)。売り切れ終いですので来店はお早めに。

「播州赤穂くいどうらく」の施設情報

施設名播州赤穂くいどうらく
住所兵庫県赤穂市坂越290-7
電話番号0791-46-8800
URLhttps://www.kuidouraku.com/

3:“塩”自慢の土地柄が生んだ伝統銘菓「塩味饅頭」

名産の塩を使ったお饅頭です。見た目は普通のおまんじゅうですが、隠し味に赤穂の塩を使った餡が他にはない風味。落雁風のまろやかな皮とのバランスも良く、お茶請けにぴったりです。江戸時代の元禄年間から続く、伝統の銘菓です。

「かん川本舗」の施設情報

施設名株式会社 総本家かん川
住所兵庫県赤穂市中広108-21
電話番号0791-45-2222
URLhttp://www.kankawa.com/access.html

4:赤穂温泉の旅の記念に最適「地酒 忠臣蔵」

「忠臣蔵」を名に冠した赤穂を代表する地酒(醸造元・奥藤商事)。口当たり滑らかでまったりと舌をすべる至福の純米吟醸。

酸味のバランスが良く、飽きのこない味はどんな料理にも合います。赤穂浪士を忍んで、一献。

「地酒 忠臣蔵」の施設情報

施設名地酒 忠臣蔵(奥藤商事)
住所兵庫県赤穂市坂越1419-1‎
電話番号0791-48-8005
URLhttp://www.harima-sake.jp/introduction/okufuji/

 

赤穂温泉に行ってみよう

赤穂牡蠣

忠臣蔵と塩の街・赤穂市。海岸沿いにある温泉街は、大海原を見渡す絶景の宿ばかり。もちろん新鮮な海の幸も旅の醍醐味です。

赤穂浪士ゆかりの史跡を訪ね、元禄時代について理解を深めるのも一興です。ぜひ、赤穂温泉にいらしてください。

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