くじゅうの名湯「山里の湯」で驚異の炭酸泉を体験!湯上がりのカフェラテも美味しい

素晴らしい温泉が目白押しの大分県・くじゅうで、泡付きと湯加減が最高の極上温泉に出会いました。

筌ノ口温泉近くの、知る人ぞ知る名湯。湯上がりのカフェもおいしい、「山里の湯」を紹介します。

勢いよく湧き出すお湯に感激

他のお客さんがいないタイミングで、許可を取って撮影しました。

浴場の扉を開けると、ボゴッ……ボゴゴッ……とリズム良くお湯が湧き出す音がします。

湯船の奥から源泉が注がれており、1:3くらいのところで仕切りがあります。奥の特等席は長時間の独占禁止になっています。

まずは手前の「普通」の方に入ってみましたが、それでも泡付きがすごい!

数十秒で全身が細かな気泡に包まれ、ちょっと身体を動かすと、サーッと湯面に泡が浮かぶほど。

ほんのり金気を帯びた貝汁色のお湯は濃厚でキレがありながら、温度が高すぎないおかげでかなりさっぱりしています。

37℃くらいの体温と変わらぬ温度で、いつまでも入っていられそう……!と思ったのですが、炭酸泉パワーで全身がじわじわ暖まるので、15分も入るとポカポカしてきます。

独占禁止の特等席で極上の泡を

さて、身体があたたまったところで特等席へ。ボゴボゴッと湧き出す心地よい音を耳にしながら、目をつぶって全身で泡を感じます。

やはり泡付きはさすが。ほんの数秒手を入れただけで、しっかり泡がついています。

湯舟の周りは金属成分で赤茶色に染まっており、かすかに金気もするのですが、入ってみるとしつこさを感じません。

40℃くらいの奇跡的な湯加減で、ドバドバかけ流されるお湯の素晴らしさをあらためて感じます。

泉質は、「含二酸化炭素―ナトリウム・マグネシウム・カルシウム─炭酸水素塩・硫酸塩・塩化物泉」。スタバのカスタムのような長い名前は、成分の豊富さを物語っています。

それにしても、この温度で分析表上でも炭酸泉(1kgあたり遊離炭酸1,000mg以上)とは驚きです。

コーラやビールがぬるくなると泡が抜けてしまうように、温度が高いと炭酸を保つのは難しくなります。炭酸泉の基準はかなり厳しく、全国でも非常に希少。しかもこれだけ温度があって炭酸泉の基準を満たしているのですから、驚異的な泡の量です。

こうやってみると、手前と奥で色がやや違いますが、手前の大きい湯舟でも十分すぎる泡付き。奥は極上といったところでしょうか。

5分も入っていると全身がくすぐったくなってくるので、最後に心地よく〆めることができました。

昔は山小屋だった!温泉を掘り当てて華麗なる転身

山里の湯をはじめたのは先代。くじゅう連山の山小屋「すがもり小屋」を営んでいましたが、1995年の噴火で店を畳むことにして、たまたま掘り当てた温泉で日帰りと素泊まりをはじめたのだそう。

受付には山小屋時代の看板や写真が飾られており、山小屋時代からのファンも多く訪れるそうです。

素泊まり宿も併設。炭酸泉入り放題!

山里の湯には、素泊まり宿も併設されています。1泊4,300円〜とお手頃価格で、湯治や湯めぐりにぴったり。2部屋限定なので、泊まりたい方は電話で問い合わせてみてください。

湯上がりにはこだわりのカフェラテを

受付にはカフェメニューもあり、牛乳とコーヒーどちらも気になったので……間を取ってカフェラテを頼みました。

さすが九州の酪農地帯とあって、コーヒーに負けない牛乳のコクを感じるとともに、味がしつこくないおかげでコーヒーのほろ苦さを包み込んでくれます。

コーヒーは酸味がなく程よい深みで好きな味。天然水で作った立派な氷のおかげで、最後まで冷たいままいただきました。

※ホットもあります。

山里の湯は、名前の通り木々に囲まれた素敵な空間。季節の花が植えられ、焼杉の板壁と青々とした木々の葉が調和しています。

極上ぬる湯を味わえる癒やし空間に、あなたもぜひ訪れてみてください。

コミュニティバスも運行

茅葺きの駅舎が素敵な「豊後中村駅」から、コミュニティバスも運行しています。

筌ノ口バス停で降りて徒歩数分。

平日はさらに、寒の地獄温泉や筋湯温泉などにもバスで行けます。

コミュニティバスの運行については、九重町のホームページ九重町のホームページをご覧ください。

「山里の湯」の詳細情報

施設名 「山里の湯」
住所 大分県玖珠郡九重町田野1268-2
電話番号 電話番号を入力
営業時間 9時00分〜18時00分
冬期は10時から
定休日 火曜・水曜
利用料金 大人500円、小人300円
貸切風呂2,000円、素泊まり宿4,300円〜
アクセス 豊後中村駅から九重町コミュニティバス「筌ノ口」下車
大分道「九重IC」から県道40号線経由で約20分

 

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