湯西川温泉の人気おすすめ日帰り温泉ランキングTOP5!貸切個室も混浴も【2017年最新版】

栃木県は県内に600もの源泉をもつ、温泉が豊富な土地であることをご存知でしょうか?湯西川温泉は、日光東照宮があることで有名な栃木県日光市の山間部、湯西川の渓流沿いの小さな温泉地です。およそ800年前に、有名な「檀ノ浦の戦い」で源氏との戦いに敗れこの地に逃れてきた平家の落人(おちゅうど)たちが、集落を築き身を隠して居住した地であると伝えられています。

湯西川温泉は、静かな自然に囲まれ、藁葺き屋根の民家や風情ある旅館がひっそりと佇んでいます。山の幸や川の幸を味わいながら温泉を楽しむこともできる湯西川温泉で、日帰りで利用ができるおすすめの温泉を5件紹介しましょう!

湯西川温泉周辺の見どころ

まず湯西川温泉の見どころを5つご紹介します。

平家の里

湯川西温泉 平家の里赤間神宮
源氏との戦いに敗れた平家の落人たちは、日本全国各地に逃げ延びて、集落を築いたと言われています。湯西川温泉も逃れた落人たちがたどり着いた地のひとつ。「平家の里」は、武具や民具、平家の系図などが展示された、平家落人たちの暮らしを伝える施設です。平家の里の敷地内には、壇ノ浦の戦いにおいてわずか8歳の若さで命を落とした安徳天皇をまつる「下関赤間神宮」から分祀した、「湯西川赤間神宮」が建てられています。

平家大祭

毎年6月上旬に行われる「平家大祭」は、平家の復興を祈るお祭り。鎧や甲冑を身に付けた武士や、姫の衣装を身につけた総勢200名の人々による「平安絵巻行列」が、「平家の里」に向かい練り歩きます。祭りの前日には、前夜祭として平家琵琶の演奏なども催されます。

かまくら祭り

湯川西温泉 かまくら
毎年1月下旬から3月下旬にかけて開催される「かまくら祭り」。湯西川の河川敷に並ぶ約1000個の小さなかまくらの中にロウソクが灯され、美しく幻想的な光景をつくりだします。ソリ遊びや、かまくらの中でのバーベキュー(要予約)、出店などもあり、小さなお子さんを連れた家族連れも楽しめる内容となっています。

湯西川ダックツアー

「湯西川ダックツアー」は水陸両用のバスに乗って、湯西川ダム湖のクルーズが楽しめるツアー。バスが水しぶきをあげてダムに入る瞬間には、その迫力に歓声が湧き上がります。ダム湖クルーズの後は、通常は入れないダムの内部施設を見学して、所要時間は70分から80分ほど。12月から3月末までの冬季期間は休業しているので、営業期間を事前に確認の上、訪れてくださいね。

日光東照宮


日光市を訪れたならば、欠かすことができないのが「日光東照宮」。日光東照宮は、江戸幕府を開いた将軍徳川家康をまつるため、元和3年(1617年)に建てられた神社です。

境内は、門や鳥居・回廊も含めた55棟からなりたち、漆や極彩色で彩られ花や鳥の彫刻がほどこされた美しい建物が並びます、これらの社殿群は、平成11年12月に世界遺産に登録されました。有名なのは、神厩舎にある「見ざる・言わざる・聞かざる」の三つの猿の彫刻。これらは、忘れずに見学しておきたいものです。

湯西川温泉の周辺観光情報にかんする記事はこちら

湯西川温泉の特徴


湯西川温泉の湯の泉質は、無色透明でクセのないアルカリ性の単純温泉。単純温泉は神経痛や筋肉痛などに効能があり、アルカリ性の湯は、肌をツルツルと滑らかにしてくれる美肌効果をもちます。また、湯西川温泉には源泉が多数あるので、訪れる温泉によっては硫黄の香りがほのかにするなどの違いもあります。

湯西川温泉の泉質はこちらの記事で詳しく紹介しています

湯西川温泉の人気おすすめ日帰り温泉ランキングTOP5

それでは、湯西川温泉でおすすめしたい日帰り温泉を5つ紹介しましょう。貸切個室が利用できる温泉や、混浴ができる温泉もありますよ。

湯西川温泉の人気おすすめ日帰り温泉ランキング第1位:彩り湯かしき 花と華

木々に囲まれ渓流を見下ろす地に建つ「花と華」。日帰り利用でも、多彩な温泉を楽しむことができます。

渓流沿いの露天風呂は、周りの木々に包みこまれるようにして、自然を感じながら湯を味わえます。広くゆったりとした大浴場からも、大きなガラス窓ごしに外の緑を眺めることができ、朝早い時間には、対岸に現れる鹿やサルなど野生動物の姿を見ることができるかもしれません。

カップルや夫婦で混浴できる貸切風呂は、滝が流れる洞窟風のヒノキ風呂と、渓流を眺める露天風呂の2つです。

日帰りでの利用方法は、お風呂のみの利用はもちろん、お食事がついたプランに加え、窓から湯西川の大自然を眺めることができる貸切個室と松花堂弁当のお食事がついたプランの3つから選ぶことができます。お風呂を堪能しつくすには、湯めぐりの合間にお部屋でくつろぐことのできる貸切個室がついたプランの利用がおすすめです。

彩り湯かしき 花と華の施設情報

施設名 彩り湯かしき 花と華
住所 栃木県日光市湯西川温泉601
電話番号 0288-98-0321
URL https://www.yunishigawa.co.jp/

彩り湯かしき 花と華の泉質

泉質名 単純温泉(アルカリ性低張性高温泉)
浴用適応症 自律神経不安定症、不眠症、うつ状態
飲用適応症 なし

湯西川温泉の人気おすすめ日帰り温泉ランキング第2位:おやど 湯の季(ゆのとき)

3つの源泉をもつ100%源泉かけ流しの宿「おやど 湯の季」。2つある露天風呂のうちの1つは、10人以上がゆったりと入れる広さの混浴露天風呂です。男女一緒に混浴風呂へ入るのが恥ずかしい……という場合は、もう1つの女性専用露天風呂も利用できます。また、貸切風呂を利用すれば、カップルや家族水入らずで気兼ねせずにお風呂が楽しめますね。男女それぞれにある内湯には、ジェットバスもついています。

おやど 湯の季の施設情報

施設名 おやど 湯の季
住所 栃木県日光市湯西川783
電話番号 0288-98-0044
URL http://yunotoki.com/

おやど 湯の季の泉質

泉質名 単純温泉(弱アルカリ性低張性高温泉)
浴用適応症 自律神経不安定症、不眠症、うつ状態
飲用適応症 なし

湯西川温泉の人気おすすめ日帰り温泉ランキング第3位:金井旅館

渓流
毎分300リットルの豊富な量の湯を、源泉掛け流しで楽しめる金井旅館。大浴場をはじめ、露天風呂や貸切風呂など合計7つの温泉があります。男女別の露天風呂は、渓流沿いにあり、目隠しの暖簾越しに川からの心地よい風を感じながら湯に浸かることができます。

また、公式サイトでは紹介されていませんが、男女別の露天風呂の横には混浴露天風呂の「薬健の湯」があります。河原の中にある4、5人程度が入れる湯船の周りには、遮るものは何もありません。思い切ってチャレンジすれば開放感いっぱいで野趣あふれる温泉が味わえますが、人通りのある場所となる為、通りかかる人が不快な思いがしないように配慮もお忘れなく。

金井旅館の施設情報

施設名 金井旅館
住所 栃木県日光市湯西川822
電話番号 0288-98-0331
URL http://www.kanei-ryokan.com/

金井旅館の泉質

泉質名 単純温泉(アルカリ性単純温泉)
浴用適応症 自律神経不安定症、不眠症、うつ状態
飲用適応症 なし

湯西川温泉の人気おすすめ日帰り温泉ランキング第4位:湯の郷

「湯の郷」は、「道の駅湯西川」の2Fにある温泉施設。道の駅で天然の湯を楽しむことができる数少ない施設となっています。

男女別の内湯では、浴槽からあふれでる源泉かけ流しの湯を堪能することができる他、展望風呂と岩盤浴もあります。貸切個室はありませんが、湯上りにゆっくり足を伸ばしたり寝転んだりしてくつろぐことができる畳敷きの休憩室があります。

道の駅湯西川は、実は野岩鉄道湯の湯西川温泉駅に直結しています。電車の待ち時間や、ドライブ途中の休憩に気軽に日帰りで利用できる温泉です。

湯の郷の施設情報

施設名 湯の郷
住所 栃木県日光市西川478-1
電話番号 0288-78-1222
URL http://www.michinoeki-yunishigawa.jp/yunosato/

湯の郷の泉質

泉質名 単純温泉(アルカリ性単純温泉)
浴用適応症 自律神経不安定症、不眠症、うつ状態
飲用適応症 なし

湯西川温泉の人気おすすめ日帰り温泉ランキング第5位:薬師の湯

湯西川にある混浴の共同浴場「薬師の湯」。河原にあるこちらの湯は、小さな小屋のなかに5〜6人程度がつかつことのできる岩の湯船がぽつりと備えてあります。

混浴であるため他の人の目が気になるかもしれませんが、バスタオルや水着の使用はできませんので、女性は勇気が必要かもしれませんね。とはいえ、苦労して入る甲斐があって、小屋の中から渓流のせせらぎをBGMに緑の景色が楽しめる雰囲気のよいお風呂です。

薬師の湯の施設情報

施設名 薬師の湯
住所 栃木県日光市湯西川822
電話番号
URL

薬師の湯の泉質

泉質名 単純温泉(アルカリ性低張性高温泉)
浴用適応症 自律神経不安定症、不眠症、うつ状態
飲用適応症 なし

湯西川温泉の日帰り旅!平家落人も癒された湯を味わいたい

緑 癒し

戦いに敗れて逃れた平家落人が住みついた湯西川温泉。豊かな自然と湧き出る天然温泉の湯は、落人たちの傷ついた体や心を癒したことでしょう。湯西川温泉を訪れた際には、遥か昔に思いを馳せながら、湯を味わってくださいね。

湯西川温泉周辺の日帰り温泉スポットをこちらの記事でご紹介しています

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