【日光・鬼怒川観光】江戸の住人に変身!「日光江戸村」でひたる非日常の世界

栃木県日光市にあるテーマパーク「江戸ワンダーランド 日光江戸村」。ドラマの撮影に使われるほどのクオリティーで再現された江戸の街並みと、そこで体験することができる数々の魅力的なアトラクションで人気の観光スポットとなっています。

一度足を踏み入れれば、もうそこは江戸時代! さぁ、あなたも一緒に江戸の世界へタイムスリップしてみましょう。

目次

江戸の町を満喫! 「江戸ワンダーランド 日光江戸村」

「江戸ワンダーランド 日光江戸村」は、江戸時代の町並みを再現したテーマパークです。ドラマの撮影で使用されるほど完璧に再現された町並みでは、江戸時代の暮らしや遊びをテーマとした数多くのアトラクションを体験することができ時間が経つのを忘れさせてくれます。

中へ一歩足を踏み入れれば、すぐにあなたも江戸の町の住人になりきることができるはず! 活気溢れる江戸の町で、普段は絶対に味わうことのできない非日常の世界を満喫してみてください。

スタッフの演出も完璧!

「日光江戸村」の魅力は、その完璧に再現された町並みや数多くのアトラクションだけではありません。パーク内で働くスタッフさんの素晴らしい対応でも人気を集めているんです。

すべてのスタッフさんが江戸の町で暮らす住人として私たちをお出迎えしてくれます。なのですぐに江戸の世界に夢中になることができるんです!

「日光江戸村」に行ったら、スタッフさん扮する江戸の住人にぜひ話しかけてみてください。江戸時代の言葉や文化に触れるいい機会になるかもしれません!

変身・体験・遊びでどっぷり江戸の町にひたる!

「日光江戸村」では、誰でも簡単に江戸の世界を味わうことができます。江戸の住人と同じ格好に身をつつみ、江戸の暮らしを積極的に体験してみましょう! この世界にどっぷりひたるのが「日光江戸村」を最大限に楽しむコツなのです。

「日光江戸村」でできる、変身・体験・遊びなどを以下に詳しく解説していきます。日光へお出かけの際は、そちらを参考にぜひ江戸の町の魅力を体感してみてください。

「日光江戸村」の世界にひたる! 江戸の「変身」&「コスプレ」

「日光江戸村」を最大限に楽しむために必ずしてほしい一つ目は変身です。中に足を踏み入れたら、まずパーク内にある変身処「時空」へ向かってみてください。「時空」では、町人や侍、姫などの衣装を有料でレンタルしています。

江戸の人々と同じ衣装で町を散策すれば、日本の着物のよさを再確認でき、写真映えも間違いなし!

変身処「時空」で江戸の住人に変身!

季節限定の変身衣装も含め数多くの種類が用意されているので、着てみたい衣装をお目当てに「日光江戸村」に行かれるのもいいですね。変身処「時空」で素敵な衣装を手にいれ、身も心も江戸時代にタイムスリップ。

変身処「時空」レンタル衣装一覧
男性用
侍・町人・浪人・岡引・同心・新撰組・かぶき者・殿様・行商・農民
女性用
町娘・武家娘・姫様・大奥・女剣士・新撰組・かぶき者・花魁・女浪人・岡引・お店娘・行商・農民

「日光江戸村」はコスプレ撮影の定番スポット?!

「日光江戸村」はコスプレイヤーたちにとっての絶好の撮影スポットでもあります。特に、時代や忍者をテーマにしたアニメのコスプレ撮影にはうってつけ! 定期的に、「日光江戸村」を会場としたコスプレイベントも開催されているので、ご興味がある方はぜひチェックしてみてください!

「日光江戸村」で江戸の文化を「体験」3選!

「日光江戸村」では、さまざまな体験を通して江戸の文化に触れることができます。どの体験も、魅力溢れる江戸の世界へあなたを誘ってくれるはず! 数ある体験プログラムのなかから厳選したものを以下にご紹介していきます。

その1:江戸時代特有の仕事に就く「江戸職業体験」(無料)

「日光江戸村」では、江戸時代に実在した職業を体験することができます。忍者・岡引・剣術から任意の体験コースが選べ、それぞれの体験を通して江戸時代に活躍した職業についての理解を深められるのです。

一番人気は「忍者コース」で、手裏剣投げや葉隠れの術、忍者走りなど忍者の基礎となる技術を体験できます。足を運ぶ前からわくわくどきどきしてしまいますね。

ただ、この江戸職業体験はお子様向けの体験プログラムとなっていますので悪しからず。大人もぜひ体験したいと思うような内容であるだけに残念な気持ちはありますが、お子様連れで行かれた際は、お子様だけでも体験させてあげてみてください!

その2:江戸時代に普及「せんべい焼き体験」(1枚150円)

お煎餅を自分で焼いておいしく食べる「せんべい焼き体験」。お醤油を塗って焦がさないように香ばしく丁寧に焼き上げれば、おいしいお煎餅のできあがり! 自分で焼いたお煎餅はきっと格別でしょう。当時のおやつを自らの手で作ることによって、江戸の文化に触れることができます。

その3:武士の精神修養「弓道体験」(無料)

弓道の体験では、実際に弓と矢を使ってマトを射るという貴重な体験ができます。かつては武士なら誰しもが嗜んだ弓道は、精神統一の鍛錬としても有効なのだとか。

しかも、こちらの体験は「ラストサムライ」などの多くの映画で、技術指南をおこなってきた先生から直接弓の指導をうけることが! 不定期で開催する体験プログラムではありますが、タイミングが合えば貴重な思い出となるでしょう!

「日光江戸村」を満喫! 江戸の文化で「遊ぶ」4選

「日光江戸村」では、さまざまな遊びを通して江戸の文化に触れることもできます。楽しみながら江戸の魅力に触れてみてください。数ある楽しいプログラムの中から選んだ4つのプログラムを以下にご紹介します。

その1:昔の的当て「手裏剣道場」(5投600円)

「手裏剣道場」では、手裏剣を使ったマト当て体験ができます。「手裏剣なんか投げたことないよ」という方もご安心ください。きちんと本番前に練習させてもらえます! 教えられたコツをしっかり掴めば手裏剣の名手になれるかも?! 

600円で5回投げることができ、マトに当たった回数によってプレゼントも用意されています。「日光江戸村」でおこなう忍者修行、ぜひあなたも体験してみてください。

その2:お堀を遊覧する「屋形船」(600円)

江戸の町を取り囲むお堀を屋形船に乗って遊覧。江戸時代、屋形船は優雅な遊び道具として旦那衆に好んで使われていました。

エンジンがついている船とは違い、水面を滑るように進む屋形船に乗れば、街並みや水辺の景色をゆったりと楽しむ贅沢な時間が過せます。棹を巧みに使って船を操る船頭さんの技術にもご注目ください。

その3:あでやかに街中を練り歩く「花魁道中」

「日光江戸村」では、江戸の町をゆったりと練り歩く「花魁道中」を見学することができます。遊郭にいる遊女のなかで、トップに君臨する女性だけが語ることを許された「花魁」という称号。

かつては、その美貌と艶やかな姿を一目見ようと江戸じゅうの男が花魁道中の見物に集まったのだとか。その優雅な歩き姿は今もなお人々を魅了します。現代に蘇った花魁の姿をご覧あれ!

その4:高度な状況判断力が試される「忍者格言からくり迷路」

「忍者格言からくり迷路」は、脱落者続出の難関巨大迷路です。迷路内に幾つも掲示されている忍者の格言を頼りに、さまざまなからくりを見破っていきましょう!

お子様だけでなく大人も夢中になれるアトラクション。忍者のように高度な状況判断能力が求められる難関迷路、挑戦してみてはいかがでしょうか。

「日光江戸村」で江戸の文化を「学ぶ」2選!

「日光江戸村」では、現代に伝えられる江戸時代の文化を学習することもできます。

その1:工芸品を展示する「江戸生活文化伝承館」

江戸時代のものづくり技術から生まれた優れた日用品が展示されているミュージアムです。館内に展示されている江戸切子・藍染・櫛・線香花火・はさみなどの道具は、江戸の技術を受け継ぎながら現在も市販されているものばかり。

当時の洗練された技術やデザインを知ると同時に、それらが私たちの生活とどう関わっているのかについて学ぶことができます。

江戸好き・歴史好きならずとも展示アイテムの数々を見れば、「コレ、欲しい!」と思わず声に出してしまうようなモノが見つかるはず! 現代に息づく江戸の技術をご鑑賞ください。

その2:日本刀の製造過程を見学「鍛冶屋かぬち」

世界で最も優れた武器と称される「日本刀」。「鍛冶屋かぬち」では、そんな「日本刀」が作られていく過程を学ぶことができます。

砂鉄の状態から鋼を精錬して一本の刀になるまでの過程は、まさに感動のストーリーと言っても過言ではありません。日本人の心「日本刀」について学ぶことができる貴重なスポットです!

「日光江戸村」で味わう! 江戸の「お食事」3選

「日光江戸村」には、江戸の文化にちなんだお食事処が用意されています。どちらも江戸の歴史に由来するメニュー! また、それぞれのお店の店名にも江戸の文化が関係しているのだとか。そんなこだわりのお食事処をご紹介します。

その1:江戸のファストフード「日本そば 薮」

「そば」は江戸の食文化の中心的な存在でした。元来せっかちな江戸っ子は、さっと流し込むことのできる「そば」という食べ物を愛していたのです。そのような理由から多くの江戸っ子でにぎわった「おそば屋さん」は、江戸っ子の社交の場でもあったそう。

店主が奉公先からツユを入れて持ってきた壺が店内に置かれているなど、こちらのお店では裏の設定を楽しむこともできます。一番人気のメニューは、冷たいお蕎麦に大きなかき揚げが付いた「かき揚げそば」。江戸の文化を感じながら、ぜひお店自慢のお蕎麦を堪能してみてください。

その2:中国伝来のラーメン「鳥そば屋」

江戸時代に明から伝わったとされる中華そばをイメージした、鶏ガラスープのそばがこちらの一押し。鶏ガラを井戸水で8時間も煮込むという特性丸鶏スープが絶品! メニューは、元祖ラーメンといった感じの「鶏そば」のほか、「チャーシュー麺」や「担々麺」も用意されています。江戸の様式と中華の様式が混ざったような店内も雰囲気があって素敵です!

その3:じつは禁じられていた肉料理のこと「山くじら」

江戸時代は、表向きには獣の肉を食べることが禁じられていた時代でもありました。そんななか、江戸の人々はウサギを鳥の一種と見立てることや、イノシシの肉を「山くじら」と隠語で呼ぶことでこっそり肉を食べていたんだそう。

どうしてもお肉が食べたいという庶民の思いから生まれた隠語を名前としたこちらのお店。鳥や鴨、豚の肉を使った串焼きや丼ものなど、江戸の人々が渇望したお肉料理をぜひあじわってみてください!

「日光江戸村」で見つける! 江戸の「お土産」3選

「日光江戸村」で人気のお土産といえば、まず真っ先に思いつくのが「ニャンまげ」グッズです。丸いおまんじゅうの下に小判形のおまんじゅうが隠されている「袖の下まんじゅう」も忘れてはいけません。中者屋で販売されている浮世絵も人気が高いお土産! なんて、数をあげればきりがありません。

ということで、上記のような人気のお土産が購入できるお店を以下にご紹介!

その1:ニャンまげグッズを取り揃える「恵比寿屋」

人気の「ニャンまげ」グッズが多数取り揃えられているグッズショップです。出入り口のすぐ近くにあるお店なので、帰り道でお土産を購入したいという方にもぴったり。「ニャンまげ」グッズ以外にも多数のお土産がとり揃えられているので、見ているだけで楽しくなっちゃいます!

その2:浮世絵の店「中者屋」

江戸のお土産にぴったりな「浮世絵」が売られているお店です。緻密な線で描かれた絵の数々は、自分用のお土産に選ばれる方も多いのだとか。

「浮世絵」は普段まじまじと眺める機会が少ないだけに新たな発見があるかもしれません! 絵に興味がないという方にもぜひ立ち寄って欲しいお店です。

その3:悪代官に差し出すワイロが手に入る「越後屋」

悪名高い「越後屋」が悪代官にワイロを送るシーンを時代劇などでよく見ますよね。「ふぉっふぉっふぉ、おぬしも悪よのう」でお馴染みのあのシーン。越後屋では、あのワイロに使われる菓子箱をイメージしてつくられたおまんじゅう「袖の下まんじゅう」が売られているお店。

悪名高い呉服屋の名前がそのまま付けられています! ワイロを送りたい相手がいる方は、こちらのお店で購入してみてください。

「日光江戸村」の入場料

「日光江戸村」では、入場チケットのことを「手形」と呼んでいるため、入場料=手形代ということになります。

入場料

「日光江戸村」の入場料(=手形代)は以下の通りです。

一般料金
1日手形:大人4,700円 小人2,400円
午後手形:大人4,100円 小人2,100円

障害者割引料金
1日手形:大人2,820円 小人1,440円
午後手形:大人2,460円 小人1,260円

シルバー割引料金
1日手形:3,290円
午後手形:2,870円

少し高いと感じる方もいるかもしれませんが、多くの方がこの料金でも十分満足と感じていらっしゃるようです。それだけテーマパークとしての世界観がしっかりつくり込まれているのでしょう!

「割引手形」を手に入れよう!

「日光江戸村」には、割引価格で入場する方法がいくつか用意されています。そのなかで、比較的手軽に誰でも利用できる割引方法を以下にご紹介します!

公式ホームページの「アクセス・料金欄」の下のほうに「一般のお客様」という項目があるはずです。これをクリックすると、「お得な割引手形」というボタンが現れます。

ボタンをクリックすると「割引手形」印刷用のウィンドウが開くので、そちらを受付で提示することで入場料が10%OFFになります。簡単なので、ぜひ利用してみてください!

「日光江戸村」のアクセス! 電車・バス・車での行き方

「日光江戸村」の最寄り駅は、東武鉄道「鬼怒川温泉駅」。東京都心から「日光江戸村」まで、電車で2時間程度、自動車で2時間半ほどです。

電車でのルート

(1)「東武浅草駅」から
「東武浅草駅」から東武鬼怒川線で「鬼怒川温泉駅」まで約1時間50分、「鬼怒川温泉駅」から路線バスで約15分

(2)「新宿駅」・「池袋駅」・「大宮駅」から
それぞれの駅からきぬがわ号(スペーシア)で「鬼怒川温泉駅」まで約2時間00分、「鬼怒川温泉駅」から路線バスで約15分

車でのルート

(1)関東方面から
東北自動車道 宇都宮ICより日光宇都宮有料道路「今市IC」(今市・鬼怒川温泉方面出口)を出て国道121号線を「鬼怒川温泉」方面へ約15分

(2)仙台方面から
東北自動車道「矢板IC」より国道461号線に入り「鬼怒川」方面に向かって約30分行くと県道279号線経由で国道121号線と合流。そこから約8分。

連絡先

「日光江戸村」については、公式サイトにも詳しい情報があります。そちらも参考にしてください。

「日光江戸村」の施設情報

施設名 江戸ワンダーランド 日光江戸村
住所 栃木県日光市柄倉470-2
電話番号 0288-77-1777
URL http://edowonderland.net/

日光江戸村で江戸の世界にタイムスリップしよう

「日光江戸村」では、江戸の街並みを再現。江戸時代の文化に触れたり、職業体験をしたり、江戸の世界にタイムスリップしたかのような気分が楽しめます。日光江戸村で非日常空間をぜひ体験してみてください。

日光・鬼怒川の観光記事はこちら