“日本三美人の湯”として有名な和歌山県の「龍神温泉」におでかけなら、一度は泊まっておきたい評判のお宿&ホテルをチェック。
有形文化財に登録された老舗をはじめ、めずらしい畳敷きのお座敷風呂を取り揃える宿屋や、最近人気のヘルシーなジビエ料理を提供してくれる旅館など、見ているだけで予約したくなる個性的な5つの宿を厳選しました。
目次
龍神温泉の泉質は?

自然豊かな日高川の渓流沿いにある1300年以上の伝統を誇る龍神温泉は、島根県「湯の川温泉」と群馬県「川中温泉」に並ぶ “日本三美人の湯” として有名。湯上りには肌がつるつる&しっとりになると好評です。
泉質は「炭酸水素塩泉」。浴用適応症として、きりきず・末梢循環障害・冷え性・皮膚乾燥症に効果効能があります。
飲用適応症は胃十二指腸潰瘍・逆流性食道炎・糖尿病・痛風です。※衛生上等の理由から、飲泉できる温泉は全国的に限られています。本当に飲める温泉か、必ず確認してください。
炭酸水素塩泉についてもっと詳しく
炭酸水素塩泉とは?効能や人気おすすめ温泉宿3選から肌に良いと言われる理由まで

「龍神温泉」(和歌山県)のおすすめ宿5選!
温泉でリラックスしながらお肌美人になって、そのうえ、おいしいお料理も食べたい! というわがままな要望を、すべて叶えてくれる魅力の宿をご紹介します。
その1:有形文化財に指定された超老舗「上御殿」
「上御殿」は、江戸時代初期の1657年、当時の紀州藩主である徳川頼宣公が建てた由緒ある旅館。国の有形文化財に登録された趣のある佇まいで、まるで江戸時代にタイムスリップしたかのような感覚に浸ることができます。
館内施設のいたるところに当時の技術を発見できるため、歴史が大好きという方にとっても嬉しいスポット。徳川公が実際に利用したといわれている「御成りの間」は現在も残っており、一般の人でも宿泊することが可能。部屋に配置してある掛け軸などの調度品は、なんと当時のまま健在。
冬になるとコタツを使えるのもポイントで、みかんを食べてぬくぬくしながらお殿様気分が味わえちゃいます。
「上御殿」の詳細情報
施設名 | 上御殿 |
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住所 | 和歌山県田辺市龍神村龍神42 |
電話番号 | 0739-79-0005 |
URL | http://www.kamigoten.jp/ |
その2:混浴露天風呂も揃える情緒ある和空間「下御殿」
こちらの「下御殿」に行ったら必ず押さえておきたいのが、御座敷風呂とひのき風呂をとり揃える内湯。
御座敷風呂は脱衣所から洗い場、湯船まですべてに畳が敷かれている珍しいお風呂になっていて、落ち着いた和の雰囲気に浸れるだけでなく、万が一転んでも怪我をしにくくなっています。
一方のひのき風呂は、上品な香りでいっそうリラックスできるのがポイント。
もちろん、この旅館には混浴ではありますが、露天風呂も完備されています。川の流れを見ながら四季折々の景色を眺めることができ、忙しい日常を忘れさせてくれるはず。夜にはライトアップされた幻想的な雰囲気のなか温泉を満喫できるので、「下御殿」に訪れた際はぜひ利用してみてください!
「下御殿」の詳細情報
施設名 | 下御殿 |
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住所 | 和歌山県田辺市龍神村龍神38 |
電話番号 | 0739-79-0007 |
URL | http://www.shimogoten.com/ |
その3:源泉かけ流しの日帰り用施設「龍神温泉 元湯」

新鮮なお湯を堪能したい! という方には、「龍神温泉 元湯」がおすすめ。龍神温泉でも数少ない贅沢な源泉かけ流しで、お湯がいつでも清潔なのが嬉しいポイントです。
なお、こちらの「龍神温泉 元湯」は、ひのきの露天風呂と岩風呂の内湯が利用できる、いわば入浴のみ(日帰り専用)の施設です。
宿泊もしたいという方は、川を挟んだところに用意された「元湯別館」へどうぞ。こちらは食事のつかない素泊まり専用となっていますが、源泉かけ流しのお湯で心ゆくまでおくつろぎください。
「龍神温泉 元湯」の詳細情報
施設名 | 龍神温泉 元湯 |
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住所 | 和歌山県田辺市龍神村龍神37 |
電話番号 | 0739-79-0726 |
URL | http://www.wakayama-onsen.jp/area/ryujin/%E9%BE%8D%E7%A5%9E%E6%B8%A9%E6%B3%89%E5%85%83%E6%B9%AF.html |
その4:日帰りOK! 料理にも自信あり「季楽里龍神」
2003年4月にオープンした、龍神温泉では比較的新しい温泉旅館です。雄大な自然を眺めながら温泉に浸かれば、身も心もリラックス。
温泉だけでなく、おいしい料理もこの宿の自慢です。野菜や山菜など地元の新鮮な食材を中心に使ったバイキングでもてなしてくれます。揚げ物料理もたくさんあり、そのなかでも人気の目の前で調理される天ぷらは格別。熱々のサックサクで、お酒のお供にしたい抜群の味わいです!
ちなみに、こちらの「季楽里(きらり)龍神」は宿泊だけでなく、日帰り入浴ができるのも魅力のひとつ。和歌山県の近郊からサクッと美人の湯に入りたいという人にもピッタリ。
「季楽里龍神」の詳細情報
施設名 | 季楽里(きらり)龍神 |
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住所 | 和歌山県田辺市龍神村龍神189 |
電話番号 | 0739-79-0331 |
URL | http://kirari-ryujin.com/ |
その5:龍神温泉にピッタリのネーミングが光る「美人亭」
美人の湯である龍神温泉に、ずばりマッチするネーミングのお宿が、こちらの「美人亭」。美人を自負するナイスミドル(主人)とナイスミディ(女将)が経営する、どこか懐かしい雰囲気の施設です。ご主人と女将のおふたりがちょうどいい距離感で接してくれるので、気を使わない絶妙な居心地を満喫できます。
そんな「美人亭」の自慢は、ご主人が宿の近郊で採ってきた海や山の幸を贅沢に使用した郷土料理。宿泊プランによっては鹿肉を利用した新鮮なジビエ料理も堪能することができ、臭みやクセのない食事がたのしめます。
鹿肉は脂が少なくヘルシーだといわれており、体の内側からキレイになりたいという方にもおすすめ。大自然でしか味わえないワイルドなメニューを、ぜひ一度ご賞味ください!
「美人亭」の詳細情報
施設名 | 美人亭 |
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住所 | 和歌山県田辺市龍神村龍神96-3 |
電話番号 | 0739-79-0777 |
URL | http://www.aikis.or.jp/~ryubijin/frame.htm |
龍神温泉へのアクセス
龍神温泉は大阪を経由すると容易にアクセスできる位置にあります。
電車とバスを使う場合

■JR「新大阪駅」から⇒紀勢本線スーパーくろしおでJR「紀伊田辺駅」へ。JR「紀伊田辺駅」から龍神バスで約1時間20分。
■JR「難波駅」から⇒南海高野線で「極楽橋」へ(所要時間1時間37分)。「極楽橋」から高野山ケーブルで「高野山」へ(所要時間12分)。南海りんかんバスで「護摩壇山」、龍神バスに乗り継ぎ、1時間40分ほどで龍神温泉へ。
車を使う場合の走行距離と移動時間の目安

■大阪松原I.Cから154km(約2時間10分)
■名古屋から250km(約5時間10分)
■伊勢から228km(約4時間30分)
龍神温泉で個性的な宿を楽しもう

自然に恵まれた山中にある「龍神温泉」。温泉地の歓楽街の喧騒とは無縁な、静かな時間を堪能できそうです。個性的な宿のなかからお気に入りを見つけて、大人の時間をお楽しみください。
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