ついに年間3,000万人を突破し、年々増え続けている訪日外国人。
「英語なら少し話せるけど、自分から話しかける自信がない」「どのように声をかけていいかわからない」などと、言葉の壁に悩んでいる人は多いのではないでしょうか。
外国人に気軽に声をかけてもらえるようにと、観光地のスタッフなどが身に着ける多言語のピクトグラムが開発されました。話せる言語を書いてネームプレートにつけることで、外国人のお客さんから気楽に声をかけやすくなりそうです。
目次
使いどころはたくさん!温泉地でも便利そう

多言語ピクトグラムは「いいね!」をしている人の顔がモチーフになっており、吹き出しに自分が話せる言語を書き込んで使います。
笑顔で「任せてください!」と言っているようなかわいらしいデザインで、外国人のお客さんからも安心して声をかけてもらえそうです。
使用場面は、外国人が訪れるあらゆるシーンが考えられます。たとえば温泉地では、温泉の入り方や料金などを説明したり、お土産の紹介をしたりと役に立ちそうです。せっかく英語を勉強しても、なかなか話せていないという方も、胸を張って接客できるのではないでしょうか。
日本を訪れる目的として「温泉」は常に上位に入り続けるほど、日本の温泉は世界から注目されています。近年温泉地を訪れる外国人は急増しており、熱海・野沢・渋・別府といった外国人に人気の温泉地だけでなく、各地のマイナーなところでも見かけるようになりました。日本の温泉文化を、もっと多くの人に楽しんでほしいですね。
日本文化の魅力発信!”beyond2020″ って?

東京オリンピック・パラリンピックが2020年に開催され、ますます多くの外国人が日本を訪れることが期待されています。
そのあとも見据えた取り組みが政府の進める “beyond2020″ です。”beyond 2020” は、「2020年のその先へ」といった意味の言葉です。
2020年以降を見据え、日本の強みである地域性豊かで多様性に富んだ文化を活かし、成熟社会にふさわしい次世代に誇れるレガシーの創出に資する文化プログラムを「beyond2020プログラム」として認証し、ロゴマークを付与することで、オールジャパンで統一感を持って日本全国へ展開していきます。
出典:「beyond2020プログラムとは?」-首相官邸HP
日本文化の魅力を発信し、障がい者のバリアまたは外国人の言葉の壁を取り除こうとしている事業に対し、”beyond 2020″ の認証を与えています。統一されたロゴマークをつけて、より効果的に日本文化を世界に発信しようとしています。
beyond2020の認証を受けている事業者は、無料で多言語ピクトグラムのデータを利用できます。
今年も開催!温泉総選挙
beyond2020の多言語ピクトグラムを開発したのは、「温泉総選挙」を手がける株式会社ジャパンデザインです。「温泉総選挙」には全国100を超える温泉地が参加し、「外国人おもてなし部門」「うる肌部門」などの部門に分かれて、それぞれの魅力をアピールしています。
beyond2020プログラムとも連携して温泉文化の発信につとめている温泉総選挙。今後の展開に目が離せません!
出典:PRTIMES
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