深大寺温泉が人気の3つの理由!旅館や観光情報から名物グルメ&お土産についても

東京都調布市に湧き出る「深大寺温泉」は、緑豊かな深大寺の最寄りにある天然温泉。お寺の参道や周辺は「東京の夏の避暑地」として近年話題となり、来訪者が増えています。

豊かな緑のマイナスイオンをたっぷり浴びたうえ、気軽に上質な温泉が堪能できるなど、小旅行気分を満喫できる深大寺エリアの魅力をご紹介します。

深大寺温泉が人気の3つの理由!

都心から気軽に行ける温泉として注目されている深大寺温泉の3つの魅力をご紹介します。

その1:植物成分たっぷりの黒湯

深大寺温泉で噴出している湯は、地下1,500メートルの地層に含まれている古代の植物、昆布やシダ類などが長い年月をかけて生成される有機物「フミン酸」が豊富に含まれた漆黒の温泉です。

泉質は「塩化物・ナトリウム温泉」。人体と同じ塩分濃度のため、お湯に浸かっても体への負担が少ないのが特徴。湯上りのだるさも軽減されるやさしい温泉です。

初めての方に「真っ黒な湯」は少しビックリするでしょうが、1度浸かれば薬湯に入っているかのような心地よさがクセになります。

その2:都心部に湧く天然温泉

新宿から電車で約30分とアクセス至便な深大寺温泉。気軽に天然温泉を味わえる穴場で、週末や祝日を待たず、平日でもふらっと立ち寄れるのが最大の魅力。まさに都会のオアシスです。

その3:運気アップ!? の風水温泉

風水を取り入れた全国でも珍しい温泉地で、深大寺からの龍脈を取り込む位置に建てられ、龍脈がそのまま露天風呂に流れるよう、趣向を凝らした設計です。

露天風呂には東西南北の守護神「青龍、朱雀、玄武、白虎」の四神が鎮座し、四神の位置に座って入浴すると運気が上がるとされ、秘かなパワースポットとしても人気があります。

深大寺温泉おすすめ温泉施設

滝を見ながらマイナスイオンでリラックス「深大寺天然温泉 湯守の里」

都内で気軽に楽しめるよう造られた「湯守の里」は武蔵野の閑静な住宅街にどっしり構えた温泉施設。泉質は「塩化物・ナトリウム温泉」。体に負担の少ないやさしいお湯で、心身の疲れを取るといわれています。

お風呂は、壁一面ガラス張りの開放的な「大浴場」、滝を見ながらマイナスイオンとともに湯浴みができる「滝見風呂」、名湯一人占めの「五右衛門風呂」、「女性用水晶風呂」、「男性用備長炭水風呂」、サウナは「男女塩窯風呂」と「女性赤銅鈴の介」などバラエティー豊かで、湯めぐりを楽しめます。その他、岩盤浴やリラクゼーションエステもあり、疲れた心と身体をメンテナンス。もちろん風水パワーで運気もup!?

深大寺天然温泉「湯守の里」の施設情報

施設名 深大寺天然温泉「湯守の里」
住所 東京都調布市深大寺元町2-12-2
電話番号 042-499-7777
営業時間 10時~22時
定休日 年中無休 (メンテナンスで臨時休業あり)
URL http://www.yumorinosato.com/

深大寺温泉の人気スポット3選

深大寺温泉周辺に点在する見どころからおすすめの人気なスポットを3つご紹介します。

その1:漫画家・水木しげる初デートの地「深大寺」

東京都内では、浅草・浅草寺に次ぐ古刹「深大寺」。武蔵野の豊かな自然を散策できる観光スポットでもあり、静かに休日を楽しみたい方におすすめ。NHKの連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」のロケ地としても知られ、漫画家・水木しげる夫妻が初デートに行ったところでもあります。

「深大寺」の施設情報

施設名 深大寺
住所 東京都調布市深大寺元町5-15-1
電話番号 042-486-5511
営業時間 参拝時間 5時30分~18時(季節によって異なる)/寺務所・授与所 9時~17時
定休日 年中無休
URL http://www.jindaiji.or.jp/

その2:深大寺散策の定番コース「都立神代植物公園」

深大寺に隣接する「都立神代植物公園」。梅、桜、椿、ツツジなど、昔から親しまれている日本の花木を中心に数多くの園芸品種を集めている他、バラや熱帯の植物も年間を通して楽しめる大きな園芸施設です。季節によってはイベントも開催されます。

入場料は一般500円、65歳以上250円、中学生200円、小学生以下と都内在住・在学の中学生は無料です。

深大寺に隣接しており、深大寺観光からそのまま公園散策を楽しむのが定番の散歩コースです。

「 都立神代植物公園」の施設情報

施設名 都立神代植物公園
住所 東京都調布市深大寺元町5-31-10
電話番号 042-483-2300
営業時間 9時30分~17時
定休日 月曜日・年末年始(12月29日~翌年1月1日)
URL https://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index045.html

その3:地元に愛される深大寺の台所「深大にぎわいの里 調布卸売センター」

調布の台所と称される「深大にぎわいの里 調布卸売センター」。地元で採れる野菜、鮮魚、お刺身、精肉、乾物、海産物、漬物、お菓子、パン、カフェなど味のある30軒のお店が立ち並ぶ、昭和の風情を今に残すマーケットです。

一般客はもちろん、業者、小売店主が訪れて連日賑わっており、砂場や滑り台など遊具があるキッズスペースを設けているお店もあるので、お子様連れでも、安心して買い物が楽しめます。

「深大にぎわいの里 調布卸売センター」の施設情報

施設名 深大にぎわいの里 調布卸売センター
住所 東京都調布市深大寺元町1-11-1
電話番号 042-481-1211(管理会社:調布みつぎ不動産研究所)
営業時間 6時~13時(店舗によって異なる)
定休日 日曜日・水曜日(営業日もあり、一部店舗を除く)
URL https://www.nigiwainosato.com/

現地情報は「調布市観光協会」のサイトも活用してみてください。

深大寺温泉名物グルメ厳選3選

数ある深大寺の名物から、とっておきの美味しいお店を3つご紹介します。

その1:湧き水に恵まれた名物「深大寺そば」

周辺は湧き水に恵まれ、美味しい蕎麦作りに適しており、20店舗以上のお店が「深大寺そば」を看板メニューにしています。中でも有名なのが文久年間創業の「嶋田家」。「深大寺そば」の元祖としてお店を構えています。

コシの強いそばは噛むほどに口の中で風味が広がり、そばの香りが鼻を突き抜けます。冷たいおそばのメニューは、とろろそば1,000円、とろろ天ざる1,800円、三味そば精進揚1,800円など、暖かいおそばのメニューは、にしんそば1,250円、釜あげ天ぷらそば1,800円などが人気。

四季折々の美しい自然と深大寺を眺めながら、そばをたぐるひと時は、温泉の前、それとも湯上がりにしましょうか。

「元祖 嶋田家」の施設情報

店舗名 元祖 嶋田家
住所 東京都調布市深大寺元町5-12-10
電話番号 042-482-3578
営業時間 10時~18時
定休日 月曜日
URL https://chofu.com/shimadaya/

その2:お風呂上がりはやっぱりコレ!「深大寺ビール」

深大寺の裏手にある「そば処玉乃屋」は静かで心地よい空間を提供する風流なお店。人気の「深大寺ビール」は、ホッピービバレッジが製造する深大寺の地ビールで価格は330ml550円。散策の合間やお風呂上がりに、喉を潤すにぴったりです。その他、おしるこ、お団子といった甘味もあるので、ファミリーで立ち寄れます。

「そば処玉乃屋」の施設情報

店舗名 そば処玉乃屋
住所 東京都調布市深大寺元町5-11-3
電話番号 042-485-0303
営業時間 9時30分~16時30分
定休日 月曜日
URL http://www.tamanoya.com/

その3:深大寺のファーストフード「そばぱん」

1963年創業の老舗「あめや」の看板商品が「そばぱん」です。そば粉・小麦粉・玄米粉・砂糖を練り合わせて蒸し上げた、そばとパンが一体化した素朴なご当地パン。

あめやの女将さんが25年前に考案した商品で、長年愛され続け「深大寺のファーストフード」として絶大な人気を得ています。中身はかぼちゃ・うぐいす・さつまいもなどの自家製あんや高菜などがあります。

店頭のセイロで蒸し上げており、セイロから立ち昇る湯気が食欲をそそります。テイクアウトのみなので、食べ歩きのおともにいかがでしょう。

「あめや」の施設情報

店舗名 あめや
住所 東京都調布市深大寺元町5-15-10
電話番号 042-485-2768
営業時間 9時~17時
定休日 月曜日
URL http://gourmet.chofu.com/ameya/

深大寺温泉人気のお土産TOP3

深大寺観光の記念になるおすすめのお土産を3つご紹介します。

第1位:鬼太郎茶屋の看板メニュー「目玉おやじのなめらかプリン」

漫画家・水木しげるが50年暮らした街・調布市。市内には「水木しげるロード」をはじめ、代表作「ゲゲゲの鬼太郎」をモチーフにしたモニュメントや作品にちなんだお店が点在します。ここでしか手に入らない限定グッズも多数あり、年間を通して多くのファンが訪れる人気スポットです。

中でも深大寺の最寄りにある「鬼太郎茶屋」の看板メニュー「目玉おやじのなめらかプリン」は大人気。和三盆のほど好い甘さとカラメルソースが絡み合い、口の中でとろけていくプリンです。もちろんパッケージは水木しげるのデザイン。可愛らしい目玉おやじが目印のナンバーワン土産です。

「鬼太郎茶屋 深大寺店」の施設情報

店舗名 鬼太郎茶屋 深大寺店
住所 東京都調布市深大寺元町5-12-8
電話番号 042-482-4059
営業時間 10時~17時
定休日 月曜日
URL https://chofu.com/units/36243/kitaro/

第2位:だるま市にちなんだ名物お菓子「だるまん」

「だるまん」は、深大寺名物の焼き菓子。深大寺は、春に開催される日本三大だるま市の1つとしても有名で、それにちなんだ名物です。もちろんだるま市の時だけではなく、年中買えます。人形焼のようなお菓子で、カステラ生地の中に餡が入っています。

「だるま」、「深大寺」と刻印がされ、食べやすい一口サイズ。深大寺の定番土産で「そばごちそう門前」店内のお土産コーナーにて販売されています。

「深大寺そばごちそう門前」の施設情報

店舗名 深大寺そばごちそう門前
住所 東京都調布市深大寺元町5-13-5
電話番号 042-487-1815
営業時間 10時〜16時
定休日 月曜日
URL http://www.jindaiji.co.jp/

第3位:深大寺散策のお土産にぴったり「そば饅頭」

温泉地の土産といえばお饅頭。茶色い皮が定番ですが、深大寺温泉のお饅頭は色白の「そば饅頭」です。包装をあけた瞬間にふわっと立ち昇るソバの香りが特徴。

中身は、甘さ控えめでそばの実を練り込んだこしあん。「ぷちぷち」と感じるソバの実の食感が楽しいお菓子。1つ120円で販売してます。

「一休庵」の施設情報

店舗名 一休庵
住所 東京都調布市深大寺元町5-11-2
電話番号 042-482-6773
営業時間 11時~15時
定休日 月曜/金曜日(不定休)
URL http://jindaiji19an.com/

都会の穴場温泉で気軽に温泉を味わおう!

都心にいても近くに名湯はあり。その証が深大寺温泉です。武蔵野の散策ついでにふらっと立ち寄ってみてください。

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