【全6湯】夜行船の正体は◯◯?!海中絶景露天風呂を、東京の離島「新島・式根島」で体験!

IMG 3821 e1533820925423 728x444 - 【全6湯】夜行船の正体は◯◯?!海中絶景露天風呂を、東京の離島「新島・式根島」で体験!

こんにちは。「東大温泉サークルOKR(おける)」の代表・橋本です!

突然ですがみなさん、東京の離島「新島(にいじま)」と「式根島(しきねじま)」をご存知ですか?

それぞれ東京から約160kmほどの離島なのですが、めちゃくちゃ透き通った美しい海はもちろん、24時間365日無料で入れるギリシャ風の露天風呂があったり、古くから「内科の湯」として愛される湯治湯があったり、さらには硫化鉄を含む高温すぎて入れない激熱温泉があるなど、いわば「温泉島」なんです。

離島といえど誰もが知ってる「都内某所」から気軽にいけちゃいますし、本土と違って海風が涼しく、避暑地としても◎!

そんなわけで、猛暑日でも温泉に入りまくりたいOKRメンバーで、2泊3日の「新島&式根島ツアー」を遂行!

入った温泉は、全6湯。島ならではの個性的かつ上質な温泉レポを、まるっと大ボリュームでお届けします。

夏だ! 海だ! 温泉だ〜〜!!

目次

東京の離島「新島」「式根島」とは?

大都会のイメージが強い東京都に、じつは「離島」があるって知ってましたか?

その名も「新島」「式根島」。なんと、都心某所からフェリーで気軽に行けちゃうんです。

サーファーに人気!「新島」の特徴

「新島」といえば、青い海と白い砂浜。サーファーに人気の島で、世界有数のくさい食べ物「くさや」発祥の地とも言われています。

そして、世界的にも珍しい「コーガ石」が取れることも島の誇り。東京都渋谷駅前にある「モヤイ像」は、このコーガ石で造られています。

コーガ石で作るガラスは透き通ったオリーブ色で、ため息が出る美しさです。

人口およそ2,000人!「式根島」の特徴

「式根島」は、「新島」のすぐ隣にある小さな島。人口およそ2,000人の式根島に対し、式根島の人口は500人ほど。面積も約5分の1です。

しかし、その分魅力がグッと詰まっている島で、「シキネブルー」と言われるほど、海の青さも特徴的。

最も高いところでも標高100mちょっとの平たい島ですが、海岸は岩がゴロゴロとしていて、断崖絶壁のところも。釣りをするには向いているのだとか。

夜行船の正体は……まさかの◯◯!!

さて、「新島」と「式根島」へは、「都心某所」から運航されている、夜行船で出発します。

乗り場は、山手線「浜松町駅」から徒歩10分の「竹芝ふ頭」。ここからは、浴衣で行くと1,980円で食べ飲み放題が楽しめることですっかり有名になった、「東京湾納涼船」が出航しています。

そうなんです。じつはその「東京湾納涼船」こそが、私たちを島へと連れて行ってくれる夜行船だったのです!

船は夕涼みする浴衣姿の人たちを降ろしたあと、すぐに本土と島を結ぶ、本来の「客船」の役割を果たします。

意外にも波はおだやかですが、船酔いが心配な方は寝てしまえばOK! 一番安い「二等船」は、夜行バスと違ってフルフラットで横になれるのでグッスリと眠れます。

東京23時発! 真夏のダイヤで快適

航海中の景色。一面のオーシャンブルーです

「東京湾納涼船」の夏のダイヤは、「東京23時発→新島7時30分着→式根島8時着」。

船の中で8〜9時間しっかり休んで、朝から元気に島を満喫できるスケジュールです。

なお、「夜行船はちょっと……」と思った方は、「ジェット船」での移動がおすすめ。東京から「新島」「式根島」までたった2時間40分で到着します。

これは新幹線でいうと、「東京⇔大阪」くらいの感覚。離島で遊べるにしては、かなり近いですよね!

「東京都心⇔新島・式根島」のフェリー代金

「東京都心⇔新島・式根島」のフェリーは、片道7,680円(税込;2018年8月現在)。

運賃は季節によって変わり、冬は5,000円台にまで下がります。割引が充実しているのも魅力で、インターネット予約をすると15~20%の割引を受けられます

全3問!「新島」「式根島」クイズ

突然ですがここから、今回僕たちが訪れた「新島」「式根島」について、3つのクイズでご紹介します!

 第1問:新島と式根島の車のナンバープレートは?

  1. 「伊豆」
  2. 「品川」
  3. 「横浜」

正解は、2番の「品川」。

「新島」も「式根島」も東京なので、東京のナンバープレートが使われています。離島に品川ナンバーの軽トラが行き交う姿、ちょっと不思議です。

第2問:新島と式根島より南にある場所は?

  1. 「名古屋」
  2. 「大阪」
  3. 「福岡」

正解は、3番の「福岡」。

「海がきれいな島」と聞くとなんとなく「南の島」をイメージするかもしれませんが、そうでもありません。東京都心から、とっても近いのです。

第3問:新島と式根島は、どのくらい離れてる?

  1. 船で20分くらい
  2. 一番近いところで3kmくらい
  3. いつもくっきりと見えるくらい

正解は、全部! 今回は引っかけ問題でした。

南北500km以上にわたって島が点在している伊豆諸島。その中でも、新島と式根島は近距離。

村役場も、中学校も、高校も1つずつです。

そんな2つの島は、一度にまわるのがオススメ。

新島と式根島を結ぶ連絡船は、運賃430円とかなりお得です。

まずは「新島」の最強露天風呂へ!

夜行船で一夜を過ごした僕たちがまず降り立ったのは、サーフィンの聖地とされる東京「新島」!

ここから、怒涛の温泉巡りがスタートです!

新島の温泉その1:365日無料?! ギリシャ風「湯の浜露天温泉」

ギリシャ風の建物は、島で採れる石で造られたそう

フェリーを降りて最初に目につくのは、ギリシャ風の建物。

海のすぐそばに建っているこの建物は、温泉なのです。その名は「湯の浜露天温泉」海を一望できる絶景露天風呂です。

水着を着て入るので、カップルや家族でもみんなで一緒に楽しめるのがポイントです。

じつはこの温泉、24時間365日営業、しかも無料という、最強の温泉なのです。

「湯の浜露天温泉」の詳細情報

施設名 「湯の浜露天温泉」
住所 東京都新島村間々下(新島港から徒歩5分)
営業時間 24時間
定休日 なし(不定期でメンテナンスを実施)
利用料金 無料
備考 水着を着用して入浴すること
URL http://niijima-info.jp/enjoy/hotspring/yunohama/

新島の温泉その2:展望露天「まました温泉」でゆったり

丘の上にある「まました温泉」

新島には、もう一つ温泉があります。「水着で温泉に入るのは落ち着かない」「頭と体を洗いたい」という人も安心して入れるのが、「まました温泉」

湯の浜露天温泉のすぐ近くにあって、ここからも海を一望できます。

僕たちが入ったときは、ちょうど船が見えました。海のすぐ向こうに、もう一つの目的地「式根島」が見えます。

「式根島」と「新島」は船で20分と充分近いのですが、ジェット船に乗れば、ものの5分で着いてしまいます。

まさにジェット機のようにエンジンをふかして海上を爆走するジェット船。

式根島からやってくるジェット船を露天風呂から見ていた僕たちは、あまりの速さに言葉を失ってしまいました……。

温泉からの帰り道は、絶景に息をのむ

ちなみに、まました温泉では、砂蒸し風呂も体験できるそうです。

お風呂でスッキリ汗を流してしまった僕たちはパスしましたが、次回訪れたら必ずチャレンジします!

「まました温泉」の詳細情報

施設名 「まました温泉」
住所 東京都新島村間々下(新島港から徒歩10分)
電話番号 04992-5-0830
営業時間 10時~21時30分(砂蒸し風呂は11時~20時)
定休日 水曜日
利用料金 大人300円、小人150円、70歳以上200円
砂蒸し風呂:大人700円、小人400円
URL http://niijima-info.jp/enjoy/hotspring/mamashita/

ここからが本番! 温泉だらけの「式根島」へ移動

……と、最初に訪れた「新島」ですっかり温泉を満喫してしまいましたが、ここからが本番。

新島の向かいにある「式根島」では、なんと4つもの温泉が楽しめるのです。

そして海の中の「絶景野天風呂」もあるという式根島。 まずは、島の全貌をチェックしておきましょう。

掲載協力:式根島観光協会の発行する「式根島MAP」より編集

このように、4ヶ所の温泉はそれぞれ近くにあって巡りやすそうです。

式根島ゆきの船に乗りながら、ワクワクが止まりません。

レンタル自転車で「式根島」を疾走!

式根島に着くと、今回借りる自転車を扱う、レンタサイクル屋さんが車でお迎えしてくれました。

宿まで荷物を置きに行って身軽になったところで、自転車が待つお店まで車で送迎してくれるサービスが嬉しい限り。

風を受けて走るのは気持ちいい!

島の中を移動するには自転車がイチバン。坂道だらけの島ですが、下り坂を駆け下りるのが楽しくて、上り坂も頑張れます(スピードの出しすぎには気をつけましょう)。

島の風を受けて走る快感は、いまも忘れられません。

いざ、式根島の「温泉島旅」へ……!

式根島での「温泉島旅」での持ち物は、タオルと水着。

海の中の温泉マナーは海と同じなので、水着で入りましょう

式根島の温泉その1:これぞ絶景!足付温泉

「外科の湯」こと足付温泉

式根島で最初に訪れたのは、「足付温泉」。岩場を降りていくと、自然にできたであろうくぼみの中に、お湯が満たされていました。

自転車を降りてから遊歩道を降りて岩場に行くのですが、途中に更衣室とシャワーが備えてあるので安心です。

ここのトイレがビックリするほどキレイなので、リラックスして使うことができました。

お湯は、少し熱いかなというくらいでした(体感で41℃くらい)。泉質は海沿いの温泉らしい「塩化物泉」です。

あまりしつこくなく、海と同じ感覚で気楽に入れます。島の温泉の中で唯一無色透明なので、水着に色移りしてしまう心配がありません。

「外科の湯」と呼ばれるほど、切り傷やヤケドなどの怪我にいいと言われているこの温泉。アシカが足の傷を癒すために温泉に入っていたという伝説もあるほどです。

それにしても素晴らしいのは、温泉から眺める景色です。海の目線で、行き交う漁船などを眺めながら、ボーッとしていたらあっという間に時間が経ってしまいそうです。

「足付温泉」の詳細情報

施設名 「足付温泉」
住所 東京都新島村式根島1006
料金 無料
URL http://shikinejima.tokyo/hotspring/ashitsuki/

式根島の温泉その2:広くてきれいな「松が下雅湯」

名前の由来となった松の木を眺めながら

足付温泉で十分リラックスしたのですが、僕たちはさらに温泉をハシゴします。

足付温泉から3分ほど遊歩道を歩いた先にあるのが、「松が下雅湯」です。

海の中の温泉とは思えないほど整っていて、ここにもシャワーと更衣室があります(トイレはないので、足付温泉の前で済ませておくことをおすすめします)。しかも、足元が舗装されているので、裸足でも歩きやすいです。

大きな岩風呂が3つあり、温泉水と海水を混ぜていい湯加減に保ってくれています。

ぬるめのお湯で気持ちいい

ここの温泉は、若干の鉄分を含み、ほんのり赤褐色になっています。適温のお湯につかりながら眺める岩山こそが、ここの温泉の名前の由来です。

岩の上にはいつくばるように生えた松の木。その下に湧く温泉に入っています。

岩の上に育つ松の木の生命力をお裾分けしてくれるような、元気の出る温泉でした。

「松が下雅湯」の詳細情報

施設名 「松が下雅湯」
住所 東京都新島村式根島1006
料金 無料
URL http://shikinejima.tokyo/hotspring/matsugashita/

式根島の温泉その3:まっ黄色な濃厚湯「地鉈温泉」

3つ目に訪れたのは、「地鉈温泉」。真っ黄色の濃厚な温泉と海の写真は、すっかり有名となりました。

僕たちも、絶景写真に誘われて「温泉島旅」に来たのです。言ってみればこの温泉は、旅のハイライト。期待が高まります。

訳あって、地鉈温泉を訪れたのは夜の9時。空には天の川がかかり、カシオペヤが天高く輝きます。

なぜ夜に訪れたかと言うと、潮の満ち引きの関係なのです。地鉈温泉は、とっても熱いので満潮でないと入れないとのこと。

1日2回の満潮は、僕たちが訪れたときは午前9時と、午後9時でした。

真っ暗な中を、ライトの明かりを頼りにどんどん進みます。

崖を貫く階段をひたすら降りて、ようやく温泉に着きました。

暗くてよくわかりませんが、「硫化水素」の匂いと熱気を感じます

いざ入浴!といきたいところですが、足をつけた瞬間ビックリしました。

あ つ い !

海の中だからぬるいでしょ、と思っていたので意外でした。でも、地鉈温泉は「内科の湯」と名高く、昔から多くの人が療養に訪れた温泉。

ということは、先人たちもこの熱さにたえながら温泉に入ったのでしょう。

心頭滅却すれば火もまた涼し……心を落ち着けてリベンジです。

い や 、 や っ ぱ り 熱 い わ !

神経が集中している手足をお湯につけずに熱さに耐える作戦

ということで、入浴した証拠写真だけ撮って撤退しました。でもお湯は、すごく気持ちよかったです

硫化鉄を含む濃厚なお湯で、ピリピリとした刺激を感じました。これは体に良さそう!

そして翌朝、満潮の朝9時近くに再び訪れました。写真を撮るためです。

海の色とのコントラストが鮮やか

こんな色をしているとは……美しさに圧倒されます。

60℃ある場所もあるので要注意!

鉈で地面を割ったかのような谷を進むことから「地鉈」の名がついたのだとか

いくつかの湯だまりがありますが、一番手前以外は熱くて入れたものではありません

「足だけ」と思って足をつけるのもおすすめしません。60℃くらいはあるところもあり、非常にキケンです。真夜中に入ろうとするのも、危ないのでやめましょう。

「地鉈温泉」の詳細情報

施設名 「地鉈温泉」
住所 東京都新島村式根島1006
料金 無料
URL http://shikinejima.tokyo/hotspring/jinata/

キャンプ&海水浴で、海を満喫!

さて、地鉈温泉でサバイバル気分(?)を味わった僕たちも、しっかり島を満喫しました。

キャンプ場は無料で使えます(申請は必要です)。充電器やシャワーなど、設備が整っていてキャンプ初心者の僕も快適に過ごせました。

島の夜風は涼しく、都心と違って冷房なしでもぐっすり。

キャンプ場の目の前に広がるのは海!

シーカヤックやボディボードなどのマリンスポーツを楽しむ人が多い「大浦海水浴場」ですが、もちろん海水浴もOK。

温泉でかいた汗を、海で流せます。本当に透き通っていて、魚も泳いでいます。

「大浦キャンプ場」の詳細情報

施設名 「大浦キャンプ場」
住所 東京都新島村式根島
電話番号 04992-7-0170(観光協会)
営業期間 GW・夏
(それ以外の時期は釜の下キャンプ場が代わりに営業)
URL http://shikinejima.tokyo/play/camp/

絶品島グルメも堪能

左上から時計回りに、ほろ苦さがクセになる「明日葉の天ぷら」、脂ののった「本日の刺身」、「くさや」などの島の郷土料理、島海苔の旨味がシミる「まご茶漬け」

温泉だけでなく、島のグルメも満喫しました。

居酒屋 千漁」で、島の郷土料理づくしの晩ご飯。

ここでしか食べられない島グルメで、お腹いっぱい。身も心も癒やされたのでした。

「居酒屋 千漁」の詳細情報

施設名 「居酒屋 千漁」
住所 東京都新島村式根島938
電話番号 04992-7-0900
営業時間 18時〜23時
定休日 不定休:要問合せ
URL http://shikinejima.tokyo/gourmet/japanese/371/

 

たった200円!ワイルドな露天を楽しんだ後は「共同浴場」へ

そんなわけで、「新島」&「式根島」での温泉巡りもいよいよ佳境に。

最後となる6番目に入ったのは、設備が整った、たった200円の共同浴場。シャワーや石鹸があり、塩を洗い流すのにピッタリです。

最後の温泉:憩の家

地鉈温泉などの野湯に降りていく遊歩道の入り口にある「憩の家」

地元の人も使う共同浴場です。値段の安さがポイントで、お値段たったの200円。

ここも源泉かけ流しです。ほんのり色づいていて、ポカポカとしてきます。「温泉島旅」のシメにふさわしい、きれいな温泉でした。

「憩の家」の詳細情報

施設名 「憩の家」
住所 東京都新島村式根島1006
電話番号 04992-7-0576
営業時間 10時〜21時30分(最終受付:21時)
定休日 水曜日
利用料金 大人200円、小人100円
備考 石鹸はありますが、シャンプーはありません
URL http://shikinejima.tokyo/hotspring/ikoinoie/

新島&式根島の泉質は、すべて「塩化物泉」

今回訪れたすべての温泉の泉質名は「塩化物泉」

浴用適応症として、きりきず・末梢循環障害・冷え性・うつ状態・皮膚乾燥症があります。

美肌の湯としても有名で、格別な湯あがりが体験できます。

「塩化物泉」の効果効能

泉質名 塩化物泉(掲示用泉質)
浴用適応症 きりきず、末梢循環障害、冷え性、うつ状態、皮膚乾燥症
飲用適応症 萎縮性胃炎、便秘(新島・式根島とも、すべての温泉で飲用が禁止されています

塩化物泉についてもっと詳しく

満足!1泊2日で濃密な時間がすごせる「新島」「式根島」

夕焼けを独り占め

全2泊3日の「温泉島旅」。

東京都内の島「新島」「式根島」の温泉を心ゆくまで楽しめました。海水浴や島グルメも満喫して、大満足の3日間。

温泉と海水浴を両方楽しめちゃう、夏にピッタリな「温泉島旅」。

あなたもぜひ、平成最後の夏の思い出づくりにいかがでしょう。

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