寒さも吹き飛ぶ!東大の学園祭で味わう本場の温泉湯豆腐【駒場祭2019レポ】

こんにちは!今春より東大温泉サークルOKRに加入しました新福です。

11月に開催される東京大学の学園祭、「駒場祭」。5月に開催される「五月祭」と並ぶ東大の一大イベントの舞台は、1・2年生が主に学ぶ駒場キャンパスです。

それにあわせて、OKRでは1年生が駒場祭の責任者を務めます。先輩方のお力を借りながら、自分たちなりに温泉にちなんだ企画を進めてきました。

佐賀県の「武雄温泉」のご協力のもと、こだわりがつまった「温泉湯豆腐」。今回はその様子をレポートいたします!

雨になんて負けない!温泉湯豆腐おける亭

おける亭、まもなくオープン。

温泉湯豆腐ってなに?

「温泉湯豆腐」といっても、ふつうの湯豆腐とどう違うの? はじめは私もそう思っていました。

とろっとろの温泉湯豆腐

温泉湯豆腐は、ふつうの湯豆腐よりもとろける味わいが特徴的です。アルカリ性の温泉水の成分が豆腐をまろやかにしてくれて、ホロホロに溶け込んだ、淡雪のような優しい食感が楽しめます。

温泉湯豆腐の実食レポ

駒場祭が開催される11月下旬は気温が低く、温かい温泉湯豆腐はピッタリです。

どうして佐賀県の温泉とコラボしたの?

私たちは、豆腐も温泉水もすべて佐賀県のものにこだわって駒場祭に出店しています。

2019年8月に、記録的な豪雨が九州を襲いました。佐賀県の名物である温泉湯豆腐を通して、温泉だけでなく、災害に負けず頑張る姿をアピールしたいと考えました。

今回湯豆腐につかう温泉水を汲んでいる武雄温泉や、豆腐の提供をしてくださった「平川屋」さんも豪雨災害の被害を受けました。復旧が進んだ今でも、風評被害で観光客が減ってしまったそうです。

武雄温泉のおすすめ温泉・観光情報

温泉パワーでピンチに打ち勝て!

こうして迎えた駒場祭。まさかの天候に恵まれず、激しい雨が続きます。

おまけに気温も低く、寒さで凍りついてしまいそうです。心なしかお客さんの数も少ないように思えてきます。

しかしながら、大雨を乗り越え私たちに湯豆腐を託してくださった武雄温泉の苦労を忘れるわけにはいけません。たとえ雨が激しくても、私たちの腕の見せどころはここからです

寒い中、メンバーで声を張り上げひたすら宣伝を繰り返します。温泉湯豆腐が何か分からないお客様にも丁寧に、時には武雄温泉の紹介も交えながら説明をしました。

すると、天気が悪い中でも徐々に温泉湯豆腐を買ってくださるお客様が一人、また一人と増えてきました。

記念すべき、朝一番の湯豆腐

最初は不思議そうな顔をしていた方や、寒さで顔をしかめていた方が湯豆腐を口にした途端、ぱっと顔を輝かせて次々に「おいしい」と、言ってくださいました。

また、メンバーの話を聞いて武雄温泉や平川屋さんの豆腐に興味を持ってくださった方もいらっしゃいました。「災害に負けないで頑張っているんだね」とコメントも頂きました

こうしたお客様の反応を見て、これまでの頑張りが報われたと実感しました。1年生ながらに不安でしたが、その分得られたものも大きかったように思えます。

駒場祭を通して、温泉地の名物だけでなく私たちがメッセージ性を持って地域をPRできてよかったです。ただ楽しむだけでなく、様々な面から温泉の魅力を伝える良い経験となりました。

駒場祭屋台「おける亭」の詳細情報

イベント会場 東京大学駒場キャンパス(銀杏並木)
開催期間 2019年11月22日(金)~24日(日)
開催時間 9時00分〜17時00分
※売り切れ次第終了します。
料金 1食300円(ポン酢orごま)
お問い合わせ komabasai.net/70/visitor/kikaku/676

「温泉と真剣に向き合う」をモットーに、温泉を愛する大学生たちが集まって活動している「東大温泉サークルOKR」。温泉の魅力を、これからも発信し続けていきます。

東大温泉サークルOKRの活動や温泉レポートをもっとみる

佐賀県のおすすめ観光スポットは、みんなのランキングをチェック!

ユーザーの人気投票で本当におすすめできるものを紹介する「みんなのランキング」。武雄温泉にお出かけの際は、「佐賀県の観光地人気ランキング」をぜひチェックしてください!