2018年11月8日(木)〜11月11日(日)の4日間、東京・品川で「嬉野温泉 presents とろとろ温泉湯どうふガーデン(以降・温泉湯どうふガーデン)」が開幕しました。
かねてから前売り券1,400枚が完売するなど、連日多くの来場者で大盛況!
はたして佐賀県嬉野市で親しまれている「温泉湯どうふ」とはいかなるものか?
温泉部スタッフがイベントに潜入し、「湯どうふガーデン」に出店された5つの温泉湯どうふを実食して参りました!
目次
嬉野名物「とろとろ温泉湯どうふ」って、どんな湯どうふ?

佐賀県嬉野地域で、長年にわたって食べられてきたご当地名物「嬉野温泉湯どうふ」。名湯「嬉野温泉」で煮込んでいるところが、ほかの“湯どうふ”との決定的な違いです。
「温泉湯どうふ」に用いられる豆腐は、嬉野産の高品質大豆「フクユタカ」を使用していることなど、「嬉野温泉湯どうふ振興協議会」が定める厳しい基準をクリアした豆腐のみを使用。
嬉野温泉の成分で豆腐がやわらくクリーミーに変化し、とろとろの食感になるのが特徴です。
今回おじゃました「温泉湯どうふガーデン」では、これらの基準を満たした5店舗による食べ比べを楽しみました。
さらには「嬉野温泉」の手湯&足湯のサービス、大好評を博した佐賀県鹿島市にある「祐徳稲荷神社」の出張神社など、「温泉湯どうふガーデン」のにぎわいぶりをお届けします!
嬉野温泉のおすすめ日帰り温泉情報はこちら
嬉野温泉で行くべきおすすめ日帰り温泉17選|ランチ付きや家族風呂利用など【2017年版】

東京・品川で「嬉野温泉 presents とろとろ温泉湯どうふガーデン」開催

東京・JR「品川駅」東側(港南口)を出て徒歩約5分。高層ビルが林立する広場にかかった大きなピンクの暖簾(のれん)。その向こうが、「湯どうふガーデン」の会場です。
暖簾の横にはレンタル浴衣(先着順)があり、それを羽織って、手にした木桶は「温泉湯どうふ」の器。
この出で立ちで、嬉野自慢の温泉湯どうふ5店舗をめぐるという趣向。食べる前から笑みがこぼれます。
「湯どうふガーデン」会場。暖簾の向こうにそびえる東京タワーが綺麗でした。
いずれも味自慢!全5品の「とろとろ温泉湯どうふ」を実食

「温泉湯どうふガーデン」に出店した5店舗の湯どうふがすべて味わえるチケットには、温泉湯どうふの器になるかわいい湯おけがセット。各店舗でチケットと湯おけを差し出すと、温泉湯どうふを盛ってくれる仕組みです。
5店舗統一で、おろしショウガ・ネギ・カツオ節という3種の薬味がトッピングできます。
おなじ薬味のため、それぞれのとうふやタレの違いが明確にわかる、という寸法。“味くらべ”を楽しむ心憎いサービスです。
その1:宿泊者限定の味!秘伝のゴマダレ「和多屋別荘」


嬉野温泉の老舗旅館「和多屋別荘」の温泉湯どうふは、宿泊者しか口にできない朝食の定番。
クリーミーな食感と、大豆の風味を包むゴマダレが印象的(薬味のショウガもよいアクセント)。
お酒のアテにもよさそうですが、やはりご飯がほしくなる、“朝食”にピッタリの湯どうふです。
「和多屋別荘」の詳細情報
施設名 | 「和多屋別荘」 |
---|---|
住所 | 佐賀県嬉野市嬉野町下宿乙738 |
電話番号 | 0954-42-0210 |
URL | http://www.wataya.co.jp/index.html |
「和多屋別荘」通販情報 | https://item.rakuten.co.jp/wataya-shop/c/0000000108/ |
その2:ほのかなお茶の香り。とろっとろ湯どうふ「茶心の宿 和楽園」


熱々の温泉湯どうふを盛り、タレをかけたらお茶の葉をひとつまみ。お茶の香りが漂う、ちょっぴり甘い味噌ダレがいい。
しっかりと食べごたえのあるとうふなのに、ツルンと入っていくつでも食べられそうな「茶心の宿 和楽園」自慢の湯どうふです。
「茶心の宿 和楽園」の詳細情報
施設名 | 「茶心の宿 和楽園」 |
---|---|
住所 | 佐賀県嬉野市嬉野町下野甲33 |
電話番号 | 0954-43-3181 |
URL | http://www.warakuen.co.jp |
「茶心の宿 和楽園」の通販情報 | https://asp.hotel-story.ne.jp/ec/waraku/products/detail.php?product_id=9 |
その3:最後の一滴までおいしい、濃厚湯どうふ「福田とうふ店」


出店した5店舗のなかで、もっともスープが多かった「福田とうふ店」の湯どうふ。嬉野産大豆「フクユタカ」の特徴を活かした濃厚な味わいです。
とうふの旨味と九州醤油がベースの特製ダシが溶けあったスープが絶品。最後の一滴までおいしくいただけました。
「福田とうふ店」の詳細情報
施設名 | 「福田とうふ店」 |
---|---|
住所 | 嬉野市 嬉野町大字下宿丙110-2 |
電話番号 | 0954-42-1112 |
「福田とうふ店」の通販情報 | http://www.ja-town.com/shop/g/g8101-500071013/ |
その4:ふわっと軽い食感。甘み際だつ「このめの里」


甘みを利かせたゴマダレが、とうふの甘みと大豆本来の旨味を引き出す「このめの里」の湯どうふ。
ふわっと軽い食感で、大豆の香りが余韻を引きます。「とうふって“大豆”でできているんだ」と、再認識させてくれるおいしさでした。
「このめの里」の詳細情報
施設名 | 「このめの里」 |
---|---|
住所 | 佐賀県嬉野市嬉野町大字下宿甲2094−15 |
電話番号 | 0954-42-1380 |
「このめの里」の通販情報 | https://www.wagamachi-tokusan.jp/product_list/page-1?keyword=このめの里 |
その5:濃厚&なめらか!大豆の風味広がる「藤川豆腐店」


見た目以上に、とろっとろでなめらかな「藤川豆腐店」の湯どうふ。濃厚な大豆の味わいと、それに負けない甘辛濃厚なタレが互いに引き立てあいます。
「温泉湯どうふにもっとも適した食感の豆腐を作る!」を信条に、たどりついた自慢の味です。
「藤川豆腐店」の詳細情報
施設名 | 「藤川豆腐店」 |
---|---|
住所 | 佐賀県嬉野市嬉野町下宿丙64-1 |
電話番号 | 0954-43-1683 |
URL | http://www.spa-ureshino.com/fujikawa/ |
「藤川豆腐店」の通販情報 | http://www.spa-ureshino.com/fujikawa/ |
甲乙つけがたい、嬉野名物「とろとろ温泉湯どうふ」
温泉湯どうふ作りにかかせない巨大な専用釜を嬉野から運んで、各店舗に設置。あつあつの温泉湯どうふを振る舞いました。
実食の感想を申すなら「いずれも甲乙つけがたし」としておきたい。それぞれ個性がハッキリしていて、さまざまな「温泉湯どうふ」が味わえる嬉野が羨ましい! といったところでしょうか。
ご飯やお酒を片手に、もう一周したいと思った次第です。
足湯や縁結び祈願も!嬉野温泉の魅力をたっぷり満喫

このたびの「嬉野温泉 presents とろとろ温泉湯どうふガーデン」は、「温泉湯どうふ」の食べ比べだけでなく、佐賀県や嬉野市の魅力を伝える店舗も、それぞれにぎわっていました。そのいくつかをご紹介します。
その1:名湯「嬉野温泉」を手軽に楽しめる「足湯&手湯」を無料サービス
佐賀県を代表する「嬉野温泉」の名湯を会場へ運び、足湯の無料体験コーナーを設置。
温泉湯どうふではないですが、トロッとした肌触りで、「足湯」だけでもうっとりしてくる心地よさ。
「足湯」のほかに「手湯」を設置し、多くの来場者が手軽に名湯を楽しんでいました。
「嬉野温泉」の泉質はおもに「炭酸水素塩泉」や「塩化物泉」など。慢性消化器病や冷え性、疲労回復に効果効能があるほか、「日本“三大美肌の湯”」に数えられる、女性に絶大な人気を誇る名湯。
温泉街は、宿泊施設や日帰り入浴が楽しめる施設も充実し、湯めぐりも楽しめます。
嬉野温泉の「炭酸水素塩泉」や「塩化物泉」について
【1分で分かる】泉質と効果効能(適応症)一覧まとめ!療養泉は普通とは違う?

温泉ソムリエ家元・遠間和広さんの温泉コラムVol.2:「美人をつくる“三大美人泉質”とは?」

その2:縁結び祈願も!日本三大稲荷「祐徳稲荷神社」が出張

今回は年間300万人が訪れる日本三大稲荷のひとつ「祐徳稲荷神社」が、「温泉湯どうふガーデン」に出張!
神職と巫女さまたちが、縁結びや厄落とし祈願が込められる絵馬を頒布(はんぷ)。
会場で記入した絵馬は、佐賀の本殿に運ばれ、祈願奉納されました。


「祐徳稲荷神社」の「絵馬」は「厄」の文字が取れるようになっていて、願いごとを書いたら「厄落とし箱」に厄の文字を落とします。コトっと音を立てて箱のなかに“厄”が“落ちて”いく様子は、楽しくて晴れがましい気持ちにさせてくれます。
おみくじは6カ国語対応。2015年、タイで公開されたドラマ「Stay」で「祐徳稲荷神社」がロケ地となり、ファンの“聖地めぐり”でタイから多くの観光客が訪れるようになりました。
神社では、急遽おみくじに「タイ語」訳を加え、人気のお土産になっているそうです。
「祐徳稲荷神社」の詳細情報
施設名 | 「祐徳稲荷神社」 |
---|---|
住所 | 佐賀県鹿島市古枝 |
電話番号 | 0954-62-2151 |
URL | https://www.yutokusan.jp |
その3:佐賀県の自慢がズラリ!「おみやげストリート」

「温泉湯どうふガーデン」では、佐賀の特産品を販売する「おみやげストリート」も大人気。
嬉野温泉街で造られている地酒「虎之児」をはじめ、久光製薬が佐賀限定で発売の「さが美人化粧水」など、佐賀へ行かなければ入手困難な逸品ばかりでした。
大盛況だった「温泉湯どうふガーデン」。次の開催は?

大盛況のうちに閉幕した「嬉野温泉 presents とろとろ温泉湯どうふガーデン」。佐賀県内で、温泉湯どうふを振る舞うイベントはこれまでも開催してきましたが、今回のような大規模な催しは県外では今回がはじめて。大阪から訪れたファンもいたそうで、その人気ぶりが伺えます。
「とろとろ温泉湯どうふガーデン運営事務局」の方に、次回開催について尋ねると「未定です」とのこと。
今回1回こっきりとは残念なはなしですが、事務局担当者は「佐賀へ来てください!」とニッコリ。その自信に脱帽した次第です。
出典:PRTIMES
取材協力:とろとろ温泉湯どうふガーデン運営事務局
「東京都品川区・佐賀県嬉野温泉」に関連するおすすめ温泉・観光情報はこちら
【東京】品川で濃厚とろっとろな「温泉湯どうふ」食べ比べ!老舗の限定品も登場

品川のスーパー銭湯TOP5!お風呂の王様や武蔵小山・清水湯が人気【天然温泉あり】

品川観光の人気おすすめスポットランキングTOP10!お土産や名物についても【最新版】

嬉野温泉周辺のおすすめグルメランチ10選!名物の温泉湯豆腐や佐賀牛も【最新版】

嬉野温泉で行くべきおすすめ日帰り温泉17選|ランチ付きや家族風呂利用など【2017年版】
