栃木県日光市が「紅葉ピーク」を発表!“見ごろ”が長く続くと嬉しい予想

栃木県_日光市_紅葉ピーク_いろは坂2018

日光市観光情報発信センター(東京都千代田区)は、栃木県日光市の「紅葉見ごろピーク」を発表。

2018年の紅葉は、例年に比べて長く“見ごろ”が続くと、嬉しい予想。標高差のある日光市は、9月下旬から11月まで、長期間にわたり場所を変えて紅葉が楽しめます。

世界遺産「日光東照宮」付近の「紅葉ピーク」は10月27日(土)~11月11日(日)の見込み。「陽明門」修復工事が終わった東照宮では、この時期さらに多くの観光客でにぎわうと見込んでいます。

ライトアップも楽しみな東照宮の見ごろは10月27日(土)から

栃木県_日光市_紅葉ピーク_東照宮2018

「日光東照宮」では一番の見どころ「陽明門」の修復工事が完了。往時の豪奢なたたずまいが蘇り、多くの観光客が足を留めています。11月9日(金)からは、恒例のライトアップがスタート。夕闇のなか「陽明門」が幽玄に浮かび上がります。

「日光東照宮」をはじめ、日光市の紅葉が楽しめる各所の見ごろ予報をご紹介します。

その1:【日光東照宮・ライトアップ日光2018】日光東照宮

?見ごろ予報:10月27日(土)~11月11日(日)

・名称:ライトアップ日光2018
・期間:11月9日(金)~11日(日)17時〜21時
・会場:世界遺産「日光の社寺」(外観)
・入場料:無料

・名称:逍遥園ライトアップ
・期間:10月25日(木)~10月31日(水)17時~20時、11月1日(木)~11月15日(木) 16時~20時
※11月9日(金)~11日(日)の「ライトアップ日光」開催期間中は16時~21時
・会場:日光山輪王寺 逍遙園
・入園料:500円

・名称:ライトアップ大猷院
・期間:11月2日(金)~11月4日(日)16時30分~20時、11月9日(金)~11月11日(日)17時~21時
・会場:日光山輪王寺 大猷院
・拝観料:大人550円、小人250円

その2:【霧降高原】奥日光エリア

?見ごろ予報:10月22日(月)~10月31日(水)

標高1,434にある「六方沢橋(ろっぽうさわばし)」は、鮮やかな紅葉と、筑波山を遠くに見渡す絶景スポット。ハイキングも人気です。

その3:【足尾、わたらせ渓谷鉄道沿線など】足尾エリア

?見ごろ予報:10月20日(土)~11月18日(日)

栃木県_日光市_紅葉ピーク_足尾2018

人気観光列車「わたらせ渓谷鉄道」。窓のないトロッコ車両から望む紅葉の絶景は11月上旬から。足尾町にある庚申山(こうしんさん)は、モミジやカエデ、ナナカマドなど異なる紅葉の配色が山肌を埋め尽くす絶景。10月中旬から見ごろピークを迎えます。

その4:【鬼怒川温泉、川治温泉など】鬼怒川・川治エリア

「日塩もみじライン」?見ごろ予報:10月16日(火)~11月10日(土)

鬼怒川・川治と塩原温泉を結ぶ28.5kmの道路、通称「日塩(にちえん)もみじライン」は、四季折々に美しく、とくに紅葉シーズンは圧巻! どこまでも続く紅葉を愛でながらドライブが楽しめます。

「龍王峡」?見ごろ予報:10月23日(火)~11月15日(木)

鬼怒川・川治エリアでもっとも人気が高い「龍王峡(りゅうおうきょう)」の紅葉は、「むささび橋」や「虹見橋(みじみばし)」からの眺めがおすすめ。見ごろのピークは11月上旬です。

「鬼怒川温泉」?見ごろ予報:10月24日(水)~11月20日(火)

栃木県_日光市_紅葉ピーク_SL大樹2018

川から紅葉を満喫するラフティングなど川沿いのアクティビティが充実。人気の観光鉄道「SL大樹(たいじゅ)」からは新高徳(しんたかとく)や中岩(なかいわ)など、人気の紅葉スポットを車窓から楽しめます。

「川治温泉」?見ごろ予報:10月20日(土)~11月11日(日)

栃木県_日光市_紅葉ピーク_川治温泉2018

紅葉の見ごろピークにあわせ、11月4日(日)には「川治温泉紅葉まつり」を開催。昼間は縁日、夜は川治温泉の地形を活かした「仕掛け花火ショー」があり、多くの観光客でにぎわいます。

その5:【川俣温泉】栗山エリア

「瀬戸合峡」?見ごろ予報:10月16日(火)~11月10日(土)

深度100mにもおよぶ断崖絶壁が約2kmにわたる「瀬戸合峡(せとあいきょう)」は、川俣温泉の最寄り。切り立った岸壁をなぞるように紅葉が連なる景観は、人気の「渡らっしゃい吊橋」から眺めるのがおすすめ。

「間欠泉」?見ごろ予報:10月16日(火)~11月10日(土)

川俣温泉の温泉街にある「間欠泉」は、年間を通して人気のスポット。約60〜70分間隔で温泉がダイナミックに吹き上がります。紅葉に彩られた渓谷を背景に、高々と上がる「間欠泉」は、この時期だけのサプライズです。

その5:【日光ダイヤ川公園】今市エリア

「日光ダイヤ川公園」?見ごろ予報:11月3日(土)~11月21日(水)

栃木県_日光市_紅葉ピーク_日光ダイヤ川公園2018

イロハモミジやヤマモミジの赤、イヌシデやコナラの黄色。原色に色づいた紅葉のグラデーションが楽しめる「日光ダイヤ川公園」は、園内各所で紅葉が堪能できる市民の憩いの場です。

11/23(金)~25(日)の期間に催される「2018日光そば祭り」が大人気のイベントです。

全国級レベルのそば祭り!「2018日光そばまつり」

栃木県_日光市_紅葉ピーク_日光そばまつり2018

・名称:2018日光そばまつり
・日時:11月23日(金)~11月25日(日)10時〜15時
・会場:日光だいや川公園オートキャンプ場およびインフォメーションエリアほか
・備考:全国各地のそば処が出店し、自慢の味を披露。地元特産品の販売、郷土芸能やアトラクションなども披露されます。
※参考資料:2018日光そばまつりチラシ(表面)はこちら
※参考資料:2018日光そばまつりチラシ(裏面)はこちら

問い合せ「日光そばまつり事務局」の詳細情報

施設名 「日光そばまつり事務局」
住所 栃木県日光市今市本町1(日光市役所・観光部観光振興課内)
電話番号 0288-21-5170
URL http://www.city.nikko.lg.jp/shinkou/kankou/imaichi/event/sobamatsuri.html

紅葉見物のあとはコレ!名湯のご紹介

首都圏からなら車でも鉄道でも2時間あまりで行ける日光。手軽に紅葉の絶景が楽しめるほか、世界遺産「日光東照宮」や温泉など、魅力的なスポットが点在。いわずと知れた、いで湯の里「日光」の、おもな名湯をご紹介します。

その1:日本でも有数の「硫黄泉」が人気「湯元温泉」

奥日光、静かな「湯ノ湖」の湖岸にある「湯元温泉」。開湯から1200年を数える、白濁とした温泉の泉質は「硫黄泉」。神経痛やリウマチなどに効果効能があるほか、お肌がツルツルになる「美肌の湯」として評判です。

「奥日光湯元温泉」の詳細情報

施設名 「奥日光湯元温泉旅館協同組合」
住所 栃木県日光市湯元2549
電話番号 0288-62-2570
URL http://www.nikkoyumoto.com

その2:幕末の英雄もいやされた“傷の湯”「川治温泉」

栃木県_日光市_紅葉ピーク_川治温泉2018

江戸時代、会津街道の宿場町として栄えた静かな温泉地。古くは新選組の土方歳三も訪れ、傷を癒したという伝説があります。泉質は「アルカリ性単純温泉」で、神経痛やリウマチに効果効能があるほか、怪我にもよいといわれ「傷の川治」とも呼ばれています。

「川治温泉」の詳細情報

施設名 「川治温泉」
住所 栃木県日光市川治温泉川治
電話番号 0288-22-1525(日光市観光協会)
URL http://www.nikko-kankou.org/spot/53/

その3:江戸時代に発見された由緒正しい名泉「鬼怒川温泉」

栃木県_日光市_紅葉ピーク_鬼怒川温泉2018

江戸時代に開湯した当時は、僧侶や大名のみが入浴を許された由緒正しい温泉。泉質は「アルカリ性単純温泉」で、疲労回復や健康増進などに効果効能があります。川治温泉の“傷の川治”に対し“火傷(やけど)の鬼怒川”との別名をもつ名湯です。

「鬼怒川温泉旅館組合」の詳細情報

施設名 「鬼怒川温泉旅館組合」
住所 栃木県日光市鬼怒川温泉大原1404-1
電話番号 0288-77-1039
URL http://www.kinugawa-onsen.com/stay/

その4:「美肌の湯」ランキングNo1!「湯西川温泉」

栃木県_日光市_紅葉ピーク_湯西川温泉2018

温泉はもちろん、野鳥や鹿などのジビエ料理が人気上昇中。温泉の泉質は「アルカリ性単純温泉」。腰痛や冷え性などに効果効能があり、「美肌の温泉地」ランキングの2016年度第1位(楽天トラベル調べ)を獲得した「美肌の湯」でもあります。

その5:関東最後の“秘湯”と呼ばれる「奥鬼怒温泉・川俣温泉」

関東最後の“秘湯”と呼ばれる「奥鬼怒温泉」は、一般車両が入れない原生林に囲まれた秘境にあります。4つの湯宿があり、それぞれが異なる温泉を有します。おもな泉質は「中性低張性高温泉」などで、神経痛や関節痛に効果効能があります。

山間にある「川俣(かわまた)温泉」は、露天風呂が多いことでも知られ、この時期は紅葉とともに名湯を満喫できます。泉質は「ナトリウム-塩化物泉」で、皮膚病や慢性婦人病などに効果効能があります。11月の新そばシーズンには多くの観光客が訪れます。

「奥鬼怒温泉・川俣温泉」の詳細情報

施設名 「奥鬼怒温泉・川俣温泉」
住所 栃木県日光市
電話番号 0288-97-1126(日光市観光協会湯西川・川俣・奥鬼怒支部)
URL http://www.nikko-kankou.org/spot/49/

その6:日光の門前町に湧き出る名湯「日光温泉」

栃木県_日光市_紅葉ピーク_日光温泉2018

日光の門前町に湧き出る「日光温泉」。「東照宮」など、人気スポットの最寄りで、日光観光の拠点に便利。泉質は「アルカリ性単純温泉」で、神経痛や消化器疾患などに効果効能があり、「美肌の湯」として女性たちに人気です。

「日光温泉旅館協同組合」の詳細情報

施設名 「日光温泉旅館協同組合」
住所 栃木県日光市所野2854(日光交流促進センター風のひびき内)
電話番号 0288-54-3126
URL http://www.nikko-spa.org

出典:共同通信

紅葉の見ごろピークを迎える日光へ行こう!

栃木県_日光市_紅葉ピーク_華厳の滝2018

2018年、日光は降雨量が多かったせいで、戦場ヶ原の小田代ヶ原(おだしろがはら)に「幻の湖」と呼ばれる池が7年ぶりに出現。華厳の滝では、通常の50倍に登る水量を記録するなど、例年とは異なる光景が見られるのも、今年の特徴です。

「陽明門」の修復工事が終わって、にぎわう日光東照宮をはじめ、秋色に染まった“関東の奥座敷”日光へ出かけてみてください。

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