草津温泉の定番観光スポットやおすすめ宿泊旅館を紹介!食べ歩きグルメやお土産も

草津温泉

群馬県草津町にある「草津温泉」は東京から電車やバス、車で3時間ほどと手軽に行ける温泉地です。兵庫県の「有馬温泉」、岐阜県の「下呂温泉」と共に日本三名泉に数えられ、殺菌効果が高く「恋の病以外なんでも治せる」とまで言われる「強酸性」の泉質で、日本一の自然湧出量を誇ることから数多くの旅館が立ち並ぶ人気の観光地になっています。

今回は、草津温泉に旅行・観光に行きたいと考えている人が参考にできる、おすすめ温泉旅館や、観光スポット、グルメ情報について解説していきます。

草津温泉とは

日本三名泉として名高い、群馬県草津町の「草津温泉」。その歴史はじつに深く、なんと古墳時代に日本武尊が開湯したことが起源とされています。風情あふれる温泉街にはシックな瓦が敷き詰められ、ただ歩くだけでもロマンたっぷり。あちこちから湯水があふれ、無料で足湯・手湯が出来るうれしい施設も沢山あります。

最近ではホテルやペンションなどのリゾート地が増えたこともあり、贅沢な大人の旅をしたいという方にも人気。世界中からの観光客で賑わう、日本屈指の温泉スポットです。

草津温泉の泉質と効能

「恋の病以外なんでも治る」とまで言われる草津温泉の代表的な泉質はph値2程度(数値が低いほど酸性が強い)の強めの「酸性泉」で、「皮膚病の湯」とも呼ばれるように、適応症(入浴で得られる効能)は皮膚病・神経痛・糖尿病などがあります。

泉質別適応症
(酸性泉が特化した効能)
アトピー性皮膚炎、尋常性乾癬、耐糖能異常(糖尿病)、表皮化膿症
一般的適応症
(全ての療養泉に共通する効能)
筋肉もしくは関節の慢性的な痛みやこわばり(関節リウマチ、変形性関節症、腰痛症、神経痛、五十肩、打撲、捻挫などの慢性期)、運動麻痺における筋肉のこわばり、冷え性・末梢循環障害、胃腸機能の低下(胃がもたれる、腸にガスがたまるなど)、軽症高血圧、耐糖能異常(糖尿病)、軽い高コレステロール血症、軽い喘息・肺気腫、痔の痛み、自律神経不安定症やストレスによる諸症状(睡眠障害やうつ状態など)、病後回復期・疲労回復・健康増進
酸性泉の禁忌症
(入浴を控えた方がいい人)
急性疾患(特に熱のある場合)、活動性の結核、悪性腫瘍、重い心臓病、呼吸不全、腎不全、出血性疾患、高度の貧血、その他一般的に病勢進行中の疾患、皮膚、粘膜の過敏な人(特に鉱泉過症の人)

草津温泉の酸性泉は刺激が強い温泉のため、こんな人は温泉に入らないでください、という「禁忌症」に該当する人も多いです。禁忌症とは別ものですが、温泉の「好転反応」により入浴後に体のだるさや、腹痛、熱などを引き起こす「湯あたり」になってしまう可能性もありますので、旅行を楽しみたいという方は長湯をしないよう気を付けるのがいいでしょう。

また、肌の角質を落とすと強い酸性に負けてしまう可能性があるため、体をボディソープや石鹸などで洗いすぎないようにし、入浴後はシャワーなどで身体についた温泉を流してから上がるのがおすすめです。

草津温泉の代表的な6つの源泉

草津温泉には100以上の源泉地があり、毎分約4,000リットルの温泉が湧き出る「日本一の自然湧出量」ということでも有名です。
中でも湧出量が多いのが、湯畑、白旗、西の河原、地蔵、煮川、万代鉱の6つの源泉です。順にどんな特徴のある源泉なのかを説明していきます。

湯畑(ゆばたけ)

草津温泉 群馬県 湯畑

湯畑は草津温泉で最も有名な源泉です。
草津の源泉は51~95℃と高温でそのままでは入浴できないことから、7本の木樋を通すことで加水を行わずに冷ます役割と、草津土産の定番にもなっており温泉成分の塊で入浴剤として利用できる「湯の花」を採取する役割があります。

■湯畑源泉の共同浴場

湯畑源泉の無料で入浴できる共同浴場は以下です。

共同浴場名 入浴可能時間 住所
巽の湯 24時間
清掃時間9時~10時30分頃
群馬県吾妻郡草津町馬場区
翁の湯 24時間
清掃時間7時30分~9時頃
群馬県吾妻郡草津町草津468-4
千代の湯 24時間
清掃時間5時~23時
群馬県吾妻郡草津町草津275-9
長寿の湯 24時間
清掃時間8時~10時
群馬県吾妻郡草津町草津566-5
白嶺の湯 24時間
清掃時間8時20分頃~
群馬県吾妻郡草津町草津210-21
千歳の湯 24時間
清掃時間9時~10時30分
群馬県吾妻郡草津町草津23-39
瑠璃の湯 24時間 群馬県吾妻郡草津町草津54
喜美の湯 24時間
清掃時間9時~12時
群馬県吾妻郡草津町文京区
関の湯 22:00~翌18:00
清掃14時~15時
町民専用18時~22時
群馬県吾妻郡草津町草津
睦の湯 24時間
清掃時間9時~11時30分
区民専用15時~21時
群馬県吾妻郡草津町草津634-14

共同浴場は地域の方が主に利用するための生活湯なので「もらい湯」の感謝を忘れずご利用ください。
また、基本的に共同浴場ではロッカーが無いため貴重品は自己管理となり、タオルのレンタルもおこなっていないため、持参するようにしましょう。

白旗(しらはた)

白旗の湯

白旗は源頼朝が発見したとされる源泉で、湯畑の横にある三大無料浴場と呼ばれる共同浴場「白旗の湯」があります。
白旗の湯は観光地として人気の「湯畑」の近くで、三大共同浴場の中で最も広く、無料で入浴できる(しかも5時~23時まで開店!)ということもあって多くの人が利用する温泉施設です。

■白旗源泉の共同浴場

白旗源泉の無料で入浴できる共同浴場は以下です。

共同浴場名 入浴可能時間 住所
白旗の湯 5時~23時
清掃時間5時30分~6時30分
群馬県吾妻郡 草津町草津甲417-1

共同浴場は地域の方が主に利用するための生活湯なので「もらい湯」の感謝を忘れずご利用ください。
また、基本的に共同浴場ではロッカーが無いため貴重品は自己管理となり、タオルのレンタルもおこなっていないため、持参するようにしましょう。

西の河原(さいのかわら)

草津温泉 西の河原公園

草津温泉の西側に位置することでその名が付いた西の河原は「西の河原公園」の遊歩道を散策しながら見ることができる川のような源泉です。西の河原公園周辺には、持ち帰って撒くことで商売繁盛のご利益があるとされる砂のある「穴守稲荷神社」や「縁結び地蔵尊」、不動明王が祀られている「不動滝」など散策したくなるスポットもいっぱい。

ちなみに、西の河原公園には「西の河原露天風呂」という温泉施設がありますが、こちらの源泉は万代鉱から引いたものです。

■西の河原源泉の共同浴場

西の河原源泉の無料で入浴できる共同浴場は以下です。

共同浴場名 入浴可能時間 住所
凪の湯 24時間 群馬県吾妻郡草津町草津乙496

共同浴場は地域の方が主に利用するための生活湯なので「もらい湯」の感謝を忘れずご利用ください。
また、基本的に共同浴場ではロッカーが無いため貴重品は自己管理となり、タオルのレンタルもおこなっていないため、持参するようにしましょう。

地蔵(じぞう)

目洗い地蔵と呼ばれる地蔵堂があり、眼病に効くという言い伝えのある源泉。草津三大共同浴場の「地蔵の湯」があり、「時間湯」という神棚に参拝から始まり、湯もみ、かぶり湯、3分間入浴、蒸しタオル、休憩の工程を1日上限4回繰り返し入浴する伝統的な湯治療法が行えます。

8時~22時まで無料で入浴が可能ですが、主に午前中に清掃が入り、清掃中は入浴ができません。地蔵の湯は地元の人が管理し、利用する施設なのでマナーを守って利用してください。
(鍵付ロッカーが無いので貴重品等は自己管理)

■地蔵源泉の共同浴場

地蔵源泉の無料で入浴できる共同浴場は以下です。

共同浴場名 入浴可能時間 住所
地蔵の湯 8時~22時 群馬県吾妻郡草津町草津299

共同浴場は地域の方が主に利用するための生活湯なので「もらい湯」の感謝を忘れずご利用ください。
また、基本的に共同浴場ではロッカーが無いため貴重品は自己管理となり、タオルのレンタルもおこなっていないため、持参するようにしましょう。

煮川(にかわ)

酸性硫黄泉で美人の湯と名高い「煮川源泉」は宿泊施設には供給されておらず「煮川の湯」と「大滝乃湯」の2つの施設のみで楽しむことができます。

煮川の湯は24時間無料で利用できる共同浴場で、施設名が表す通り煮えるほどの熱い泉温(46~48℃)が特徴です。4人くらいでいっぱいになってしまうほどの小さめの浴槽なので団体での利用は難しいでしょう。

大滝乃湯は9時~21時(最終入館は20時まで)の営業時間、入場料大人900円、子供400円(タオル200円)で利用できる温泉施設で、大浴場、露天風呂といった代表的な温泉から、約38℃のお湯から46℃までのお湯へと少しずつ体をならしながら入っていく「合わせ湯」や、1時間2,000円で複数人利用できる貸切風呂(貸切風呂の最終受付は18時、事前予約がおすすめ)まで、キレイな施設で様々なお風呂を楽しむことができます。また、シャンプーやボディーソープも完備されており、打たせ湯、サウナもあり、施設はバリアフリーになっているためどんな人でも利用しやすくなっています。

■煮川源泉の共同浴場

煮川源泉の無料で入浴できる共同浴場は以下です。

共同浴場名 入浴可能時間 住所
煮川の湯 24時間 群馬県吾妻郡草津町草津583-1

共同浴場は地域の方が主に利用するための生活湯なので「もらい湯」の感謝を忘れずご利用ください。
また、基本的に共同浴場ではロッカーが無いため貴重品は自己管理となり、タオルのレンタルもおこなっていないため、持参するようにしましょう。

万代鉱(ばんだいこう)

万代鉱はその名前の通り、硫黄鉱山だった坑道から湧き出した源泉です。源泉の湯温は摂氏90度以上と非常に熱いため、水道水との熱交換という方法で温度を下げて旅館やホテルに配湯されています。また、冬季に降る雪や凍結した道路を溶かす役割も担っており、湯量の豊富な草津ならではの取り組みも興味深いですね。

標高の高い場所から湧き出る万代鉱泉のph(ペーハー)値は約1.5~1.7とかなり強い酸性なので、その分美肌や神経痛、関節痛などの効能も期待できますが、肌の弱い人は入浴を控えた方がいいかも知れません。

■万代鉱源泉の共同浴場

万代鉱源泉の無料で入浴できる共同浴場は以下です。

共同浴場名 入浴可能時間 住所
こぶしの湯 24時間
清掃9時~11時30分頃
地元民専用15時~21時
群馬県吾妻郡草津町昭和区
恵の湯 24時間
清掃8時~10時
地元民専用15時~21時
群馬県吾妻郡草津町昭和区
つつじの湯 24時間
清掃時間8時~11時
地元民専用15時~21時
群馬県吾妻郡嬬恋村田代930
長栄の湯 24時間
清掃時間8時30分~10時
群馬県吾妻郡草津町草津609
碧の湯 10:00~15:00 群馬県吾妻郡草津町大字草津235-71

共同浴場は地域の方が主に利用するための生活湯なので「もらい湯」の感謝を忘れずご利用ください。
また、基本的に共同浴場ではロッカーが無いため貴重品は自己管理となり、タオルのレンタルもおこなっていないため、持参するようにしましょう。

草津の野湯「香草」

草津温泉から川沿いに山や滝を登ったところにある「香草」(かくさ)は、強い酸性泉で有名な草津の中でもかなり強いph1.0ほど(中心地は約ph2.0で低いほど酸性が強い)の源泉です。どれくらい強い酸性なのかと言うと、8時間で包丁の刃が溶けきるほど。もともと一井旅館の別館が引湯していたお湯のため、酸性泉の禁忌症に該当しなければ入浴しても問題はないのですが、お肌の弱い人は控えた方がいいでしょう。

山を長時間登っていくので大変ですが、絶景の中で入る野湯・秘湯は他では味わえない魅力があります。

草津の老舗旅館で入浴可能になる「和風村」

草津温泉には加盟店のいずれかに宿泊した方が税込み1,000円の通行手形を購入することで草津の老舗宿15軒の内湯(宿泊施設に作られた浴場)を1湯 大人700円、小学生500円(小学生未満は無料)で日帰り入浴することができる「和風村」というサービスがあります。

利用方法は、和風村加盟店にて「湯めぐり手形」を購入後、草津山光泉寺「薬師堂」にお参りをして、寺務所で朱印を手形に押してから利用したい宿で利用してください。

■和風村加盟店

・つつじ亭の「うららの湯」
・旅館たむらの「永楽の湯」
・松村屋の「延寿の湯」
・奈良屋の「お汲上げの湯」
・大阪屋の「君子の湯」
・草津ホテルの「さい泉の湯」
・ひのき亭牧水の「たぎちの湯」
・ての字屋の「玉すだれの湯」
・望雲の「万代の湯」
・益成屋の「弁天の湯」
・湯元館の「薬師の湯」
・日新館の「安兵衛の湯」
・群龍館の「龍神の湯」
・山本館の「若の湯」
・草津館の「若乃湯」

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草津温泉の定番観光スポット

草津温泉で定番の観光スポットについて解説します。

草津温泉のシンボル「湯畑」

草津温泉

草津温泉といえば、温泉街の中心に湧き出る「湯畑」が人気。毎分4000リットルの温泉と、もくもくと舞う湯けむりが、訪れた人々を歓迎します。

周囲が見えなくなるほど白濁とした湯けむり。その幻想的な光景はまさに、草津ならではの絶景。一度足を踏み入れれば、誰もが心を奪われるはずです。

夜間には2万球にも及ぶLEDでライトアップされ、幻想的な和風イルミネーションを楽しむことができます。

住所:群馬県吾妻郡草津町草津
TEL:0279-88-0800 (草津温泉観光協会)

熱乃湯の「湯もみショー」

草津温泉

湯畑からすぐのところにある「熱乃湯」では、湯もみ娘が伝統的な衣装で「チョイナチョイナ~草津よいと~こ、一度~はおいで、ドッコイショ!」という草津節とともに湯もみ板を使って人力でお湯をかき混ぜて冷ます「湯もみと踊りショー」が行われています。
週末には草津でプロサッカー選手を目指す男性陣による「ゆもみくんショー」も遂行! 男性ならではの力強い掛け声と水しぶきは、迫力満点! 草津に根付く伝統文化、一見の価値ありです。

メンテナンス日以外は、年間を通して毎日営業しており、午前は9時30分、10時、10時30分、午後は15時30分、16時、16時30分の6回公演があります。
観覧料金の大人600円、小学生300円とは別で250円を支払うと「湯もみ体験」もできるので、草津旅行の思い出作りにぜひ体験してみてください。

白根山 湯釜

群馬県 草津温泉 湯釜

群馬県から長野県へと抜ける万座ハイウェイに君臨する、直径300mもある火口湖「湯釜」。豊かな渓谷美と、エメラルドグリーンにきらきらと輝く湖水は、フォトジェニックな美しさ。

その美しいエメラルドグリーンのお湯は、水に溶け込んでいる鉄イオンと硫黄の影響によってこのような色に見えていると考えられています。日本国内でこれほどまで神秘的な景色を堪能できるとは、感動モノ。神秘の光景を、その目に焼き付けて。

白根山は草津温泉からバスで30分程度のところにあり、山麓から徒歩でゆるやかな坂を10分ほど行けば火口にたどり着きます。

お年寄りや子供でも難なく火口まで歩けるので家族で行くのもおすすめですよ。

噴火の影響により現在は入山規制がかかっている

2018年1月23日、本白根山の鏡池北火口が突然噴火した影響を受け、2018年2月現在、白根山の噴火警戒レベルを3に引き上げ入山規制がかけられています。

2017年の6月に噴火警戒レベル1に引き下げたばかりだったのですが、2018年1月23日の噴火では、噴石により1名が死亡、11名が負傷。しばらくは白根山の観光も難しいでしょう。

噴火警戒レベル3は本白根山から半径2㎞の範囲が入山規制になっているのですが、草津温泉の観光地は5㎞以上離れており、温泉や食事は問題なく普段通り楽しめます。
噴火が心配な方は、気象庁のホームページ(http://www.data.jma.go.jp/svd/vois/data/tokyo/STOCK/activity_info/305.html#kaisetsu)や、草津温泉ポータルサイトのお知らせページ(https://www.kusatsu-onsen.ne.jp/news/)で現在の状況を確認してみてください。

住所:〒377-1711 群馬県吾妻郡草津町草津
TEL:0279-88-7188 (草津町観光課)
アクセス:草津バスターミナルからバスで35分、徒歩で10分

西の河原通り

「西の河原通り」は、湯畑から西の河原露天風呂までの途中にある通りで、食べ物屋やお土産屋が数多く並ぶ通りです。

食べ歩き用のおかきやおまんじゅうを食べたり、足湯カフェに行ったりもできますが、中でも西の河原通りを象徴するのが漬物屋さんの頼朝がやっている「温泉たまご」です。
本物の温泉で作った温泉たまごを食べたことがない人も多いと思うので、草津に行った際にはぜひ味わってみてください。

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草津温泉のおすすめ旅館3選

草津温泉のおすすめ旅館「湯宿 季の庭」

「湯宿 季の庭」(ときのにわ)の温泉、料理、お部屋について紹介します。

湯宿 季の庭の温泉

夜の星空を眺めながら入れる露天風呂の大浴場や、「湯治処 古の湯」という浴場、「岩室」「竹座」「光林」の3つの貸切風呂、ベンチ式岩盤浴、ウェットサウナとドライサウナの2種類など、1つの宿に泊まるだけで幅広い温浴体験ができます。

季の庭では、「わたの湯」と「湯川の湯」という2種類の源泉があり、どちらもPH値2.1~2.2の酸性硫黄泉。神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻ひ、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え性、病後回復期、疲労回復、健康増進、きりきず、やけど、慢性皮膚病、虚弱児童、慢性婦人病、動脈硬化症などに効能があります。

湯宿 季の庭の料理

季の庭のお食事処「遊山」では、旬の食材にこだわった月替わりの和会席料理をいただけ、朝食は和食か洋食を選べます。

宿内には「酒処 蔵」と「休み処 旭月」もあるので、飲み足りない・食べたりないという場合でも大丈夫です。

湯宿 季の庭のお部屋

季の庭は、24.79m²~46.59m²までの4種類のお部屋が全64室あり、草津で唯一の全室「露天風呂付客室」の温泉宿です。
すべてのお部屋は和のテイストですがベッドで就寝する形になっており、「和デラックスダブル」の11室のみがダブルベッドで、残りは和ベッド2台のお部屋で構成されています。

湯宿 季の庭へのアクセス・公式サイト

住所 〒377-1711 群馬県吾妻郡草津町草津464-214
電話番号 0279-89-9320
アクセス 最寄り駅・空港 「群馬大津」駅 JR吾妻線から7.58km「羽根尾」駅 JR吾妻線から7.72km「袋倉」駅 JR吾妻線から8.75km
公式サイト https://www.hotespa.net/hotels/tokinoniwa/

予約は公式サイトで空室を確認してから、インターネットもしくは電話でも可能です。

草津温泉のおすすめ旅館「草津温泉 望雲」

「草津温泉 望雲」の温泉、料理、お部屋について紹介します。

草津温泉 望雲の温泉

望雲は「万代鉱」と「西の河原」の2種類の源泉を引いており、どちらも皮膚病・慢性婦人病・糖尿病・高血圧・動脈硬化症、神経痛・筋肉痛・ 関節痛・五十肩・運動麻痺・関節のこわばり・打ち身・くじき・慢性消化器病・痔疾・冷え性・病後回復期・健康増進に効能のある硫黄を含んだ酸性泉です。

西の河原源泉はやわらかく、肌の弱い人でも比較的入りやすいお湯で、万代鉱源泉はph値が低いので酸性が強いためより強い効能が期待できます。
望雲には6種類の湯船があるので、湯加減を比べながら入浴してみてください。

草津温泉 望雲の料理

望雲のお料理は、松茸などの地元の特産物、旬の素材をつかったコース料理から、別注料理として天ぷらやお刺身といった和食や、和牛ステーキなどの洋食も注文できるようになっています。

草津温泉 望雲の部屋

望雲は十返舎一九をはじめ、数々の文豪とゆかりのある老舗旅館。お部屋は露天風呂付客室(和室)と、露天風呂がないタイプの和室と洋室に宿泊できます。
露天風呂付客室は、字の通り、お部屋に露天風呂が付いているので好きな時間に好きなように入浴ができることから、一緒に混浴をしたいカップルや夫婦などに人気です。

草津温泉 望雲へのアクセス・公式サイト

住所 群馬県吾妻郡草津町433
電話番号 0279-88-3251
アクセス JR吾妻線「長野原草津口駅」より草津温泉行バス25分(草津温泉より随時送迎有)
公式サイト http://www.hotelboun.com/

公式サイト、電話でもお部屋の空き状況や予約ができます。

草津温泉のおすすめ旅館「奈良屋」

「奈良屋」の温泉、料理、お部屋について紹介します。

奈良屋の温泉

奈良屋の源泉は草津最古での「徳川将軍御汲上の湯」とも呼ばれる「白幡源泉」。草津温泉は46℃を超える場合もある熱いお湯の施設が多いですが、奈良屋ではお湯を一晩寝かせ、湯舟に送る湯量のコントロールによって、加水を行わず源泉かけ流しの状態で入浴しやすい41℃~42℃の湯温に管理しています。
泉質は酸性泉(含硫黄)で、神経痛/リュウマチ/胃腸/痔/婦人病/子宝/糖尿病/病後回復/ストレス解消/筋肉痛/神経痛/美肌作用/皮膚病に効能が期待できます。

日帰り入浴も可能で、大人1,200円、子供(3歳~小学生)600円で13:30~14:00まで奈良屋の温泉が楽しめます。
個室の貸切風呂も45分2,700円で入浴できるので、家族やカップルと一緒に入浴したい方は電話で空き状況を確認しておくのがおすすめです。

奈良屋の料理

奈良屋の料理は、地元群馬で採れた四季折々の食材を中心に使用した見た目も美しい懐石料理。季節によって変わる献立は、公式サイトの「料理」ページにて素材名がわかるよう細かく公開されているのでチェックしてみてください。

朝食も野菜を中心とした、品目の多いお料理が楽しめます。

奈良屋の部屋

奈良屋の客室は和モダンのお部屋が11種類と、和室と洋室の標準客室が4種類の全36室。広さは一人部屋の15m²~75m²の最大6名のお部屋までさまざまで、一人旅から団体での旅行まで対応しております。
※全室禁煙

奈良屋へのアクセス・公式サイト

住所 群馬県吾妻郡草津町草津396
電話番号 0279-88-2311
アクセス 上野より特急草津、高崎よりJR吾妻線にて「長野原草津口駅」下車後、JRバス約25分「終点・草津温泉バスタ―ミナル」下車、徒歩5分
公式サイト https://www.kusatsu-naraya.co.jp/

予約は公式サイトからネットや電話でできるので、お好きな部屋やプランを確認しながら宿泊を検討してみてください。

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草津温泉の定番食べ歩きグルメ3選

草津温泉の定番食べ歩きグルメ 頼朝の「温泉卵」

湯畑の目の前にある「頼朝」は、食べ歩きでも食べやすいようにカップ付きの温泉卵を販売しているお店です。
日本3名泉と呼ばれる温泉で作った温泉卵はどんな味がするのか確かめてみてください!1個120円と、値段も安くいただけます。

10個入り箱詰めもあるので、お土産に持ち帰りたいかたもぜひお立ち寄りください。賞味期限は2週間と意外ともちますよ。

施設名 頼朝
住所 群馬県吾妻郡草津町草津116
電話番号 0279-88-8146
URL http://yoritomo1992.com/

草津温泉の定番食べ歩きグルメ 寺子屋本舗の「串ぬれおかき」

西の河原公園を散策していると目に留まるのが「寺子屋本舗」さん。本店は京都のお店ですが、草津でも定番の食べ歩きグルメとして人気の、醤油の香ばしい匂いを漂わせる「串ぬれおかき」を販売しています。串ぬれおかき以外にも多種多様な美味しい煎餅が食べ歩き用として用意されているので、ぬれ煎餅が苦手な人でも大丈夫です。

こちらのお店でもお土産用のせんべいを購入することができるので、日帰りなどであまり遠くに行けない人はこちらで購入するのもありかも。
営業時間は10/11~8/10は9:30~17:30まで、8/11~10/10の期間は9:30~18:00まで営業しています。

施設名 寺子屋本舗
住所 群馬県吾妻郡草津町大字草津507番地
電話番号 0279-88-9707
URL http://www.terakoyahonpo.jp/cms/store/store/kusatu/

草津温泉の定番食べ歩きグルメ「山びこ温泉まんじゅう」

温泉と名が付く食べ物は「温泉卵」と「温泉まんじゅう」ですよね。
温泉まんじゅうと言えば茶色い皮の蒸して作られたものをイメージする方は多いと思いますが、ここ「山びこ温泉まんじゅう」では揚げまんじゅう(おまんじゅうのてんぷら)が定番。
草津温泉には温泉まんじゅうを売っているお店が数多くありますが、その中でも長い行列ができる人気店です。

味は甘さが控えめのあんこで、甘いのが苦手な人でも食べやすくなっています。

お店は基本的に木曜が定休日で、月~金の平日と日曜日が8:30~20:00まで営業、土曜日と連休中は8:30~21:00が営業時間となっています。
完売次第終了してしまうので、連休中などは営業終了時間よりも早めに行った方がいいかも知れません。

ランチやディナーのグルメ情報はこちら

草津温泉で定番のおすすめお土産3選

温泉旅行の醍醐味、それはお土産選び。おうちで待つ家族へ、大好きな友達へ、お世話になっている上司へ……。特別な想いを込めて贈りたい、おすすめのお土産はこちら。

草津温泉で定番のおすすめお土産「湯の花」

草津温泉の特産品である「湯の花」は、湯畑で年間7,000個ほどしか採取できない希少なお土産。草津温泉の成分が結晶になったもので、入浴剤代わりにお風呂で使えば、手軽に温泉気分が味わえます。おうちのお風呂にティースプーン1~2杯分を入れるだけ。硫黄の香りがたちこめ、草津温泉の感動がよみがえります。

湯の花を入浴剤として使う際の注意としては、硫黄成分を含む「湯の花」は鉄をサビさせる作用をもつため、追い炊き機能のついた浴槽での使用は控えましょう。

草津温泉で定番のおすすめお土産 本家ちちやの「温泉まんじゅう」

草津温泉で温泉まんじゅうをお土産で買って帰るなら「本家ちちや本店の温泉まんじゅう」が定番です。白の温泉まんじゅうは外側がこしあん、真ん中に栗あんが入ったもので、茶色の温泉まんじゅうは黒糖の皮につぶあんという昔ながらのもの。人気のおみやげはこの2種類が入ったミックスの温泉まんじゅうです。

本家ちちやでは温泉まんじゅうだけでなく、バウムクーヘンや草津もちという商品も人気です。
関東では長くラジオCMもやっているのでお土産としてもらって「本家ちちや」と見ただけでわかる人も多いのではないでしょうか。

施設名 本家ちちや
住所 群馬県吾妻郡草津町89
電話番号 0279882031
URL http://www.honke-chichiya.com/

草津温泉で定番のおすすめお土産 湯の香本舗の「湯けむりサイダー」

湯上りに飲むとさっぱりスッキリする「草津温泉限定のサイダー」。観光客でにぎわう湯畑前「湯の香本舗」さんで購入できます。ここでは温泉たまごソフトクリームも人気なので、ぜひお土産として購入前に湯けむりサイダーと一緒に自分でも味わってみてください。

施設名 湯の香本舗
住所 群馬県吾妻郡草津町草津110
電話番号 0279-88-2155
URL http://yunokahonpo.com/

草津温泉のおすすめお土産についてもっと詳しくはこちら

草津温泉の歴史や由来

草津温泉

草津温泉の歴史はとても古く、確かな情報が残っていないとされています。日本武尊、行基、源頼朝などの神話の時代から古代の超有名人まで、この草津温泉を発見したという人の名は様々で、時代も古墳時代、奈良時代、鎌倉時代とこの温泉の開湯時期は説により色々ですが、1400年代以降草津温泉を訪れる人は著名人だけを抜粋してもすさまじい数に上るそう。実に歴史の長さを感じさせます。

また、草津の地名はその由来に二通りの解釈があるようです。

ひとつには、その独特の硫黄成分の強い温泉の臭いから「臭い水」を意味する「くさうず」が変化して草津になったという説。確かに硫黄の温泉は刺激的な香りがしますよね。

ふたつめは、大般若経の中の一文、「南方有名是草津湯」より来ているという説。なんだかこちらの方が説明するのにかっこいい気がしますね!

草津温泉のことをもっと深く知りたい人はこちら

草津温泉へのアクセス

東京都内から電車で3時間と、首都圏からのアクセスが良好な草津温泉。思い立った時にサクッと出掛けられるので、日頃の疲れを癒やすのに最適です。

草津温泉:電車でのアクセス(所要:約3時間)

「JR上野駅」発 →「特急・草津(2時間28分)」→ 「長野原草津口駅 (JR接続バス25分)」→ 「草津温泉」着

草津温泉:新幹線のアクセス(所要:約2時間30分)

「東京駅」発 →「長野新幹線(1時間10分)」→ 「軽井沢駅」 → 「草津温泉」着

草津温泉:車でのアクセス(所要:約3〜4時間)

「練馬IC」発 →「関越道 → 渋川伊香保IC→ 長野原(大津)→ 「草津温泉」着

草津温泉:バスでのアクセス(所要:約4時間30分)

「新宿」発 →「JR高速バス・上州ゆめぐり号」 → 「草津温泉」着

首都圏からほど近い草津温泉。「なんだか疲れてるな」と感じたら、ぜひ羽を伸ばしに出掛けてみてはいかがでしょうか? 草津の由緒正しき温泉が、きっと幸せな気持ちを思い出させてくれるはずです。

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