草津の温泉街おすすめスポットランキングTOP5!名物を食べ歩き【2017年版】

草津温泉は、群馬県にある、言わずと知れた有名な温泉地です。兵庫県の有馬温泉、岐阜県の下呂温泉と並び、日本3名泉とされています。行ったことのない方でも、草津温泉の紹介や写真でよく目にする、湯気が上がる木の箱が並んだ“湯畑”は、草津温泉ならではの光景です。

また、温泉地に訪れたら、温泉と一緒に楽しみたいのが美味しいグルメではないでしょうか。今回は、草津温泉の魅力から、訪れたらぜひ足を運んでみたい、おすすめスポットと食べ歩きに最適な名物グルメもあわせてご紹介します。

草津の温泉街の歴史

草津温泉の歴史は古く、開湯は古墳時代や奈良時代、鎌倉時代とも言われています。長い歴史のなか、文豪・志賀直哉、斎藤重吉や古くは小林一茶など、名だたる著名人が訪れています。

草津の名物「湯もみ」

平井晩村が1918年に草津へ来た紀行を『湯けむり』として発表しました。そこで草津温泉の「湯もみ」が有名となったとされています。「湯もみ」は、高温の源泉を冷まして入浴する方法です。

高温のお湯に、水を加えると、効果・効能が薄れてしまうため、考えられたのが、湯もみです。板を使って温泉を混ぜる、すなわちお湯を揉んで、入浴が可能な温度まで下げます。この湯もみをすることで、お湯が柔らかくなる効果もあると言われています。

今でも観光用に、この湯もみが実施されてます。観光客が参加できるようになっており、歴史を肌で感じられる体験ができます。

湯の花の採取

17世紀後半からは、湯の花の採取も始まりました。湯の花は、温泉の成分が結晶化したもので、黄色粉末状の入浴剤です。今でも2か月に一回ほどのペースで、草津温泉の中心に位置している湯畑から採取されています。草津温泉の紹介でよく目にする木桶が並んでいる写真は、この湯畑のものです。

草津温泉の湯畑は、江戸時代1726年に徳川吉宗公が、ここからくみ上げたお湯を江戸まで運ばせ、「御汲み上げの湯」と呼ばれるようになったことに始まります。その後1779年に湯滝の沈殿物を採取し、湯の花として商品化されました。1907年には、御汲み上げの湯は、湯畑として草津温泉のシンボルとなり、そこから採れる湯の花は最上級の入浴剤として知られるようになっていきました。

草津温泉の湯もみ・湯畑について詳しく知る

草津の温泉街の魅力

日本一の自然湧出量を誇る源泉は、50度ほどと熱く、調節はされているとは言っても、熱めの温度のお湯が人気です。そんな草津温泉の魅力はどこにあるのでしょうか。

刺激的なお湯が特徴

草津温泉の魅力として、最初に挙げられるのが、その泉質です。主な泉質は酸性泉、硫酸塩泉、塩化物泉など。神経痛や関節痛から、糖尿病・高血圧症にまで効果・効能があると言われてます。

酸性泉の温泉はピリッとした刺激がありますが、草津温泉のお湯は強酸性泉と呼ばれる特に酸性が強いものになります。このパンチの利いたお湯は草津温泉の名物とも言えるでしょう。

草津温泉のお湯の酸は、日本でも他に類を見ないほど強力で、1円玉を1週間で溶かしてしまうほどです。しかし酸性の温泉は、強い殺菌効果もあり、皮膚の疾患やニキビ、切り傷にも効果・効能があると言われています。

また、硫黄が多く含まれており、温泉街には硫黄の臭いが立ち込めています。こちらも皮膚疾患や切り傷や効果があるとされ、動脈硬化や脳卒中の予防にもつながるとされています。

草津温泉の泉質

どこか懐かしい温泉街を散策

長い歴史がある草津温泉は、情緒あふれる街並みも魅力的です。浴衣に着替え、食べ歩きやお見上げ選び、街並みを楽しむことができます。冒頭で紹介した温泉街の中心にある湯畑には、江戸時代の共同浴場を再現された総檜造りの東屋があります。ここでは、自由に草津名物・強酸性のお湯の足湯を楽しむことができます。

特に、この湯畑の周りには飲食店が立ち並んでいるので、散策と一緒に食べ歩きを楽しむにはもってこいです。日中の散策ももちろんおすすめですが、草津温泉は夜の散策もまた違った雰囲気が楽しめます。湯畑は夕暮れからライトアップされ、提灯が温泉街を照らすムーディーな雰囲気が漂い始めるのです。

草津温泉の見どころ

草津温泉のおすすめ観光スポットランキングTOP5

それでは、草津温泉に訪れたらぜひ足を運びたいおすすめスポットを紹介します。食べ歩きをしながら楽しめるお店もあるので、温泉街を存分に楽しめるはずです。

草津温泉のおすすめスポットNO.1「草津温泉 熱乃湯」

最初にご紹介するのは、草津名物の「湯もみ」を体験できる草津温泉 熱乃湯です。熱乃湯では、毎日湯もみと踊りのイベントを行っています。湯もみは皆のタイミングを合わせるため、調子をとるのに歌を歌います。それが、「草津湯のもみ唄」です。

イベントの中では、そのもみ唄の中でも有名な「草津節」の踊りと湯もみを見ることができます。加えて観光客に嬉しいのは、その湯もみを体験できるということ。草津に来た思い出作りには、ぴったりの場所ではないでしょうか。

施設名 草津温泉 熱乃湯
住所 群馬県吾妻郡草津町草津414
電話番号 0279-88-3613
URL https://www.kusatsu-onsen.ne.jp/netsunoyu/

草津温泉のおすすめスポットNO.2「湯畑 草庵」

湯畑 草庵は、足湯を楽しみながらお茶ができる、足湯カフェです。温泉好きにはたまらない、温泉に浸かりながらドリンクをゆっくり堪能できる場所です。コーヒーや甘いキャラメルモカはもちろんのこと、ビールやワインと言ったアルコール類もあります。ソフトクリームなどの甘味もそろっているので、美味しい時間を楽しみながらもその後の散策プランを話し合うのがおすすめです。コインロッカーがあるので、宿泊客でなくても気軽に利用できますよ。

施設名 湯畑 草庵
住所 群馬県吾妻郡草津町草津118丁目1番地
電話番号 0279-88-0811
URL http://www.kusatsu-souan.co.jp/index.html

草津温泉のおすすめスポットNO.3「松むら饅頭」

松むら饅頭は、粒あんと黒砂糖を使った皮が美味しいと、有名なお饅頭屋さんです。草津温泉もいくつか温泉饅頭を販売しているお店がありますが、この松むら饅頭はその中でも特に人気のお店です。甘さは控えめで、素朴な味わいはいくつも食べれる美味しさです。店頭で出来たてを食べても良いですが、冷めても柔らかく、お土産にもぴったりではないでしょうか。

施設名 松むら饅頭
住所 群馬県吾妻郡草津町草津389
電話番号 0279-88-2042
URL https://www.kusatsu-onsen.ne.jp/category/detail/index.php?c=3&g=0&kcd=354

草津温泉のおすすめスポットNO.4「頼朝」

温泉饅頭と並んで、温泉地に来たら食べたくなるのがグルメと言えば温泉卵。草津温泉に温泉卵、と言えばここ頼朝が挙げられるのではないでしょうか。絶妙な半熟の黄身がたまらない温泉卵を食べることができます。卵だけでなく、容器も一緒に渡してくれるので、食べにくいかもという心配も無用。湯畑のすぐそばにあるので、他のお店を回りながらも楽しむことができます。

施設名 頼朝
住所 群馬県吾妻郡草津町草津116
電話番号 0279-88-8146
URL http://yoritomo1992.com/

草津温泉のおすすめスポットNO.5「本家ちちや」

温泉地に来たらぜひ食べたい、温泉饅頭。アツアツの温泉饅頭をお探しなら、こちらの本家ちちやがおすすめです。湯畑店は湯畑のすぐ目の前にあり、蒸したての温泉饅頭を食べることができます。また、湯畑店のみ午後9:00まで営業しているので、夜の散策でもお土産を買うことができます。

施設名 本家ちちや
住所 群馬県吾妻郡草津町89
電話番号 0279882031
URL http://www.honke-chichiya.com/

草津の温泉街を心ゆくまで満喫

温泉はもちろんのこと、情緒あふれる温泉街を食べ歩き・散策するのも旅の楽しみとなること間違いなしの草津温泉。温泉の周りに、少し足をのばせばウィンタースポーツも楽しめます。スキーやスノボを楽しんだ後に、ゆっくり温泉につかって美味しいものを食べる。そのような至福のときが過ごせる草津温泉で、ゆっくりとした時間を過ごしたいですね。

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