豊富温泉が人気の3つの理由!旅館や観光情報から名物グルメ&お土産についても

pixta 42295862 S 1 - 豊富温泉が人気の3つの理由!旅館や観光情報から名物グルメ&お土産についても

豊富温泉は北海道北部の宗谷管内に位置し、サロベツ原野の広がる豊かな自然が息づいているところ。日本最北端の温泉郷ともいわれていて、澄み渡る空気と落ち着いた自然景観がどこまでも広がっています。

原油と同じ成分を含み、タール分の浮かぶ独特のお湯が特徴で、アトピー性皮膚炎をはじめとする皮膚の炎症に良いといわれています。名湯のうわさは口コミで広がり、今や全国から湯治に訪れる人がいるほど。「ミライノトウジ」として、豊富温泉ならではの湯治も提案しています。

そんな豊富温泉の魅力は、お湯だけじゃなく、グルメや自然などさまざま。おすすめのホテルや旅館、グルメ情報、観光情報などとともにお伝えします。

豊富温泉の歴史と特徴

北海道 豊富温泉 ふれあいセンター

明治時代、豊富町は、石油や天然ガスなどの地下資源で注目されていた場所。1926年に行なわれた石油の採掘調査により、天然ガスとともに温泉の存在が明らかになりました。

1930年、現在も営業を続けている「川島旅館」が開業。その後「豊富温泉株式会社」の設立や「豊富温泉スキー場」の創設など観光インフラの整備が着々と進み、温泉街が形成されていきます。

温泉街があるのは豊富温泉スキー場の麓を走る道道84号線沿い。10軒以上の宿泊施設があり、日帰り温泉施設「ふれあいセンター」は観光案内所が併設されています。

温泉の泉質は「塩化物泉」と「炭酸水素塩泉」。温泉に油分が含まれているのが最大の特徴で、アトピー性皮膚炎や乾癬性に効果効能があります。

豊富温泉が人気の3つの理由!

理由1:「油分を含んだ温泉に浸かれる」

豊富温泉の魅力はとろっとした独特な湯ざわり。源泉は約950メートルの地下から湧出し、地下には石油や天然ガスが埋蔵されているため、温泉にも油分が含まれています。黄色味を帯びた独特なお湯で、ほのかに石油のにおいがします。

油分を含んだ豊富のお湯がアトピー性皮膚炎の症状をやわらげるのに良いといわれていて、全国から療養客が訪れていて、体験談も寄せられています

泉質は「含よう素ーナトリウム塩化物泉」と「含よう素ーナトリウム塩化物・炭酸水素塩泉」の2系統。よう素泉は全国的にも珍しいです。浴用適応症として、きりきず・末梢循環障害・冷え性・うつ状態・皮膚乾燥症に効果効能があります。

豊富温泉の泉質についてもっと詳しく

理由2:「北海道のグルメが満喫できる」

豊富温泉は、北海道ならではの山海の幸を堪能できます。海鮮料理やジンギスカンなど、宿では豊富町の味覚をいただけます。

とくにご当地グルメの「ホッキチャウダー」は注目。豊富町で水揚げされるホッキ貝はコリコリした独特の歯ごたえが好まれ、その人気ぶりは札幌にもおよんでいます。

理由3:「大自然が満喫できる」

北海道 豊富温泉 稚内 浜勇知園地

温泉やグルメと並ぶ豊富町の自慢は、道北を潤すみずみずしい大自然。利尻島と礼文島が浮かぶ大海原や遠方に連なる山並みは壮大なスケールで、温泉街の北には見渡すかぎりの大草原の牧場が広がっています。

また豊富温泉の周辺では、爽快な気分に浸れるドライブも大人気。温泉街に通る道道84号線をはじめ、121号線や785号線など、色濃い自然に包まれながら快適なドライブが楽しめます。

豊富温泉のおすすめ温泉宿3選

温泉街にある宿泊施設はスキー場の麓に点在しており、温泉街からJR「豊富駅」にかけてのエリアにも温泉宿があります。

第1位:豊富温泉で歴史は古いがモダンな建築デザインも注目「川島旅館」

豊富温泉でもっとも古い歴史を誇っている「川島旅館」は、2016年に新装されたモダンなデザインが評判です。名物「湯あがり温泉プリン」も注目を集めています。

17室ある客室はシングル、ツイン、デラックスの3タイプ。どの客室も白を基調にした明るい室内で、随所に木材が取り入れられ温もりに満ちています。

共同の大浴場は内湯で、注がれているお湯は源泉かけ流し。貸切露天風呂も時間帯によって利用できます。

「川島旅館」の施設情報

施設名 「川島旅館」
住所 北海道天塩郡豊富町字豊富温泉
電話番号 0162-82-1248
営業時間 10時30分〜22時00分
利用料金 大人800円・小人400円
URL http://kawashimaryokan.co.jp/

第2位:森に囲まれた高原リゾート「ホテル豊富」

温泉街でもっとも多い69の客室を備えている「ホテル豊富」。森に囲まれた高原リゾートで、フロント、ロビー、ダイニングラウンジなど、館内には広々としたパブリックスペースがあります。

大浴場は、天井の高い開放的な空間。ガラス越しに豊富を彩る豊かな自然が広がっています。

温泉とあわせて楽しみたいのは、郷土の味覚が味わえる夕食。スタンダードプラン、宗谷黒牛の陶板焼きプラン、サロベツ御膳プランなどがあり、道北で獲れる山海の幸がふんだんに使われています。

「ホテル豊富」の施設情報

施設名 「ホテル豊富」
住所 北海道天塩郡豊富町字上サロベツ1510-2
電話番号 0162-82-1055
営業時間 11時00分〜21時30分
利用料金 大人500円・小人250円・幼児無料
URL http://www.hotel-toyotomi.co.jp/

第3位:ユニークなイベントが見どころ「ニュー温泉閣ホテル」

「ニュー温泉閣ホテル」は、定期的に開催されているユニークなイベント「お座敷らいぶ」が見どころです。客室は、和洋室3室と和室24室。和洋室は12畳の客間とツインベッドスペースという間取りで、和室は4.5畳~12畳の広さです。

2014年にリニューアルされた大浴場は内湯のみ。日帰り温泉では食事とのセットプラン(1,120円〜)がお得で、ラーメン、海鮮キムチ雑炊、海鮮ぶっかけ丼、とんかつラーメンなどが食事処でいただけます。

「ニュー温泉閣ホテル」の詳細情報

施設名 「ニュー温泉閣ホテル」
住所 北海道天塩郡豊富町温泉
電話番号 0162-82-1243
営業時間 11時00分〜22時00分
利用料金 大人500円・小人300円
URL URLを入力

豊富温泉のおすすめ観光スポット3選

温泉街にあるメインの観光スポットはスキー場をはじめ、自然とふれ合える観光スポットが温泉街の周辺に広く点在しています。

第1位:東京ドーム320個分「大規模草地牧場」

北海道 豊富温泉 大規模草地牧場

初夏から晩秋にかけて訪れたい「大規模草地牧場」は、東京ドームが320個すっぽりと収まる広大な敷地を有しています。飼育されている牛は1,500頭。草地での放牧期間は5月〜10月で、のんびりと草を食む牛は愛嬌たっぷり。

せわしない日常を送っている人におすすめしたい観光スポットです。ゆったりと流れる時間に身を任せながら、快適なハイキングも楽しめます。

「大規模草地牧場」の施設情報

施設名 大規模草地牧場
住所 北海道天塩郡豊富町上福永
電話番号 0162-82-2781(管理事務所)
URL toyotomi-kanko.net/main/大規模草地牧場

第2位:さまざまな高山植物と絶景が広がる「サロベツ湿原」

出典:Wikipedia

豊富町にある「サロベツ湿原」は美景と壮大なスケールを備えた人気スポット。

サロベツ湿原は自然の宝庫で、5月~9月にはミズゴケ、ホロムイツツジ、ミズバショウ、カキツバタ、ヒメシャクナゲといった高山植物が花を咲かせます。

園内にめぐらされた約1キロメートルの歩道は、眺めも抜群。晴天の日には「利尻富士」と呼ばれる「利尻山」の雄姿も楽しめます。

「サロベツ湿原センター」の詳細情報

施設名 「サロベツ湿原センター」
住所 北海道天塩郡豊富町上サロベツ8662番地
電話番号 0162-82-3232
営業時間 5月  :9時00分~17時00分
6~7月:8時30分~17時30分
8~10月:9時00分~17時00分
11~4月:10時00分~16時00分
定休日 5~10月:なし
11~4月:月曜日(祝日の場合は翌日)
年末年始(12月29日~1月3日)
利用料金 無料
URL http://sarobetsu.or.jp/swc/

第3位:利尻山やサロベツ湿原など雄大な景色を見渡せる「宮ノ台展望台」

北海道 豊富温泉 宮ノ台展望台

豊富町には、爽快な眺望が楽しめる見晴らし台や展望台が点在。なかでも利尻山の絶景が見られる「宮ノ台展望台」はおすすめ。温泉街から道道84号線を車で約20分北上したところにあり、電車ならJR「徳満駅」が最寄り駅になります。

高さ約5メートルの展望台は屋根付き。四方がガラス張りになっていて、利尻水道、利尻山、サロベツ湿原などがぐるっと見渡せます。おすすめの時間帯は、薄暮が迫る頃合い。夕景を背に黒い利尻山のシルエットが浮かび上がります。

「宮ノ台展望台」の施設情報

施設名 宮ノ台展望台
住所 北海道天塩郡豊富町徳満
電話番号 0162-82-1728(豊富町観光協会)
URL toyotomi-kanko.net/main/宮ノ台展望台

豊富温泉のおすすめグルメスポット3選

温泉街でグルメを堪能したいなら、温泉宿の食事処を利用するのが便利。豊富町のグルメを極めたい人は、JR「豊富駅」周辺にの飲食店や観光スポットに併設されたレストハウスをおすすめします。

第1位:ご当地グルメホッキチャウダーをいただけける「ニュー温泉閣ホテル」

温泉街で和洋中のグルメがいただける「ニュー温泉閣ホテル」の食事処。丼物、麺類、定食が中心で、1品料理も揃っています。なかでも一押しは、ご当地グルメ「ホッキチャウダー」のセットメニュー。ホッキチャウダーは和風のスープに牛乳をブレンドしたクリーミーな味わい。豊富産のホッキ貝は肉厚で、「ホットサンド」も人気です。

丼物でのおすすめは、豊富町の味覚がつまった「海鮮丼」(1,580円)や「ジンギス丼」(750円)。エゾシカ肉を使った餃子定食も要チェック。食事処の営業時間は11時30分〜13時30分、17時〜19時30分(ラストオーダー)です。

「ニュー温泉閣ホテル」の施設情報

施設名 ニュー温泉閣ホテル
住所 北海道天塩郡豊富町温泉
電話番号 0162-82-1243
URL http://new-onsenkaku.com/

第2位:地元の人から絶大な支持がある「丸勝亭」

JR「豊富駅」界隈でおすすめのお店は「丸勝亭」。地元の人たちから絶大な支持を得ており、とくに「カツ丼」(1,050円)がおすすめです。厚くカットされたジューシーなトンカツが丼いっぱいに盛られ、肉、衣、卵が絶妙のバランスでマッチしています。

また「カツカレー」(1,050円)も大人気の一品。サクッとしたカツとスパイシーなカレールーは最強コンビ。営業時間は11時〜15時です。

「丸勝亭」の施設情報

施設名 丸勝亭
住所 北海道天塩郡豊富町大通り4
電話番号 0162-82-1074
URL

第3位:牛乳を使用したメニューが豊富「ミルクカフェ&雑貨 フェルム」

カフェレストラン「フェルム」は軽食が中心で、名物「エッグベネディクト」(単品600円)をはじめ、肉巻きおにぎり(400円)、ミルクラーメン、旨ダレ焼きそば、シシリアンライス、パスタなど個性的な料理が並んでいます。

「フェルム」はスイーツも注目です。パフェ(500円)が断然おすすめで、チョコ、キャラメル、ストロベリー、抹茶などのバリエーションがあり、どれもハズレがありません。営業時間は10時〜17時、火曜日が定休日です。

「ミルクカフェ&雑貨 フェルム」の施設情報

施設名 ミルクカフェ&雑貨 フェルム
住所 北海道天塩郡豊富町大通り9
電話番号 0162-73-0808
URL http://toyotomi-ferme.com/

豊富温泉のおすすめお土産3選

豊富温泉のお土産は、雑貨から加工食品まで多種多彩。加工食品では乳製品や肉類がメインで、家庭でも豊富町のグルメが再現できます。

第1位:簡単に調理できるようタレにつけた状態「ジンギスカン(サロベツファーム)」

「サロベツファーム」は、JR「豊富駅」から車で15分北上したところにある観光施設。ソーセージの手作り体験で人気があるスポットで、お土産用にさまざまな加工食品が販売されています。

なかでも好評なのが「ジンギスカン」。タレ付きなので、簡単に調理できるのがポイントです。もうひとつのおすすめはソーセージやハム類。桜チップで燻された独特な香りが楽しめます。営業時間は8時〜17時で、定休日は火曜日です。

「サロベツファーム」の施設情報

施設名 サロベツファーム
住所 北海道天塩郡豊富町芦川
電話番号 0162-84-2377
URL toyotomi-kanko.net/main/サロベツファーム

景色が良い第2位:豊富町の牛乳を生かした「焼き菓子(湯の杜ぽっけ)」

温泉街にある「湯の杜ぽっけ」は、お菓子や野菜といった特産品が販売されているコミュニティセンター。ここでしか買えない限定のハンドメイド焼き菓子やジャムはお土産にぴったりです。

「とよとみバターフィナンシェ」(1個200円)は、子供から大人まで美味しくいただけるスイーツ。豊富町で生産されたミルクが生かされており、甘さ控えめのマイルドな風味に焼き上がっています。

館内にはコーヒーが飲めるイートインスペースもあるので、その場で食べてみるのもおすすめです。

「湯の杜ぽっけ」の施設情報

施設名 湯の杜ぽっけ
住所 天塩郡豊富町字温泉
電話番号 0162‐73‐6850
営業時間 9時00分~18時00分
休館日 11月から3月は月曜定休(祝日の場合翌日)
年末年始休業(12月31日~1月3日)
URL town.toyotomi.hokkaido.jp/

第3位:さまざまな料理に活用できる「バターフィールド(川島旅館)」

アイスや牛乳などの乳製品をお土産にしたいなら、「バターフィールド」がおすすめ。川島旅館のオーナーが作る完全オリジナルのバターで、豊富町を中心に北海道産の原料が使われています。

バターフィールドは、ジャパニーズテイスト、ハーブテイスト、フルーツ&スイーツテイストの3シリーズ。シリーズよって素材が異なります。

バターフィールドは従来のバターにはない食感と風味が魅力。パン、ムニエル、ピラフなど、さまざまな料理にアクセントを添えます。

「川島旅館」の施設情報

施設名 川島旅館
住所 北海道天塩郡豊富町字温泉
電話番号 0162-82-1248
URL http://kawashimaryokan.co.jp/

道北の自然に包まれた豊富温泉

北海道 サロベツ原野

豊富町の魅力は油分を含んだ独特の温泉。肌を優しく包み込んでくれる感覚は、ほかの温泉では味わえません。

豊富温泉は北海道ならではのグルメが存分に堪能できるところ。ホッキチャウダーはいまや道北を代表する郷土グルメとして広く知られています。もちろん、これぞ北海道という豊かな自然も見ごたえたっぷりです。

「北海道・豊富温泉」に関連するおすすめ温泉・観光情報はこちら