皆生温泉の日帰りおすすめ温泉ランキングTOP5｜カップルでも家族連れでも【2017年版】

「皆生温泉」は、鳥取県の西端の米子市にある日本海に面する温泉街です。もともとは明治時代まで皆生温泉は、海岸近くの海底でしたが、日野川の土砂が堆積して砂浜に温泉が湧き出るようになった比較的新しい温泉です。

大正時代に温泉街も形成されて開発が進み、山陰有数の温泉歓楽街にまで発展。現在も由緒ある温泉街が残っており多くの観光客でにぎわいを見せています。今回は、そんな皆生温泉の日帰りおすすめ温泉ランキングをご紹介します。

皆生温泉の歴史と魅力

皆生温泉の温泉街が形成されたのは大正時代以降であり、歴史はやや浅め。もともと、海辺にできた温泉で、当初は海の浸食にも悩まされていましたが、防波堤などが築かれることにより戦前までは温泉歓楽街として発展しました。

しかし、戦後は、健康的な温泉イメージへの転換を図り、海辺の弓ヶ浜に海水浴場を整備したり、それを利用してトライアスロンの競技大会を毎年開催するようになり、日本のトライアスロンの発祥地としても有名です。

また、日本海に面し、日本でも有数の漁獲量を誇る境港も近く、大山にも近いという立地から、スキー、キャンプ、登山、釣りなどの拠点としての地位確立を狙ってさらなるリゾート開発も進んでいます。中心街には高層のリゾートホテルや、高級旅館などが林立。

夏場には、弓ヶ浜へ海水浴客が押し寄せ、そのついでに温泉に入って帰る方も多いそうです。また、夜の海岸沿いは風呂上がりの散策に良いコースとなっています。

皆生温泉は、山陰観光の拠点として、出雲の国、伯耆の国の観光スポットをめぐる拠点として利用されており、たくさんの方がここの温泉からそれぞれの観光スポットに出かけています。

皆生温泉の温泉の特徴

皆生温泉の泉質は、「ナトリウム・カルシウム塩化物泉」で日本では一番多い泉質です。
塩化物泉は神経痛、リュウマチ、慢性皮膚病、慢性婦人病などに効果効能があります。特に女性にはその効果効能が素晴らしく、注目されている温泉です。

その湧出量は毎分4456リットルと言われており、非常に豊富な湯量を誇っています。源泉の温度は鳥取県内では一番高く63～83度もあります。そのため皆生温泉は、温まりやすく、湯冷めしにくい湯と言われています。海水浴で冷えた体を、観光で歩き疲れた体を癒すのに最適な温泉ですね。

皆生温泉の日帰りおすすめ温泉ランキングTOP5

関西や九州からのアクセスが良く、海水浴など日帰りで訪れる人も多い皆生温泉。
そのような日帰りの方たちにおすすめの日帰り温泉ランキングをご紹介します。

第1位：歴史を感じさせる源泉かけ流しの露天風呂がおすすめ「菊乃家」

「菊乃家」は、創業50年を超えた皆生温泉でも指折りの温泉旅館です。皆生温泉の人気旅館のランキングでもいつも上位を占めます。あの梅沢富美男さんも訪れたこともあるそうです。

そんな老舗宿の「菊乃家」ですが日帰り客にも温泉を開放しています。歴史を感じさせる源泉かけ流しの露天風呂、大浴場では、季節ごとの美しい風景を見せてくれる美保湾の日本海パノラマを望むことができます。日帰りでも、還暦祝いなどのお祝い事や法事、忘年会など、たくさんのプランを用意しています。もちろん、カップル、家族連れでの立ち寄り湯としても利用できます。

境港などの日本海沿いの観光スポットを回った後は、日本海の海の幸を中心とした懐石料理をいただいて、身も心も温まる露天風呂でゆっくりとした時間を過ごしてみては……

「菊乃家」の施設情報

第2位：新鮮な海の幸を提供してくれることでも有名「松涛園」

皆生温泉の「松涛園」は、日帰り温泉ランキングではいつも上位の旅館です。館内に広い大浴場のほか、屋上露天風呂の「大空海」、家族風呂（屋上貸切露天風呂）、ジェットバス、うたせ湯、気泡風呂、寝湯、サウナなどさまざまな温泉を用意して、訪れたお客さんのさまざまなニーズを満たしてくれる温泉旅館です。

水産会社が経営しており、新鮮な海の幸を提供してくれることでも有名です。とくに大きなカニは絶品。迫力も見事です。日帰り客も受け入れており、多様な温泉を利用することができます。観光スポットを回った後、屋上の展望露天風呂も利用できますので、日本海の絶景を眺めながら身も心も癒すことができます。海からの潮騒と海の香りに包まれた開放感溢れる屋上露天風呂で心が和む安らぎのひとときを……

「松涛園」の施設情報

第3位：ミシュランガイドから5つ星ホテルに12回の受賞「皆生つるや」

「皆生つるや」は、日本のホテル100選に28回、ミシュランガイドから5つ星ホテルに12回の受賞歴をもつ皆生温泉の老舗温泉旅館。この「皆生つるや」では、カップルや家族連れなどの日帰りの方のプランも用意されており、館内のステーキディナーとセットで5,400円となっています。

日帰り客も利用できるのは、大浴場と情緒あふれる露天風呂。「塩化物泉」のほのかな磯の香りとその柔らかい肌触りは心身ともに癒されます。

観光スポットを回った後、ゆっくりと汗を流して温まってからステーキディナーのコース。五つ星のおもてなしにきっと大満足の旅になること間違いなしです。

「皆生つるや」の施設情報

第4位：スーパー銭湯にも負けない温泉施設が充実「ホテルウェルネスほうき路」

境港、安来、宍道湖、大山などのこの地域の観光スポットを回った後、「ホテルウェルネスほうき路」でゆったりとくつろいでから帰るプランはいかがですか。きっと心身ともに癒されて帰ってくることができます。

「ホテルウェルネスほうき路」の施設情報

第5位：温泉を利用したスーパー銭湯で、大人400円と格安！「おーゆ・ランド」

皆生温泉の「おーゆ・ランド」は、温泉を利用したスーパー銭湯で、料金も大人400円と都会のスーパー銭湯の半分以下の料金で利用が可能です。さすが温泉地です。もともとが「おーゆホテル」に併設された施設でしたが、スーパー銭湯として日帰りの方の利用が多いようです。

とくに夏場などには海水浴場から歩いて5分の場所にあり、帰り際に入って帰られる方が多いようです。スーパー銭湯らしく、さまざまな温泉設備を揃えており、スパ気分を満喫できます。また、貸切の家族風呂も1,700円から利用可能であり、カップル、家族連れでの利用にも大人気です。

「おーゆ・ランド」の施設情報

皆生温泉で日帰り温泉を満喫！

皆生温泉は、出雲と伯耆の国の境にあり、たくさんの観光スポットに恵まれています。いろいろな観光スポットを回った最後にこの「皆生温泉」でゆっくりと温泉に浸かって帰れば、心身ともに新たにして翌日からエネルギー満タンで仕事に向かえますよ。

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