那須温泉の宿泊におすすめ旅館&ホテルランキングTOP5|混浴もある?【2018年版】

温泉

栃木県北部に位置する那須温泉は、都心からのアクセスがいい温泉の一つです。約1400年の歴史をもち、その効能の良さは江戸時代には知れ渡っていました。日帰り入浴もできますが、もし時間があれば泊まりで存分にくつろぎたいですよね。

そこで今回は、那須温泉でおすすめの温泉宿をご紹介。温泉に加えて、食事や部屋に関する情報もあります。また、中には混浴または貸切風呂がある施設もあるので、家族や恋人同士でゆったりとした時間を過ごすのにおすすめです。旅行の計画を立てる際の、参考にしてみてくださいね。

那須温泉の魅力

那須温泉郷は、那須町の北西部にそびえる茶臼岳の山腹に散在する温泉群の総称です。この温泉郷には、以下の3つの魅力があります。

古い歴史を持っている

那須温泉の元湯、鹿の湯が発見されたのは1380年前。日本で32番目に古い温泉です。当時の郡司、狩野三郎行広が鹿狩りの際に神の導きで発見したため、鹿の湯と呼ばれるようになったのだとか。その約100年後、738年には、奈良の都の人々にも知られていたことが文献で明らかになっています。

その後江戸時代までに、板室や大丸など6つの源泉を発見しています。江戸時代には、那須7湯と呼ばれていました。当時の温泉ランキングである温泉番付では常に上位をキープしており、よい湯治場として評価されていたことが伺えます。

高度経済成長期には、自動車道、東北新幹線の開通で別荘地としても人気をはくします。リゾート法により種々多様な宿泊施設が激増したのもこの頃です。現在は、離れた場所にある板室や、温泉跡地となった3つの温泉をのぞいて那須八湯と呼ぶのが主流になっています。

アクセスがいい

那須温泉は仙台と東京のちょうど中間にあります。その2都市からの所要時間は、車と電車どちらでも2時間ほど。日帰りも可能です。

数々の観光スポット

那須温泉の付近には、九尾伝説で知られる殺生石などの史跡にくわえ、自然を体験できるスポットが数多くあります。都会で日々を過ごしている人にとっては、うってつけのリゾート地です。

那須温泉郷の魅力をさらにチェック

那須温泉の特徴

那須温泉の源泉は摂氏63~80度の高温泉です。昔はこの温泉に浸かるために、時間湯という方法が用いられていました。時間湯とは、熱いお湯を100~300回程度頭からかぶった後、入浴と休憩を短時間で数回繰り返す、という手法です。

泉質は施設によっても違うのですが、単純温泉や硫黄泉が多くなっています。

那須温泉は、長い歴史をもっている分ゆかりの人物が多いのも特徴です。例えば源頼朝や日蓮上人など、教科書にも載っているほどの偉人が訪れたとされています。

時間湯(超高温浴)とは?

単純温泉について

硫黄泉について

那須温泉の宿泊におすすめ旅館&ホテルランキングTOP1「北温泉旅館」

阿部寛さん・上戸彩さん主演の映画『テルマエ・ロマエ』の撮影にも使われた旅館です。那須温泉の秘湯の一つ。西暦770年に天狗が発見したと伝えられています。その言い伝えのためか、内湯の一つ「天狗湯」には天狗の面が。天狗湯は混浴で人気の内湯でもあります。

お風呂は「天狗湯」をふくめて5種類。中でも「泳ぎ湯」は、名前の通り温水プールとしても使える巨大な露天風呂です。部屋も3種類あり、それぞれが昭和、明治、安政に別れた3つ棟の中にあります。人気であるため特に休日前には大変混みあうことも。早めに予約しておくのがおすすめです。

北温泉旅館の施設情報

施設名 北温泉旅館
住所 栃木県那須郡那須町大字湯本151
電話番号 0287-76-2008
URL http://www.kitaonsen.com/mokuj.htm

北温泉旅館の泉質

泉質名 単純温泉
浴用適応症 自律神経不安定症、不眠症、うつ状態
飲用適応症 なし

単純温泉について

那須温泉の宿泊におすすめ旅館&ホテルランキングTOP2「山樹庵」

平日は1日2組限定。大人の時間を心ゆくまで楽しめる宿泊施設です。硫黄成分をふくむ源泉掛け流しのお湯が堪能できます。

夕食はキュイジーヌのコース料理。キュイジーヌとは、フランス語で「新しい料理」という意味をもつ言葉です。那須高原で育った新鮮野菜を使った、新しいフランス料理が楽しめます。曜日でメニューが違うため、事前に確認しておくのがおすすめ。

部屋は13畳・16畳・35畳の3タイプ。どれも開放的な空間で存分にくつろげます。天気がよければ、夜には満天の星空を楽しむことも。非日常を楽しむにはうってつけの場所です。

山樹庵の施設情報

施設名 山樹庵
住所 栃木県那須郡那須町湯本213−2710
電話番号 0287-76-7776
URL http://sanju-an.jp/

山樹庵の泉質

泉質名 単純硫黄温泉
浴用適応症 アトピー性皮膚炎・尋常性乾癬・慢性湿疹・表皮化膿症(硫化水素型 については末梢循環障害を加える)
飲用適応症 糖尿病・高コレステロール血症

単純硫黄温泉の詳細は硫黄泉の記事を参考にしてください

那須温泉の宿泊におすすめ旅館&ホテルランキングTOP3「星のあかり」

全室露天風呂つき。プライベートで温泉を楽しめる温泉宿です。檜を使ったものや御影石を使ったものなど浴槽は全部で4種類。関東平野や那須岳を眺めながら天然温泉100%のお湯に浸かれます。温泉らしい乳白色の湯色が特徴。泉質は客室の露天風呂がナトリウム−炭酸水素塩・硫酸塩泉、大浴場が硫黄泉です。

食事は西洋のテイストを盛り込んだ、創作和食のフルコース料理。メモリアルケーキ、ワインがついた記念日プランもあるので記念日に利用するのもおすすめです。

部屋は静かでゆっくりできる空間。wiiやPS2の無料貸し出しもあるので、家族で楽しむこともできますよ。

星のあかりの施設情報

施設名 星のあかり
住所 栃木県那須郡那須町湯本206-1120
電話番号 0288-53-6050
URL https://www.nasu-hoshinoakari.jp/index.shtml

星のあかりの泉質:露天風呂

泉質名 炭酸水素塩泉(ナトリウム−炭酸水素塩・硫酸塩泉)
浴用適応症 きりきず、末梢循環障害、冷え性、皮膚乾燥症
飲用適応症 胃十二指腸潰瘍、逆流性食道炎、糖尿病、痛風

炭酸水素塩泉について

星のあかりの泉質:大浴場

泉質名 硫黄泉
浴用適応症 アトピー性皮膚炎・尋常性乾癬・慢性湿疹・表皮化膿症(硫化水素型 については末梢循環障害を加える)
飲用適応症 糖尿病・高コレステロール血症

硫黄泉について

那須温泉の宿泊におすすめ旅館&ホテルランキングTOP4「大丸温泉旅館」

江戸時代に発見された、大丸温泉を引く旅館です。大丸温泉は那須の最奥地にあることから、秘湯とも呼ばれています。日露戦争などで活躍した乃木希典将軍が湯治に来ていたこともあるのだとか。そのため館内には、乃木将軍ゆかりの品々が展示されています。

温泉は単純温泉。男女別の内湯や貸切風呂のほか、露天風呂は混浴が3種類、女湯が2種類あります。また温泉に浸かるだけではなく、館内には飲泉ができるコーナーもありますよ。

くわえて風呂付き客室や足湯付き客室もあります。心ゆくまで温泉を楽しみたい方におすすめです。

大丸温泉旅館の施設情報

施設名 大丸温泉旅館
住所 栃木県那須郡那須町湯本269
電話番号 0287-76-3050
URL http://www.omaru.co.jp/

大丸温泉旅館の泉質

泉質名 単純温泉
浴用適応症 自律神経不安定症、不眠症、うつ状態
飲用適応症 なし

単純温泉について

那須温泉の宿泊におすすめ旅館&ホテルランキングTOP5「ホテルエピナール那須」

那須高原随一の広さを誇るお風呂が自慢のホテルです。浴槽は露天風呂、大浴場、檜風呂、ジャグジーの4種類。泉質は単純温泉で、どれも温度は42度ぐらいです。

くわえて温水プールも設けられています。体を動かしたい方におすすめです。またエステサロンもあり、温泉と併せて存分にくつろぐことができます。

食事はフランス料理や和食、パン工房、ビュッフェなど。多種多様な料理を楽しめます。そのうちの一つ、フランス料理店の「メリメランジュ」では地元の野菜に肉、魚を使用したフレンチが味わえます。またビュッフェではいちごやカニなど、特定の食材をテーマにしたフェアが開催されている場合も。ぜひチェックしてみてくださいね。

こちらの宿には展望台がりそこからの眺めは最高! レンタサイクルのサービスもあるので、那須高原をサイクリングして自然を満喫するのもいいですね。

ホテルエピナール那須の施設情報

施設名 ホテルエピナール那須
住所 栃木県那須郡那須町大字高久丙1番地
電話番号 0287-78-6000
URL https://www.epinard.jp/

ホテルエピナール那須の泉質

泉質名 単純温泉
浴用適応症 自律神経不安定症、不眠症、うつ状態
飲用適応症 なし

単純温泉について

那須温泉で素敵な時間を過ごしてみては?

栃木県にある那須温泉。その中でもおすすめの宿泊施設を5件ご紹介しました。那須温泉は東京の近くで、豊かな自然を感じられる場所の一つです。今度の週末は、那須温泉でいつもと違う休日を過ごしてみませんか。

那須温泉郷の魅力

那須温泉の日帰り入浴スポット

那須温泉のお土産情報

那須温泉の泉質