金沢の人気おすすめ日帰り温泉ランキングTOP10!カップルなら混浴がおすすめ

金沢 温泉

石川県の県庁所在地である金沢市。江戸時代より「加賀百万石」と呼ばれ、今でも北陸では最大の都市です。

中心部には「加賀百万石」時代の風情が今でも残っており、訪れる人を楽しませています。

温泉としては、アニメ『花咲くいろは』の舞台にもなった「湯涌温泉」が有名ですが、実は金沢の中心街にも温泉施設がたくさんあるのです。

また、近年北陸新幹線が開通して関東圏からのアクセスが良くなり、日帰りでの観光客も増えています。

今回は、金沢市内の日帰りで入れる温泉施設をご紹介。観光地巡りの休憩として、温泉を楽しんでみてはいかがでしょうか?

金沢の歴史

金沢の始まりは16世紀中頃。そのとき、本願寺が「金沢御堂」を布教のために置きました。金沢御堂は、加賀の一向一揆の拠点になった場所です。

江戸時代に入ると、1583年に加賀藩の藩祖、前田利家が入城。その後、明治の廃藩置県に到るまで、金沢は城下町として発展します。

日本三大名園として名高い兼六園・金沢城・成巽閣などは、この時期に建てられました。

金沢が発展した理由の一つは、前田家が徳川家の血縁者を奥方として迎え入れてきたからと言われています。

廃藩置県後は工芸を中心に発展。とくに繊維工業が主要な産業でしたが、第二次世界大戦後には衰退。文化的な観光地へと変化を遂げました。

2015年に北陸新幹線が開通し、今も都市として発展を続けています。

金沢の魅力

観光地としての金沢には、以下の3つの魅力があります。

1.歴史的な建物がいっぱい

幸運にも、金沢は戦災や地震に襲われたことがありません。

そのため街中には、今も庭園や寺など歴史的な建造物が数多く残されています。

武士が住んでいた長屋武家屋敷跡や、70を超える寺がある寺町。そして、ひがし・にし・主計町(かずえまち)の3つの茶屋街は、歩いているだけで歴史を感じることができます。

2.コンパクトな観光地

金沢市の主要な観光スポットは、兼六園付近に集中しています。

例えば金沢城公園や21世紀美術館は、兼六園から歩いて数分。

市内中心部には市のレンタサイクルも普及しているため、場所を絞れば1日で金沢を堪能できます。

3.雨が似合うまち

金沢市のある石川県は、雨が多い土地です。

その多さは「弁当忘れても傘忘れるな」という言葉が知れ渡っているほど。

しかし、雨は金沢の建物に艶を与え、町をいっそう美しく見せてくれます。

降りしきる雨の中、観光スポットがライトアップされる夜は格別です。

金沢の日帰り温泉ランキングTOP10

金沢の魅力をたっぷり詰め込んだ、日帰りで楽しめる金沢の温泉施設をご紹介。サクッと気軽に立ち寄って、日頃の疲れをスッキリ癒やして。

第1位:文人墨客に愛された「湯涌温泉総湯 白鷺の湯」

養老2年(718年)に発見されたと伝えられる「湯涌温泉総湯 白鷺の湯」。大正時代、万国鉱泉博覧会に出展され、以降多くの文人に利用されるようになりました。

なかでも、特異な美人画で知られる詩人・竹久夢二は、この温泉に魅了されたひとり。同じ湯涌にある「金沢湯涌夢二館」では、竹久夢二にまつわる展示もされています。

泉質は、「ナトリウム-塩化物・硫酸塩温泉」。浴用適応症として、神経痛・五十肩・冷え性・関節リウマチなどに効果効能があります。内湯に加え、足湯も利用できるので、旅で疲れた足を癒やすのに最適です。

施設名 湯涌温泉総湯 白鷺の湯
住所 金沢市湯涌町イ139−2
電話番号 076-235-1380
URL http://yuwaku.gr.jp/yu/

 

第2位:兼六園そばの古き良き銭湯「みろく温泉元湯」

一見普通の銭湯である「みろく温泉元湯」ですが、特筆すべきはその立地。なんと兼六園から歩いて5分のところにあります。地元の人もよく使っているので、金沢の知られざる魅力に気づくきっかけになるかもしれません。

いわゆる「古き良き」温泉そのものですが、スチームサウナ・ジェットバス・気泡泉などの設備も充実。

泉質は、「ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉」。浴用適応症として、神経痛・筋肉痛・運動麻痺・慢性婦人病などに効果効能があります。城下町である金沢を巡るにはぴったりの温泉です。

施設名 みろく温泉元湯
住所 金沢市横山町2-24
電話番号 076-221-8096
URL http://mirokuonsen.com/

 

 

第3位:天然モール泉をあじわえる「兼六温泉」

兼六園から歩いて15分ほどのところにある天然温泉「兼六温泉」。一見普通の家なので、気づかず通りすぎないよう注意が必要かもしれません。

中庭には、竹筒から流れ出る湯を楽しめる露天風呂もあるので、心ゆくまでおくつろぎください。

泉質は、「ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉」。浴用適応症として、神経痛・筋肉痛・運動麻痺・慢性婦人病などに効果効能があります。ぬるめの温度なので、熱いのが苦手な方にもおすすめです。

施設名 兼六温泉
住所 金沢市暁町18-36
電話番号 076-221-2587
URL http://ishikawaii1010.sakura.ne.jp/kenrokuonsen.html

 

第4位:源泉100%かけ流し!「みんなの温泉 金城温泉元湯」

金沢西ICから車で10分ほどのところにある温泉施設「みんなの温泉 金城温泉元湯」。毎日浴槽が清掃されているため、源泉かけ流しの湯を新鮮な状態で楽しめます。

泉質は、「ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉」と「ナトリウム‐塩化物・炭酸水素塩泉」の2種類。浴用適応症として、きりきず・抹消循環障害・皮膚乾燥症・冷え性などに効果効能があります。

気兼ねなくのんびりできるおひとり様風呂。また、貸切の家族風呂もあるので、家族やカップルでゆったり楽しめます。

施設名 みんなの温泉 金城温泉元湯
住所 石川県金沢市赤土町ト100-2
電話番号 076-268-2601
URL http://kinjo-onsen.jp/index.html

 

第5位:ウーロン茶色の美肌の湯を堪能「石引温泉 亀の湯」

天徳院の近くにある「石引温泉 亀の湯」。天徳院とは、徳川家から前田家に嫁いだ珠姫にゆかりのあるお寺です。温泉自体は建物の3階にあり、そこまではエレベーターで行くことができます。

ウーロン茶色の天然温泉が特徴で、泉質は「炭酸水素塩泉」。浴用適応症として、神経痛・筋肉痛・疲労回復・冷え性などに効果効能があります。

とくに、亀の甲羅型の半露天風呂は源泉かけ流しのぬるめのお湯で、とても快適です。

施設名 石引温泉 亀の湯
住所 金沢市石引2-15-31
電話番号 076-262-4126
URL http://ishikawa1010.com/bath/21/

 

第6位:アメニティー充実!手ぶらで行ける「天然温泉・健康ランド 金沢ゆめのゆ」

県内最大級の露天風呂がある「天然温泉・健康ランド 金沢ゆめのゆ」。お風呂には天然石が使われており、自然の力を感じることができるでしょう。加えて炭酸湯や壺湯など、たくさんの方法で温泉を楽しめます。

泉質は、「ナトリウム-塩化物泉」。浴用適応症として、神経痛・筋肉痛・運動麻痺・冷え性などに効果効能があります。

また、温泉の蒸気が用いられた玉じゃりサウナや、エステ・岩盤浴もあるので、とくに女性におすすめです。

施設名 天然温泉・健康ランド 金沢ゆめのゆ
住所 石川県金沢市藤江南3-26
電話番号 076-204-2626
URL http://www.yumenoyu.net/

 

第7位:肌にやさしい美人の湯を体感!「テルメ金沢」

金沢西ICから車で1分のところにあるホテル「テルメ金沢」。大阪・京都方面から車で来られる方は、交通の便で非常に便利です。

温泉は、 “松島温泉白糸の湯” とも呼ばれる泉質「ナトリウム-塩化物泉」を使用。浴用適応症として、神経痛・筋肉痛・慢性皮膚病・冷え性などに効果効能があります。

良質な温泉を露天風呂や打たせ湯など、10種類のお風呂で楽しむことができるので、温泉好きにはたまりません! 加えてエステも6種類あるので、思う存分癒やしのひとときをお過ごしいただけます。

施設名 テルメ金沢
住所 石川県金沢市松島町17
電話番号 076-269-2211
URL http://www.terume.net/

 

第8位:駅近で好立地な「アパホテル〈金沢駅前〉」

「アパホテル〈金沢駅前〉」は名前の通り、金沢駅西口から徒歩1分のところにあるホテル。お風呂は6時から24時まで利用できます。そのため、新幹線だけでなく、夜行バスを使う方にも最適です。

お風呂はラジウム人工温泉で、露天風呂とサウナ付き。駅の近くにありながら心地よい開放感をあじわえ、飽きさせません。

レストルームでゆったり過ごすこともできるので、旅の帰りに寄るのもおすすめです。

施設名 アパホテル
住所 金沢市広岡1-9-28
電話番号 0570-008-111
URL https://www.apahotel.com/hotel/hokuriku/06_kanazawa-ekimae/spa.html

 

第9位:地下には貝殻の化石が眠るおんま層「大桑おんま温泉 楽ちんの湯」

観光地からは離れたところにある温泉施設「大桑おんま温泉 楽ちんの湯」。屋外には、大露天風呂と独り占めできる壺湯があり、お好きなかたちで露天風呂を楽しめます。

泉質は、「ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉」。浴用適応症として、神経痛・筋肉痛・運動麻痺・冷え性などに効果効能があります。

サウナは従来の暑いものに加え、ダイヤモンドミストの冷凍サウナもあり、交互に入れば美肌効果バツグンです。温泉だけでなくお料理も絶品と評判なので、ぜひご賞味あれ。

施設名 大桑おんま温泉 楽ちんの湯
住所 石川県金沢市大桑2-115
電話番号 076-245-1126
URL http://www.rakuchinnoyu.com/index.html

 

第10位:家族風呂も満喫できる「れもん湯」

昭和61年創業、レトロな佇まいの「れもん湯」。名前からレモンを想像しがちですが、温泉はコーヒー色の天然モール泉。内湯はつるつるとした触感で、心が安らぎます。

泉質は、「ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉」。浴用適応症として、神経痛・筋肉痛・運動麻痺・慢性婦人病などに効果効能があります。

観光地からは離れていますが、そのぶん地元の方々との交流が生まれるかもしれません。

施設名 れもん湯
住所 金沢市有松3-11-6
電話番号 076-243-0626
URL https://twitter.com/remonarimatsu

 

金沢旅行の帰りはぜひ温泉へ!

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街全体で歴史を感じられる金沢。観光で歩き疲れたら、温泉に行くのが一番! 日帰りであればいつでも気軽に行けますし、その割にゆったりとした時間を過ごすこともできるので、おすすめです。ご家族・カップル・ご友人と、ぜひ足を運んでくださいね。

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