湯河原温泉の人気おすすめ日帰り温泉ランキングTOP10!

湯河原温泉 大観山

温泉ライターの山口です。今回は神奈川県の湯河原町にある「湯河原温泉」が舞台。

湯河原温泉は、隣接する4つの温泉地によって形成されている温泉エリアの総称です。深い歴史をもち、日本屈指の人気温泉地となっている湯河原温泉。
今回ご紹介するのは、日帰り温泉のランキング。厳選した10箇所の施設を参考いただき、湯河原温泉におでかけください!

湯河原温泉について

湯河原温泉は、奥湯河原温泉、湯河原温泉、浜湯河原温泉、さらに隣県の熱海市にある伊豆湯河原温泉の4つをまとめて「湯河原温泉」と呼称される場合があります。

伊豆湯河原温泉は熱海市にありながら市街地からは遠く、逆に湯河原温泉とはわずか800mほどの距離。

泉質は単純温泉、塩化物泉、硫酸塩泉など。数十万年前に活動を終えた湯河原火山の侵食カルデラ内に温泉が湧いていて、源泉温度は30度から80度となっています。

いわゆる肌に優しい泉質で、サラサラとした肌触りが特徴的。湯冷めしにくい利点もあり、神経痛、腰痛、婦人病、切り傷、外傷など、様々な効果が期待できます。

温泉宿は隣接する熱海温泉とは対照的で日本旅館、和テイストの宿が多くなります。熱海温泉はどちらかと言うと大規模なホテルですが、日本の良き風景が残っているのが湯河原温泉の特徴と言えます。

アクセスはJR東海道本線湯河原駅を下車。徒歩15分で温泉街の入り口に到着します。温泉街の中心街までは徒歩30分ほどかかりますが、バスやタクシーを利用すれば5分から10分で到着しますので安心してくださいね。

湯河原温泉の歴史

湯河原温泉 相模湾

湯河原温泉の始まりには諸説あります。

飛鳥時代の豪族・穂積濃美麻呂と役行者(えんのぎょうじゃ)の一行が発見したとうい説、加賀の山伏によって発見されたという説、行基によって発見されたという説、弘法大師によって発見されたという説、さらにはタヌキによって発見されたという説まで、じつに幾多の説があります。

湯河原温泉の公式情報では1700年の歴史があるとされていますので、穂積濃美麻呂らが発見した時代の説を尊重していると考えらるでしょう。

万葉集では湯河原についての句が詠まれ、その歌碑が温泉街にたてられています。

また、明治以降になると夏目漱石をはじめ、国木田独歩、島崎藤村、芥川龍之介などの文豪が訪れる名湯へ。夏目漱石は湯河原温泉を舞台にした「明暗」、芥川龍之介は「トロッコ」などの作品を残しています。

1位「湯河原ラドンセンター(ホテル城山)」

湯河原温泉の日帰り温泉で一番おすすめしたいのは「湯河原ラドンセンター」。湯河原駅から歩いてすぐの立地も嬉しいところです。天然温泉の30倍ものラドンが含まれている人工温泉が自慢。湯河原温泉で唯一ラドン温泉が楽しめるスポットです。入浴料は1580円。貸切風呂や食事処の利用も可能になっています。貸切露天風呂は木でつくられた浴槽で温もりを感じながら入浴することができます。

施設名 湯河原ラドンセンター
住所 神奈川県足柄下郡湯河原町城堀207
電話番号 0465-63-0151
URL http://www.hotel-shiroyama.com/

2位「こごめの湯」

小高い丘に位置し、湯河原温泉を見下ろすことができる「こごめの湯」。湯河原温泉駅からはバスで15分ほど。日帰り入浴専用の施設になります。入浴料は比較的安めの大人1000円。無料の休憩所の利用が可能になっています。温泉の種類は大浴場と露天風呂。露天風呂はいわゆる岩風呂で岩が浴槽の周りに置いてあります。また、浴槽からは大自然の絶景をのぞむことができるになっています。残念なことに貸切風呂はありません。

施設名 こごめの湯
住所 神奈川県足柄下郡湯河原町宮上562-6
電話番号 0465-63-6944
URL http://kogomenoyu.com/

3位「ゆとろ嵯峨沢の湯」

こちらも日帰り入浴専用の施設「ゆとろ嵯峨沢の湯」。施設の周りはみかん畑に囲まれた高台に位置しますので眺めも最高ですよ! さらに、設備の種類が豊富なこともおすすめのポイントです。源泉が流れ落ちる「大滝の湯」、珍しい「洞窟風呂」、川をイメージした「川風呂」、「打たせ湯」に「気泡の湯」と飽きることがありません。貸切風呂もあり檜の落ち着きを感じることができます。有料ではありますが、個室での休憩も可能となっています。

施設名 ゆとろ嵯峨沢の湯
住所 神奈川県足柄下郡湯河原町吉浜1191
電話番号 0465-62-2688
URL http://www.yutoro.co.jp/index.html

4位「ホテル眺望山荘」

宿泊でも人気の「ホテル眺望山荘」。貸切風呂、食事付き客室休憩など日帰りプランも充実していますので希望に合わせた利用が可能となっています。浴場の種類も豊富で和風、洋風、欧風と工夫が凝らされています。おすすめは洋風の浴場。大理石調の床がゴージャスな雰囲気です。浴槽には、ウッドデッキのような小上がりがあり、おしゃれなイスで休憩も可能。貸切風呂は1時間の利用で、2名1組4000円からとなっていますので割と安いですね。

施設名 ホテル眺望山荘」
住所 神奈川県足柄下郡湯河原町宮下698-25
電話番号 0465-62-0816
URL https://www.chooboo.co.jp/dayplan/

5位「オーベルジュ 湯楽」

高級感漂う宿の「オーベルジュ 湯楽」。タイルや木々が見事に調和した外観には、とても良い雰囲気があります。日帰りプランでは客室で楽しめる食事付きプランもあります。浴槽の種類も豊富で石風呂、檜風呂、石造りの大浴場がありますよ。中でも、おすすめなのが檜風呂の浴場。「古代檜風呂」と呼ばれ、古代の檜を使った浴槽はとても良い香りがします。一面、檜の空間で癒されてみませんか?

施設名 オーベルジュ 湯楽
住所 神奈川県足柄下郡湯河原町宮上528
電話番号 0465-62-4126
URL https://www.yurac.jp/

6位「TheRyokanTokyo」

和と洋がうまく調和した施設が魅力の温泉宿。外観、内観共に凝ったつくりになっています。中には奈良の大仏や富士山などのフォトパネルがあり、また外には京都の伏見稲荷をイメージさせる赤いゲートもあります。温浴設備の種類は少ないものの、源泉100%掛け流しのお湯が楽しめるほか、大浴場の壁に富士山と桜の木がペイントされています。カフェも併設されているので様々な楽しみ方ができます。

施設名 TheRyokanTokyo
住所 神奈川県足柄下郡湯河原町宮上742
電話番号 0465-63-3498
URL https://www.theryokantokyo.com/

7位「ニューウェルシティ湯河原」

「ニューウェルシティ湯河原」には「いずみの湯」と呼ばれる日帰り入浴施設があります。入館料は大人1080円とリーズナブル。営業時間も11時から翌日9時までとなっていますので、夜少し遅い時間の利用もできますね。露天風呂として広い岩風呂がよういされています。岩風呂には、屋根がかけてありますので天候を気にせずにお湯へつかることができますよ。貸切風呂や客室利用はできないものの、無料の休憩スペースが利用できます。

施設名 ニューウェルシティ湯河原
住所 静岡県熱海市泉107
電話番号 0465-63-3721
URL http://www.welcity-yugawara.co.jp/higaeri

8位「白雲荘」

高級な宿「白雲荘」は、特別な日を過すのに最適な施設です。貸切風呂と夕食付きの贅沢なプランは、15時にチェックイン22時にチェックアウトと設定されているので、このプランを利用すれば大切な人との時間を十分に堪能することができるでしょう。客室の内湯利用も可能ですが、貸切風呂40分の利用も可能ですので、貸切風呂をおおすすめします。貸切風呂は、壁や浴槽も洋風でタイル敷きとなっています。浴室の端にはブラウン調のイスやテーブルがある休憩スペースも。上質な空間です。

施設名 白雲荘
住所 神奈川県足柄下郡湯河原町宮上716-1
電話番号 0465-62-2341
URL http://www.hakuunsou.com/

9位「上野屋」

300年以上も続く老舗旅館「上野屋」。昔ながらの木造建築の宿は外観に趣を感じますね。日帰で、大浴場と貸切風呂の利用が可能となっています。3時間の客室利用と入浴がセットになったプランもよういされています。大浴場は御影石風呂と檜風呂があります。朝晩で利用できる浴室が入れ替えになりますので両方楽しんでみませんか?ちなみに、旅館の最上階には足湯が楽しめるスペースも設けられていますよ!

施設名 上野屋
住所 神奈川県足柄下郡湯河原町宮上616
電話番号 0465-62-2155
URL http://www.uenoya-net.jp/

 

10位「大野屋旅館」

最後は、湯河原温泉にある老舗旅館の一つ「大野屋旅館」の紹介です。こちらは、4つの露天風呂と2つの内湯で人気を集める宿になります。日帰りで利用したいときには客室食事付きのプランを予約してください。このプランを利用すれば、貸切風呂と内湯を時間くるまで目一杯利用できますよ。展望貸切露天風呂では陶器風呂と檜風呂が楽しめます。見晴らしの良い浴槽から、山々を眺め、入浴を満喫してみましょう。貸切風呂は事前予約が必要になります。

施設名 大野屋旅館
住所 静岡県熱海市泉231
電話番号 0465-62-6111
URL http://www.yugawara-ohnoya.co.jp/

湯河原温泉の観光スポット

古き良き時代の日本の風景が楽しめる、湯河原温泉。その魅力を感じることのできる観光スポットがいくつかありますのでご紹介しますね。

①万葉公園

万葉公園は名前からも推測できるように、湯河原温泉が万葉集に登場する唯一の温泉地であることから名付けられています。公園内には万葉集で詠まれている植物が数多く植えられ、その数は約80種類にものぼります。

施設名 万葉公園
住所 神奈川県足柄下郡湯河原町宮上566
電話番号 0465-64-1234(問い合わせ先)
URL https://www.yugawara.or.jp/sightseeing/722/

②大観山

マツダターンパイク箱根のゴールにあたる山。富士山が美しく見えるスポットの一つ。画家の横山大観から名前をとって大観山と呼ばれるようになりました。山頂からは富士山をはじめ、初島や大島、三浦半島に房総半島が見え、360度どこを見ても絶景が広がります。

③幕山公園

幕山一帯を整備し、つくられた公園。斜面には4000本もの梅の木が植えられていて、湯河原梅林とも呼ばれています。2月下旬から3月上旬の梅が見頃になる季節になれば、一面がピンクの綺麗なスポットになりますよ。周辺にはハイキングコースもありますのでゆっくり歩きながら眺めてみましょう。

施設名 幕山公園
住所 神奈川県足柄下郡湯河原町鍛冶屋951-1
電話番号 0465-63-1977
URL http://www.yugawara.or.jp/sightseeing/details.php?log=1364793552

④不動滝

湯河原駅からバスで20分ほどの場所にあるパワースポット、不動滝。1931年に湯河原沸石と呼ばれる虹色に輝く鉱物が発見されるなど注目を浴びているスポットです。滝の入り口には不動滝茶屋(喫茶)がありますので一息ついて見てくださいね。

施設名 不動滝
住所 神奈川県足柄下郡湯河原町宮上
電話番号 電話番号を入力
URL http://www.yugawara.or.jp/sightseeing/details.php?log=1365468804

湯河原温泉で日帰り旅行

自然や歴史を感じることのできる湯河原温泉。日帰り入浴では様々な宿を楽しむことができますよ。日帰り旅行を湯河原で楽しみましょう。

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