東山温泉の人気おすすめ日帰り温泉ランキングTOP9!貸切温泉が人気

福島県 会津若松 鶴ヶ城 

福島県会津若松市の「東山温泉」は、1300年の歴史がある、会津藩の「奥座敷」といわれた温泉です。

今回は、歴史好きや温泉好きの琴線を振るわす、見どころと湯処にあふれた東山温泉の魅力をご案内します。

東山温泉の特徴

温泉 お風呂 浴槽
会津若松市から車で10分ほどのところに温泉街があり、20軒以上の温泉宿や温泉施設があります。奥座敷らしく花街の風情もあり、「からり奴さん」と呼ばれる芸妓衆もいます。

温泉街の近くには「雨降り滝」、「原滝」、「向滝」、「伏見ヶ滝」など名瀑があり、それらに因んで名称に「滝」のつく温泉旅館も多くあります。例えば、藩主松平家の別荘であった「新滝」やその別館「不動滝」などです。

8月中旬に開催される「東山温泉盆踊り」では、多くの観光客で温泉街は埋まります。

泉質は、塩化物泉で「温まりの湯」「傷の湯」として有名です。リウマチ、運動器障害、慢性皮膚疾患、切り傷、やけどなどに効果の高いお湯です。

塩化物泉について

東山温泉のおすすめ人気日帰り温泉ランキングTOP10

歴史的なスポットがたくさんあり、見どころ・湯どころ満載の「東山温泉」人気のおすすめ日帰り温泉ランキングTOP10をご紹介します。

第1位:「会津東山温泉 御宿東鳳」

「会津東山温泉 御宿東鳳」は、東山温泉の高台にある人気No.1の温泉宿で、会津の山並みや鶴ヶ城と城下町を見渡せます。

温泉はその絶景が望める2つの露天風呂「宙(そら)の湯」と「棚雲の湯」が人気です。

「会津東山温泉 御宿東鳳」の施設情報

施設名 会津東山温泉 御宿東鳳(おんやどとうほう)
住所 福島県会津若松市東山町 大字石山字院内706
電話番号 0242-26-4141
URL https://www.onyado-toho.co.jp/day/

第2位:「庄助の宿 瀧の湯」

「庄助の宿 瀧の湯」は東山温泉発祥の湯で、会津に伝わる小原庄助さんゆかりの温泉宿。

温泉には、4つの貸切の混浴露天風呂「十六の湯」、「天寧の湯」、「庄助の湯」、「幻の湯」があり、人気の的となっています。昼食付きのプランも用意されています。

庄助さんに習い、一杯呑みながら露天風呂で絶景を楽しむ……極上の湯浴みはいかがでしょう。

「庄助の宿 瀧の湯」の施設情報

施設名 庄助の宿 瀧の湯
住所 福島県会津若松市東山温泉108
電話番号 0242-29-1000
URL http://shousuke.com/#index-top

第3位:「いろりの宿 芦名」

「いろりの宿 芦名」は総部屋数7室で、行届いたおもてなしが信条の温泉宿。温泉は内湯と露天風呂があり、1日2組限定で貸切入浴ができます。

「いろりの宿 芦名(あしな)」の施設情報

施設名 いろりの宿 芦名(あしな)
住所 福島県会津若松市東山町湯本下原232-1
電話番号 0242-26-2841
URL http://www.ashina.co.jp/

第4位:「大江戸温泉物語 会津東山温泉 東山グランドホテル」

「大江戸温泉物語 会津東山温泉 東山グランドホテル」は、大江戸温泉物語グループの近代的なリゾートホテル。

展望大浴場からは、春は桜、夏は新緑、秋は紅葉と四季折々の絶景を一望できます。平日の入浴料は大人700円とリーズナブルで、ディナーバイキング付きのプランも用意されています。

「大江戸温泉物語 会津東山温泉 東山グランドホテル」の施設情報

施設名 大江戸温泉物語 会津東山温泉 東山グランドホテル
住所 福島県会津若松市東山町湯本上湯本5
電話番号 0570-011-267
URL http://higashiyama.ooedoonsen.jp/

第5位:「くつろぎ宿 新滝」

「くつろぎ宿 新滝」は姉妹館「千代滝」と合わせて両方のお風呂が楽しめます。2軒で14の浴槽があり、すべて源泉かけ流し。

「新滝別館」の露天風呂「猿の湯」は、新選組副長・土方歳三が戊辰戦争で負った傷を癒したお湯。また、画家・竹下夢二や歌人・与謝野晶子が滞在した歴史ある旅館でもあります。

大正ロマンを感じさせるお宿で会津観光の疲れを癒してください。

「くつろぎ宿 新滝」の施設情報

施設名 くつろぎ宿 新滝
住所 福島県会津若松市東山町湯本川向222
電話番号 0242-26-0001
URL http://www.kutsurogijuku.jp/shintaki/index.html

東山温泉のおすすめ人気日帰り温泉ランキング第6位 「元湯有馬屋」

「元湯有馬屋」は温泉街の中央、渓流沿いにあるこじんまりとした旅館で、温泉は源泉かけ流し。

食事は囲炉裏を囲んで、炭火焼きの岩魚や田楽など郷土料理を供する人気のお宿。日帰りの入浴料は大人700円です。

「元湯有馬屋」の施設情報

施設名 元湯有馬屋
住所 福島県会津若松市東山町大字湯本居平118
電話番号 0242-26-2001
URL http://www.motoyu-arimaya.sakura.ne.jp/

第7位:「くつろぎ宿 千代滝」

「くつろぎ宿 千代滝」は、第5位で紹介した「くつろぎ宿 新滝」の姉妹館。両方のお湯に浸かることができると評判で、城下町を望む展望大浴場や最上階の露天風呂が人気です。

車で約10分のところに鶴ヶ城、5分で武家屋敷街などもあり、会津観光に便利な宿です。

「くつろぎ宿 千代滝」の施設情報

施設名 くつろぎ宿 千代滝
住所 福島県会津若松市東山町湯本寺屋敷43
電話番号 0242-26-0001
URL http://www.kutsurogijuku.jp/chiyotaki/index.html

第8位:「会津東山温泉 原瀧」

「会津東山温泉 原瀧」は東四大滝の1つ「原滝」を望みながら入れる露天風呂が人気。

その他、青森ヒバの香りに癒される広々とした「滝見の湯」や信楽焼の「月見の湯」もおすすめ。カップルや家族連れで一緒に楽しめる貸切の混浴露天風呂が4つあり、日帰りでも利用できます。

「会津東山温泉 原瀧」の施設情報

施設名 会津東山温泉 原瀧
住所 福島県会津若松市東山町湯本下原235
電話番号 0242-26-4126
URL http://yumeguri.co.jp/

第9位:「東山第一ホテル」

会津若松市の東山温泉「東山第一ホテル」は、温泉街の中心部の渓流沿いにある眺めの良い温泉宿として有名です。

温泉は広い大浴場と絶景の露天風呂。日帰りの入浴料は大人630円とリーズナブルです。

※2017年11月に廃業しました。

「東山第一ホテル」の施設情報

施設名 東山第一ホテル
住所 福島県会津若松市東山町大字湯本字下原257-3
電話番号
URL

 

第10位:「東山パークホテル新風月」

「東山パークホテル新風月」は、温泉街では一番広い大浴場が自慢。サウナや男女別の露天風呂もあり、女性用の露天風呂からは城下町の眺めが素晴らしいと評判です。

「東山パークホテル新風月」の施設情報

施設名 東山パークホテル新風月
住所 福島県会津若松市東山町湯本積り99
電話番号 0242-26-3690
URL http://www.itoenhotel.com

東山温泉の歴史や魅力

会津若松市 鶴ヶ城

福島県会津若松市「東山温泉」の開湯は1300年前。奈良の大仏の建造に貢献した僧・行基は各地で温泉を発見したと伝えられ、「東山温泉」もその1つといわれています。

江戸時代には会津藩の湯治場として藩士や藩内の人々が多く訪れ、会津若松藩の「奥座敷」として栄えました。

幕末に活躍した新鮮組副長・土方歳三が戊辰戦争での傷を癒し、大正時代の人気画家・竹下夢二が逗留して作品を残し、「朝寝。朝酒。朝湯が大好きで……」と会津民謡に謳われる小原庄助さんゆかりの温泉も、ここ「東山温泉」です。

会津若松といえば、幕末期、藩主・松平容保が京都守護職に就き、新選組を使って討幕派を締め付けたことから、維新前後の戊辰戦争では朝敵とし官軍と合い対します。官軍の攻撃は鶴ヶ城(つるがじょう)に迫り、城は徹底的に砲撃を受けて多くの犠牲者を出し、守備隊として少年たちで組織された「白虎隊」も、多くが戦死や自害という悲惨な末路をたどりました。

大河ドラマや長編時代劇で何度も描かれ、白虎隊の悲劇は今も語り継がれています。こうした歴史を色濃く残す会津若松には、多くの観光客が訪れ、その拠点として「東山温泉」は人気があります。

東山温泉の日帰り温泉を満喫!

福島県 会津若松市 飯盛山
いにしえより受け継がれた会津藩の奥座敷「東山温泉」。古来より根付く伝統の息吹を感じに、ぜひ一度おでかけください。

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