川俣温泉のおすすめ人気混浴露天風呂ランキングTOP3!日帰りは可能?【2018年版】

川俣温泉 間欠泉

川俣温泉は東武鬼怒川線鬼怒川駅から車で約1時間、バスだと1日4本運行している女夫渕行を利用して1時間半の距離にあります。また日光湯元温泉からだと車で1時間10分ほどでアクセスできますが、冬は降雪のため交通が困難になることも。日光高原の山深い地にある北関東の秘湯です。

そんな川俣温泉をカップルや家族で満喫できるおすすめの混浴風呂を、日帰りの情報も交えながらランキング形式で紹介します。山の空気に包まれた温泉地で過ごすひと時はまさに至高の時間です。

川俣温泉をはじめ北関東には混浴露天風呂が多い!?

カップルや家族でゆっくりと温泉が楽しめる混浴ですが、現在都市部では風紀上の問題でほぼなくなってしまいました。しかし、栃木県や群馬県の山深い秘湯では、まだ多くの混浴露天風呂が楽しめます。

特に栃木県は、川俣温泉をはじめとした奥日光や那須高原に魅力的な混浴露天風呂が多くあります。那須塩原市にある塩原温泉郷や那須郡那須町湯元の那須温泉は多くの混浴露天風呂に入れる温泉として、川俣温泉や奥鬼怒温泉郷とともによく知られています。

塩原温泉の混浴スポット情報

那須温泉の混浴スポット情報

川俣温泉と奥鬼怒温泉郷! 日光市川俣にある2つの秘湯

鬼怒川温泉や奥日光のさらに奥にある日光市川俣は、鬼怒川の上流の奥まった渓谷や日光の山々が美しい山間の地です。全域が日光国立公園にふくまれ、夏の新緑や秋の紅葉シーズンには特に美しい景色が楽しめます。

平家落人伝説が残る地として知られるほか、鬼怒川上流の景勝地・瀬戸合峡や川俣ダムによってせき止められた川俣湖、珍しい間欠泉、高層湿原の鬼怒沼など、自然を満喫できる観光名所がある地としても有名です。

また川俣には、鬼怒川の渓流に沿って温泉宿が建ち並び豊富な湧出量をほこる川俣温泉や奥鬼怒温泉郷の2つの秘湯があります。奥鬼怒温泉郷には、加仁湯、八丁の湯、日光沢温泉、手白澤温泉の4つの旅館があり、湯量が豊富なため、源泉かけ流しの多くの混浴露天風呂を楽しめます。

栃木県の観光スポット情報

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川俣温泉は古い歴史をもつ北関東の秘湯!!

川俣温泉は奥鬼怒温泉郷よりかなり手前にありますが、山深い秘湯といったイメージの温泉地です。鬼怒川の渓流に沿って宿が建ち並び、温泉街を形成しています。2つの旅館が混浴露天風呂を備えているほか、国民宿舎と民宿のすべてが源泉かけ流しの貸切露天風呂を備えており、混浴を楽しみたい方にはたまらない温泉地となっています。

温泉の歴史は古く、平家の落人が発見したと伝えられています。周辺には落人伝説が残る平家塚があります。また、平家の名を冠した平家平温泉も奥まった場所にあります。ながく一部の登山者や地元の人しか訪れない隠れた温泉でしたが、現在は道路も整備され車で気軽にアクセスできるようになりました。

泉質は癖のない「単純温泉」と、やや塩辛く血行を良くする「塩化物泉」の2つを楽しめます。

川俣温泉の泉質情報:単純温泉

泉質名 単純温泉(掲示用泉質)
浴用適応症 自律神経不安定症、不眠症、うつ状態
飲用適応症 なし

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川俣温泉の泉質情報:塩化物泉

泉質名 塩化物泉(掲示用泉質)
浴用適応症 きりきず、末梢循環障害、冷え性、うつ状態、皮膚乾燥症
飲用適応症 萎縮性胃炎、便秘

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川俣温泉のおすすめ混浴露天風呂ランキングTOP5

川俣温泉のおすすめ混浴露天風呂ランキングTOP5をどうぞ!

第1位:どの浴場からも鬼怒川沿いの絶景が楽しめる「川俣一柳閣」

川俣温泉の中で1番奥に位置する旅館。鬼怒川の渓流に面して建っています。客室はすべて渓流に面し、四季折々の自然の景観や、時折吹き出す間欠泉を眺めることができます。特に最上階にあるロービーからの眺めは例えようもありません。ヤマメや鹿肉などの自然を丸ごと食べる料理も人気です。

浴場には男女別の内湯と複数の露天風呂があり、すべて源泉かけ流しのお湯が楽しめます。また、どの浴場からも鬼怒川沿いの絶景が楽しめます。露天風呂は広くゆったりした混浴の大露天風呂と、大露風呂ほどではないですがやはり広い女性専用の露天風呂があります。

30分無料の貸切露天風呂もあり、カップルや家族だけでの入浴も楽しめます。泉質は「塩化物泉」。大人1,000円で日帰り入浴もできます。

「川俣一柳閣」の施設情報

施設名 川俣一柳閣
住所 栃木県日光市川俣40-3
電話番号 0288-96-0111
URL http://www.kawamata-ichiryukaku.jp/

「川俣一柳閣」の泉質情報

泉質名 単純温泉(アルカリ性単純温泉)
浴用適応症 自律神経不安定症、不眠症、うつ状態
飲用適応症 なし

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第2位:源泉かけ流しの露天風呂は一部の時間を除いて混浴「川俣温泉ホテル 仙心亭」

「川俣一柳閣」よりやや手前、間欠泉の近くに建つホテルです。温泉街の中心に位置し、館内からは鬼怒川の渓流の美しい姿を眺めることもできます。また四季折々の自然だけでなく、間欠泉が眺められるのも自慢です。

客室は10畳と15畳の、広びろとした2つのタイプが用意されています。料理は地産の食材を生かした上品な味の創作和風料理です。

渓流を望む大浴場と露天風呂はどちらも源泉かけ流し。大浴場は男女別ですが、露天風呂は8時~10時・20時~22時は女性専用となり、その他の時間は混浴です。

「仙心亭」の施設情報

施設名 川俣温泉ホテル 仙心亭
住所 栃木県日光市川俣サビ沢881-8
電話番号 0288-96-0221
URL https://sensintei.net/

「仙心亭」の泉質情報:単純温泉

泉質名 単純温泉(掲示用泉質)
浴用適応症 自律神経不安定症、不眠症、うつ状態
飲用適応症 なし

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「仙心亭」の泉質情報:塩化物泉

泉質名 塩化物泉(ナトリウム−塩化物泉)
浴用適応症 きりきず、末梢循環障害、冷え性、うつ状態、皮膚乾燥症
飲用適応症 萎縮性胃炎、便秘

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第3位:混浴の露天風呂と小さめの女性専用露天風呂が設けられている「平家平温泉 御宿 こまゆみの里」

川俣温泉のさらに奥に建つ、鬼怒川の渓流に面した一軒宿です。敷地は4万㎡近くあり森林の散策が楽しめます。魅力は何といっても渓流に面した露天風呂。混浴の露天風呂と小さめの女性専用露天風呂が設けられています。渓流の川音を聞きながらつかる温泉は格別です。女性専用の露天風呂は眼下に清流があり、渓流を眺めながら入浴できます。

12時30分から14時30分の間は、入浴料大人500円、子ども300円で日帰り温泉が楽しめます。ただし、入れない日もあるので事前に確認してください。

「こまゆみの里」の施設情報

施設名 平家平温泉 御宿 こまゆみの里
住所 栃木県日光市川俣646-1
電話番号 0288-96-0321
URL https://komayuminosato.info/

「こまゆみの里」の泉質情報

泉質名 塩化物泉(ナトリウム-塩化物泉)
浴用適応症 きりきず、末梢循環障害、冷え性、うつ状態、皮膚乾燥症
飲用適応症 萎縮性胃炎、便秘

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【番外編】貸切で露天風呂が楽しめる「国民宿舎 渓山荘」

川俣温泉の入口から枝道にそれたところにある国民宿舎です。ホテルのような豪華さはなく、6~10畳と客室もそう広くはありませんが、、渓流に面して建っているため四季折々の自然の景観が楽しめます。

浴場は、大きな窓から自然を望むことができる男女別の大浴場のほかに貸切露天風呂があります。どちらも渓流に面しているため、絶景とともにかけ流しの「単純温泉」が楽しめます。大浴場のみ、大人500円で日帰り入浴ができます。

「国民宿舎 渓山荘」の施設情報

施設名 国民宿舎 渓山荘
住所 栃木県日光市川俣865
電話番号 0288-96-0282
URL http://www.keizansou.jp/

「国民宿舎 渓山荘」の泉質情報

泉質名 単純温泉(掲示用泉質)
浴用適応症 自律神経不安定症、不眠症、うつ状態
飲用適応症 なし

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【番外編】貸切で露天風呂が楽しめる「民宿きぬ姫」

最後に紹介するのは貸切露天風呂がある民宿です。山菜とそばがおいしい蕎麦屋さんとして知られる一方、民宿としての営業もされています。

露天風呂は元混浴でしたが、現在は貸切になっています。浴槽はゆっくりと体を伸ばせる広さがあります。あたりの山々を眺めながらつかるお湯は格別です。源泉かけ流しの「塩化物泉」が楽しめます。また500円で日帰り入浴もできます。

「民宿きぬ姫」は、閉館しました。

「民宿きぬ姫」の施設情報

施設名 民宿きぬ姫
住所 栃木県日光市川俣583-1
電話番号 0288-96-0135
URL

「民宿きぬ姫」の泉質情報

泉質名 塩化物泉(ナトリウム-塩化物泉)
浴用適応症 きりきず、末梢循環障害、冷え性、うつ状態、皮膚乾燥症
飲用適応症 萎縮性胃炎、便秘

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川俣温泉の混浴露天風呂でリフレッシュ

川俣温泉の混浴露天風呂は以前に比べだいぶ減りましたが、まだまだ魅力的な浴場が残っています。自然に抱かれた混浴露天風呂につかり、カップルや家族とのんびりした時間を過ごせば、心身の疲れもすかっりリフレッシュするはずです。

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