富山観光の人気のおすすめスポットランキングTOP10!お土産や名物についても【最新版】

北陸3県のひとつである富山県は日本海に面し、新鮮な海の幸が魅力です。しかし、その魅力は海の幸だけではありません。「立山黒部アルペンルート」で見る絶景、世界遺産にも登録されている「合掌づくりの集落」、300年の歴史をもつ伝統的なお祭など、たくさんの観るべきスポットがあります！　今回は、そんな富山県のおすすめ観光スポットをお土産や名物もあわせてご紹介します。

富山のお土産といえば

お土産には、その日獲れたばかりの海の幸や、富山名物「ます寿司」がおすすめです。ます寿司は、しっとり柔らかく肉厚の鱒が酢飯とマッチして、はじめて鱒を食べる人でも美味しく食べることができます。

また、讃岐、稲庭と並ぶ日本3大うどんのひとつ「氷見うどん」もここ富山県の名物お土産です。「氷見うどん」の特徴は太麺と細麺の二種類あること。つるつるしこしこした舌触りは、もちろん県内のうどん屋さんでも味わっていただきたいですが、お土産用のもあるので自宅でも堪能したい方はそちらもおすすめです。

富山の魅力とおすすめグルメ

富山の魅力は、なんといっても富山湾で獲れる季節の海の幸！ その美味しさの秘訣は、富山の地形にあります。標高3000mを超える「北アルプスの山々」から流れるミネラル豊富な水と、水深1000mを超える「富山湾」の地形。この約4000mの高低差が、「天然の生け簀」と言われるほどおいしい魚を育む富山湾をつくり出しているんです。

1年中、新鮮な海の幸が獲れる富山湾。脂がのりとろけるような味わいの「氷見の寒ブリ」、春の訪れを感じさせる「ホタルイカ」、トロリとした食感と甘みがたまらない「白エビ」など、食べずにはいられない美味が勢ぞろいです！寿司屋や居酒屋などで、鮮度抜群の刺身や寿司を、ぜひ味わってくださいね！

そして、富山の名物ラーメン「富山ブラック」もお忘れなく。「富山ブラックとは何？ 」と思われた方も多いかと思いますが、富山のしょうゆラーメンです。これが、汁が真っ黒のラーメンなんです。もともとは、肉体労働者の塩分補給のために、醤油を濃くしたラーメンを作ったのですが、それが評判をよび、現在では富山市内富山ブラックを提供する店が数多くあります。富山のご当地ラーメンとして人気を博しています。

富山で観光に人気のおすすめスポットランキングTOP10!

それでは、富山でおすすめの観光スポットをご紹介します。絶景スポットをはじめとした、世界遺産や体験施設など、存分に富山を堪能してくださいね！

富山で観光に人気のおすすめスポットランキング第1位：立山黒部アルペンルート

標高3000mを超える立山を中心に、立山町から長野県の信濃大町まで続く「立山黒部アルペンルート」。総距離37.2kmの壮大な観光ルートには、立ち寄るべき絶景スポットが数多くあります。

立山駅から、ルートの頂上地点となる「室堂」を目指すには、ケーブルカーと高原バスを乗り継いでいきます。高原バスの中からは「立山連峰」の絶景が楽しめ、また途中にある「弥陀ヶ原」で下車すれば湿原地での散策ができます。

標高2450mの地にある室堂の雪解けは7月頃。短い夏の間には、黄色や水色の可憐な高山植物が大地を彩ります！ 「星にもっとも近い」と称されるとおり、晴れた夜には手の届きそうなほど近くで星空が広がり、雲海が見れることもありますよ。

また、もしかしたら絶滅危惧種にも指定される特別天然記念物「ライチョウ」を見ることができるかもしれません。「立山自然保護センター」にはライチョウをはじめとした立山に関する展示もあるので立ち寄ってみるといいでしょう。

室堂から「黒部ダム」に向かって下るときには、トンネルの中を走るトロリーバスとロープウェイ、ケーブルカーを乗り継いで行きます。標高2516mの「大観峰」と1828mの「黒部平」をつなぐ、ロープウェイからの景色はまさに絶景！ 秋には一面の紅葉を見下ろすことができます。

立山黒部アルペンルートの施設情報

富山で観光に人気のおすすめスポットランキング第2位：雪の大谷

立山黒部アルペンルートの春の名物「雪の大谷」。冬の間に道路へ積もった雪を約1ヶ月かけて除雪し、巨大な雪の壁が築かれます。

4月中旬から6月中旬の期間限定で開催される「雪の大谷ウォーク」では、雪の大谷のなかを、実際に歩いて散策することができるんです。白く輝く雪の壁は高さが20mに及ぶこともあり、迫力満点！ 間近で見れば、その迫力にきっと圧倒されるでしょう！

そして、雪の壁にはメッセージエリアも設けられています。旅の思い出を雪に刻めば、きっといい思い出になりますよ。

雪の大谷の施設情報

富山で観光に人気のおすすめスポットランキング第3位：黒部ダム

日本一の高さを誇る「黒部ダム」。毎秒10トン以上も吹き出す迫力満点の放水は、見逃すわけにはいきません！　ダム展望台からは黒部ダム全体を見渡すことができ、「新展望広場」や「レインボーテラス」では、水しぶきをあげる放水を目の前で見ることができます。　

エメラルドグリーンの色が美しい黒部湖では、遊覧船に乗って30分の船旅を楽しむことができます。

黒部ダムの施設情報

富山で観光に人気のおすすめスポットランキング第4位：黒部峡谷トロッコ電車

「宇奈月温泉」から終点の「欅平（けやきだいら）」までの約20kmを、1時間20分かけて走る「黒部トロッコ列車」。

黒部峡谷の絶景を列車の窓から堪能することができ、見所がたくさんあります。1年中雪がとけない「万年雪展望台」、ねずみも登れなかったと言われるほど高い「ねずみ返しの岸壁」、猿が川の対岸に渡るための猿専用の吊り橋など、途中にある見所を見逃さないでくださいね！

おすすめの季節は紅葉が楽しめるころ。常緑樹の緑と、赤や黄色の紅葉のコントラストが美しく、訪れる時期によっては紅葉と雪景色を一緒に楽しめる場合もあります。

黒部峡谷トロッコ電車の施設情報

富山で観光に人気のおすすめスポットランキング第5位：五箇山の合掌造り集落

冬には2、3mもの雪が積もる日本でも有数の豪雪地帯「五箇山（ごかやま）」。五箇山にある２つの「合掌造り集落」は、1995年にユネスコの世界遺産に登録されています。見所は、雪深い地域でも屋根が雪の重みにつぶされないような頑丈な造りの「合掌造り」。手をあわせて拝むかのような茅葺の合掌屋根が特徴の家です。

合掌造りは、五箇山と隣地域の白川郷でしか見ることのできない建築様式ですが、ピーク時の1850棟から現在は200棟以下に減ってしまい、現在はとても貴重な文化財となっています。実際に宿泊することも可能ですが、宿泊の時期は夏をお勧めします。

五箇山の施設情報

富山で観光に人気のおすすめスポットランキング第6位：砺波チューリップ公園

チューリップの栽培面積で日本一をほこる砺波市。「砺波チューリップ公園」で毎年ゴールデンウイークに開催される「チューリップフェア」は、700品種・300万本ものチューリップが公園内を鮮やかに彩るイベントです！

フェアの期間中には、面積2600平方メートルもの大花壇に描かれたチューリップの地上絵、雪の大谷をイメージした「花の大谷」、池に浮かぶ水上花壇など、公園内の至るところで趣向を凝らしたチューリップのディスプレイを楽しむことができます。

砺波チューリップ公園の施設情報

富山で観光に人気のおすすめスポットランキング第7位：おわら風の盆

「おわら風の盆」は、毎年9月1日〜3日に、富山市の越中八尾エリアで行われる祭。揃いの浴衣に編笠をかぶった踊り手が、演奏と唄にあわせて、それぞれの町内を踊り練り歩きます。

街中を練り歩く「町流し」と「輪踊り」「舞台踊り」があり、輪踊りには一般の観光客も参加できることがあります。祭の当日に、踊り方教室が開催されているので、踊りを習って祭に参加してみるのも楽しいですね！

おわら風の盆のイベント情報

富山で観光に人気のおすすめスポットランキング第8位：ほたるいかミュージアム

「ほたるいかミュージアム」は、富山の春の名物ほたるいかと触れ合えるスポット。ほたるいかを手にとって触ったり、ほたるいかの発光ショーを見ることができます。間近で見てじっくりと観察してみてください。また、深海魚のコーナーでは滅多に見れない「ダイオウグソクムシ」と「オオグソクムシ」を見ることができますよ。

ほたるいかミュージアムの施設情報

富山で観光に人気のおすすめスポットランキング第9位：氷見漁港場外市場 ひみ番屋街

名物グルメもお土産も、と欲張りたい人におすすめなのが「ひみ番屋街」。
その日獲れたばかりの魚やカニ・干物などの海産から、富山の銘菓までもが購入できます。

また、食事どころでは地元氷見の味を存分に味わうことができます。氷見前浜で獲れた魚を使った寿司屋や刺身の定食、富山名物のます寿司、氷見牛を使ったステーキやカレーなど、氷見の味をぜひ堪能あれ！

氷見漁港場外市場 ひみ番屋街の施設情報

富山で観光に人気のおすすめスポットランキング第10位：スターバックス富山環水公園店

スターバックスが観光スポット？と思われた方もいるかもしれませんね。実はこちらのスターバックス、世界で一番美しいと言われたこともあるお店。全面ガラスばりの窓に映りこむ景色が、とても美しいと評判なんです！

晴れた昼間には青い空と雲が、夕刻には赤い夕焼けがガラスに映りこむ様はなんともいえない美しさ。また、空が暗く日が沈んだなか、店内のライトに照らされて浮かびあがる店の姿も、カメラのシャッターを押さずにはいられない美しさとなっています。

スターバックス富山環水公園店の施設情報

富山の歴史

大化の改新の頃には、越の国と呼ばれていた北陸地方。越の国は、7世紀には「越前」「越中」「越後」の3つに分かれ、1639年には越中のうちの婦負郡・新川郡の一部から富山藩が成立し、前田利次を初代藩主として迎えました。

当時水害の影響などで財政難に苦しんでいた富山藩。この時、財政の立て直しとして薬を調合して全国で行商をおこなったことがきっかけで「富山のくすり」という言葉が全国に定着しました。これが現在の富山の薬業へと発展していきます。

富山の自然と海の恵みを存分に堪能しよう

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立山連峰を中心とした大自然の絶景や、日本海の荒波で育まれた海の幸を存分に味わって、富山の旅でステキな思い出をつくってくださいね。富山県は市街地の観光もおすすめで、おいしいグルメを提供する店が数多く楽しめます。帰りには「鱒ずし」を新幹線の中で食べるのがおすすめですよ。今回ご紹介した観光スポットは一見の価値ありです！

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