白浜温泉のおすすめ人気旅館・ホテル&観光スポットとグルメ情報やお土産も

白浜 温泉

白浜温泉は和歌山県白浜町にある温泉。古くからの歴史を誇り、現在でも白良浜やレジャー施設などが豊富な関西を代表する温泉地です。また、白浜温泉にはたくさんの温泉のほかにその海、砂浜のきれいさに定評があります。お友達同士で、カップルで、お子さん連れのファミリーで。どんな方と訪れても、退屈になってしまうことがない、魅力的な温泉地です。

白浜温泉の歴史

和歌山県・白浜温泉の歴史は非常に古く、何と7世紀には歴代の天皇が訪れた温泉などとして文献に名前が挙がっています。

それから江戸時代までは、貴族や武士、庶民に至るまで多くの人が白浜温泉を訪れ、江戸時代末期には江戸や大阪などの大都市に負けない賑わいだったと言われています。

大正時代になると大規模な温泉が作られるようになり、近くの白良浜にちなんで「白浜温泉」と呼ばれるようになったのもこのころ。その後も白浜は発展を続け、熱海温泉や別府温泉と並んで「日本三大温泉」のひとつにも数えられるようになりました。

その後は新婚旅行の定番スポットとなり、「南紀白浜アドベンチャーワールド」などの観光施設もオープン、現在では紀勢自動車道の南紀白浜インターチェンジや南紀白浜空港などのおかげで交通も非常に便利となり、関西圏を中心に多くのお客さんに支持されています。

白浜温泉が人気の理由TOP3

「京阪神の奥座敷」とも呼ばれる白浜温泉。白浜温泉が大きな支持を受けているのには、こんな理由があります。

白浜温泉が人気の理由1「観光スポットが豊富」

普通の温泉地はこじんまりとしていたり、山奥にあったりと、なかなか温泉地以外へのアクセスが不便なものです。しかし白浜温泉は周辺へのアクセスが非常に良好。

さらに周辺には「南紀白浜アドベンチャーワールド」や「白浜エネルギーランド」、「白浜海中展望塔」などの観光スポットが非常に豊富です。

特に「白良浜」「千畳敷」「円月島」などの豊かな自然や「伊勢神宮」や世界遺産にも登録されている「熊野古道」など歴史的な観光地へも近いということも大きな魅力。昼間は観光、夜は白浜温泉を楽しむということもできます。

温泉旅行でありがちなのは、最初はリラックスできてもそのうち退屈してしまうということですが、白浜温泉の場合には出かける場所には事欠かないため、カップルやファミリーなどには非常に人気の高い温泉となっています。

白浜温泉が人気の理由2「海が近い」

白浜温泉の魅力のひとつは「海が近い」ということ。特に白浜の名前の由来ともなった白良浜は白い砂が美しい砂浜で、毎年多くの人々が海水浴に訪れます。

さらに海が近いということは海産物が非常に豊富ということ。マグロを始め伊勢エビやクエなど、なかなか楽しめない海の味をぜいたくに楽しむことができます。

もちろん海を見ながら楽しめる露天風呂も豊富で、海から昇る朝日や、沈む夕日など雄大な景色を眺めながらゆっくり温泉を楽しむことのできるのが白浜温泉の魅力となっています。

白浜温泉が人気の理由3「外湯めぐりも楽しめる」

白浜温泉は大きなリゾートホテルなども有名ですが、実は豊富な外湯めぐりが楽しめる場所。万葉時代からの歴史ある温泉なども残っています。特に「崎の湯」は白浜温泉のルーツである「湯崎七湯」の中で、現在でも残っている温泉。すぐ近くに太平洋を感じながら楽しめる露天風呂です。

夏場に白浜温泉を訪れた人には「しらすな足湯」がおすすめ。こちらは海水浴場としても人気の白良浜の護岸に作られた露天風呂。水着を着たままで入浴できるため、海で冷えた身体を温めたいという人や、気軽に温泉に浸かりたいという人で大人気。

これら以外にもあちこちに足湯が設けられているため、ホテルや旅館のお風呂だけでなく外湯めぐりができるのも白浜温泉の大きな楽しみです。

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白浜温泉周辺の観光地TOP3

白浜温泉は温泉を楽しむ以外にも、豊富な観光スポットが揃った場所。一日だけでは見切れないほど、楽しい場所が一杯です。

白浜温泉周辺の観光地TOP1「南紀白浜アドベンチャーワールド」

白浜を代表する観光地といえば「南紀白浜アドベンチャーワールド」。こちらは動物園や水族館、遊園地がそろった複合テーマパークです。

特に「人と動物と自然とのふれあい」をテーマにした動物園は大人気です。動物園ではバスだけでなく、自転車やカートなどで園内をめぐるサファリやナイトサファリも有名ですが、南紀白浜アドベンチャーワールドでもっとも人気があるのは「ジャイアントパンダ」。

こちらでは日本最大規模となる5頭のジャイアントパンダが飼育され、広い空間でのびのび暮らすパンダの姿を楽しむことができます。特に2014年に誕生した双子のパンダ、「桜浜(おうひん)」と「桃浜(とうひん)」や、2016年に誕生した「結浜(ゆいひん)」はアドベンチャーワールドのアイドル的な存在。2017年10月からは「結浜」も母親から離れて独り立ちして暮らしてるので、その姿を見ようと連日多くの人が訪れています。

パンダ以外にもペンギンの飼育やオリジナリティの高いイルカショーで有名な水族館も見どころが多く、ここだけでも、きっと一日楽しく過ごせることでしょう。

白浜温泉周辺の観光地TOP2「白良浜」

白良浜は白浜を代表する海岸。640メートルと日本でも最大級の海岸は、真っ白な砂で覆われています。白良浜の砂は珪酸を大量に含んだ石英砂で、昔はガラスの原料に使われていたもの。夏には多くのパラソルが並び、南国ムードを思い切り楽しめます。

特に夏は7月30日と8月10日の二回にわたって白浜花火フェスティバルが行われると言うこともあり、この時期を狙って訪れるという常連の人も多いとのこと。

大みそかにもカウントダウン花火が行われるので、年越しを白浜温泉で迎える楽しみのひとつとなっています。
冬になると白良浜の半分を使ってイルミネーションが行われるなど、一年を通して楽しめるビーチとして人気のスポットです。

白浜温泉周辺の観光地TOP2「円月島」

円月島は白浜のシンボルと言われている島。正式には「高嶋」というこの島の中央には円形の穴が開いていて、そこから月の光を楽しめるため「円月島」の名前で呼ばれるようになりました。

この円月島の洞窟を通して眺める月の光はまさに絶景。静かな青い海を月の光が白く染めている様子は、白浜温泉に行ったときには一度は見たい絶景です。

さらに円月島は月の光だけでなく、夕日が美しいスポットとしても有名。海や山の自然が豊富な若山の中で選び抜いた「和歌山県の夕日100選」にも選ばれた風景を楽しみに白浜温泉を訪れる人も少なくありません。

白浜温泉周辺の旅館・ホテルTOP3

大きな観光ホテルから昔ながらの旅館まで、白浜温泉は宿泊施設の多くそろっています。その中でも、とっておきの人気のお宿を紹介します。

白浜温泉周辺の旅館・ホテルTOP1「ホテル 川久」

「ホテル 川久」は南紀白浜の中でも最高峰のリゾートとして知られるホテルです。とにかくゴージャスに、日常を忘れて過ごしたいと思う人にはこちらがおすすめ。

館内にはプールやエステなどが揃っていて、ゆったりとした時間を過ごすことができます。客室には複数のタイプがありますが、一度は泊まってみたいと言われるのは「プレデンシャルスパ・スイート」。広々とした客室からは海を一望、ゆったりと疲れる天然温泉の露天風呂もついているため、特別な時間を過ごしたいという人には最適。

「王様のビッフェ」と名付けられた食事は朝食夕食ともとても豪華。
ラグジュアリーな時間が過ごせるまさにリゾートホテルです。

施設名 南紀白浜温泉 ホテル川久
住所 和歌山県西牟婁郡白浜町3745
電話番号 0739-42-3322
URL http://www.hotel-kawakyu.jp/

白浜温泉周辺の旅館・ホテルTOP2「浜千鳥の湯・海舟」

白浜でも名勝として人気のある千畳敷のすぐ近くの岬の和風高級旅館として知られるのが「浜千鳥の湯 海舟」。こちらは海の見える眺望が自慢。お部屋にはメゾネットタイプの離れやヒノキの露天風呂が付いた和洋室、アジアンタイプの客室など様々なお部屋が揃っていますが、どのお部屋からも見事な太平洋の景色を眺めることができます。その移ろいを眺めているだけで、あっという間に時間が経ってしまうはず。

お風呂は湯あみ着で入れる混浴の露天風呂や貸切露天、海を望める内湯などが揃っています。お食事も熊野和牛や紀州の海鮮など二つのタイプから選べるなど、とにかく贅沢な気分が楽しめるお宿です。

施設名 浜千鳥の宿・海舟
住所 和歌山県西牟婁郡白浜町1698-1
電話番号 0739-82-2220
URL http://www.hotespa.net/hotels/kaisyu/

白浜温泉周辺の旅館・ホテルTOP3「白良荘グランドホテル」

白良荘グランドホテルは白良浜を見下ろすリゾートホテル。白良浜まで歩いてすぐの場所にある立地が人気です。夏の花火や冬のイルミネーションを楽しむ方や、白浜観光を楽しみたいという人にはぴったりのホテルです。

温泉からも白良浜を一望、のびのびとした気分でお湯を楽しむことができます。貸切風呂も完備されているのでカップルや家族連れにもぴったり。

男性用、女性用、子供用と浴衣のレンタルも揃っているため、温泉気分を満喫できます。
プールやエステ、ラウンジなども充実、リゾート気分が味わえるおすすめのホテルです。

施設名 白良荘グランドホテル
住所 和歌山県西牟婁郡白浜町868
電話番号 0739-43-0100
URL http://www.shiraraso.co.jp/

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白浜温泉の名物グルメTOP3

海に近い白浜温泉の名物はやっぱり海の幸。新鮮な旬の魚介類は都会では決して楽しめない豊かな味わい。魚の種類も豊富なので、毎日食べていてもあきることがありません。

白浜温泉の名物グルメTOP1「とれとれ市場」

「とれとれ市場」は南紀白浜最大の海鮮マーケット。15000坪のお店の中には、様々な魚が並びます。こちらでは魚を購入するだけでなく新鮮な魚を味わうことも可能。特に「とれとれ市場横丁」ではお寿司、お造り、海鮮焼きなどそれぞれにコーナーを設けて販売。ここなら食べたいものがなんでも食べられると高い人気を集めています。

さらにバーベキューを楽しめるお店もあり、とれたてのあわびや伊勢エビなどをその場で焼いて食べることも!
魚介を使ったラーメンなどもあり、まず白浜温泉を訪れたときには外せないお店と言えるでしょう。

施設名 とれとれ市場
住所 和歌山県西牟婁郡白浜町堅田2521番地
電話番号 0739-42-1010
URL http://www.toretore.info/

白浜温泉の名物グルメTOP2「長久酒場」

「長久酒場」は地元で半世紀にわたって愛される大衆酒場です。実はこちらは「日本三大酒場」のひとつに数えられる知る人ぞ知る名店。季節やその日のもっともすぐれた食材を地元の漁師から仕入れ、丁寧な仕事を施した料理は絶品です。カツオやマグロといった白浜を代表する味覚はもちろん、ウツボやクロベ、ツメバイなど地元の味もぜひ試してみたいところ。

大衆酒場なので価格はとてもリーズナブル。
さんま寿司やマグロ丼などご飯メニューも豊富なので、お酒を飲めないという人も安心です。

施設名 長久酒場
住所 和歌山県西牟婁郡白浜町3079-6
電話番号 0739-42-2486
URL http://chokyuu.com/

白浜温泉の名物グルメTOP3「幸鮨」

海の幸をぜいたくに楽しみたいなら、やっぱりおすすめはお寿司。「幸鮨」は長らく白浜温泉で親しまれてきたお寿司の名店です。

こちらではアワビやマグロ、ウルメイワシなど紀州沖の魚介類が堪能できます。特に「幸鮨」で食べてみたいのは「ウニ」。紀州の海は実はムラサキウニの産地。濃厚な味わいは一度は味わってみたい絶品です。そのほかにも「赤っぽ」「クツエビ」など、ここでしか食べられないメニューが揃います。

知らない寿司店は少し敷居を高く感じるものですが、勇気を出して訪問する価値のあるお店です。

施設名 幸鮨
住所 和歌山県西牟婁郡白浜町1405-15
電話番号 0739-42-4027
URL http://www.kouzushi.net/

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白浜温泉のお土産TOP3

観光やグルメ同様、白浜温泉には買いたいお土産が目白押し。ついつい買いすぎてしまわないようご注意を!

白浜温泉のお土産TOP1「福菱「かげろう」」

白浜温泉の定番が、福菱の「かげろう」です。福菱は昭和8年に創業の老舗の和洋菓子店。甘さ控えめのクリームをブッセでサンドしたお菓子は白浜土産のロングセラーとしても超有名な存在です。

施設名 福菱
住所 和歌山県西牟婁郡白浜町1279-3
電話番号 0739-42-3128
URL http://www.fukubishi.co.jp/

白浜温泉のお土産TOP2「福梅本舗 「華結」」

南紀白浜といえば梅干しが名物。中でも福梅本舗 の福梅本舗 「華結」は梅干しの最高級品で、贈答や大切な人へのお土産に最適。こちらでは梅干しを使ったジャムや梅酒など様々な商品が揃っているためお土産選びにもとっても便利です。

施設名 福梅本舗
住所 和歌山県西牟婁郡白浜町堅田2497-36
電話番号 0120-53-6870
URL http://www.fukuume.com/

白浜温泉のお土産TOP3「丸新本家 「金山寺味噌」」

白浜温泉のお土産では「金山寺味噌」も人気の一品。金山寺味噌は味噌にナスやウリなどを入れたお味噌で、ご飯のお供にもお酒のおつまみにも最適。スタンダードなものや、オリーブやニンニクを加えたものまでバラエティ豊かなので、お土産にはもってこいです。

施設名 丸新本家
住所 和歌山県有田郡湯浅町湯浅1466-1
電話番号 0120-345-193
URL http://www.marushinhonke.com/

様々な楽しみの詰まった白浜温泉

野沢温泉 露天風呂
温泉だけでなく海やパンダなど、様々な楽しみがあるのが白浜温泉の魅力。一度訪ねればその魅力のとりこになってしまうこと間違いなしのスポットです。ぜひ白浜温泉で素敵なひと時を!

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