全部無料!温泉共同浴場&足湯&イルミネーション 草津温泉湯めぐりレポ

草津

さまざまな温泉ランキングで上位を独占する「草津温泉」。年間約300万人が訪れる、日本を代表する温泉地です。

町内に湧き出る源泉は大小合わせて約100か所、自然湧出量は毎分なんと30,000Lオーバー。その豊富な湯量を実感できる草津温泉のシンボルの「湯畑」を中心に、町内には19か所の共同浴場約180軒の温泉宿が軒を連ねています。そのすべてが源泉かけ流し

そんな草津温泉の素晴らしいところは、無料で温泉を楽しめること! 共同浴場・足湯はもちろん、湯畑が幻想的に輝く夜のイルミネーションも無料で楽しめちゃいます。

ヤマトタケルも入った!?名湯草津温泉。まずは定番の「湯畑」へ

草津

草津温泉に来たら、まずは「湯畑」へ。湯畑は温泉街のシンボルで、ここを囲むように宿や飲食店が広がっています。

高温の源泉を7本の樋(とい)に流して適温にさせている「湯畑」。水で薄めることなく温泉成分をそのまま堪能できるようにあみだされた先人の知恵のたまものです。

樋に溜まった湯の花を採取することもでき、草津土産として販売しています。

草津

湯畑のを囲む石の柵には、「草津に歩みし百人」と題して、草津温泉にゆかりのある偉人たちの名前がずらり。

草津温泉には、「ヤマトタケル(日本武尊)が東方遠征の帰りに草津の湯で傷を治した」などの伝説が残されています。真偽のほどはさておき、歴史の長さとお湯のすばらしさを実感します。

「ルシウス・モデストゥス」は『テルマエ・ロマエ』の主人公。草津温泉で映画のロケが行われたことにちなんで、偉人の一人として名前が刻まれています。

草津

右側の木枠が「御汲上の湯」。江戸幕府の8代将軍・徳川吉宗が、草津のお湯を江戸まで運ばせたことにちなんで名づけられています。自動車のない時代に、大量の温泉を木の樽に詰めて運んだというから驚きです。

健康オタクで知られる徳川家康も江戸まで運ばせたという草津の湯。昔から効能高いことで知られていたのですね。

日本一を誇る自然湧出量は毎分約32,300L!その泉質は?

草津

草津温泉の町内に湧き出る源泉は大小合わせて約100か所、合計湧出量は毎分なんと約32,300L。日本一の自然湧出量を誇ります。

町内の温泉施設は全て源泉かけ流し。代表する源泉は

・湯畑 ・白旗 ・熱の湯 ・地蔵 ・西の河原 ・万代 ・煮川

の7つです。泉質は「酸性泉」で、pH約2.0とレモン汁と同じくらいの強酸性です。源泉に五寸釘をいれておくと、10日ほどで溶けてなくなってしまうそう。

 

豊富な湯量だけでなく、強烈な泉質も草津温泉が人気の理由。とくに「万代源泉」は pH1.6と全国屈指の強酸性。入るとピリっとする感覚で、私はこの湯につかると「草津に来たな〜」と実感します。

なお、草津温泉の多くの源泉が「硫黄泉」でもあり、温泉街には硫黄の香りが漂っています。

その他にもいろいろな源泉があるので、たくさん入って自分の好みの湯を探すのも楽しみのひとつです。

草津温泉の泉質「酸性泉」「硫黄泉」をもっと詳しく

草津

湯畑の前では「ゆもみちゃん」と記念写真をパチリ。「ゆもみちゃん」は永遠の22歳で、ダンスが得意な草津温泉の観光大使。ツイッターもやっているので、チェックしてみて。
Tweets by ‎@yumomi_chan9325

「湯畑」は夜のライトアップがオススメ!

草津

湯畑を観光し、宿にチェックインして食事を終えたら、宿の風呂でのんびり。「さあ今日は早めにぐっすり寝よう」という計画はまさに最高!

でもちょっと待って。

夕食を終えたら、もう一度湯畑へ行ってみることをオススメします。

日没から23時頃まで毎日開催される「湯畑イルミネーション」。2万球のLEDライトと行燈ライト30基で湯畑をライトアップ。幻想的で、昼間とはまた違う湯畑を楽しめます。

草津
夜の湯畑も素敵です。どこで撮影してもフォトジェニック!

草津
夕食後は幻想的な湯畑をぐるり一周。毎日開催のイルミネーション。

草津

日にちによっては、こんな素敵なイルミネーションに出会えます。このライトアップは、草津温泉旅館組合主催の「湯畑キャンドル 夢の灯り」。湯畑の高台にある「光泉寺」の階段に並べられた1200個のキャンドルに灯りがともされ、温泉街をやさしく幻想的にライトアップしてくれます。

草津

「湯畑キャンドル 夢の灯り」が行われる日は、白旗源泉や湯路広場の前で、地元アーティストのミニコンサートなども開催されます。

「湯畑キャンドル 夢の灯り」の詳細情報

会場 湯畑前・光泉寺階段下
開催期間 毎週土曜日ほか
※悪天候の場合は中止
開催時間 4月~9月 :19時00分〜21時30分
10月~3月:18時30分~21時00分
料金 無料
お問い合わせ facebook.com/yubatakecandle/

無料の共同浴場で湯めぐり!観光客も入れる3軒を一挙紹介

草津

無料で利用できる「共同浴場」は、観光客にとってうれしい限り。

町内には19か所の無料の共同浴場がありますが、そのなかで、観光客に開放されている共同浴場3軒をご紹介します。

※浴室内の写真は許可を得て、無人時に撮影しています。共同浴場内の撮影は禁止されているので、ご注意ください。

その1:湯畑の目の前にある「白旗乃湯」

「白旗乃湯」

湯畑の目の前、湯もみと踊りのショーが見られる熱乃湯の隣に位置する「白旗乃湯」。場所がわかりやすいこともあって、大人気の共同浴場です。その名の通り「白旗源泉」を引いていて、もちろん源泉かけ流し

「白旗源泉」の源泉情報

泉質 酸性・含硫黄泉
源泉温度 約51℃(季節変動あり)
pH 2.1

いつも混み合っていますが、チェックアウト前の朝などは比較的空いていることも、マメにチェックしてみて、空いていたらすぐ入るのがオススメ。

草津

こちらは女性の脱衣場。浴槽はすぐ右側にあります。共同浴場内には鍵付きのロッカーはないので、最小限の荷物にして出かけるのがベスト。

草津

源泉かけ流しの浴槽はふたつで、左側がぬる湯、右の小さい浴槽が熱湯。

ぬる湯といってもとっても熱いので、心して浸かりましょう。季節や温度によっては白濁している時もあって、情緒も満点です。

白旗乃湯(しらはたのゆ)の施設情報

施設名 白旗乃湯(しらはたのゆ)
住所 群馬県吾妻郡草津町大字草津
営業時間 5:00~23:00
料金 無料
アクセス 湯畑からすぐ
URL https://www.kusatsu-onsen.ne.jp/

その2:伝統的な「時間湯」も体験できる「千代の湯」

「千代の湯」

「千代の湯」は、無料で入れる男女別の浴槽があり、伝統的な入浴法「時間湯」が体験できる共同浴場です。

「時間湯」は、明治期から始まった温泉療法。湯もみのあと号令に合わせてかぶり湯をして、経験豊富な湯長のアドバイスのもと48℃のお湯に3分間入浴します。自然治癒力を高めるのに効果的とされ、千代の湯では1日4回、有料で時間湯が体験できます。

草津

こちらは通常の共同浴場です。浴槽はひとつで、4人も入ればいっぱいの小さな浴場。源泉は「湯畑源泉」でこちらもかなり熱め。こちらももちろん源泉かけ流しです。

「白旗源泉」の源泉情報

泉質 酸性・含硫黄泉
源泉温度 約52.7℃
pH 2.1

比較的空いているものの、浴槽が小さいので、譲り合って入浴しましょう。

「千代の湯」の施設情報

施設名 千代の湯
源泉 湯畑
住所 群馬県吾妻郡草津町大字草津
営業時間 5:00~23:00(時間湯は毎週月曜・毎月第2第4火曜定休)
料金 共同浴場無料/時間湯1回560円
アクセス 湯畑滝下から徒歩1分
URL https://www.kusatsu-onsen.ne.jp/

その3:ゆったりくつろげる「地蔵の湯」

「地蔵の湯」

湯畑から徒歩5分、3つの共同浴場の中では最も大きい「地蔵の湯」。「地蔵源泉」の源泉かけ流しで、すぐ前にその源泉を見ることができます。

こちらでも「時間湯」を行っていますが、湯治を目的とする本格的な施設のため、気軽に体験するには千代の湯の方がおすすめ。脱衣場と浴場がひとつになった広々としたお風呂は、ゆっくりとくつろげます。

草津

浴槽はひとつ、季節や温度によっては若干白濁して見えることもあります。

「地蔵源泉」の源泉情報

泉質 酸性・含硫黄泉
源泉温度 約49.9℃
pH 2.2

白旗乃湯に比べると少しぬるめで入りやすいお風呂。初めての共同風呂なら、広くて入りやすい地蔵の湯がオススメです。

草津

浴槽と脱衣場はひとつになったタイプ。この雰囲気が温泉好きにはたまりません。

草津

共同浴場内には鍵付きのロッカーはないけれど、荷物が目の前にあるので安心

地蔵の湯の施設情報

施設名 地蔵の湯
源泉 地蔵
住所 群馬県吾妻郡草津町大字草津
営業時間 8:00~22:00
料金 無料
アクセス 湯畑から徒歩5分
URL https://www.kusatsu-onsen.ne.jp/

名湯草津温泉を足湯でも!もちろん無料

草津 足湯

湯量豊富な草津温泉には、足湯もあります。まずは草津温泉の玄関口である、草津バスターミナル前の足湯へ。バスから降りた後、または乗る前など空いた時間で気軽に利用できる足湯です。

草津 足湯

足湯といってもレベルは高く、長距離の移動前後にぜひ利用したいですね。

草津 足湯

ステンドグラスがはめ込んであって、かわいい内観にテンションもアップ。

 

草津 足湯

こちらは地蔵の湯の前の足湯。男女別の地蔵の湯の待ち合わせで二人の時間が異なっても、この足湯に浸かっていれば待ち時間も楽しめそうです。

 

草津 足湯

最後に紹介するのは、湯畑前にある大人気の足湯「湯けむり亭」。

総ひのき造りの東屋はいつでも足湯を楽しむ人でいっぱいです。建物は江戸時代にこの場所にあった共同浴場を再現していて、湯畑を眺めながらのんびりするのは最高です。

歴史とお湯が自慢の「草津温泉」を無料で満喫!

歴史も湯量も泉質も、すべて満点の草津温泉。湯畑を中心とした温泉街の湯めぐり散歩は、温泉好きならたまらない至福の時間。

湯畑、温泉の香り、江戸から続く「せがい造り」の温泉宿の街並みなど、歩いて楽しい草津温泉は、どの年代の方でもゆっくりとリラックスできます。

東京から車で約3時間半の温泉天国の別世界へ。バスのアクセスも良い草津温泉で、極上の湯を味わってみましょう。

草津温泉へのアクセス(東京から)

♨電車で:約3時間
JR上野駅【特急「草津」2時間28分】→ 長野原草津口駅 (JR接続バス約25分)→ 草津温泉バスターミナル

♨車で:約3時間30分
練馬IC(関越道)→ 渋川伊香保IC →(R353・145)→ 長野原 →(R292)→ 草津温泉バスターミナル

♨バスで:約4時間
バスタ新宿【JR高速バス「上州ゆめぐり号」】→ 草津温泉バスターミナル

詳しい草津温泉へのアクセスはこちらから

草津温泉の旅館・日帰り温泉・観光など