【埼玉県】災害時に無料開放!「温泉道場」が越⽣町&ときがわ町と防災協定を締結

埼玉_昭和レトロな温泉銭湯_玉川温泉

温泉施設を運営する「(株)温泉道場(埼玉県比企郡)」は、2018年9月27日(木)・28日(金)に自社店舗のある「越生町(おごせまち)」(埼玉県入間郡)と、「ときがわ町」(埼玉県比企郡)の両町と、防災協定を結びました。

災害時に温泉施設を無料開放し、被災した地域住民に入浴や宿泊を提供する、これまでにないサービスとして注目を集めています。

災害時、お風呂屋さんにできること!

埼玉県越生町_防災協定

今回の画期的な防災協定の対象となる温泉施設は、ときがわ町の「昭和レトロな温泉銭湯 玉川温泉」と、越生町の「ゆうぱーくおごせ」。

災害発生時に、この2カ所を地域住民に開放し、入浴や宿泊スペースを無料で提供します。

埼玉県ときがわ町_防災協定

豪雨や地震など、これまでの常識を上回る大規模災害が多発する昨今、温泉道場は「お風呂屋さんの存在価値を改めて見つめ、災害時になにができるのか考えた結果」、今回の防災協定締結にいたったという。

今後は日常でも防災意識を高め、他市町村との協定の拡大、その先にある包括連携協定なども視界に入れ、広範囲に活動したいと意欲を述べています。

「災害時に名湯で疲れをとってほしい」2つの温泉施設のご紹介

懐かしさに癒やされる「昭和レトロな温泉銭湯 ⽟川温泉」

埼玉県 昭和レトロな温泉銭湯 玉川温泉

1991年に開湯した「玉川温泉」は昭和レトロをコンセプトに、古き佳き昭和へタイムスリップし、ノスタルジーにひたりながら温泉を満喫できる施設。露天風呂や大浴場で味わえる天然温泉の泉質は「アルカリ性単純温泉」。

不眠症、神経痛、冷え性などに効果効能があります。懐かしい昭和へタイムスリップして名湯につかる。店先に鎮座する、かわいいオート三輪「ダイハツ・ミゼット」が目印です!

「昭和レトロな温泉銭湯 玉川温泉」の詳細情報

施設名 「昭和レトロな温泉銭湯 玉川温泉」
住所 埼玉県比企郡ときがわ町大字玉川3700
電話番号 0493-65-4977
営業時間 10:00~22:00(土日祝日5:00~22:00)
定休日 年中無休(年に数回メンテナンス休館あり)
利用料金 大人600円~、子供300円~
駐車場
URL http://tamagawa-onsen.com

家族みんなで入れる水着風呂が大人気「ゆうパーク おごせ」

埼玉_ゆうパークおごせ

越生町の里山、大自然に囲まれた「ゆうパーク おごせ」は、キャンプやバーベキューなど家族や仲間たちで楽しめる総合アウトドア施設。

お風呂は、露天風呂や水風呂、サウナ、岩盤浴をはじめ、水着で入浴する水着風呂など13種類のお風呂が楽しめます。そのほか、8,000冊の書籍・コミック、食事処「おごせ食堂」もあり、休日をのんびり過ごせる人気のスポットです。

「ゆうパーク おごせ」の詳細情報

施設名 「ゆうパーク おごせ」
住所 埼玉県入間郡越生町上野3083-1
電話番号 049-292-7889
営業時間 10:00~21:00(最終入館20:30)
定休日 木曜日
利用料金 大人800円~、子供400円~(岩盤浴+300円)
駐車場 あり
URL http://youpark.jp

「株式会社温泉道場」の詳細情報

施設名 「株式会社温泉道場」
住所 埼玉県比企郡ときがわ町玉川3700番地
電話番号 0493-65-4977
URL http://onsendojo.com/

出典:PRTIMES

全国から熱視線!災害時、銭湯がコミュニティーの拠点になる

埼玉県 昭和レトロな温泉銭湯 玉川温泉

江戸の昔から、温泉施設や銭湯は地域社会の“社交場”として機能し、高度成長期が終焉を迎えた1970年代まで、その役割を果たしてきました。

コミュニティー(地域社会)において、人のつながりが希薄になったといわれる現在、銭湯の存在価値が見直されています。

とくに、人間同士が助け合わなくてはならない災害時、温泉施設は地域の拠点として大いに力を発揮するのではないか。

そうした考えから、このたびの埼玉の取り組みは、全国から大きな注目を集めています。災害に見舞われたときに、なにができるか? 温泉につかりながら考えてみてください。

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