ランプの宿「青荷温泉」が人気の3つの理由!周辺のおすすめ観光名所・名物グルメ・お土産も

青森県黒石市 青荷温泉

日本にはいくつか「ランプの宿」と呼ばれる旅館がありますが、青森県黒石市にある「青荷温泉」もそんな宿のひとつ。

自然に囲まれた環境のなか、電気も通っていなければ電波も届かない、まさしく世間から隔絶された秘境のような場所にあります。

今回は、日常を忘れて静かで穏やかな時間を過ごすのにぴったりな青荷温泉について、周辺の観光名所、名物グルメ、お土産まであますことなくご紹介します。

青荷温泉の歴史

青森県黒石市 青荷温泉

青森県黒石市にある「青荷温泉」は、黒石温泉郷にある温泉旅館のひとつ。

とはいえ温泉郷の中心地からは車で30分かかる山中にあり、木々に囲まれてひっそりとたたずむ、完全に孤立した旅館です。

開湯したのは1929年。丹羽洋岳という黒石を代表する歌人が今の青荷温泉の場所に母屋を建てたのが始まりで、それ以前は人跡未踏の地だったとも言われています。

厳しくも美しい渓谷の自然に心惹かれた丹羽は42歳で家族とともに移り住み、亡くなる84歳まで、この場所で短歌を詠み続けました。

それから青荷温泉は一般にも開かれ、ランプの宿としても知られるようになります。

雪深い青森の山中にありますが、冬季でも営業している数少ない旅館。ぜひ訪れて、丹羽の詠んだ山ごもり生活や渓谷美、静けさに包まれる雪景色など味わいたいところです。

青荷温泉が人気の3つの理由

温泉好きを魅了してやまない青荷温泉。誰からも愛される秘密は一体?

その1.電気も電波もなし!「何もない」という魅力

「ランプの宿」と呼ばれる通り、青荷温泉には電気、電波、テレビなど現代の便利な道具はありません。最低限の電気は通っているのですが、夜の明かりはランプだけですし、スマホをいじることさえできません。

現代人は便利さに慣れきっているため、最初は戸惑ったり困ったりすることもあるでしょう。しかし幻想的なランプの明かりの下で過ごしているうちに、便利な道具によって自分で考える時間が奪われていること、道具に頼り切っていることなどが、しみじみと感じられるような気がします。

都会の雑踏や忙しない日常から離れ、自分、あるいは一緒に訪れた家族や友人としっかり向き合う……。青荷温泉は現代人がなかなか作ることのできない、そんな貴重で贅沢な時間を生み出してくれます。

その2.自然に囲まれた秘境の宿

青森市内や青森空港から車で約1時間、青荷温泉は自然に囲まれたかなり静かな環境にあります。八甲田山や十和田湖といった青森県有数の観光地までは車で約1時間かかるロケーションですが、そこまで行かなくても自然をたっぷりと満喫できるでしょう。

そうした環境もあり、青荷温泉はとにかく秘境感満載。宿や温泉自体にも素朴で少しレトロな雰囲気が漂い、そこにいるだけで非日常感が楽しめます。かといって施設が古すぎるということもなく、雰囲気と利便性のバランスがよいのが魅力です。

その3.湯めぐり気分で4つの温泉を楽しむ!

青荷温泉には4つの温泉があります。総ヒバ作りで渓流の景色が楽しめる「健六の湯」、風情ある大石とすだれに囲まれた混浴露天風呂、内風呂と滝が見える露天風呂がそろった「滝見の湯」、そして本館の内風呂。離れの温泉もあるため、湯めぐり気分で楽しむことができますよ。

泉質は全て「単純温泉」で、肌に優しく刺激の弱い、誰にでも入りやすい温泉です。神経痛、関節痛、五十肩、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔病、冷え性などにしっかりと効能があります。

「単純温泉」の効果効能

泉質名 単純温泉(掲示用泉質)
浴用適応症 自律神経不安定症、不眠症、うつ状態
飲用適応症 なし

単純温泉についてもっと詳しく

青荷温泉の湯治プラン

青荷温泉は、1泊2食付きで雪のない時期は9,870円、休日前は10,950円。2泊3日で14,000円という格安の湯治プランもあり、旬の山菜や川魚などの海の幸で彩られた豊かなお食事が出ます。

宿泊棟は本館のほかに離れ棟がいくつかあり、より静かな環境で自分たちだけで過ごしたい!という時は、ぜひ問い合わせてみてくださいね。

時期が合えばホタルが飛び交っているのが見られるかもしれませんよ!電気が通っていないので、クレジットカードが使えない点はご注意を。

「青荷温泉」の施設情報

施設名 青荷温泉
住所 青森県黒石市大字沖浦字青荷沢滝ノ上1の7
電話番号 0172-54-8588
URL http://www.yo.rim.or.jp/~aoni/index.html

青荷温泉周辺の観光地TOP3

青荷温泉に訪れたらぜひとも足を運びたい、おすすめ観光名所をご案内します。

第1位:道の駅「虹の湖公園」

周辺の自然もショッピングもレジャーも楽しみたい!という方は、青荷温泉から車で約20分とほど近い道の駅「虹の湖公園」がおすすめです。

虹の湖に突き出すようにして建つ施設で、湖に囲まれた景観が見られます。地元のお土産や黒石のB級グルメ「つゆ焼きそば」などが買えるお店に、パターゴルフ場、バーベキュー場などもあり、幅広い楽しみ方ができますよ。

「虹の湖公園」の施設情報

施設名 虹の湖公園
住所 青森県黒石市大字沖浦字山神1‐5
電話番号 0172‐54‐2348
URL http://nijinokopark.jp/index.html

第2位:日本の道百選「中町こみせ通り」

青荷温泉からは車で40分ほどかかりますが、黒石市の中心地にある中町こみせ通りは、情緒とレトロな雰囲気が漂う必見スポットです。

藩政時代から変わらない古い家々とアーケードの街並みが残された場所で、中には国の重要文化財に指定されているほど歴史的価値の高い家も。

日本の道百選にも選ばれたことがあり、歴史や文化を感じるのには最適です。

「中町こみせ通り」の施設情報

施設名 中町こみせ通り
住所 青森県黒石市中町
電話番号 0172‐88‐8815(黒石観光案内所)
URL http://kuroishi.or.jp/(黒石観光協会)

第3位:日本一のジャンボこけしも!「津軽こけし館」

こけしとはそもそも、東北地方の各地で作られてきた木製の子供のおもちゃです。

黒石市では「津軽系」と呼ばれるこけしが作られてきており、黒石市の津軽こけし館では津軽系こけしだけでなく、日本一のジャンボこけしや、可愛らしいデザインのこけしなどが置かれています。

古臭いデザインにとどまらず、家に置いておいてもおかしくない現代風のこけしなども生まれているんですよ。1,500円で絵付け体験もできるので、ぜひ旅の思い出に挑戦してみてください。

「津軽こけし館」の施設情報

施設名 津軽こけし館
住所 青森県黒石市大字袋字富山72‐1
電話番号 0172-54-8181
URL http://tsugarukokeshi.com/index.html

青荷温泉のグルメスポットTOP3

観光名所をぐるっとめぐれば、お腹が空いてくるはず。おいしいグルメで、腹ごしらえといきましょう。

第1位:正統派な洋食メイン「ル・グレ」

青荷温泉から車で約30分のところの山間に、ぽつんと一軒ログハウス風の建物が建っています。こちらはレストラン「ル・グレ」。ピザやパスタ、オムライスなどの洋食をメインに、ガトーショコラやクレームブリュレなどのデザートまで食べられるんです。

小腹が空いたらふらりと立ち寄ってもよし、がっつり食事にしてもよし。木に包まれるような優しく温かい空間で、穏やかな時間を過ごせますよ。

「ル・グレ」の施設情報

施設名 ル・グレ
住所 青森県黒石市大字南中野字井戸澤39-1
電話番号 0172-54-8128
URL なし

第2位:青森の地鶏やB級グルメを堪能!「レストランもみじ」

津軽伝承工芸館にある「レストランもみじ」は、黒石名物を味わいたい時におすすめのグルメスポット。B級グルメ「黒石つゆ焼きそば」はもちろんのこと、青森の地鶏「青森シャモロック」を使った定食やご当地ラーメン「煮干しラーメン」など、幅広いグルメが味わえます。

また、津軽伝承工芸館内では津軽塗や津軽こけしの体験ができるほか、津軽三味線の定期公演も行われるので、黒石らしさを感じるにも最適のスポットです。

「レストランもみじ」の施設情報

施設名 レストランもみじ
住所 青森県黒石市袋富山65-1
電話番号 0172-59-5300
URL http://www.tsugarudensho.com/(津軽伝承工芸館)

第3位:鴨汁そばが絶品!「ひさお庵」

タイミングによっては1時間待ちの行列ができるほど地元の人気が高いそば処、ひさお庵。昔ながらの製法で青森県産の玄そばを使用し、挽きたて・打ちたてのそばを提供しています。コシが強く、なめらかな舌触りがあるのがひさお庵のそばの特徴。

一番人気のメニューは鴨汁そばで、早いうちに売り切れてしまうこともあるので、時間に余裕をもって訪れたほうがよさそうです。

「ひさお庵」の施設情報

施設名 禅味そば処 ひさお庵
住所 青森県黒石市大字浅瀬石字川合189-2
電話番号 0172-53-5181
URL なし

青荷温泉のお土産TOP3

お腹いっぱいになったら、青荷温泉のお土産もチェック! 旅の思い出とともに、心に残る贈り物を。

第1位:鳴海醸造店「純米大吟醸 こみせ」

お酒好きの家族や知人にお土産を送るなら、鳴海醸造店のお酒は間違いありません。こちらのお店は特別純米酒「菊乃井」でも有名ですが、ワンランク上の純米大吟醸「こみせ」もおすすめ。

香りが華やかで、米の味わいもしっかり感じられます。鳴海醸造店は中町こみせ通りにあるので、観光に訪れたらぜひ立ち寄ってみてくださいね。

「鳴海醸造店」の施設情報

施設名 鳴海醸造店
住所 青森県黒石市大字中町1番地1号
電話番号 0172-52-3321(午前8時30分~午後4時30分)
URL http://www.applet1181.jp/kikunoi/index.html

第2位:三福製麺「黒石やきそば」

太いもっちりとした麺に、りんご果汁入りの甘くてしっかりとした味わいのソースがからみつく、黒石名物「黒石やきそば」。

三福製麺のこちらの商品なら、紅ショウガと青のり付きでお土産にもぴったりです。黒石焼きそばを現地で食べて気に入ったら、ぜひお土産にも買って行ってくださいね。

「三福製麺」の施設情報

施設名 三福製麺
住所 青森県黒石市浜町75
電話番号 0172-52-3325
URL http://www.sanpukuseimen.co.jp/

第3位:ベル・プランタン笹屋「七々子」

津軽の伝統工芸「津軽塗」。箸や器など、津軽塗の製品をそのままお土産にするのもいいですが、津軽塗に着想を得て作られたこちらのケーキはいかがでしょうか。

ベル・プランタン笹屋のケーキ「七々子」は、フランボワーズソースとチョコクリームを使い、津軽塗の中でも「七々子塗」と呼ばれる模様を表面にあしらっています。甘いもの好きにぴったりのお土産ですよ。

「ベル・プランタン笹屋」の施設情報

施設名 ベル・プランタン笹屋
住所 黒石市吉乃町4
電話番号 0172‐52‐5420
URL なし

静寂の「青荷温泉」で、心と体をリセット

「何もない」おかげで、自分を見つめ直す時間や、日常から隔絶された空間を楽しむことができる青森県黒石市の「青荷温泉」。日々忙殺されている人や、癒しを求めている人にはぴったりの旅行になると思います。ぜひ訪れて、そんな環境にひたってみてくださいね。

 

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