青森県の日帰りおすすめ温泉旅館ランキングTOP5!カップルで個室貸切風呂も【最新版】

本州最北端に位置し、海や山の自然の豊かさが特徴の一つである青森県。今回は、そんな自然と温泉を一度に楽しめる、日帰り温泉旅館を5ヶ所ご紹介します。

絶好のロケーションを臨める温泉や混浴・貸切風呂の情報もお伝えしますので、カップルやご家族で旅行を考えている方も、一人旅でふらりと温泉に入ってみたいと思っている方も、是非参考にしてみてくださいね。

青森県の魅力

林檎 林檎ジュース りんご Apple リンゴ

青森県と言えばリンゴ!と答える方が多いかもしれません。

実際、青森県は全国でぶっちぎりのリンゴ生産量第1位であり、青森県内で最も生産量の多い弘前市では「りんごを食べる日」が条例化され、各地にリンゴのオブジェが乗った「りんごポスト」やリンゴ模様のマンホールが設置されるなど、リンゴの可愛らしさがあちこちで拝見できます。

とはいえ、青森の魅力はリンゴだけではないんです。

青森県はおいしいグルメがたっぷり

海鮮丼

まず、日本海と太平洋、そして津軽海峡に三方を囲まれている青森県は、とにかく海の幸がたっぷり。大間のマグロは全国的にも有名ですが、他にもイカやホタテなど、暖流と寒流の入り混じる青森の海からはたくさんの海産物がとれ、北海道に次いで2位の漁獲量を誇ります。

また、千畳敷と呼ばれる独特の地形が特徴的な「千畳敷海岸」や、海沿いにずっと線路が続く「JR五能線」など、これらの海を眺められるスポットも数多くあり、特に夕日が海に沈んでいく様子は最高の一言。

青森県の観光スポット

弘前公園 青森県 
最近知られるようになってきましたが、青森県には四季折々楽しめる観光スポットもたくさんあります。

春に桜並木と弘前城が楽しめる「弘前公園」や、夏から秋にかけて特に美しい景観を見せてくれる世界遺産「白神山地」、十和田の天然記念物である「十和田湖」や「奥入瀬渓流」、そして日本三大霊場の一つ「恐山」。

冬には一面の銀世界が待っており、果てしなく静かで穏やかな時間を楽しめます。

青森県の温泉旅館の特徴

じつは、青森県が温泉に関するランキングで上位になっているのをご存知でしょうか?

日本温泉総合研究所の調査によれば、全国の都道府県のうち青森県は温泉地の数が第4位、源泉の数が第6位、一定の時間でどのくらいのお湯が噴出するかを示す湧出量が第4位となっています。要するに、知られざる日本有数の温泉地なのです。

その要因の一つには、活火山の多さが関係しているかもしれません。青森県には恐山、岩木山、八甲田山、十和田山の4つの活火山があり、それぞれの山で源泉がわき出しています。

もちろん周辺には豊かな自然が広がっていて、登山客にも大変な人気。旅館によってはすぐ近くにトレッキングコースがあったり、高山植物が見られたり、お食事で山菜や川魚を名物として出しているところもあります。

一点覚えていてほしいのが、青森は豪雪地であるということです。冬になると何メートルも雪が積もってしまう山間の温泉の中には、冬季の営業をしていないところもあります。きちんと営業期間をチェックしてから訪れるようにしましょう。また営業してはいても、道路には除雪が追い付かず雪が積もっていることがあります。

ご自分の車で行かれる際は、スタッドレスタイヤやチェーンが必須ですのでご注意くださいね。

青森県の日帰りおすすめ温泉旅館ランキングTOP5

それでは、いよいよ青森県のおすすめ温泉旅館ランキングTOP5をご紹介します。豊かな自然の中でゆったりと温泉につかり、旅の疲れを癒してくださいね。

青森県の日帰りおすすめ温泉旅館ランキング第1位「黄金崎不老ふ死温泉」

第1位に選んだのは「黄金崎不老ふ死温泉」。日本海に面した、白神山地にほど近い温泉旅館で、夕方には絶景が楽しめます。

温泉に入ってオーシャンビューを見られるだけでも寿命が伸びそうですが、この茶褐色の温泉には殺菌効果や美肌効果があり体にもいいんです。露天風呂のほか、果てしない海をのぞめる内風呂・黄金の湯や、サウナなどもあります。露天風呂には混浴のものもあるので、ご家族やカップルでもこの景色を楽しめますよ。

不老ふ死温泉の露天風呂に入るときは注意点があります。一つは周辺にシャワーがないということ。内風呂で身体を洗ったりしてから露天風呂に来てほしいということですね。

もう一つは、日帰り客が露天風呂に入れるのは16時までとなっていることです。夕日を見ながら露天風呂に入るには、宿泊する必要があるんですね。こうした難点もありますが、そのぶん海に近く景色が素晴らしいですし、昼間でも十分楽しめます。一度は試していただきたい温泉です。

施設名 黄金崎不老ふ死温泉
住所 青森県西津軽郡深浦町大字舮作字下清滝15
電話番号 0173-74-3500
URL http://www.furofushi.com/

青森県の日帰りおすすめ温泉旅館ランキング第2位「谷地温泉」

第2位に選んだ谷地温泉は、日本三大秘湯の一つに数えられています。八甲田山麓にあり、400年という古い歴史のある温泉で、下の湯と上の湯の二つがあります。

下の湯は湯舟の底から直接温泉がわき出す、足下自噴水。まさしく源泉かけ流しです。無色透明の単純温泉で38℃とぬるめのお湯なので、まずはこちらに入ってみてください。

もう一つの上の湯は、単純硫黄温泉。お湯の色が乳白色ににごっており、不眠症やアトピー性皮膚炎などを緩和するとされています。温度は42℃あり、しっかりからだを温めたい人におすすめです。

周辺には谷地湿原や谷地渓流などがあり、遊歩道を歩きながら楽しむことができますよ。季節が合えば、かわいらしい高山植物の花が咲いているのを見られるかもしれません。

施設名 谷地温泉
住所 青森県十和田市法量谷地1
電話番号 0176-74-11881
URL http://www.yachionsen.com/index.html/

青森県の日帰りおすすめ温泉旅館ランキング第3位「恐山温泉 宿坊吉祥閣」

比叡山に高野山と並んで日本三大霊場の一つに数えられる「恐山」。その名前から思わず“恐ろしい場所”というイメージを抱いてしまいがちですが、じっさいは岩場にカラフルな風車がいくつも刺さっていたり、岩場を抜けると空間が開けて宇曽利湖が現れたりと、とても綺麗な場所なんです。

地獄や極楽とも称される、とても現実離れして見える景色がたのしめますよ。

恐山は862年、関東や東北で寺を数多く開いてきたとされる慈覚大師円仁によって開かれました。もともと“人は死ねば恐山に行く”と言い伝えられているように、恐山には人の魂が集まるとされ、現在でも信仰を集めています。

そんな恐山の一角に「宿坊吉祥閣」があります。男性専用の古滝の湯、女性専用の冷抜の湯、そして混浴の花染の湯があり、それぞれ効能が異なります。日帰り入浴も出来ますので、恐山の厳かな雰囲気を感じながら入ってみてはいかがでしょうか。こちらは冬季休業です。

施設名 恐山温泉宿坊吉祥閣
住所 青森県むつ市大字田名部字宇曽利山
電話番号 0175-22-3825
URL なし

青森県の日帰りおすすめ温泉旅館ランキング第4位「ぬぐだまりの里」

貸切風呂があって家族連れやカップルにもおすすめできるのが「ぬぐだまりの里」です。

龍神の湯、みるくの湯、八甲田元泉、そしてらむねの湯があり、このうちらむねの湯が40分1500円で貸し切れるんです。らむねの湯には天然で炭酸が溶け込んでいて、湯につかると肌に気泡が付くのが特徴。これが血液循環を改善したり、疲労回復、美容効果につながるといわれています。

近くには酸ヶ湯温泉もあり、湯めぐりが出来るほか、八甲田山ロープウェイまでも車で15分ほどで観光にも向いています。こちらも冬季休業なのでご注意を。

施設名 ぬぐだまりの里
住所 青森県青森市大字駒込字深沢766-2
電話番号 017-738-8288
URL http://www.hakkouda-onsen.com/

青森県の日帰りおすすめ温泉旅館ランキング第5位「山のホテル」

津軽富士とも称される岩木山の山麓には、嶽温泉という温泉街があります。そのうちの一つが、最後にご紹介する山のホテルです。

山のホテルはマタギ飯で有名ですが、他にも山菜料理やジビエ料理(熊・鹿・兎)、鮎・岩魚など、季節によってさまざまな山の幸を楽しむことが出来るのが魅力。

日帰り客が入れるのはこじんまりとした一つの浴室だけですが、浴槽には青森ヒバという特に香りの強い木を使っており、穏やかで落ち着いた時間が過ごせます。お湯は白濁していて硫黄の香りが強く、皮膚の傷などに効能があるほか、飲用することで消化器官系にも効能があります。

施設名 山のホテル
住所 青森県弘前市大字常盤野字湯ノ沢19​
電話番号 0172-83-2329
URL http://www.yamanohotel.com/

日帰り温泉で青森県を満喫

自然と温泉を同時に楽しめる、青森県の日帰りできる温泉旅館ランキングをご紹介させていただきました。ここでは紹介しきれなかった温泉地や、美しい自然が鑑賞できるスポットは、青森県にはまだまだたくさんあります。青森県は知ってみると奥深いので、温泉を楽しみながらぜひ散策してみてくださいね。

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