三重県には、全国的にも有名なブランド牛の松坂牛はもちろん、お伊勢参りの定番土産の赤福餅、伊勢うどん、老舗の和菓子など、さまざまなジャンルのお土産がたくさんあります。
今回は、三重県に訪れたらぜひチェックして欲しいお土産をたっぷりご紹介。三重の魅力がギュッと詰まったお土産を、ご自分や大切な方に贈ってみましょう。
目次
- 1 三重県の代表的な名物土産
- 2 三重県のおすすめ人気お土産ランキングTOP10
- 2.1 第1位:伊勢神宮にお参りをする参拝者に振舞った「赤福餅」
- 2.2 第2位:柔らかい元祖霜降り肉をお土産に「松坂牛」
- 2.3 第3位:伊勢志摩サミットでも振る舞われた「シェルレーヌ」
- 2.4 第4位:両面に焼き色がつき、餅の中にはこし餡が入る「へんば餅」
- 2.5 第5位:柔らかく煮たうどんをタレに絡めていただく「伊勢うどん」
- 2.6 第6位:お伊勢参りなどの旅人をもてなすために作られた「安永餅」
- 2.7 第7位:蜂蜜の香りがするベビーカステラのような一品「蜂蜜まん」
- 2.8 第8位:染めた絹糸を色鮮やかに織り込んだ「伊賀くみひも」
- 2.9 第9位:松坂牛を100%使用し、独特の味付けで煮込んだ「松阪牛しぐれ煮」
- 2.10 第10位:伊勢神宮へと続く街道筋の名品「なが餅」
- 3 三重県の特徴
- 4 三重のお土産を選ぼう!
三重県の代表的な名物土産

三重県の代表的な名産品と言えば、「和田金」の松坂牛が有名。その始まりは神戸から仕入れた但馬牛だといわれています。牧草とともにビールを飲ませることによって、独特の霜降り肉の柔らかさが出るのだとか。
この松坂牛を真似て国内でもブランド牛の育成が行われるようになりました。
松坂牛と並んで三重県を代表するグルメといえば「赤福餅」です。伊勢神宮名物の赤福餅は、その昔からの入り口に店を構え、お伊勢参りに伊勢を訪れて買って帰らない人はいないと言われたものでした。
かつて伊勢神宮の前には、赤福以外の目立つ店はほとんどなかったのですが、最近では、参道の脇から延びる道沿いにおかげ横丁が整備され、伊勢観光の皆さんが決まって立ち寄る観光スポットとなっています。
おかげ横丁では、「伊勢うどん」が名物となっています。その他にもたくさんのお店が建ち並んでおり、観光客が思いおもいのグルメを手に食べ歩きをしています。
三重県のおすすめ人気お土産ランキングTOP10
ここからは三重県のお土産をランキング形式でご紹介していきます。
第1位:伊勢神宮にお参りをする参拝者に振舞った「赤福餅」
伊勢神宮の入り口にお店をかまえる「赤福」は、日本中で良く知られる「赤福餅」を西暦1707年から作り続けています。江戸時代から、伊勢神宮にお参りをする参拝者に振舞ったのがこの赤福餅でした。甘くてとろけるようなこし餡でお餅を包んだこのお菓子は、創業以来の味を守り続けています。
「赤福」の施設情報
商品名 | 赤福餅 |
---|---|
取扱店 | 赤福本店他 |
住所 | 三重県伊勢市宇治中之切町26 |
電話番号 | 0596-22-7000 |
営業時間 | 5時00分〜17時00分(繁忙期時間変更有) |
URL | http://www.akafuku.co.jp/ |
第2位:柔らかい元祖霜降り肉をお土産に「松坂牛」
松坂市にある「和田金」は松坂牛の元祖です。松坂牛は、全国のデパートでも販売されていますが、やはり本店で買うのが一番。お土産に買って帰れば、喜ばない人はいないでしょう。
本店は、松坂牛の料理も出しており、なかでも「すき焼き」は絶品です。あの柔らかい元祖霜降り肉を、ぜひ味わってみてください。
「和田金」の施設情報
商品名 | 松坂牛 |
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取扱店 | 和田金 |
住所 | 三重県松阪市中町1878 |
電話番号 | 0598-21-1188 |
営業時間 | 8時30分〜19時00分(第4火曜、1月1日、1月2日定休) |
URL | http://e-wadakin.co.jp/ |
第3位:伊勢志摩サミットでも振る舞われた「シェルレーヌ」
鳥羽市にある「ブランカ」が販売する「シェルレーヌ」は、貝殻の形をした焼き菓子です。伊勢志摩サミットでは、コーヒーブレイクのお菓子として出されました。
全国菓子大博覧会で名誉総裁賞を受賞したこともあります。三重県産の鶏卵と小麦粉を使用しており、しっとりとした歯触りが大好評です。
「ブランカ」の施設情報
商品名 | シェルレーヌ |
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取扱店 | ブランカ |
住所 | 三重県鳥羽市鳥羽3-15-3 |
電話番号 | 0599-25-5999 |
営業時間 | 10時00分〜18時00分(年中無休) |
URL | http://www.blanca.co.jp/ |
第4位:両面に焼き色がつき、餅の中にはこし餡が入る「へんば餅」
伊勢市の「へんばや商店」が製造販売する「へんば餅」は、丸く平らにつぶしたような形をしたお餅です。両面に焼き色がつき、餅の中にはこし餡が入っています。
その昔、馬を利用して伊勢神宮へと向かった参拝者が、この地で馬を返した、すなわち返馬(へんば)をしたことから名づけられたそうです。
「へんばや商店」の施設情報
商品名 | へんば餅 |
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取扱店 | へんばや商店 |
住所 | 三重県伊勢市小俣町明野1430-1 |
電話番号 | 0596-22-0097 |
営業時間 | 8時00分〜17時00分(毎週月曜定休、月曜が祝日の場合は火曜が定休) |
URL | http://henbaya.jp/ |
第5位:柔らかく煮たうどんをタレに絡めていただく「伊勢うどん」

「伊勢うどん」は、伊勢市のあたりで昔から食べられてきた太いうどんのこと。柔らかく煮たうどんを、鰹節や昆布など取った出汁とたまり醤油でつくったタレにからめて食べるのが特徴です。
この伊勢うどんを提供してくれるのが、おかげ横丁の「ふくすけ」です。店舗では、お土産用のうどんも販売されています。ぜひ一度味わってください。
「ふくすけ」の施設情報
商品名 | 伊勢うどん |
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取扱店 | ふくすけ |
住所 | 三重県伊勢市宇治中之切町52 |
電話番号 | 0596-23-8807 |
営業時間 | 10時00分〜17時30分(年中無休) |
URL | https://www.okageyokocho.co.jp/tenpo/fukusuke/ |
第6位:お伊勢参りなどの旅人をもてなすために作られた「安永餅」
桑名市の「永餅屋老舗」が提供している「安永餅」。かつては、お伊勢参りの入り口や、東海道を通る参勤交代の宿場町として栄えた桑名にあって、旅人をもてなすために作られました。粒あんが入った餅を細長く伸ばし、ほのかに色がつくほどに焼いた餅菓子です。
「永餅屋老舗」の施設情報
商品名 | 安永餅 |
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取扱店 | 永餅屋老舗 |
住所 | 三重県桑名市有楽町35 |
電話番号 | 0594-22-0327 |
営業時間 | 8時00分〜19時30分 但し、売り切れ次第閉店(年中無休) |
URL | http://www.nagamochiyarouho.co.jp/ |
第7位:蜂蜜の香りがするベビーカステラのような一品「蜂蜜まん」
津市の大門にある「蜂蜜まん本舗」が販売しているのが「蜂蜜まん」と言う和菓子です。養蜂場の初代経営者が作ったという、ベビーカステラのような一品で、ほのかに蜂蜜の香りがするのが特徴です。お土産にもおすすめですが、できればお店で焼き立てを食べてみてください。
大門は津観音の門前町で、昔は伊勢神宮の参拝者は、津観音もあわせてお参りをしていたのだとか。第二次世界大戦で観音が建物と一緒に炎上し、門前町も無くなってしまいました。
「蜂蜜まん」の施設情報
商品名 | 蜂蜜まん |
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取扱店 | 蜂蜜まん本舗 |
住所 | 三重県津市大門8-5 |
電話番号 | 059-228-3012 |
営業時間 | 9時45分〜17時00分(毎週水曜、第4木曜日定休) |
URL | http://www.tsukanko.jp/gourmet/483/ |
第8位:染めた絹糸を色鮮やかに織り込んだ「伊賀くみひも」
「伊賀くみひも」は、伊賀市の伝統工芸品です。染めた絹糸を色鮮やかに織り込むことで、組みひもはつくられます。長く和服などの帯どめとして使われていましたが、現代では和服そのものが着られなくなっているため、ストラップやお守り、ピアスなどの雑貨として親しまれています。
伊賀だけでなく、おかげ横丁の「くみひも平井」でも購入できます。伊勢路の思い出に購入される方も多いようです。
「くみひも平井」の施設情報
商品名 | 伊賀くみひも |
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取扱店 | くみひも平井 |
住所 | 三重県伊勢市宇治浦田1-5-6 |
電話番号 | 0596-26-2377 |
URL | https://www.okageyokocho.co.jp/tenpo/hirai/ |
第9位:松坂牛を100%使用し、独特の味付けで煮込んだ「松阪牛しぐれ煮」
「松阪牛しぐれ煮」は松坂牛をしぐれ煮にしたもの。これを提供しているのが「松坂まるよし」です。このしぐれ煮は、松坂牛を100%使用し醤油、蜂蜜、生姜など独特の味付けで甘めに煮込んだ逸品です。ご飯のお供にぴったり。お土産として非常に喜ばれています。
「松坂まるよし」の施設情報
商品名 | 松阪牛しぐれ煮 |
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取扱店 | 松坂まるよし |
住所 | 三重県松坂市鎌田町239-2 |
電話番号 | 0598-51-4529 |
営業時間 | 9時00分〜19時00分(毎週水曜定休) |
URL | http://www.matsusakaushi.co.jp/top.php |
第10位:伊勢神宮へと続く街道筋の名品「なが餅」
「なが餅」は、国産小豆を使用したあんこをお餅で包み込んで平たく伸ばし、両面を香ばしく焼いたお菓子です。その歴史は、戦国時代までさかのぼると言われています。伊勢神宮へと続く街道筋の名品として知られてきました。
このなが餅発祥の店が、四日市市にある「なが餅筒井屋」。1550年から四日市でこの和菓子を商っている老舗中の老舗です。
「なが餅笹井屋」の施設情報
商品名 | なが餅 |
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取扱店 | なが餅笹井屋 |
住所 | 三重県四日市市北町5-13 |
電話番号 | 059-351-8800 |
営業時間 | – |
URL | http://www.nagamochi.co.jp/ |
三重県の特徴

伊勢サミット以降、開催地となった伊勢志摩が世界的に有名になりました。伊勢市にある伊勢神宮は、現在の天皇家の祖先神である天照大御神が祀られる、日本一のパワースポットとして知られています。その近くには、伊勢志摩国立公園があり、英虞湾など伊勢湾の入り口の風光明媚な観光地となっています。
その昔は、伊勢神宮に訪れる方の多くが津の港を利用したため、お伊勢参りをする方の多くが、現在の県庁所在地である津市へ立ち寄っていたようです。
この津市の辺りは、戦国時代末期から江戸時代にかけて活躍した藤堂高虎の居城がある土地として有名でした。近江出身の藤堂高虎は、豊臣秀吉に見い出され、秀吉七将の一人となりました。また築城の名人としても知られています。
徳川家康が天下が取ると、高虎は家康の厚い信頼を得ます。秀吉側についた武将たちが、徳川家に難癖をつけられ滅んでいったのとは対照的に、家康からお家安泰を保証されていたのだとか。藤堂藩はそのまま明治維新まで続きました。
著名な政治家は輩出していませんが、江戸時代の本居宣長などは現在の伊勢市にその庵があったことで有名です。また、戦前にプロ野球の速球王として大リーガーたちをきりきり舞いさせた沢村栄治も、宇治山田、今の伊勢市の出身です。
三重のお土産を選ぼう!

三重県は、伊勢神宮の参拝者で賑わってきた土地。近年は伊勢志摩サミットが開かれた影響もあり、世界中から注目を浴びる観光地となりました。三重県にはたくさんのお土産物があります。この記事を参考に、お気に入りの一品をみつけてください。
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