東京から車でも電車でも2〜3時間で行ける山梨県は、グルメスポットや温泉など見どころも多く、週末になるとたくさんの観光客が訪れます。
そんな山梨旅行の記念に、また親しい人へのお土産に買って帰りたい、人気おすすめお土産ランキングTOP10を紹介します。
目次
山梨県の魅力
山梨県は本州のほぼ中央に位置にし、県全体の8割が山間部です。
古代から甲斐国一国で、平安末から戦国時代まで武田源氏の本拠となりました。江戸時代は交通と軍事の面から重視され、はじめは甲府藩が置かれ、中期には幕府直轄の天領になります。
山梨県内の観光名所といえば、富士山とその麓の「富士五湖」「忍野八海」をはじめ、南アルプスの山々など自然のスポットが。
富士山信仰の「浅間神社」、恵林寺を始めとする武田氏ゆかりの史跡、日蓮宗総本山・身延山など、歴史スポットが多数あります。
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山梨県の人気おすすめお土産ランキングTOP10
ワインで知られる勝沼や、高原リゾート地の清里など、人気の観光名所がたくさんある山梨県。観光帰りに買って帰りたい、おすすめお土産をご紹介します。
第1位:「甲州ワイン」
甲州ワインは今や日本だけでなく世界でも知られるブランドで、その歴史は大日本葡萄酒会社が勝沼に創設された1877年にはじまります。奈良時代に行基がもたらしたという伝説がある甲州ブドウはヨーロッパ原産。ワインづくりに適した品種です。2017年現在、勝沼市を中心に県内69のワイン醸造業者が、さまざまな味の甲州ワインを提供しています。甲州ブドウのすっきりした酸味を味わいたいなら、国内外から高い評価を受けている中央葡萄酒株式会社の「グレイス甲州 鳥居平畑」(3,240円から)や、株式会社ルミエールの「ルミエール ペティヤン」(1,995円から)がおすすめです。
「中央葡萄酒株式会社」の施設情報
施設名 | 中央葡萄酒株式会社 |
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住所 | 山梨県甲州市勝沼町等々力173 |
電話番号 | 0553-44-1230 |
URL | http://www.grace-wine.com/index.html |
「株式会社ルミエール」の施設情報
施設名 | 株式会社ルミエール |
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住所 | 山梨県笛吹市一宮町南野呂624 |
電話番号 | 0553-47-0207 |
URL | http://www.lumiere.jp/ |
第2位:「ほうとう」
山梨県のグルメの定番「ほうとう」。小麦粉を原料とした麺をカボチャなどの野菜、肉、油揚げなどとともに煮込む、素朴でやさしい郷土料理です。かつて武田信玄が陣中食として開発したと伝えられ、米の収穫の少ない山梨県では貴重な食べ物でした。現在は、茹でたほうとうを冷水にさらし温かい汁につけて食べる「おざら」など、さまざまなほうとうが開発されています。
「農山漁村の郷土料理百選」のひとつにも選ばれ、甲府をはじめ各地の名店で食べられ、お土産としても人気。
お持ち帰り用に、志村製麺(2食600円)、小作(1食250円)などがおすすめです。
「株式会社志村製麺」の施設情報
施設名 | 株式会社志村製麺 |
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住所 | 山梨県甲府市徳行3-8-25 |
電話番号 | 055-226-6646 |
URL | http://www.houtou-shimura.jp/ |
「小作甲府駅前店」の施設情報
施設名 | 小作甲府駅前店 |
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住所 | 山梨県甲府市丸の内1-7-2 |
電話番号 | 055-233-8500 |
URL | http://www.kosaku.co.jp/ |
第3位:「信玄餅」
山梨県のスイーツというと、信玄餅をまず思い浮かべる人が多いのでは。透き通った餅にきな粉がまぶされ黒糖をかけて食べる餅菓子で、水分の多い夏限定の「水信玄餅」や、販売当初の品を再現した「極上信玄餅」などのバージョンがあります。
武田信玄が戦場で非常食とした砂糖入りの餅が起源という説と、お盆に食べる安倍川餅が起源という説があります。
信玄餅の有名店といえば、笛吹市の桔梗屋(2個306円)や、北杜市の金精軒(6個980円)などです。
「桔梗屋」の施設情報
施設名 | 桔梗屋 |
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住所 | 山梨県笛吹市一宮町坪井1928 |
電話番号 | 0553-47-3700 |
URL | http://www.kikyouya.co.jp/index.html |
「金精軒」の施設情報
施設名 | 金精軒 |
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住所 | 山梨県北杜市白州町台ヶ原2211 |
電話番号 | 0551-25-3990 |
URL | http://kinseiken.co.jp/ |
第4位:「甲州印伝」
山梨県の伝統工芸品のなかでもお土産としてとくに人気があるのが「甲州印伝」です。鹿革に漆で模様を描いた革製品で、経済産業大臣指定伝統的工芸品に指定されています。
印伝の技術は古代までさかのぼりますが、印伝と呼ばれるようになったのは江戸前期のこと。山梨で印伝が作られるのは江戸時代に入ってからです。
鹿革に漆の色合いが上品な高級感を醸し出し、お土産として愛されています。
小物で1,200円程度から、札入れで1万円前後、バックだと4〜6万円ほど、旅行バックだと10万円強です。印伝屋、池田商店などが甲州印伝商品を製造販売しています。
「印伝屋本店」の施設情報
施設名 | 印伝屋本店 |
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住所 | 山梨県甲府市中央3-11-15 |
電話番号 | 055-233-1100 |
URL | http://www.inden-ya.co.jp/ |
第5位:「吉田うどん」
山梨県内で、ほうとう・甲州そばとならんで人気な「吉田うどん」。麺にコシがあり、富士吉田市など県南でよく食べられています。もともとは正月など晴れの日に家庭で食べられていたものですが、明治時代になってから富士山登山客に提供され、その存在が広く知られるようになりました。
元はキャベツ、ねぎ、肉や油揚げなどシンプルな素材で、辛味の「すりだね」を入れて食べたのだとか。富士吉田や富士五湖周辺には多くの名店がありますが、お土産としてなら丸新製麺のもの(2人前265円)などが人気です。
「丸新製麺」の施設情報
施設名 | 丸新製麺 |
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住所 | 山梨県富士吉田市竜ヶ丘2-4-41 |
電話番号 | 0555-23-5209 |
URL | http://www.fgo.jp/~marushin/index.html |
第6位:「くろ玉」
くろ豆は江戸時代から続く和菓子屋の老舗・澤田屋が、1932年に発表した、丸いあんこ玉に羊羹をかけた人気のお菓子。一つひとつていねいに手作りされ、青えんどう豆のうぐいす餡の玉と黒糖羊羹の絶妙の甘さのハーモニーが、何ともいえないおいしさです。4個入り594円から20個入り2,613円まで、予算と用途にあわせて選べます。
「澤田屋 中央店」の施設情報
施設名 | 澤田屋 中央店 |
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住所 | 山梨県甲府市中央4-3-24 |
電話番号 | 055-235-5507 |
URL | http://www.kurodama.co.jp/ |
第7位:「イタリアンロール」
南アルプス市の清月が製造販売する、山梨県を代表する洋菓子です。ふんわりとしたケーキ地で濃厚なクリームを包み込んだ、上品な甘さが人気で、モンドセレクションの金賞を受賞しました。プレーン(1,674円)、チョコセレクト(1,890円)、マロンウィズ(2,106円)の三種があり、それぞれハーフサイズも販売しています。
「清月南アルプス本店」の施設情報
施設名 | 清月南アルプス本店 |
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住所 | 山梨県南アルプス市桃園591 |
電話番号 | 055-282-2512 |
URL | http://www.saygets.co.jp/ |
第8位:「鳥もつ煮」
山梨を代表するB級グルメで、元々は捨てる部分の鳥もつが食材なだけに安く、しかもおいしいと人気です。鳥もつに砂糖と醤油のたれを入れ短時間に強火で照り煮にするのが、おいしさの秘密。
戦後、甲府のそば屋やほうとうの店で、つまみとして食べられてきた鳥もつ煮は、甲府市が市をあげてPRするご当地B級グルメです。お土産用には保延商会などが製造販売しています。
「保延商会」の施設情報
施設名 | 保延商会 |
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住所 | 山梨県甲斐市中下条774-1 |
電話番号 | 055-277-2836 |
URL | – |
第9位:「笹子餅」
甘みを抑えたあんこを餅でくるんだ、シンプルで上品な味が人気の和菓子です。製造販売する「みどりや」は甲州街道最大の難所「笹子峠」の茶屋で、現在の店も1890年創業の老舗です。当初、笹子餅は「峠の力餅」として売られていましたが、国鉄中央線の「笹子トンネル」が開通すると、「笹子餅」の名前で売られるにようになりました。
戦後は中央線特急列車の車内でも販売されました。現在も県内数か所で販売される人気商品で、値段は5個入り410円、10個箱入り840円です。
「みどりや」の施設情報
施設名 | みどりや |
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住所 | 山梨県大月市笹子町黒野田1332 |
電話番号 | 0554-25-2121 |
URL | http://www.ekiben.or.jp/midoriya/type/etc/2009/11/001226.html |
第10位:「あわびの煮貝」
海のない山梨県ならではの、あわびの味を凝縮した人気のお土産。高級食材のあわびを秘伝のレシピで煮た伝統の味です。今から400年ほど前の江戸のはじめ、山国だった甲斐国にはあわびは少ししか運ばれず、しかも干物か塩漬けでした。何とかして新鮮なあわびに負けない味を楽しみたいと考案されたのが、「あわびの煮貝」です。考案したのは1584年創業の「みな与」です。
樽入りは1個4,320円、2個で6480円、煮綿100gは2800円、小粒煮貝4個入りは3,780円で購入できます。お値段はかなり張りますが、一度は食べたい逸品です。ほかに「かいや」の煮貝も評判です。
「みな与」の施設情報
施設名 | みな与 |
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住所 | 山梨県甲府市中央3-11-20 |
電話番号 | 0120-39-3742 |
URL | http://www.minayo.co.jp/ |
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