京都市のおすすめ温泉ランキングTOP4!日帰りで利用は可能?

京都

京都市は、平安時代から江戸時代まで日本の都として栄えてきた、由緒正しき土地。

三方を山に囲まれた盆地で、やや北から南に傾斜があり、豊富な地下水が流れています。

その地下水を利用して発展したのが、地酒、料理、茶道、華道などの伝統文化。

さらに近年は、地下から温泉が噴き出し、温泉好きにも欠かせない名所となりました。

今回は、京都市でおすすめな温泉をお届け。歴史ある京都を散策しながら、ひとっ風呂なんていかがでしょうか。

京都市の温泉の特徴

温泉 露天風呂

これまで京都には温泉がなく、いわゆる銭湯とよばれる湯浴文化のみでした。

近年になって、地下水のさらにその下の岩盤を掘削することにより、各所で温泉が湧出。

そのおかげで、あらたな温泉文化が根付きつつあります。

「くらま温泉」や「大原の里」のように宿泊施設を備えている温泉や、「仁左衛門の湯」や「天山の湯」のようにスーパー銭湯として営業している温泉も。

地方の温泉地のように、湯の街としての風情はありませんが、心身のストレスや疲れを癒してくれるスポットとして人気になっています。

古き良き、京都の銭湯もあわせてCHECK

京都市のおすすめ人気温泉ランキングTOP4

京都市にある温泉は、地中深くのボーリングに成功した新源泉ばかり。良質な泉質が目白押しなので、ぜひお見逃しなく!

第1位:珍しい冷・温2種類の天然温泉「仁左衛門の湯(にざえもんのゆ)」

「仁左衛門の湯」は、京都市内ではじめての天然温泉として有名です。京都でも珍しい冷・温2つのかけ流し風呂があり、贅沢な源泉かけ流しの交互浴をすることができます。

冷たい温泉は、低張性・弱アルカリ性・低温泉の「単純温泉」で、温度が25.7℃。

温かい温泉は、低張性・弱アルカリ性・高温泉「ナトリウム─塩化物炭酸水素塩温泉」で、温度が47.8℃。

湯の花をしっかり感じられる良質な温泉で、どちらの泉質も、神経痛、筋肉痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、くじきなどに効能があります。

入浴料金は、大人平日700円(土日祝日800円)、小学生350円(土日祝日450円)、幼児250円(土日祝日400円)。なお、会員になりますと、少し安く入ることが可能です。

露天風呂もいくつもあり、自然の風情を生かした庭園を眺めながらゆったりすれば、普段の疲れやストレスが一気に洗い流されます。また、スパとしての機能もあり、高圧水流によるマッサージ効果の高いジェット風呂や、岩盤浴もできますので、日ごろの疲れもどこへやら。和の趣をたっぷり落とし込んだ日本庭園風のお風呂もお見逃しなく。

「仁左衛門の湯」の施設情報

施設名 仁左衛門の湯
住所 京都府京都市西京区樫原盆山5番
電話番号 075-393-4500
URL http://www.nizaemon.com/

第2位:ラドン量の多い療養泉「市の民宿 大原の里」

京都市の北東部にある「市の民宿 大原の里」。

地下1175mから約120リットルの豊富な温泉が湧き出ており、泉温は27,9℃。

温泉は弱アルカリ性であり、ナトリウム・炭酸水素イオン。含まれるラドン量が多く(放射能温泉基準の30に近い25)、病後回復後の静養~手術後、骨折・外傷後の療養泉として愛されています。

お肌をしっとりさせる「美肌の湯」としても人気で、日帰り温泉コースでは味噌づくりを100年以上つづける姉妹店「味噌庵」の味噌をつかった、「コラーゲン味噌鍋」や「ピリ辛味噌鍋」を召し上がれます。

宿泊では、日本古来の田園風景を眺めながら露天風呂で疲れを癒すことができますよ。

「市の民宿 大原の里」がある大原エリアは、「京都・大原・三千院」といわれるほど人気の観光スポット。近くには「寂光院」や「三千院」があり、歩いて散策することができます。

「市の民宿 大原の里」の施設情報

施設名 市の民宿 大原の里
住所 京都府京都市左京区大原草生町3番1番
電話番号 075-744-2917
URL http://www.oohara-no-sato.co.jp/

 

第3位:塩化物泉の天然温泉「さがの温泉 天山の湯」

「さがの温泉 天山の湯」は、嵐山から少し西、京福電鉄の有栖川駅から歩いて5分のところにある天然温泉のスーパー銭湯です。

地下1,200mから湧き出してくる源泉は「ナトリウム・カルシウム塩化物泉」で、きりきず、末梢循環障害、冷え性、うつ状態、皮膚乾燥症に効果があります。

山々に囲まれた京都でありながら、海水に近い高濃度の泉質で、「美肌の湯」としても有名。皮膚に浸透して、乳化作用と高い保湿効果でお肌をしっとりすべすべにしてくれます。

また、二酸化炭素が溶け込んだ「人工炭酸泉」があり、血行をよくすることで新陳代謝もよくなり、血管系の疾患などの予防にもなります。

スーパー銭湯だけに、足湯やさまざまな湯舟があり、スパや食事処もあって、至れり尽くせりの温泉です。入浴料は大人1,050円、子供500円です。

「さがの温泉 天山の湯」の施設情報

施設名 さがの温泉 天山の湯
住所 京都府京都市右京区嵯峨野宮ノ元町55番4号
電話番号 075-882-4126
URL http://www.ndg.jp/tenzan/

第4位:牛若丸ゆかりの地「くらま温泉」

くらま温泉は、のちの源義経である牛若丸が修業したと伝わる鞍馬の山里にある温泉です。

京都の市街地から北に進み、北山杉の間を抜けると空気の澄み渡った、心洗われる鞍馬の里が見えてきます。その中心にある鞍馬寺の近くに佇み、山間の秘湯として構えるのが「くらま温泉」です。

泉質はミネラルをたっぷり含んだ「単純硫化水素泉」。神経痛、リュウマチ、糖尿病、美肌、腰痛など、幅広い効能が認められています。

露天風呂の入浴料は1,000円。日帰りコースは2,500円となっており、京都、大阪からの癒しを求める方々が訪れています。京福電鉄の叡山電車でも、出町柳駅から30分ほどで行くことができます。

牛若丸が駆け巡った鞍馬山を眺めながら、おいしい料理に舌鼓を打ち、都会の喧騒を忘れましょう。

「くらま温泉」の施設情報

施設名 くらま温泉
住所 京都市左京区鞍馬本町520番地
電話番号 .075-741-2131
URL http://www.kurama-onsen.co.jp/

京都市で癒しの温泉旅を

京都 舞妓さん

京都市は、千年の都としての歴史のある街。世界遺産にも登録された観光スポットがたくさんありますし、上質な温泉も目白押しです。京都の街をたのしんだあとに、しっとりお肌を癒やしてはいかがでしょうか。

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