万座温泉のおすすめ日帰り温泉ランキングTOP5!個室貸切個室や混浴も【2018年最新版】

万座温泉は上信越高原国立公園内に位置する、標高1,800mの温泉地。自家用車でたどり着けるところでは日本最高地の温泉となっています。温泉にも特徴があり、是非とも訪れてほしい温泉地でもありますよ。

今回は日帰り温泉ランキングですが、貸切個室や混浴風呂の情報も併せてご紹介していきます。

万座温泉の魅力

万座温泉の魅力は何と言っても四季折々の季節感が楽しめるところです。春は新緑、夏は避暑地、秋は紅葉、冬のスキー。標高の高いところにある温泉地ならではですね。温泉の湧出量は日本でも有数の一日に540万リットル。これが名湯と言われる理由の一つです。

温泉の特徴・効能

万座温泉の源泉は20本を数え、呼吸器病、胃腸病、リウマチ、皮膚病などに効果効能があるとされています。その効果は、これまで多くの難病を直してきたとの逸話が今もなお残されているほど。泉質は酸性の硫黄泉で白濁しているのが特徴です。硫黄成分の含有量は日本一。酸性硫黄泉は美肌効果も期待できるお湯です。

万座温泉の名物「空吹き」

万座温泉は草津白根山山麓に位置し、源泉の温度も高いことからいつも湯けむりが立っています。湯けむりが立つ温泉街は異様な雰囲気に見えるかもしれませんが、それが旅の非日常体験でもあり、ぜひ味わってほしい魅力のひとつでもあります。また硫黄泉のお湯ですので、硫黄の香りが漂っています。「空吹き」と言われるガスの噴出は万座温泉の名物でもあるんです。

車、鉄道でアクセス可能

万座温泉には、鉄道以外にも自家用車でアクセスすることが可能です。大勢の家族づれや足腰に自信がない方にとって車でアクセスできるのはありがたいですね。

万座温泉のおすすめ日帰り温泉ランキングTOP5

お待たせしました、それでは万座温泉のおすすめ日帰り温泉のランキングを発表します! 貸切個室や貸切風呂の情報も見逃さないようにしてくださいね。

第1位:四季折々の顔を持つ自然の景観を望む抜群のロケーション「日進館」

今回1位に選んだのは「日進館」。天然温泉風呂を9つ用意している、比較的大規模な旅館となっています。大浴場、貸切風呂、露天風呂とお風呂の種類に事欠かない宿です。特に私のおすすめは展望露天風呂の「極楽湯」。雄大な山々を臨みながら温泉で癒されてみてはどうでしょうか。四季折々の顔を持つ自然の景観を望む抜群のロケーション。温泉と眺めが一緒に楽しめる、まさに極楽の湯。

料金は大人1,000円で、入浴のみであれば予約不要で温泉につかれます。昼食付きプランは大広間での休憩も可能。昼食プランは3,780円とリーズナブルになっています。料理も楽しんでみてはいかがでしょうか。

「日進館」の施設情報

施設名 日進館
住所 群馬県吾妻郡嬬恋村大字干俣万座温泉2401
電話番号 0279-97-3131
URL https://www.manza.co.jp/

第2位:日本で唯一『さるのこしかけ湯』が体験できる「湯の花旅館」

こちらはかなりレアな温泉宿。日本で唯一「さるのこしかけ湯」が体験できます。サルノコシカケはきのこの一種で、木に生えて猿が腰掛ける椅子に似ていることから、このような名付けられました。サルノコシカケと源泉100%のお湯がブレンドされた珍しいお湯が楽しめます。

ちなみに、サルノコシカケはどんな病気でも治すとされ「万病を治す仙人の薬」と呼ばれています。さるのこしかけ湯に入ることで免疫力向上も期待できますね。浴槽は昔ながらの湯治場テイストになっていて、味のある木の床や浴槽が情緒を味わせてくれます。入浴料が700円とリーズナブル。貸切風呂や個室の対応はありません。

「湯の花旅館」の施設情報

施設名 湯の花旅館
住所 群馬県吾妻郡嬬恋村万座温泉
電話番号 0279-97-3152
URL http://www.yunohana-m.com/index.html

第3位:露天風呂は5種類もあり、全ての浴槽から大パノラマを楽しめる「万座プリンスホテル」

万座温泉の高級宿「万座プリンスホテル」。運営しているのは首都圏でおなじみ、万座温泉スキー場も運営するプリンスホテルです。宿泊もスキーも両方楽しめるお得なパックプランもあります。日帰り入浴は11時から16時まで。大人1,200円で日帰りでの利用ができます。

貸切風呂や貸切個室はありません。おすすめは露天風呂。露天風呂は5種類もあり、全ての浴槽から万座温泉の大パノラマを楽しむことができますよ!

「万座プリンスホテル」の施設情報

施設名 万座プリンスホテル
住所 群馬県吾妻郡嬬恋村干俣万座温泉
電話番号 0279-97-1111
URL http://www.princehotels.co.jp/manza/onsen/

第4位:浴槽の周囲には、緑が植えられおり風情がある「万座ホテル聚楽」

4位に選んでみたのは「万座ホテル聚楽」。露天風呂と内湯が用意されています。貸切個室、貸切風呂はありません。休憩する時にはロビーを利用することになります。日帰り入浴は大人1,000円、子供500円となります。利用時間は、平日と土曜が12時半から16時、日曜が11時半から16時まで。ホームページには割引券がありますので印刷して持っていきましょう。

やはり、おすすめは露天風呂となります。日帰り温泉は夜の利用はできないので日中の景色を十分に楽しんでくださいね!木でつくられた四角い浴槽の周囲には、手を伸ばせば届きそうな距離に緑が植えられおり風情があります。冬は積もった雪がさらに情緒を感じさせてくれますよ。

「万座ホテル聚楽」の施設情報

施設名 万座ホテル聚楽
住所 群馬県吾妻郡嬬恋村干俣2401
電話番号 0279-97-3535
URL http://www.hotel-juraku.co.jp/manza/

第5位:屋根や壁がログハウスのようにつくられている露天風呂が魅力「白鐵の湯 万座亭」

最後にご紹介する「万座亭」は、ログ露天風呂がおすすめの宿。ログ露天風呂とは、屋根や壁がログハウスのようにつくられている珍しい露天風呂のこと。木でつくられた浴槽は、落ち着いた雰囲気が漂っています。日帰り入浴ではログ露天風呂と内湯の利用が可能。料金は大人が1,000円、子供が500円となっています。さらに、貸切風呂は3名利用で45分4,320円。食事付きの日帰りプランを予約すれば、貸切個室を利用することもできます。ちなみに、冬の大雪の時には露天風呂の温度が下がるため利用が停止になることがありますのでご注意を。

「万座亭」の施設情報

施設名 万座亭
住所 群馬県吾妻郡嬬恋村干俣万座温泉2401
電話番号 0279-97-3133
URL http://www.manzatei.com/

繰り返し万座温泉にいくなら「万座温泉湯めぐり手形」がおすすめ


万座温泉の入浴施設を加盟している施設なら、1回500円とお得に利用できるのが「万座温泉湯めぐり手形」です。可愛らしい木製の手形で、1枚700円。購入した日から年末までなら何度でも繰り返し利用できるので、繰り返し万座温泉に行く機会がある人にもおすすめです。

購入場所は「万座プリンスホテル」のスーベニアショップ(売店)で、利用可能施設は全部で9か所あります。

■「万座温泉湯めぐり手形」で利用できる施設
・万座温泉 日進舘
営業時間:10:00A.M.~5:00P.M.

・万座亭
営業時間:11:30A.M.~6:00P.M.

・万座ホテル 聚楽
営業時間:12:30P.M.~4:00P.M(日曜日は、11:30P.M.~4:00P.M)

・豊国館
営業時間:8:00A.M.~6:00P.M.

万座温泉は施設ごとに泉質が異なる場合が多く、様々な泉質を楽しんでみたい人におすすめです。

万座温泉の歴史

日本全国には様々な温泉地があり、古い歴史を誇る温泉も数多くあります。万座温泉もそんな長い歴史をもつ温泉地のひとつ。とはいうものの、歴史があまりにも古いせいか最初の発見がいつごろで、誰によって見つけられたものなのか定かになっていません。周辺には、坂上田村麻呂(平安時代の征夷大将軍)が鬼退治をしたという言い伝えが残っているくらいとのこと。出土品からの推測では先史時代から温泉の利用はあったとも言われているようです。

発掘された土器などから弥生時代には人々の住まいがあったとみられ、600年ほど前の文献からは「まんざ」と呼ばれる仮住まいの集落が存在したということもわかっています。しかし、群馬県の高地ともあって越冬するにはかなり厳しい条件であるはず。人々が冬を越えたことは考えにくいともされています。

400年ほど前の文献によると羽尾入道(豪族)が万座温泉に入浴するために留守にしてたところを、鎌原城主に滅ぼされてしまったとの記録もあり、その頃には万座温泉はすでに多くの人によって利用されていたと考えられています。

現在の温泉街に旅舎が建てられたのは明治初期、橋詰久兵衛によってでした。1873年(明治6年)、湯小屋に「日進舘」と名付けます。その後、続々と宿が建ち賑わいを増すことになります。

1949年(昭和24年)には上信越高原国立公園に指定され、1956年(昭和31年)に万座温泉スキー場の営業も始まっています。そして、映画撮影やテレビ撮影の舞台になるなど注目を浴びる温泉地に。スキー場と温泉が一体となったリゾートスポットであるとも言えますね。

万座温泉を日帰りで堪能

日本でも有数の湯量と日本一の硫黄含有量を誇る万座温泉。特色あるお風呂を備えた宿で温泉を楽しんでみませんか?

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