鹿児島県は九州でもトップクラスの人気観光地が数多く集まっているエリア。
世界遺産の「屋久島」を始め、幅200メートルに渡って豪快に流れ落ちる「曽木の滝」、神秘的な地下世界が広がる「銀水洞」、九州一の名庭とも言われる「仙巌園」など、鹿児島では風光明媚な景勝地が訪れる人を多彩な表情で迎えてくれます。
そしてじつは、鹿児島県は「銭湯大国」! 県内にある銭湯は72軒。しかも天然温泉にゆったり浸かれるスポットが多くそろっているんです。
目次
鹿児島の銭湯の特徴
鹿児島銭湯組合に加盟している銭湯の総数は72軒。もっとも銭湯が多いエリアは鹿児島市で、45軒もの銭湯が軒を連ねています。
鹿児島県は独特の銭湯文化が根付いているところ。組合が発行している「鹿児島湯巡帖」は銭湯めぐりが楽しめる必須アイテムで、訪れる銭湯ごとにオリジナルのスタンプを押印してもらえます。
物価統制令により、鹿児島県内にある銭湯はどこも原則的に同一料金。大人(中学生以上)420円、中人(小学生)150円、小人(幼児)80円となっています。
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鹿児島の銭湯おすすめ人気ランキングTOP10
鹿児島の魅力が伝わる銭湯をまるっとご紹介。のどかな風景と良質なお風呂を、めいいっぱいお楽しみください。
第1位:「国分温泉」
まずご紹介するのは、霧島市の国分新町にある「国分温泉」。周囲に広がるのどかな里山のような風景が魅力的で、JR日豊本線の「国分駅」から車で6分ほど北上したところに位置しています。
湯船や設備が充実しているのも、国分温泉の大きな見どころ。主浴槽にくわえ、電気風呂、浮風呂、ジェット風呂、打たせ湯、水風呂などがあり、サウナも利用できます。湯船を満たしているのは天然温泉の「単純泉」。肌ざわりが滑らかなお湯で、「麗人の湯」とも呼ばれています。
「国分温泉」の施設情報
店舗名 | 国分温泉 |
---|---|
住所 | 鹿児島県霧島市国分新町1-32-53 |
電話番号 | 0995-46-1874 |
営業時間 | 5時00分〜22時30分(日曜日のみ22時00分まで) |
定休日 | 第3火曜日 |
URL | http://kirishimaonsen.com/archives/spa-kirishima/yutabi02 |
第2位:「鏡石湯」
四方になだらかな山並みが連なる「鏡石湯」は、南九州市を代表する老舗の銭湯。創業は大正元年の1912年で、風情あふれる高級旅館にいる雰囲気が漫喫できます。
鏡石湯があるのは、川辺町野崎エリアを走る国道225号線沿い。近くには爽快な眺望が望める「錦江台展望公園 スカイぱれっと」があります。
鏡石湯にある湯船は、主浴槽、ジェット風呂、日替わり風呂、水風呂など。使われているお湯は天然温泉の「単純泉」で、サウナも完備されています。
「鏡石湯」の施設情報
店舗名 | 鏡石湯 |
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住所 | 鹿児島県南九州市川辺町野崎8290 |
電話番号 | 0993-56-5104 |
営業時間 | 9時00分〜20時00分 (19時30分受付終了) |
定休日 | 月曜日 |
URL | https://www.kagamiishiyu.com/ |
第3位:「かごっま温泉」
鹿児島市内でおすすめしたい銭湯は、易居町にある「かごっま温泉」。「鹿児島市役所」から歩いて3分、「鹿児島駅」からは車で5分という便利な立地にあり、源泉かけ流しの温泉でのんびりとくつろげます。
湯船のタイプは、主浴槽、電気風呂、気泡風呂、打たせ湯、水風呂などで、お湯の泉質は「塩化物泉」。サウナや盛塩マッサージなど、リラックスして過ごせる設備やサービスも整っています。
「かごっま温泉」の施設情報
店舗名 | かごっま温泉 |
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住所 | 鹿児島県鹿児島市易居町3-28 |
電話番号 | 099-226-2688 |
営業時間 | 8時00分〜24時00分 |
定休日 | 毎月15日 |
URL | https://kagoshimacity-kokutai.jp/hotspring/%E3%81%8B%E3%81%94%E3%81%A3%E3%81%BE%E6%B8%A9%E6%B3%89/ |
第4位:「元祖湯」
西に大海原を望むいちき串木野市は、上甑島、中甑島、下甑島への拠点となる「串木野新港フェリーターミナル」があるところ。そのいちき串木野市の湾岸エリアにある銭湯が、1889年に創業した「元祖湯」です。
元祖湯が位置しているのは「長崎鼻公園」の東側で、最寄りのJR鹿児島本線「串木野駅」からは、車で約10分の道のり。公園で海の絶景を眺めた後の一風呂は、格別な浸かり心地がするはずです。
浴槽はひとつのみで、中央部部にお湯を分ける仕切りがある構造。熱湯とぬる湯の2種類のお湯に浸かれます。
「元祖湯」の施設情報
店舗名 | 元祖湯 |
---|---|
住所 | 鹿児島県いちき串木野市小瀬町43 |
電話番号 | 0996-32-1888 |
営業時間 | 6時00分〜21時00分 |
定休日 | 月曜日 |
URL | http://www.kagoshima-onsen1010.net/sento-map/ichikikushikino/post-9.php |
第5位:「梅ヶ渕温泉」
グループやファミリーでにぎやかに過ごしたい人には、鹿児島市の伊敷エリアにある「梅ヶ渕温泉」が断然おすすめ。2階建ての構造で、2階には5部屋の家族風呂が用意されています。
1階にある浴場は深風呂、電気風呂、ジェット風呂、気泡風呂、水風呂などさまざま。「アルカリ性単純泉」ならではの、とろっとしたお湯の感触が楽しめます。
2006年にリニューアルされた梅ヶ渕温泉は、浴場も脱衣所も清潔感が感じられる造り。「鹿児島駅」からは車で18分の道のりで、35台収容の駐車場もあります。
「梅ヶ渕温泉」の施設情報
店舗名 | 梅ヶ渕温泉 |
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住所 | 鹿児島県鹿児島市伊敷5-8-6 |
電話番号 | 099-229-6910 |
営業時間 | 6時00分〜22時30分 水曜日は8時30分から |
定休日 | 毎月第1火曜日(冬期は無休) |
URL | http://www.kagoshima-onsen1010.net/sento-map/kagoshima/ishiki/post-24.phphttp://www.kagoshima-onsen1010.net/sento-map/kagoshima/ishiki/post-24.php |
第6位:「まちの湯ひとっ風呂」
枕崎市にある「まちの湯ひとっ風呂」は、地元の人たちから親しまれている銭湯。JR指宿枕崎線の「枕崎駅」から徒歩1分という良好な立地も高い人気の一因と言えるでしょう。
まちの湯ひとっ風呂の魅力は、銭湯とは思えないほど設備や施設が充実していること。お風呂とあわせ、岩塩サウナや岩盤浴も楽しめます。
浴槽も日替わり風呂、気泡風呂、電気風呂、ジェット風呂、水風呂などさまざま。日替わり風呂では、漢方薬や枕崎茶のお湯が楽しめます。
「まちの湯ひとっ風呂」の施設情報
店舗名 | まちの湯ひとっ風呂 |
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住所 | 鹿児島県枕崎市東本町60 |
電話番号 | 0993-72-3263 |
営業時間 | 9時00分〜22時30分 日曜日は22時まで |
定休日 | 第2木曜日・第4木曜日 |
URL | http://newyoku.wixsite.com/hitoppuro |
第7位:「諏訪温泉」
薩摩川内市の「入来温泉郷」にある「諏訪温泉」は、奥深い山麓にたたずむ一軒宿。大浴場が銭湯として開放されており、自然に包まれながら静かなひとときが過ごせます。
大人の入浴料金は300円と、銭湯よりもさらに安くなっています。
入来温泉の開湯は今をさかのぼること700年前。江戸時代の文献には、湯治湯として知られていた記述が認められます。
諏訪温泉の最大の魅力は、閑雅な内風呂と露天風呂を備えていること。お湯の泉質は金を含んだ「塩化物泉」で、茶色く濁った独特の色合いを帯びています。
「諏訪温泉」の施設情報
店舗名 | 諏訪温泉 |
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住所 | 鹿児島県薩摩川内市入来町浦之名8920 |
電話番号 | 0996-44-3472 |
営業時間 | 6時00分〜22時00分 |
定休日 | 年中無休 |
URL | http://www.suwanoyu.co.jp/ |
第8位:「とどろき温泉」
鹿児島市の川田町にある「とどろき温泉」は地域密着型の銭湯。温泉の持ち帰りが可能なため、ポリタンク持参で訪れる地元の人たちも多く見られます。
とどろき温泉の泉質は「単純泉」で、サウナが併設された浴場は天井の高い広々とした造り。主浴槽にくわえ、電気風呂、気泡風呂、露天風呂などさまざまな湯船がそろっています。
湯上り後に休憩処でくつろげるのも嬉しいポイント。50台収容可能な大型の駐車場も完備されています。
「とどろき温泉」の施設情報
店舗名 | とどろき温泉 |
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住所 | 鹿児島県鹿児島市川田町188-2 |
電話番号 | 099-298-7936 |
営業時間 | 7時00分〜21時30分 |
定休日 | 第3木曜日の午前中 |
URL | http://www.kagoshima-onsen1010.net/sento-map/kagoshima/koriyama/post-58.php |
第9位:「二月田温泉殿様湯」
鹿児島県でもっとも格式高い銭湯をひとつあげるなら、指宿市にある「二月田温泉殿様湯」になるでしょう。江戸時代に第27代薩摩藩主の殿湯が置かれていた由緒ある銭湯で、今も敷地内には殿湯の跡が当時の面影をたたえたまま保存されています。
源泉かけ流しの湯船を満たしているのは、「塩化物泉」の天然温泉。湯船には、薩摩藩主だった今津家の家紋が刻印されています。
最寄りのJR指宿枕崎線「二月田駅」から二月田温泉殿様湯までは、車で5分ほどの距離。駐車場には車20台分のスペースがあります。
大人の入浴料金は350円と、銭湯よりも安くなっています。
「二月田温泉殿様湯」の施設情報
店舗名 | 二月田温泉殿様湯 |
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住所 | 鹿児島県指宿市西方1408-27 |
電話番号 | 0993-22-2827 |
営業時間 | 7時00分〜21時00分 |
定休日 | 金曜日(祝日の場合は営業) |
URL | http://www.kagoshima-kankou.com/guide/10668/ |
第10位:「西田温泉」
「西田温泉」は、鹿児島中央駅から徒歩8分と街ナカからのアクセスがバツグンです。
街の喧騒を忘れるような住宅地の中にあるレトロな銭湯で、番台で入浴券を渡して入るスタイル。
おすすめの入浴法は温冷交互浴です。
「西田温泉」の施設情報
店舗名 | 西田温泉 |
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住所 | 鹿児島県鹿児島市鷹師1-2-17 |
電話番号 | 099-254-1036 |
営業時間 | 6時00分〜22時30分 |
定休日 | 第2月曜日 |
URL | https://www.kagoshima-onsen1010.net/sento-map/kagoshima/josai/post-39.php |
鹿児島の魅力

鹿児島の何よりの魅力は、県域全体が山水の豊かな自然に彩られていること。威風堂々たる雄姿でそびえる「桜島」は、定番の観光スポット。離島なら「屋久島」にくわえて、南国ムードに包まれた「奄美大島」も高い人気を博しています。
高級食材のグルメが堪能できるのも、鹿児島の大きな魅力でしょう。黒豚しゃぶしゃぶや鹿児島黒牛のステーキは、グルマンたちが絶賛する上品な味わい。さらに鹿児島がうなぎの養殖量日本一であることも忘れてはいけません。老舗のうなぎ料理専門店が多く見られ、秘伝のタレで焼き上げるかば焼きは最高の香ばしさと風味です。
鹿児島の銭湯で快適な銭湯めぐりを
鹿児島は名だたる名所旧跡がひしめいている観光大国。美観が満喫できる名所も魅力的ですが、銭湯めぐりをして楽しむのも粋な体験となるでしょう。地元の人なら、「鹿児島湯巡帖」を利用して各銭湯のスタンプを集めておきたいところです。サウナ重視なら「まちの湯ひとっ風呂」がおすすめ。390円でお風呂とサウナにくわえ、岩盤浴まで楽しめます。
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