和歌山の銭湯おすすめ人気ランキングTOP10!サウナ付きでも安い?

海から山まで、和歌山県には歴史と自然に包まれた温泉地が数多くあります。

日本最古の歴史を誇る「湯の峰温泉」、南国ムードが漂う「南紀白浜温泉」、遊覧船めぐりが楽しめる「南紀勝浦温泉」などは、関西を代表する名湯でしょう。

あわせて和歌山県で注目したいのは、日常的に気軽に利用できる「銭湯」。

地元の方はもちろん、観光がてら立ち寄っていただきたい名湯がたくさんあります。

和歌山の温泉の特徴

和歌山県にある銭湯の料金は、物価統制令により原則的に同一の料金体系。大人(12歳以上)420円、中人(6歳~12歳)140円、小人(6歳未満)80円です。

県内でもっとも銭湯が集まっているエリアは和歌山市。また海南市や田辺市など、比較的人口の多い市にも複数軒の銭湯が見られます。

さらに県域に散らばる温泉地のなかには、銭湯と同額、またはそれ以下の料金で利用できる公衆浴場や日帰り温泉施設もあり、銭湯として利用することも可能。観光がてらに立ち寄れば、さらにその土地への興味関心が高まるはずです。

和歌山県のスーパー銭湯情報もあわせてCHECK

和歌山の銭湯おすすめ人気ランキングTOP10!

地元の方から愛される、和歌山県の銭湯をお届け。銭湯代わりに利用できる、公衆浴場もあわせてご紹介します。

第1位:「幸福湯」

「和歌山市駅」から車で10分ほどのところにある「幸福湯」は、地元ムード満点の銭湯。マンションの1階部分を占める構造で、日常的な和歌山市のほのぼのとした光景が目にできます。

支払いは券売機制。浴場はタイル張りで、主浴槽、電気風呂、スチームサウナなどの設備が整っています。

幸福湯の営業時間は7:30~24:00で、定休日は水曜日。サウナの利用は700円の別料金になっています。

「幸福湯」の施設情報

施設名 幸福湯
住所 和歌山県和歌山市北休賀町31 幸福マンション1F
電話番号 073-433-4526
URL Google Map

第2位:「ゆりの山温泉」

「ゆりの山温泉」は、那智勝浦町でぜひ訪れておきたい公衆浴場。「ゆかし潟」の畔に建つ秘湯のような趣で、「和歌山の銭湯の特徴」でご覧いただいた画像は、ゆりの山温泉の外観です。

浴槽は内風呂のみですが、広々とした造りで浸かり心地も最高。注がれているお湯は㏗9.6の「アルカリ性単純泉」で、飲泉も可能です。

営業時間は9:00~22:00で、定休日は金曜日。入浴料は大人(12歳以上)300円、小人(12歳以下)200円で、大人料金は物価統制令金額より安く設定されています。

施設名 ゆりの山温泉
住所 和歌山県東牟婁郡那智勝浦町二河8
電話番号 0735-52-5106
URL http://www.nachikan.jp/onsen/

第3位:「大正温泉」

レトロ感をじっくり味わいたいと思っている人には、海南市の黒江町にある「大正温泉」がおすすめ。黒江町は古い街並みが残っているエリアで、最寄りのJR「海南駅」から大正温泉までは、車で約10分の距離です。

木造建築の大正温泉は、昔ながらの雰囲気に包まれた風情ある銭湯。浴場はシンプルな白のタイル張りで、主浴槽はゆとりのある大きめのサイズになっています。

営業時間は16:00~23:00で、定休日は3日営業して1日休業という仕組み。車9台分の駐車場も完備されています。

「大正温泉」の施設情報

施設名 大正温泉
住所 和歌山県海南市船尾115-20
電話番号 073-483-4126
URL Google Map

第4位:「白良湯」

「白浜温泉」は和歌山県が誇る風光絶佳の温泉地。銭湯として利用できる公衆浴場が複数ありますが、そのうちの1軒がここでご紹介する「白良湯」です。

白良湯は2階建ての構造で、浴場があるのは2階部分。白良湯の魅力は、白浜温泉ならではの爽快な眺望に恵まれていることでしょう。名所の「白良浜」に面して建ち、浴場の窓からは砂浜と大海原が一望できます。なお浴槽はひとつで、使われているお湯は「生絹湯源泉」から湧き出ている「塩化物泉」の天然温泉です。

営業時間は7:00~22:00で、定休日は木曜日。入浴料は物価統制令金額が適用されており、銭湯と同額になっています。

「白良湯」の施設情報

施設名 白良湯
住所 和歌山県西牟婁郡白浜町3313-1
電話番号 0739-43-2614
URL http://www.wakayama-onsen.jp/area/shirahama/%E7%99%BD%E8%89%AF%E6%B9%AF.html?search-on=1&getoff-cat=-61%2C-60&freeword=&catArea%5B%5D=10&catShisetsu%5B%5D=15&x=120&y=49

第5位:「新町温泉」

和歌山市の「加太」エリアにある新町温泉は、南海加太線の「加太駅」から徒歩3分のとこにある銭湯。「加太海水浴場」から加太駅に向かう道すがらにあるため、夏場には海水浴帰りに新町温泉に立ち寄る観光客も多く見られます。

浴槽のタイプは深風呂、浅風呂、気泡風呂、超音波ジェット風呂など。超音波ジェット風呂は座湯のスタイルになっています。

営業時間は15:30~21:00で、定休日は月曜日と木曜日。6台収容の駐車場もあります。

「新町温泉」の施設情報

施設名 新町温泉
住所 和歌山県和歌山市加太1070-31
電話番号 073-459-1126
URL Google Map

第6位:「湯の峰温泉 公衆浴場」

開湯1,800年の「湯の峰温泉」は日本最古の歴史をもつ温泉地。熊野古道沿いに築かれた温泉街には、銭湯として利用できる公衆浴場があります。

公衆浴場にあるお風呂は、一般湯、薬風呂、貸切風呂の3タイプ。一般風呂は木と石を組み合わせた情趣漂う造りで、「炭酸水素塩泉」の天然温泉で満たされています。

営業時間は6:00~22:00で、朝湯での利用も可能。入浴料は浴槽ごとに分かれており、一般風呂は大人250円、小人(12歳未満)150円と安めの設定。薬風呂は大人390円、小人190円です。

「湯の峰温泉 公衆浴場」の施設情報

施設名 湯の峰温泉 公衆浴場
住所 和歌山県田辺市本宮町湯の峰110
電話番号 0735-42-0074
URL http://www.hongu.jp/onsen/yunomine/tuboyu/

第7位:「はまゆ」

那智勝浦町の海岸エリアに位置する「はまゆ」は、観光の途中でぜひ立ち寄っておきたい公衆浴場。紀の松島めぐりの乗船場から、歩いて7分のところにあります。

浴場は湯船がひとつというシンプルな造りですが、注がれているお湯は硫黄を含んだ「塩化物泉」。夏は加水での入浴ですが、それ以外の季節はかけ流しの天然温泉に浸かれます。

営業時間は13:00~22:00で、定休日は毎月7日と22日。入浴料は大人320円、小人130円、幼児60円です。

「はまゆ」の施設情報

施設名 はまゆ
住所 和歌山県東牟婁郡那智勝浦町勝浦970
電話番号 0735-52-1201
URL http://www.wakayama-onsen.jp/area/katsuura/%E5%A4%A9%E7%84%B6%E6%B8%A9%E6%B3%89%E5%85%AC%E8%A1%86%E6%B5%B4%E5%A0%B4%E3%80%80%E3%81%AF%E3%81%BE%E3%82%86.html

第8位:「牟婁の湯」

「牟婁の湯」は白浜温泉にある公衆浴場のひとつ。貫禄ある外観が何より印象的で、海沿いを走る県道34号線沿いに建っています。

牟婁の湯の魅力は、2つの浴槽で異なる源泉のお湯に浸かれること。硫黄を含んだ「塩化物泉」の「砿湯源泉」と「行幸源泉」のお湯がそれぞれの浴槽に注がれています。

営業時間は7:00~22:00で、定休日は毎月火曜日。牟婁の湯にも物価統制令金額が適用されています。

「牟婁の湯」の施設情報

施設名 牟婁の湯
住所 和歌山県西牟婁郡白浜町1665
電話番号 0739-43-0686
URL http://www.wakayama-onsen.jp/area/shirahama/%E7%89%9F%E5%A9%81%E3%81%AE%E6%B9%AF.html?search-on=1&getoff-cat=-61%2C-60&freeword=&catArea%5B%5D=10&catShisetsu%5B%5D=15&x=120&y=49

第9位:「美女湯温泉」

「美女湯温泉」は、東牟婁郡古座川町の山あいにひっそりと建つ公衆浴場。深山を分け入った先にある秘湯中の秘湯で、面する小道沿いには、清流の「古座川」が心地よい瀬音を立てて流れています。

浴場は内風呂のみで、湯船を満たしているのは「アルカリ性単純泉」の天然温泉。pH9.7のお湯は肌に優しく、一度浸かれば美女湯温泉という名称にも納得がいくはずです。

営業時間は14:00~20:00で、定休日は月曜日、水曜日、金曜日の週3日。入浴料は大人300円、小人100円です。

「美女湯温泉」の施設情報

施設名 美女湯温泉
住所 住和歌山県東牟婁郡古座川町長追257
電話番号 0735-75-0505
URL https://www.wakayama-kanko.or.jp/spot/detail.php?id=97

第10位:「山吹温泉」

「山吹温泉」は、和歌山市の北大通りから南下してすぐのところに建つ銭湯。車でアクセスする場合、和歌山市駅からも「紀和駅」からも、ともに5分ほどの道のりです。

浴場は主浴槽、エステ風呂、薬風呂、電気風呂、水風呂、サウナといった構成。エステ風呂とサウナを同時に備えている銭湯は、和歌山県では珍しい存在と言えます。

営業時間は14:00~24:00で、定休日は日曜日です。

「山吹温泉」の施設情報

施設名 山吹温泉
住所 和歌山県和歌山市山吹丁40
電話番号 073-423-3991
URL Google Map

和歌山の魅力

世界遺産の「紀伊山地の霊場と参詣道」から明るい陽射しが降り注ぐ海水浴場まで、多くの観光資源を抱えている和歌山県ですが、近年脚光を浴びているのは自然とふれ合える体験型の観光プラン。熊野古道散策ウォークは国内外から参加者が集う魅力的なアクティビティでしょう。

とくに人気があるのは、海を利用した体験ツアーの数々。那智勝浦町のホエールウォッチングが火付け役となり、現在では「すはら海岸」でのシーカヤックツアー、「田辺湾」でのボートフィッシング、「和歌浦湾」でのサップといったプログラムが用意されています。

公衆浴場とあわせて利用したい和歌山の銭湯


和歌山にある銭湯はシチュエーションが多種多彩。和歌山市の街中や深山幽谷の清流沿いなど、変化に富んだ環境で銭湯めぐりが楽しめます。また銭湯と同額かそれ以下の料金で入浴できる公衆浴場も、あわせて利用しておきたいところ。観光がてらに、秘湯や名湯をたのしんでくださいね。

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