熊本県にある「黒川温泉」は全国的にも有名な温泉地。3つの露天風呂に入れる「入湯手形」を利用した湯めぐりを楽しめるのが特徴となっています。今回はそんな黒川温泉を日帰りで楽しむのにおすすめの施設をご紹介!
目次
- 1 黒川温泉の特徴と観光スポット
- 2 黒川温泉の人気日帰り温泉ランキングTOP11!
- 2.1 第1位:個性豊かな13種類のお風呂「いこい旅館」
- 2.2 第2位:自然に囲まれた露天風呂でリラックス「山みず木」
- 2.3 第3位:手掘りの洞窟風呂で冒険気分を「新明館」
- 2.4 第4位:家族風呂も日帰り利用できる「黒川荘」
- 2.5 第5位:わんちゃん専用温泉も完備! 「やまびこ旅館」
- 2.6 第6位:眺望のよい高台に位置する「樹やしき」
- 2.7 第7位:お泊りはかならず2人で「和らく」
- 2.8 第8位:硫黄が香るにごり湯が気持ちいい「耕きちの湯」
- 2.9 第9位:雑木林のなかに佇む「黒川温泉 旅館 山河」
- 2.10 第10位:木々に囲まれた古民家風旅館「お宿のし湯」
- 2.11 第11位:渓流に面したかけ流し露天風呂! 「帆山亭」
- 3 黒川温泉ではカップルで貸切風呂が楽しめる?
- 4 黒川温泉へのアクセス方法は?
- 5 黒川温泉は入湯手形を活用して日帰りで楽しむ
黒川温泉の特徴と観光スポット
熊本県阿蘇郡南小国町にある「黒川温泉(くろかわおんせん)」は、大分県との県境付近の山間部にひっそりと佇む人気温泉地。自然豊かな「田の原川」に沿って20~30軒の旅館が軒を連ねる温泉街があるのですが、黒川温泉全体をひとつの宿として考える“黒川温泉一旅館”というビジョンを各宿が共有しています。「旅館は部屋、道は廊下」という具合にひとつの温泉街を楽しむことをコンセプトとしているのです。
また黒川温泉を利用するうえで覚えておきたいのが「入湯手形」。旅館や旅館組合「風の舎」で1枚1,300円(税込)で購入すると、対象24軒の露天風呂から好みで選んで3か所まで入浴できるお得な手形となっています。
お風呂に1か所行くとスタンプが1つ押されるシステムですが、3つ押されても回収されないので手形が旅のお土産にもなるんです。なお、24軒の旅館すべての温泉に入ると「湯めぐり達人」の称号とともに景品がもらえるので、ぜひチャレンジしてみてください。
宿によってさまざまな泉質が楽しめるのも黒川温泉の魅力のひとつ。弱酸性または弱アルカリ性の「単純泉」や、「硫黄泉」、「炭酸水素塩泉」、「塩化物泉」など7つの泉質が楽しめますよ。
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黒川温泉の周辺観光スポット
黒川温泉の周囲は緑豊かです。温泉街から車で約20分ほどのところに「鍋ヶ滝」があります。9メートルの高さから落ちる幅約20メートルほどの滝で、表側だけでなく裏からも見ることも可能。“水のカーテン”とも表現される水の流れの奥に森林がある様子はとても美しいです。広大な高原地帯「瀬の本高原」から見渡す景色もキレイなうえに雄大で惚れ惚れしちゃいます。また、冬の風物詩として田の原川に設置した竹細工をライトアップする「湯あかり」も押さえておきたい観光対象。
どこに行くか迷ったら、入湯手形を購入できる黒川温泉総合案内所「風の舎」でマップやパンフレットをもらって散策に繰り出すのもアリです。
黒川温泉の人気日帰り温泉ランキングTOP11!
黒川温泉の旅館は自然の中に溶けこむように作られた温泉が魅力です。眺めのよい温泉を備える日帰り温泉施設をランキング順にご紹介します。
第1位:個性豊かな13種類のお風呂「いこい旅館」
こちらの「いこい旅館」は、13種類ものお風呂をラインナップ。黒川温泉内で唯一「日本の名湯秘湯百選」に選出された混浴露天風呂「滝の湯」や、高い位置から数本のお湯が落ちる「うたせ湯」、四角い浴槽なかに敷き詰めた小石が足裏を刺激する「箱湯」など、個性豊かなお湯ばかり。これら日帰り利用も可能な3つのお風呂は混浴となっています。
1個50円で買える温泉たまごコーナーや無料の足湯もあるので、ちょっと小腹が空いたときや移動で足元が疲れた場合は寄ってみてください。日帰りでもこういったいろいろな入浴スタイルを楽しめるのが当旅館の魅力なのです。
「いこい旅館」の詳細情報
施設名 | いこい旅館 |
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住所 | 熊本県阿蘇郡南小国町黒川温泉川端通り |
電話番号 | 0967-44-0552 |
営業時間 | 8時30分〜21時00分 |
日帰り料金 | 大人:500円、小人︰300円 |
URL | http://www.ikoi-ryokan.com/ |
第2位:自然に囲まれた露天風呂でリラックス「山みず木」
「入湯手形」を利用して、男性用の「幽谷の湯」女性用の「森の湯」が利用できます。どちらも豊かな自然に囲まれているので、忙しい日常を忘れて心ゆくまでリラックスして入浴することが可能です。入湯手形の対象外ではありますが、貸切風呂も用意されているので、家族や恋人と混浴してプライベートな時間を満喫したいという人もぴったり。
館内にある喫茶コーナーやお土産を扱う売店は、日帰り入浴が目的の人でも利用できるので立ち寄ってみてください。宿泊利用者のために、和室をベースとした趣の異なる6タイプの部屋をラインナップしていて、客室のバリエーションも豊富です。
「山みず木」の詳細情報
施設名 | 山みず木 |
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住所 | 熊本県阿蘇郡南小国町奥黒川温泉 |
電話番号 | 0967-44-0336 |
営業時間 | 14時00分〜20時00分 |
日帰り料金 | 貸切風呂:2,000円 |
URL | http://www.yamamizuki.com/ |
第3位:手掘りの洞窟風呂で冒険気分を「新明館」
この「新明館」は、第2位で取り上げた「山みず木」の姉妹店で、名物は「洞窟風呂」。ご主人が10年の歳月をかけて手掘りしたものとなっていて、文字通りの薄暗い洞窟のなかで入る温泉は冒険のようなワクワク感を味わうことができます。混浴の「岩戸風呂」と女性用の「風の湯」もあり、入湯手形をゲットしたらぜひ体験したいお風呂のひとつといえますね。
地元の海の幸&山の幸を使って丁寧に仕上げた料理も当旅館の注目ポイント。食事をする場所は客室か囲炉裏付きの部屋かを選択可能です。宿泊希望で料理のおいしいお宿を探している人にもうってつけだと思います。
「新明館」の詳細情報
施設名 | 新明館 |
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住所 | 熊本県阿蘇郡南小国町黒川温泉 |
電話番号 | 0967-44-0916 |
営業時間 | 8時30分〜21時00分 |
日帰り料金 | 500円 |
URL | http://www.sinmeikan.jp/ |
第4位:家族風呂も日帰り利用できる「黒川荘」
入湯手形を利用する湯めぐり専用の建物で、露天風呂と室内風呂を楽しめます。貸切の家族風呂も3タイプあって、こちらは日帰り客でも利用可能。事前予約が必須ですが、電話は不可で直接フロントに出向く必要があるので、覚えておきましょう。ちなみに宿泊者専用の浴室棟もあります。こちらの旅館は、ロビーが吹き抜けを設けた開放的なつくりになっているほか、館内には喫茶店やバーが併設されていてお茶やお酒を楽しめるなど、とにかく居心地がいいです。日帰りだけでなく、宿泊で利用しても満足度が高いですよ。
「黒川荘」の詳細情報
施設名 | 黒川荘 |
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住所 | 熊本県阿蘇郡南小国町黒川温泉 |
電話番号 | 0967-44-0211 |
営業時間 | 8時30分〜21時00分 |
日帰り料金 | 600円 |
URL | http://www.kurokawaso.com/ |
第5位:わんちゃん専用温泉も完備! 「やまびこ旅館」
趣のある「岩風呂」やゴージャスな印象の「大理石風呂」、大小2つの浴槽を設けた「親子ひのき風呂」など、6種類もの貸切風呂を完備。恋人との2人旅や大切な家族と一緒に利用したくなるお宿です。「仙人風呂」と呼ばれる大小2つの露天風呂やサウナつきの内湯も取り揃えていて、好みの方法で疲れを癒せるのが魅力的。
こちらの施設は犬を飼っている方にもおすすめ。わんちゃん専用の温泉と宿泊用のゲージが用意されていて、愛犬と一緒に旅行できるんです。ちなみにロビーでは看板犬のウメちゃんが出迎えてくれるので、愛犬とお友達になれるかもしれません。
「やまびこ旅館」の詳細情報
施設名 | やまびこ旅館 |
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住所 | 熊本県阿蘇郡南小国町黒川温泉 |
電話番号 | 0967-44-0311 |
営業時間 | 8時30分〜21時00分 |
日帰り料金 | 大人:500円、小人:300円 |
URL | http://yamabiko-ryokan.com/ |
第6位:眺望のよい高台に位置する「樹やしき」
黒川温泉郷のなかでも、高台に位置する「樹やしき」は、露天風呂から贅沢な眺望を楽しめる癒しの温泉処。桶湯、立ち湯、華の湯、内湯はもちろん、自慢の混浴風呂「満天の湯」はすべて源泉かけ流し。日常を忘れて、自然と温泉にたっぷり癒されてみては。「いやしの里 樹やしき」の詳細情報
施設名 | いやしの里 樹やしき |
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住所 | 熊本県阿蘇郡南小国町大字満願寺6403-1 |
電話番号 | 0967-44-0326 |
営業時間 | 8時30分〜21時00分 |
日帰り料金 | 大人:500円、小人:300円 |
URL | https://www.kiyashiki.com/ |
第7位:お泊りはかならず2人で「和らく」
黒川温泉郷の中心部から少し離れた、奥黒川の隠れ宿。夫婦やカップルなど「二人専用」の宿というだけあり、静かな大人だけの空間を愉しめます。6種類あるといわれている黒川温泉のなかでも、「白濁の湯」が特徴の「和らく」の温泉は、肌馴染みが優しいことも人気の一つ。静寂と湯の花に包まれた大人の時間をどうぞ。
「里の湯 和らく」の詳細情報
施設名 | 里の湯 和らく |
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住所 | 熊本県阿蘇郡南小国町満願寺6351-1 |
電話番号 | 0967-44-0690 |
営業時間 | 8時00分〜21時00分 |
日帰り料金 | 大人:500円、小人:300円 |
URL | http://www.satonoyu-waraku.jp/ |
第8位:硫黄が香るにごり湯が気持ちいい「耕きちの湯」
奥黒川にある日帰り専用の温泉処。古民家を思わせる雰囲気のある屋内からは硫黄の香りが漂います。ぬるめの白濁湯が特徴で、湯の花を存分に楽しめるのが人気の理由。通常の温泉に加え、家族風呂も完備。
ゆったりのんびりした、飾らない贅沢を楽しんだあとは、隣接の食事処で空腹を満たすのもおすすめ。
「耕きちの湯」の詳細情報
施設名 | 耕きちの湯 |
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住所 | 熊本県阿蘇郡南小国町満願寺6363-1 |
電話番号 | 0967-44-0195 |
営業時間 | 9時00分〜17時00分 |
日帰り料金 | 大人:500円、小人:300円 |
URL | https://koukichinoyu.jimdo.com/ |
第9位:雑木林のなかに佇む「黒川温泉 旅館 山河」
中心部から離れた雑木林のなかに佇む「山河」は、四季折々の木々の移ろいを存分に満喫できる温泉宿。
3000坪にも及ぶ敷地内には2つの源泉を有し、露天風呂、桶湯、内湯、貸切風呂など7つの趣きある温泉が用意されているので、宿内での温泉巡りも楽しめます。なかでも、入れば皮膚病に、飲めば胃腸炎に効くと伝わる「薬師の湯」はぜひ試したい温泉の一つ。
「黒川温泉 旅館 山河」の詳細情報
施設名 | 黒川温泉旅館山河(さんが) |
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住所 | 熊本県阿蘇郡南小国町満願寺6961-1 |
電話番号 | 0967-44-0906 |
営業時間 | 8時30分〜21時00分 |
日帰り料金 | 大人:500円、小人:300円 |
URL | http://www.sanga-ryokan.com/ |
第10位:木々に囲まれた古民家風旅館「お宿のし湯」
黒川温泉郷の中心部からほど近く、温泉めぐりに抜群のアクセスを誇りながらも、青々とした雑木林に囲まれた古民家風の宿は、都会の雑踏を忘れずにはいられない閑静な空間。
こだわりの大露天風呂は、時間により光の差し込み方が変わり、ありのままの自然の風情を楽しめます。また、水深1.1メートルの立ち湯など変わり湯も豊富に揃っていますよ。
「お宿のし湯」の詳細情報
施設名 | お宿のし湯 |
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住所 | 熊本県阿蘇郡南小国町満願寺6591-1 |
電話番号 | 0967-44-0308 |
営業時間 | 7時00分〜22時30分 |
日帰り料金 | – |
URL | https://noshiyu.jp/ |
第11位:渓流に面したかけ流し露天風呂! 「帆山亭」
黒川温泉郷の最上流「東奥黒川」にひっそりと佇む「帆山亭」。全室離れでプライベート感満載の雰囲気のなか、宿の温泉はすべて源泉からの直接天然温泉かけ流し。
なかでも、すぐ真横に流れる渓流のせせらぎと、満天の星空をひとり占めできる露天風呂が自慢。肌に優しい泉質で、心も体もリフレッシュできること間違いなし!
「帆山亭」の詳細情報
施設名 | 帆山亭 |
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住所 | 熊本県阿蘇郡南小国町東奥黒川温泉 |
電話番号 | 0967-44-0059 |
営業時間 | 9時00分〜21時00分 |
日帰り料金 | – |
URL | http://www.hozantei.com/ |
黒川温泉ではカップルで貸切風呂が楽しめる?

1位の「いこい旅館」や2位の「山みず木」などでは露天風呂だけでなく、貸切風呂(家族風呂)も用意しているので、黒川温泉は2人の時間を大切にしたいカップルにもおすすめの温泉地といえますね。
黒川温泉で食事を堪能! 人気グルメランチ情報
多くの人が散策を楽しむ黒川温泉街には、もちろんグルメスポットもあります。トロトロ食感の馬肉が入ったカレーが名物のカフェレストラン「わろく屋」、サーロインを贅沢に使った豪華なハンバーガーが味わえる「風℃」など、名店が多数。入湯手形で湯めぐりを楽しみつつ、こういった料理店で絶品料理に舌鼓を打ってみてはいかがでしょう。
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黒川温泉へのアクセス方法は?
熊本県の山間部に位置する黒川温泉。熊本、福岡、大分方面からアクセスするのが一般的ですが、電車は最寄りまで通っていないため、車かバスで行くのがおすすめです。
車の場合
・福岡方面から: 国道212号線(日田-阿蘇間)約2時間30分
・熊本方面から: 国道57号線(熊本-阿蘇間)約1時間30分
・大分方面から: やまなみハイウェイ(湯布院-阿蘇間)約1時間30分
山間部のため、冬場は雪が降る可能性があります。雪が降っていない場合は、ノーマルタイヤでも問題ありませんが、降雪が心配される場合は、雪用タイヤやタイヤチェーンが必要です。
バスの場合
・福岡方面から: 「福岡駅」→(高速バス)→黒川温泉 約2時間37分
・熊本方面から: 「熊本駅」→(九州横断バス)→熊本空港→黒川温泉 約2時間40分
・大分方面から: 「別府駅」または「由布院駅」→(九州横断バス)→黒川温泉 約2時間10分
バスを利用する場合は、「黒川温泉」で下車。温泉街のなかにバス停があるので、バス停からさっそく徒歩で温泉めぐりを楽しむことができます! 少し中心部から離れた温泉には、タクシーを利用するとよいでしょう。
黒川温泉は入湯手形を活用して日帰りで楽しむ
1枚で3つの湯が楽しめる入湯手形は、黒川温泉に行ったら積極的に利用したいお得なチケット。有効期限は半年間なので、期限内にじっくり3回黒川温泉に日帰り旅行をするのもアリだと思います!
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