蔵王温泉のおすすめ日帰り温泉ランキングTOP5|混浴の日帰り湯は?【2018年版】

今回も宜しくお願い致します! 温泉ライターの山口です。今回は私の書いた記事で何度も登場している山形の蔵王温泉について。しかし、今回は日帰り温泉に特化した内容になっています。ぶらりと日帰り旅行で家族と来たり、カップルで来たりするときに役立つ内容になっていますよ! 日帰り温泉、混浴情報、そして、おすすめグルメも紹介していきます。

蔵王温泉の知識

何度かご紹介している蔵王温泉ですが再度、簡単に紹介していきますね。蔵王温泉は開湯から1900年を迎える歴史の長い温泉です。歴史をさかのぼると日本武尊(やまとたけるのみこと)の時代まで戻ってしまいます。西暦110年に開湯したと言われています。

現在の「蔵王温泉」という名称は1950年(昭和2年)からです。それまでの名称を振り返ると「多賀由温泉」、その後の「高湯温泉」と呼ばれていた期間の方が長なっています。自然湧出の温泉は47本もの源泉があり蔵王温泉の湯量は豊富。乳白色をした強酸性のお湯は美肌効果に優れていますよ!

現在の蔵王温泉は、冬のスキー客や秋には紅葉を楽しむお客さんで賑わいをみせています。観光客の割合としては外国人も多く、60%以上の方が外国人観光客となっているようですね。中でもスキー目的で訪れる韓国人の観光客が、国内では長野県に次いで2番目の多さになっています。

このようになった背景には、新幹線の開通などによりアクセスがよくなったことが大きく影響しています。蔵王温泉は、東北地方を代表する山岳リゾート地に飛躍しているんです! 宿泊も日帰りも楽しめる温泉地ですよ。

「湯めぐりこけし」を利用すればお得に日帰り温泉が楽しめる

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女子旅にも人気なのが、蔵王温泉の「湯めぐりこけし」です。蔵王温泉にあるいくつかの旅館や入浴施設で、日帰り入浴をお得に楽しむことができます。シール3枚と絵つけ前のこけしがセットになっており、シール1枚につき1人1か所の日帰り入浴が楽しめます。1セット1,300円で、蔵王温泉バスターミナルに併設されている観光案内所のみ、購入可能です。

通常、蔵王温泉の日帰り入浴は1回1,000円から1,500円ほどかかる場所が多いため、1,300円で3か所巡れるとなるとかなりお得です。付属のこけしは、プラス230円で絵入れ体験もできるので、旅の良いお土産にできそうです。

蔵王温泉のおすすめ日帰り温泉ランキングTOP5

それでは早速、今回の本題の日帰り温泉を5つご紹介します!どれも甲乙つけがたいスポットばかりです!

第1位:木々の緑に囲まれた「蔵王温泉大露天風呂」

リーズナブルに蔵王の自然を感じながら入浴したい! そんな方に特におすすめしたい「蔵王温泉大露天風呂」。大人の入浴料550円、子供は300円で入浴できます。降雪時や12月から3月までは閉鎖されるのは残念ですが春から秋にかけては人気No. 1の日帰り温泉。山裾につくられている浴場は手を伸ばせば木々に手が届いてしまいます! 木でつくられた通路と石が敷き詰められた浴場は開放感も情緒も感じることでしょう! 朝の6時から営業していますので早くから訪れてその後の観光にもうってつけ!

「蔵王温泉大露天風呂」の詳細情報

施設名 蔵王温泉大露天風呂
住所 山形県山形市蔵王温泉荒敷853-3
電話番号 023-694-9417
営業時間 6時30分〜18時00分
定休日 11月下旬〜3月
料金 大人:550円、小人:300円
URL http://www.jupeer-zao.com/roten/

第2位:浴槽も内装もすべて木の温泉「蔵王四季のホテル」

宿泊でも人気の旅館ですが日帰り入浴にもおすすめなのが「蔵王四季のホテル」。「離れ湯 百八歩」はホテルから108歩離れたところに浴室があります。それだけでも情緒や風情を感じませんか?ワクワクしながらたどり着く離れ湯は天井から浴槽、壁まで全て木でつくられています。一番のおすすめは内風呂。周りがガラス張りになっていますので露天風呂と同様に蔵王の景色を眺めることができます! ただ、貸切風呂としての利用や混浴はできません。昼食と客室付きのプランもありますのでゆっくりしたいときにはおすすめです!

「蔵王四季のホテル」の詳細情報

施設名 蔵王四季のホテル
住所 山形県山形市蔵王温泉1272
電話番号 023-693-1211
営業時間
定休日
料金
URL http://www.zao-shikinohotel.jp/hanareyu/

第3位:庭園の一角に温泉! 「湯の花茶屋 新左衛門の湯」

「新左衛門の湯」も日帰り入浴で評価の高い施設になっています。食事処、お土産処として多くの観光客や利用客が訪れています! おすすめは露天風呂。周りは石で囲まれた丸い浴槽になっていて、木でつくられた矢倉屋根が被せてあります。木の壁で囲まれたスペースには木々がところどころに植えられており、日本庭園の中でお風呂に入っている気分を味わえますよ! 貸切風呂や混浴風呂は用意されていませんが、食事付きプランも用意されていますしお土産も買うことができます。

「湯の花茶屋 新左衛門の湯」の詳細情報

施設名 湯の花茶屋 新左衛門の湯
住所 山形県山形市蔵王温泉川前905
電話番号 023-693-1212
営業時間 平日:10時00分〜18時30分、土日祝日:10時00分〜21時30分
定休日
料金 大人:700円、小人:400円、幼児:200円
URL http://zaospa.co.jp/

第4位:気軽に立ち寄れる「蔵王温泉 共同浴場」

温泉はほどほどに楽しんで周辺の観光、冬であればスキーを存分に楽しみたい時には「共同浴場」がおすすめです。一番の魅力は200円という安さで蔵王温泉の自慢のお湯を楽しめるところ。共同浴場蔵王温泉の中に3箇所あります。テイストはどこも同じで木の床、木の浴槽で旅館の露天風呂や大浴場に比べれば少し狭く感じるかもしれませんが、安さと営業時間の長さ(6時から22時)を考えるとおすすめ度は高いです! 足湯も用意されていますので「観光で歩き疲れた!」など、気分に応じて利用してみましょう。

「蔵王温泉 共同浴場」の詳細情報

施設名 蔵王温泉 共同浴場
住所 上湯:山形県山形市蔵王温泉45-1
下湯:山形県山形市蔵王温泉30-2
川原湯:山形県山形市蔵王温泉43-3
電話番号 023-694-9328(蔵王温泉観光協会)
営業時間 6時00分〜22時00分
定休日 年中無休
料金 大人:200円、小人:100円
URL http://www.zao-spa.or.jp/about/

第5位:開放感いっぱいの庭園風呂が人気! 「大平ホテル」

ペットと泊まれる人気の宿。日帰り温泉のプランも充実しています。個室休憩付きと3つの昼食付きプラン。もっと安く済ませたいときには日帰り入浴と無料の大部屋でごろ寝ができるプランもあります。日帰り入浴は500円となっていますね!

貸切風呂も4つ用意されていますが、好評なのは露天風呂(庭園風呂)です。内湯と隣接していますので内湯で体を温めてから露天を楽しんでみてください! 木の温もりあふれる、少し小さめの浴槽となっていますが、周りには砂利が敷き詰められ目の前には木々の緑が広がっていて開放感があります。また冬に、浴槽の縁へ雪が積もった様子は風情ありますよ!

「大平ホテル」の詳細情報

施設名 大平ホテル
住所 山形県山形市蔵王温泉825
電話番号 023-694-9422
営業時間 12時00分〜21時30分
定休日
料金 大人:1,000円、小人:500円、3才以下:無料
URL http://www.oohira.co.jp/

蔵王温泉のおすすめグルメ5選

ここからは、日帰り温泉を楽しむときに是非とも食べて欲しい蔵王温泉のおすすめグルメを紹介していきます! 山形ならでは、蔵王温泉ならではのグルメを厳選しています!

その1:山形を代表するB級グルメ「玉こんにゃく」

山形を代表するB級グルメと言っていいでしょう!「玉こんにゃく」! 丸いこんにゃくをしょう油ベースで煮込んでいるだけですが、シンプルでとても美味しいですよ! お土産やさんやお食事処、旅館など様々なところで販売されていますので、ぜひ、食べてみてください。串に煮込まれた玉こんにゃくが4個くらい刺さっています。価格もリーズナブル。

「玉こんにゃく」の詳細情報

商品名 玉こんにゃく
取扱店 道の駅 川のみなと長井
住所 山形県長井市東町2-50
電話番号 0238-87-1121
営業時間 9時00分〜18時00分
URL http://kawanominato.jp

その2:笹の葉に乗った伝統和菓子「いが餅」

蔵王温泉街にある人気の喫茶店「さんべ」。私も何度かお邪魔したことがあります! 蔵王温泉名物の「いが餅」がおすすめです。いが餅とは白い餅生地の中にこしあんが入っているまんじゅうに似た餅。笹の葉に、さんべを3つ乗せた形で出て来ます。お土産でも買うことができますが日持ちはしませんので買ったその日のうちに食べてくださいね! いが餅以外にも喫茶メニューが充実していますので休憩がてら訪れてみてください。ちなみに、今もいるのか不明ですが看板猫がいる記憶があります。

「いが餅」の詳細情報

商品名 いが餅
店舗名 さんべ
住所 山形県山形市蔵王温泉973-1
電話番号 023-694-9538
営業時間 9時00分~18時00分
定休日 不定休
URL http://yamagatakanko.com/fooddetail/?data_id=8372

その3:毎日採れたて野菜で調理! 「しばママのお店」

ヘルシーなランチを楽しめるお店です。元気なママさんがいつも調理や接客をしてくれますよ! 自慢は自家製のお米や野菜をふんだんに使ったランチメニュー。なんでも、しばママが出勤前に畑で収穫してきた野菜を使っているとのことです! 人気のメニューは野菜を多く使ったカレーやヘルシーなサラダ。彩りもよく食欲が増しますよ! 腹ごしらいをして温泉に行ってみませんか?

「しばママのお店」の詳細情報

店舗名 しばママのお店
住所 山形県山形市蔵王温泉川前939-3
電話番号 023-694-9080
営業時間 6月~10月:11時30分~24時00分
11月~5月:11時30分~16時00分
定休日 不定休
URL http://www.concierge-zao.info/shibaski

その4:樹氷を眺めながら食事ができる「レストラン山頂」

蔵王温泉スキー場をロープウェイを乗り継いで山頂に行くとたどり着ける「レストラン山頂」。山頂にあるため、冬場の白くて綺麗な樹氷を眺めながら食事を楽しむことができます! スキー場でスキーやスノーボードを楽しみながら、こちらで昼食。その後は日帰り入浴。そんな旅行プランはどうでしょうか?ただし、ゲレンデの中では一番混むレストランですので早めに行ってみましょう。おすすすめしたいのは山形の名物「芋煮」とそばが同時に味わえる「芋煮そば」! 絶品であること間違いなしです!

「レストラン山頂」の詳細情報

店舗名 レストラン山頂
住所 山形県山形市蔵王温泉229-3
電話番号 023-694-9728
営業時間 8:30〜16:00(樹氷ライトアップ期間中は〜20:30)
URL http://zaoropeway.co.jp/restaurant

その5:蔵王の隠れた名物ジンギスカンの店「桃園酒家」

蔵王温泉や山形のグルメとしては少し意外に思うかもしれませんが「ジンギスカン」も有名です。ジンギスカンといえば札幌や北海道のイメージではないでしょうか?しかし、蔵王温泉でも味わうことができます。「桃園酒家」は蔵王温泉街でもジンギスカンが美味しくて有名なお店。営業時間は夕方以降になりますので日帰り入浴を楽しんだ後に立ち寄ってみてはどうでしょう?食べ応えのあるジンギスカンで人気があります!

「桃園酒家」の詳細情報

店舗名 桃園酒家
住所 山形県山形市蔵王温泉24-1
電話番号 023-694-2080
営業時間 17:30~24:00
URL

蔵王の温泉とグルメを楽しもう

蔵王温泉はスキー場もあり東方地方では随一の山岳リゾートとなっています。温泉の質も女性には嬉しい美肌の湯。日頃の疲れを癒しながら周辺のグルメも堪能してみませんか?

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