妙見温泉が人気の5つの理由!おすすめ温泉旅館・観光名所・名物グルメ・お土産は?

妙見温泉 鹿児島県

鹿児島県霧島市に流れる天降川のほとりにたたずむ「妙見温泉」は、緑の多い自然豊かな温泉地で、九州の中でも近年人気が高まっています。

その人気の理由を、おすすめの温泉旅館、周辺の観光名所やグルメ、お土産など、さまざまな情報とともにお届けします。

妙見温泉が人気の5つの理由!

その1.新川渓谷温泉郷の中心的温泉地

鹿児島県霧島市を流れる天降川の侵食作用によって生まれた美しい渓谷の「新川渓谷」。その一帯に点在する温泉地を総じて「新川渓谷温泉郷」と呼びます。その中のひとつである「妙見温泉」は、もっとも大きい中心的な温泉地で、新川渓谷温泉郷を楽しむには最適です。

その2.自然豊かな露天風呂が楽しめる

天降川のほとりの自然豊かな立地に温泉旅館の集まり、開放感のある緑に囲まれた露天風呂が人気です。吊橋や公園、滝など周囲をゆっくりと散策するのもおすすめです。

その3.飲泉可能の温泉水

妙見温泉の泉質は「ナトリウム炭酸水素塩泉」で、神経痛、筋肉痛、関節痛、皮膚病、冷え性、疲労回復、やけど、きりきずなどに効果効能があるといわれます。

飲泉可能な温泉でもあり、飲用適応症は胃十二指腸潰瘍・逆流性食道炎・糖尿病・痛風です。※衛生上等の理由から、飲泉できる温泉は全国的に限られています。本当に飲める温泉か、必ず確認してください。

「炭酸水素塩泉」の効果効能

泉質名 炭酸水素塩泉(掲示用泉質)
浴用適応症 きりきず、末梢循環障害、冷え性、皮膚乾燥症
飲用適応症 胃十二指腸潰瘍、逆流性食道炎、糖尿病、痛風

炭酸水素塩泉についてもっと詳しく

その4.看板猫がいっぱい!

妙見温泉は、7軒の旅館に「看板猫」がいる猫だらけの温泉地です。2019年にリニューアルオープンした「妙見温泉ねむ」(旧妙見ホテル)の看板猫「ユキ」をはじめ、いたるところでネコちゃんがお出迎えしてくれます。

「ねむ」では毎年2月に「妙見温泉ねこ写真展」を行っており、猫好きの注目を集めています。

▲「ねこ写真展」の公募作品

「第2回妙見温泉ねこ写真展」の詳細情報

イベント会場 妙見温泉ねむ
開催期間 2020年2月1日(土)~29日(土)
開催時間 10時00分〜19時00分
(最終入館18時30分)
料金 無料
お問い合わせ https://www.city-kirishima.jp/event/

その5.鹿児島空港から近い!アクセスが良くて秘湯情緒も◎

大分県に次いで全国2位の源泉本数をほこる鹿児島県。空の玄関口では、そんな温泉大国らしい足湯がシンボルとなっています。

足湯「おやっとさぁ」の目の前から発着する路線バスに乗って、25分で妙見温泉についてしまいます。1日5往復運行されていて、運賃は390円。国分駅・隼人駅からも運行されていて、公共交通でのアクセスが充実しています。

もちろん車での移動も便利。鹿児島空港から約20分、鹿児島市街から1時間ちょっとです。

アクセスが良いにもかかわらず、秘湯情緒あふれる妙見温泉。温泉好きに人気が高いのも納得です。

 

妙見温泉のおすすめ温泉宿TOP3

第1位:露天風呂付きのお部屋でくつろぐ「妙見石原荘」

「妙見石原荘」は露天風呂付き客室「石蔵」が自慢の高級温泉旅館。天降川を眺めながらゆっくりと浸かれる源泉かけ流しの露天風呂の付いたお部屋は、極上のプライベート空間です。泉質は「ナトリウム・カルシウム・マグネシウム-炭酸水素塩泉」で、きりきず・末梢循環障害・冷え性・皮膚乾燥症に効果効能があります。

本館は、和洋異なるタイプの雰囲気抜群のお部屋でゆっくりくつろげます。部屋風呂以外に、川沿いの開放感抜群の露天風呂や大浴場も楽しめます。鹿児島の旬の食材を使った料理も自慢で、食事の美味しいお宿としても評判です。

「妙見石原荘」の施設情報

施設名 妙見石原荘
住所 鹿児島県霧島市隼人町嘉例川4376
電話番号 0995-77-2111
URL https://www.m-ishiharaso.com/

第2位:リーズナブルな素泊まり専用の温泉宿「妙見温泉 きらく温泉」

「妙見温泉 きらく温泉」は、リーズナブルな価格で気軽に宿泊できる素泊まり専用の温泉宿。泉質は「炭酸水素塩泉・ナトリウム・カルシウム塩化物泉」で、効能は関節痛・慢性消化器病・リウマチ・神経病など。

客室はシンプルで落ち着いた雰囲気の和室で、共用の炊事場やコインランドリーも完備。一人旅や長期滞在などで利用するのに便利です。温泉は源泉かけ流しの露天風呂に、大浴場、貸切風呂があります。

「きらく温泉」の施設情報

施設名 妙見温泉 きらく温泉
住所 鹿児島県霧島市隼人町嘉例川4385
電話番号 0995-77-2337
URL http://kiraku-onsen.com/

第3位:贅沢にシャワーも温泉!「妙見温泉 妙見田中会館」

「妙見田中会館」は、すべての客室から天降川の景観を楽しめます。泉質は「炭酸水素塩泉 ナトリウム・カルシウム塩化物泉」で、効能は関節痛・慢性消化器病・リウマチ・神経病など。お風呂は100%源泉かけ流しの貸切露天風呂と大浴場を完備。豊富な湯量を誇り、シャワーも温泉という贅沢さ。山菜などの山の幸や鹿児島湾で獲れた海の幸、鹿児島名産の黒豚や黒毛和牛などを使った料理も宿の自慢です。

「妙見田中会館」の施設情報

施設名 妙見温泉 妙見田中会館
住所 鹿児島県霧島市牧園町下中津川1
電話番号 0995-77-2311
URL http://www.tanakakaikan.co.jp/

妙見温泉周辺のおすすめ観光スポットTOP3

第1位:年間150万人が訪れる人気の古社「霧島神宮」

妙見温泉から車で30分ほどにある「霧島神宮」は、年間約150万人もの参拝者が訪れる、一番人気の観光名所。深い緑に包まれた自然豊かな参道を抜けると、美しく格調高い朱塗りの社殿が現れます。境内には四季折々の自然が広がり、春の桜、秋の紅葉が有名です。樹齢800年以上の御神木や、国歌でも詠まれている「さざれ石」があり、パワースポットとしても人気です。

「霧島神宮」の施設情報

施設名 霧島神宮
住所 鹿児島県霧島市霧島田口2608-5
電話番号 0995-57-0001
URL http://www.kirishimajingu.or.jp/

第2位:幕末ロマンに想いを馳せる「塩浸温泉龍馬公園」

車で10分ほどにある「塩浸温泉」は、妙見温泉とともに「新川渓谷温泉郷」を形成する温泉地のひとつ。幕末の志士・坂本龍馬と、その妻おりょうが、日本ではじめてといわれる新婚旅行の際に訪れ、長く滞在したことでも有名で、龍馬とおりょうの像や資料館があります。温泉好きはもちろん、歴史好きの方にも欠かせないスポットです。

「塩浸温泉龍馬公園」の施設情報

施設名 塩浸温泉龍馬公園
住所 鹿児島県霧島市牧園町宿窪田3606
電話番号 0995-76-0007
URL http://www.kagoshima-kankou.com/guide/50892/

第3位:洞窟の中に現代アート!?「熊襲の穴」

妙見温泉の西側にある「熊襲の穴」。女装した「ヤマトタケルノミコト」に殺された、古代・南九州の民族「クマソ」の首領「川上タケル」の住居として伝わっています。入り口は狭く、穴の中は意外と広く、現在は芸術家・萩原貞行氏のモダンアートが描かれています。

「熊襲の穴」の施設情報

施設名 熊襲の穴
住所 鹿児島県霧島市隼人町嘉例川
電話番号
URL http://www.kagoshima-kankou.com/guide/10134/

妙見温泉で食べるおすすめグルメTOP3

第1位:薩摩地鶏を味わい尽くす「地鶏の里 永楽荘」

妙見温泉から車で10分ほどにある「地鶏の里 永楽荘」は、緑に囲まれた隠れ家的お食事処。薩摩地鶏を使った地鶏焼きや鳥刺しをはじめ、鹿児島産の黒牛や黒豚などの料理が供されます。温泉宿も隣接しており、美味しい食事の前後に温泉も……という楽しみ方がおすすめです。

「地鶏の里 永楽荘」の施設情報

店舗名 地鶏の里 永楽荘
住所 鹿児島県霧島市隼人町松永3766
電話番号 0995-42-3210
営業時間 11:00~15:00/ 17:00~22:00
定休日 年中無休
駐車場 有(15台)
URL http://www.kirinavi.com/content/eirakusou/

第2位:そうめん流しと川魚料理「清流と緑の里 アルプス」

車で5分ほどにある「清流と緑の里 アルプス」は、そうめん流しや釣り堀などが楽しめる人気スポット。鹿児島のそうめん流しは、水がグルグルと流れる器具で食べるのが主流で、勢いよく流れる中にそうめんを投入し、すくって食べます。釣り堀で釣ったマスを塩焼きにしたり、鯉こくなども楽しめます。カップルや家族連れにおすすめします。
季節によっては営業していない場合があるので事前に要確認。

「 清流と緑の里 アルプス」の施設情報

店舗名 清流と緑の里 アルプス
住所 霧島市隼人町嘉例川3562-3
電話番号 0995-77-2737
営業時間 11:00頃~16:00頃(4月から10月くらいまで営業、要確認)
定休日 不定休
駐車場
URL http://www.kirinavi.com/summer_special/alps/

第3位:旬の味をランチで楽しみ、食後は温泉「妙見石原荘」

おすすめの温泉宿でも紹介しましたが、食事処の利用としても大変おすすめ。もちろん宿泊するのが一番のおすすめですが、温泉と食事が楽しめる日帰りプランも用意されているため、一泊する時間のない人にもおすすめです。季節の旬の食材を使ったランチと会席料理を楽しむことができ、素材の美味しさを生かした料理から手の込んだ料理までどの料理もかなりのレベル。

「妙見石原荘」の施設情報

店舗名 妙見石原荘
住所 鹿児島県霧島市隼人町嘉例川4376
電話番号 0995-77-2111
営業時間 昼休憩プラン11:00~15:00
※要確認
定休日 年中無休
駐車場 有(50台)
URL https://www.m-ishiharaso.com/

妙見温泉のおすすめお土産TOP3

第1位:創業明治17年、老舗の味「生かるかん」

創業明治17年創業の老舗「徳重製菓とらや」のおすすめが「生かるかん」。かるかんは鹿児島の伝統的な御菓子で、ご当地銘菓を独自の工夫で現代風に仕上げたお菓子です。霧島の天然水と地元の特産品の自然薯を使った、しっとりとした食感と餡の上品な甘味が特徴。鹿児島土産としておすすめの一品です。

「生かるかん」生産会社情報

生産会社 徳重製菓とらや
販売場所 各店舗
電話番号 0995-46-1117
URL https://www.kokubutoraya.com/

第2位:霧島神社土産の定番「鉾餅」

代表的な観光スポット「霧島神宮」でしか購入することのできないお菓子が「鉾餅」です。霧島の天孫降臨神話にある、高千穂の峰に突き立てられた「天の逆鉾(あまのさかほこ)」に由来した御神饌の鉾餅をかたどったお菓子で、霧島のお土産として一番におすすめします。

「鉾餅」の生産会社情報

生産会社 霧島神宮
販売場所 霧島神宮休憩所
電話番号 0995-57-0001
URL 食べログ

第3位:生かるかんと人気を分け合う「丸十生サブレ」

「生かるかん」でご紹介した「徳重製菓とらや」のもうひとつの看板商品が。「丸十生サブレ」は生サブレの名前の通り、柔らかな食感のサブレで、クッキーとカステラの中間のような食感が特徴。シンボルの「丸十の家紋」は、薩摩藩主・島津家の家紋。若い方に人気のお土産です。

「丸十生サブレ」生産会社情報

生産会社 徳重製菓とらや
販売場所 各店舗
電話番号 0995-46-1117
URL https://www.kokubutoraya.com/

幕末の志士も愛した新川渓谷温泉郷

妙見温泉のある新川渓谷温泉郷は、坂本龍馬夫妻が立ち寄った「塩浸温泉」や西郷隆盛が頻繁に訪れたといわれる「日当山温泉」など、温泉好きの方はもちろん、幕末好きの方におすすめの温泉地です。ぜひお見知り置きを!

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