古湯温泉の人気日帰り温泉ランキングTOP5!個室貸切風呂がおすすめ

古湯温泉

「古湯温泉」は、どこか懐かしさの漂う温泉郷です。古湯温泉があるのは、佐賀県の県庁所在地で行政や経済の中心となっている佐賀市。平成17年に佐賀市と合併した旧富士町にあり、佐賀県と福岡県との県境にひっそりと佇む温泉地です。今回はそんな古湯温泉で人気の日帰り温泉を、貸切風呂の情報をまじえながらランキング形式でご紹介していきます。

古湯温泉の魅力

古湯温泉は、自然豊かな緑の谷間にある温泉郷。川上川に沿って、風情のある旅館が多く立ち並んでいます。

古い歴史をもつこちらの温泉地には、およそ2200年前に秦の始皇帝の命令で不老長寿の薬を求め派遣されてきた徐福によって発見されたという伝説がのこる古湯。斎藤茂吉のゆかりの地でもあります。

古湯温泉の特徴

泉質は無色無味無臭の「アルカリ性単純温泉」で、水素イオン濃度(ph9.5)の高さは全国でも上位レベルを誇る「美人の湯」です。肌触りが柔らかくて、肌への刺激が少ないのが特徴。また、38℃~40℃というぬる湯なので、非常にのんびりと浸かることができます。

「単純温泉」の効果効能

泉質名 単純温泉(掲示用泉質)
浴用適応症 自律神経不安定症、不眠症、うつ状態
飲用適応症 なし

単純温泉についてもっと詳しく

古湯温泉でおすすめの人気日帰り温泉ランキングTOP5

古湯温泉の人気日帰りランキングTOP5をご覧ください。

第1位:長年にわたって地元の人に親しまれてきた共同浴場「英龍温泉」

「英龍温泉」は、古湯温泉バス停で下車してすぐのところにあります。佐賀大和ICからは国道323号を古湯方面へ約13km。

慶応3年に発掘された温泉で、長年にわたって地元の人に親しまれてきた共同浴場です。ぬるめと熱めの二つの湯船があり、一つの温泉で二つの源泉が楽しめます。その内のひとつが「英龍泉」で34℃とぬるめ、もうひとつが「徐福泉」で43℃と熱めになっています。新陳代謝を高めるために、入れ替わり立ち替わりで交互に浸かる人が多いです。

ぬるめの湯は、長くじっくり入っていられるためか、ついつい居眠りしてしまう人が多いようで、「うたたねの湯」と呼ばれています。美人の湯、美肌の湯と言われるだけあって泉質は肌に優しく、ぬめりがあり特に女性から人気です。

入浴時間は9:00から21:30(10月から3月までは21:00)まで。休憩+入浴は大人500円、子ども300円。入浴のみの料金は大人350円(17:00以降は300円)、子ども160円。

「古湯源泉 英龍温泉」の施設情報

施設名 古湯源泉 英龍温泉
住所 佐賀県佐賀市富士町古湯835
電話番号 0952-58-2135
URL http://www.shokokai.or.jp/100/41/4130610007/index.htm

第2位:豊富な湧出量を誇る自家源泉を活用している「古湯温泉 ONCRI」

「古湯温泉ONCRI(おんくり)」は天河橋バス停で下車してすぐ、佐賀大和ICからは国道323号を古湯方面へ12kmのところにあります。

「ONCRI/おんくり」とは、頂戴したご恩を誰かに送る、その方がまた誰かにという、「恩送り」、「感謝の連鎖」を意味しているのだそう。「ONCRI/おんくり」の別館の湯処「SHIORI」は日帰り入浴が可能です。

「SHIORI/しおり」という名前には、「読みかけの本に栞を挟むように日々の生活に一息入れてゆっくり寛いでいただきたい」という宿の想いが詰まっているとのこと。

豊富な湧出量を誇る自家源泉を活用して、格別の眺望が楽しめる露天風呂をはじめ、檜風呂・桶風呂・箱蒸し風呂・寝湯・立湯・足湯など豊富な入浴設備が設けられているので、思う存分天然温泉を楽しむことができます。その他にも、歩行湯・陶器風呂・サウナ・ジェットバス・打たせ湯・岩風呂・桶風呂など15種類の浴槽を完備。

泉温は38℃のぬる湯。身体に負担がかからず、長時間浸かっていられるので、とてもリラックスできますよ。入浴料は大人1,200円です。

「古湯温泉 ONCRI」の施設情報

施設名 古湯温泉 ONCRI
住所 佐賀県佐賀市富士町古湯556
電話番号 0952-51-8111
URL http://www.oncri.com/concept/index.html

第3位: 足元から源泉が湧出する全国的にも珍しい砂湯がある「鶴霊泉」

「鶴霊泉(かくれいせん)」は、古湯温泉バス停で下車し徒歩3分。佐賀大和ICから国道323号を古湯方面へ12km、温泉街の中心にある宿。

こちらの源泉は、2200年前に徐福が発見したといわれているもの。歌人の斎藤茂吉、画家の青木繁らが湯治で長逗留した温泉としても知られています。

こちらの宿には、足元から源泉が湧出する全国的にも珍しい浴槽「砂湯」があります。「砂湯」は、岩盤に敷き詰められた砂の間から湧き出る源泉の真上にある浴槽。その珍しさから、日本温泉遺産を守る会より温泉遺産として認定をうけています。

泉温は38℃ほどでちょっとぬるめのお湯。肌に心地よく、のんびりゆっくりと温泉を楽しむことができます。歴史と伝統を感じさせられる趣のある建物と四季の移り変わりを楽しむことができる庭園に、心も体も癒されることでしょう。また、貸切庭園風呂でも温泉に浸かりながら優美な庭園を独り占めできますよ。

「古湯温泉元湯旅館 鶴霊泉」の施設情報

施設名 古湯温泉元湯旅館 鶴霊泉
住所 佐賀県佐賀市富士町古湯875
電話番号 0952-58-2021
URL http://kakureisen.com/

第4位:古湯温泉の町が一望できる素晴らしい景観を誇る旅館 「杉乃家」

「杉乃家」は古湯温泉バス停で下車し徒歩15分、佐賀大和ICから国道323号に出て、一般道を古湯方面へ14km走ったところにあります。

高台にある杉乃家は、古湯温泉の町が一望できる素晴らしい景観を誇る旅館です。威厳のある外観と清潔感のあるロビーがとても印象的。山に沈む夕陽や、街明かり、空の星々などを望むことができ、安らぎと癒しを与えてくれます。嘉瀬川のせせらぎが聞こえるほどの静けさの中、時間がゆったりと流れているかのようなくつろぎのひと時を過ごしてみるのもいいですね。

ここ杉乃家では、内風呂や混浴露天風呂に加え、3つの貸切風呂で日帰り入浴が可能です。貸切風呂は内風呂1つに半露天風呂が2つ。古湯温泉の一番高台にあるため、貸切露天風呂のヒノキや大理石風の浴槽からは古湯温泉周辺の景色を眺めることができます。桜の季節には入浴しながらお花見もできますよ。ぜひ貸切風呂も試してみてください。古湯温泉の特徴である約38度のぬる湯で、肌触りが心地よい泉質です。入浴料は大人700円となっています。

「杉乃家」の施設情報

施設名 杉乃家
住所 佐賀県佐賀市富士町古湯温泉
電話番号 0952-58-2216
URL http://www.furuyu-suginoya.com/

第5位:食事付き日帰りプランがおすすめ「風がささやく離れの宿 山あかり」

「風がささやく離れの宿 山あかり」は、古湯温泉バス停で下車し徒歩3分、佐賀大和ICから国道323号に出て、古湯方面へ13km走ったところにあります。

貸切の離れが6室のみのこじんまりとしたこちらの宿は、全室に露天風呂を完備。地元の食材が中心の会席料理とおばんざいを楽しむことができます。

入浴のみの利用もできますが、食事付き日帰りプランがおすすめ。女湯の内風呂と男湯の露天風呂は日帰り入浴が可能です。

大浴場の「三日月」と「十五夜」では、交互に男女が入れ替えに。ぬる湯に長く浸かっていると、体の芯まで温まります。天気のよい日に静かな山並みを眺めながら、ゆっくりと柔らかなお湯を楽しむ時間は最高ですよ!

立ち寄り湯は、11:00〜14:00と18:30〜20:00の時間帯が利用可能。入浴料は大人 800円、小人 400円となっています。また、食事付き入浴は、11:00〜14:00の間でメニューによって、4,000円から2プランがあります。食事は個室で、大浴場の利用です。

「風がささやく離れの宿 山あかり」の施設情報

施設名 風がささやく離れの宿 山あかり
住所 佐賀県佐賀市富士町古湯792-1
電話番号 0952-58-2106
URL http://www.yamaakari.com/

古湯温泉でリフレッシュ

古湯温泉のお宿のお風呂は、ほとんどが38℃前後と、一般の温泉より低温度であるのが特徴。熱めのお湯が好きな方には好まれないかもしれませんが、冷たいわけではないため、時間の許す限り、長くゆっくりとお湯に浸かっていられます。そうすることで体の芯まであたたまることができ、冬場でも湯冷めするようなことは、ほとんどありません。

古湯温泉を訪れる際は、十分に時間に余裕を持って、ゆっくり、のんびりとお湯に浸かることを心がけてみてください。きっと、心身ともにリフレッシュすることができますよ。

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