薬湯とは?成分や効果効能からおすすめ温泉宿ランキングTOP3まで

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日本古来より、湯治目的に入浴されている「薬湯」。その歴史や成分、効果効能をご紹介。さらには日本三大薬湯として名高い「草津温泉」、「有馬温泉」、「松之山温泉」のおすすめ温泉宿もピックアップ! いまいち体調が優れないな、という方に、ぜひとも訪れていただきたい名湯をお届けします。

薬湯とは? 定義は?


「薬湯」とは、漢方などの生薬や薬剤を入れた風呂、または温泉の療養泉の効果が発揮された風呂のことです。読み方は「くすりゆ」で、「せんじぐすり」や「湯薬」と称されることもあります。

本来薬湯は体の不調を整える湯治目的のためのお風呂です。しかし、血行を促進したり、湯冷めをしない効果があるとして、老若男女さまざまな人たちに愛されています。

薬湯の種類について


薬湯に使われる生薬や薬品は、じつに多くの種類があります。

生薬の場合は漢方薬でも馴染み深い、ドクダミ、ハッカ、ヨモギ、カッコンなど、草花や薬草が主な成分です。植物の精油成分や、生薬がもつそれぞれの効果が期待できます。

薬品としてはホウ酸、重炭酸ナトリウム、硫化物、薬草などが使用されます。重曹を入れるとじわじわと温浴効果が高まるので、加えて含まれることが多い印象です。

そのほかに、療養泉として知られる各温泉地でも、湯治目的の薬湯が高い人気を誇っています。

療養泉とは?

薬湯の歴史! 日本三大薬湯はどこ?


薬湯が日本に伝わったのは、中国から仏教が伝来されたとされる飛鳥時代のこと。仏教とともに中国の薬草療法が伝わり、それをもとに湯治法をあみ出したのがきっかけです。

そこから人々の日常に馴染んできた薬湯。日本では「日本三大薬湯」として有名な、群馬県の「草津温泉」、兵庫県の「有馬温泉」、新潟県の「松之山温泉」が繁栄し、今もなお世界中から訪れる湯治目的の観光客でにぎわっています。

薬湯は本当に効果があるの?


薬湯には保温・保湿・発汗・美肌などの作用があるとされています。また、たむし・あせも・しもやけ・神経痛・肩凝り・腰痛などを緩和すると謳われることもあり、体のさまざまな不調を整えてくれます。

しかし正確に言えば、生薬由来の薬湯における科学的な効果は証明されていません。

多種多様な生薬から成り立つ薬湯の場合、たくさんの物質や成分がにじみ出ているため、その一つ一つの効果を科学的に証明することはなかなか難しいようです。

とはいえ体を温める効果があるとされる「生姜」や「ニンニク」を使った薬湯であれば「冷え性」や「生理痛」が緩和されるなど、漢方薬とおなじく効果効能が明記されることも。

漢方薬と同様、多様な症状にあわせて入浴すれば、草花がもつ本来の成分や精油のちからで体の治癒力を高めてくれるのではないか、ということです。

一方、薬品を使った薬湯であれば科学的根拠のある効果が期待できることも。入浴の際はしっかりと成分を確認し、適切な薬湯に浸かりましょう。

薬湯のおすすめ人気温泉宿ランキングTOP3

薬湯といえば、「日本三大薬湯」として有名な群馬県の「草津温泉」、兵庫県の「有馬温泉」、新潟県の「松之山温泉」へ訪れて! 世界的にも珍しいたくさんの成分が混合した温泉で、こちらは温泉法が定めた明確な効果効能が実感できます。

第1位:湯治のための長期滞在がおすすめ 「草津温泉 山口荘」

日本一の自然湧出量を誇る草津温泉は、戦国時代から湯治目的の武将が訪れたり、江戸時代の文人・歌人が足を運ぶなど、すさまじい薬湯効果があるとして愛される名湯です。

「草津白根山」の火山ガスが地下水に混じり合って生まれる源泉には、薬湯効果のある成分がたっぷり。恋の病以外治せないものはないというのだから、訪れて損はありません。

お宿は“湯治の宿”として人気の「山口荘」へ。一週間から十日以上の湯治をおこないたいという中期滞在者も歓迎しています。

「草津温泉 湯治の宿 山口荘」の詳細情報

施設名草津温泉 湯治の宿 山口荘
住所群馬県吾妻郡草津町大字草津470-3
電話番号0279-88-3407
営業時間チェックイン:14時00分〜、チェックアウト:〜10時00分
定休日不定休
利用料金(2名1泊2食) 3泊まで:5,600円、4泊〜5泊まで:5,100円、6泊〜9泊まで:4,900円、14泊まで:4,800円、15泊以上4,600円(税込)
※別途入湯税として1泊につき100円、一人での宿泊:上記料金+500円/1泊あたり
駐車場無料
URLhttp://yamaguchisou.main.jp/

第2位:五右衛門風呂で有馬の名湯を「有馬温泉 ホテル花小宿」

有馬温泉の代表的な源泉「金泉」「銀泉」には、環境省が定めた9つの主成分(単純性温泉、二酸化炭素泉、炭酸水素塩泉、塩化物泉、硫酸塩泉、含鉄泉、硫黄泉、酸性泉、放射能泉)のうち、硫黄泉と酸性泉をのぞいた7つの成分が含まれています。

強力な殺菌効果があり、カルシウムイオンがたっぷり。「銀泉」は飲用もでき、胃液の分泌を刺激する効果も! どことなく体調が優れない方の強い味方になってくれますよ。

「ホテル花小宿」の詳細情報

施設名ホテル花小宿
住所神戸市北区有馬町1007
電話番号078-904-0281
営業時間チェックイン:15時00分〜、チェックアウト:〜10時00分
定休日
利用料金11,100円~62,900円(税込)
駐車場無料
URLhttp://hanakoyado.com/

第3位:豊富な温泉成分で体がぽかぽか「松之山温泉 ちとせ」

温泉と認められる基準値の、15倍もの温泉成分が含まれた濃厚な薬湯に浸かれる新潟県の「ひなの宿ちとせ」。美肌効果が期待でき、傷の治療にもよいだけでなく、たっぷり含まれた塩分の作用で体がぽかぽかになる効果も。冷え知らずは病気知らずといいますが、その言葉通り湯治にピッタリです。

「ひなの宿ちとせ」の詳細情報

施設名ひなの宿ちとせ
住所新潟県十日町市松之山湯本49-1
電話番号025-596-2525
営業時間チェックイン:14時00分〜、チェックアウト:〜10時00分
定休日
利用料金12,420円~31,320円(税込)
駐車場無料
URLhttps://chitose.tv/

歴史ある薬湯に癒やされて


古来中国より伝わった文化をもとに発展を続けてきた、日本の薬湯。その効果はじつにさまざまで、じっくり浸かることで自然治癒を高めてくれる期待がもてます。まずは日本三大薬湯である草津温泉、有馬温泉、松之山温泉で、その効果を実感してくださいね。

日本三大薬湯をもっと詳しく!