人吉の三浦屋温泉ビジネスホテル|レトロ空間で源泉かけ流し温泉を満喫

熊本県人吉市の町中にたつ「三浦屋温泉ビジネスホテル」は、まろやかな温泉が人気の家庭的なお宿です。

お手頃価格で泊まれて、かけ流し温泉の温泉に何度でも入れるので、旅行やビジネスの拠点におすすめ。

レトロで落ち着いた雰囲気のお宿は、きれいで快適です。

銭湯のような高い天井の大浴場で、トロトロ温泉を満喫

三浦屋温泉の大浴場は、天井が高くて窓が大きく、熊本らしく阿蘇の草千里を描いた爽やかなペンキ絵もあって、内風呂とは思えない開放感があります。

かけ湯をして、手前の湯舟に入ると、40℃近くの適温のお湯はとろみを帯びたまろやかなお湯で、全身をやさしく包み込んでくれます。

一見すると無色透明なお湯ですが、かすかにモール系の香りがあって、肌をスベスベにしてくれます。

お風呂は3つに仕切られており、右奥から注がれた源泉が時計回りに右手前、左と流れていくので温度差があります。

温度差があるといっても1℃ずつ差があるかないかくらいで、湯量の豊富さを実感します。

湯口の近くは42℃ほどで、ほどよい熱さ。湯口に鼻を近づけると、やさしい植物系の香りに身を包まれます。

三浦屋温泉ビジネスホテルの大浴場は、内風呂が一つだけですが、とてもきれいに掃除されていて、広くて気持ちよく過ごせます。

壁近くの段には自由に使えるシャンプーと石鹸、さらに常連さんのアメニティが並んでおり、たくさんの人に愛されていることが伝わってきます。

湯上がりはポカポカとあたたまり、じっくり長風呂した後の心地よい余韻を感じられます。

フロントのお姉さんが「私は毎日この温泉に入っているのよ。それが楽しみでここに来ているの」と言っていたことを思い出しました。

大浴場の営業時間は、13時~22時と、朝6時~9時。日帰り温泉も同じ時間帯で受け付けています。

お部屋はきれいで快適!wi-fiもあります

三浦屋温泉ビジネスホテルのお部屋は、和室でぐっすり眠れます。ちゃぶ台とテレビがあり、wi-fiも完備されています。

共用の冷蔵庫と電子レンジがあり、買ってきたお弁当を温めることもできます。通りを数分歩けばコンビニやスーパーもあり、町中なのでもちろん飲食店も充実しています。

たまたま角部屋だったので、お部屋から青々とした球磨川を眺められました。

レトロな食堂で朝ご飯を

三浦屋温泉ビジネスホテルでは、夕食を1,000円、朝食を500円でつけられます。朝食だけつけてもらい、朝8時に食堂に行きました。

民宿の朝ご飯のようなメニューで、熊本らしい甘めの麦味噌のお味噌汁が寝起きの身体にしみわたります。

三浦屋温泉ビジネスホテルの貸切風呂・アメニティ

三浦屋温泉ビジネスホテルには、宿泊者限定の貸切風呂(家族風呂)もあります。

もちろん、貸切風呂も源泉かけ流し。湯量豊富な人吉温泉らしいです。

アメニティは、フロントで必要な分だけ取っていくスタイル。タオルのカラーバリエーションが豊富で、連泊のときも気分を切り替えられそうです。

大浴場の隣にはコインランドリーがあり、ビジネスで泊まっていても安心です。

三浦屋温泉ビジネスホテルの建物は決して新しくありませんが、全体的にきれいで快適。地元のお姉さんたちが楽しく働いていて、家庭的な接客も旅人にはうれしいものです。

2022年12月現在、外壁工事中の部分もありますが、三浦屋温泉ビジネスホテルはずっと営業中。1泊4,800円(2023年3月から4,900円)~とお手頃価格なのがありがたいです。

源泉かけ流しの温泉に夜通し入れて、あたたかい雰囲気で気持ちよく過ごせる三浦屋温泉ビジネスホテル。日帰り温泉も6時~9時/13時~22時と営業時間が長く、観光の合間の日帰り入浴としてもおすすめです。

「三浦屋温泉ビジネスホテル」の詳細情報

施設名 「三浦屋温泉ビジネスホテル」
住所 熊本県人吉市五日町17
電話番号 0966-23-5060
日帰り入浴
営業時間
6時00分〜9時00分
13時00分〜22時00分
利用料金 日帰り入浴︰大人300円/小人150円
宿泊︰素泊まり4,800円〜(3/1より4,900円〜)
アクセス 人吉駅(JR・くま川鉄道)から徒歩15分
九州自動車道・高速バス「人吉IC」から車で3分(徒歩15分)
駐車場 無料
URL http://www.ntn81.jp/miuraya/

城下町・人吉の町中も散策してみよう♪

人吉は相良藩の城下町で、歴史ある町並みが広がっています。三浦屋温泉ビジネスホテルの川を挟んで向かいに人吉城跡があり、球磨川ブルーの清流と、青々とした芝生が、町に彩りを与えています。

1200年以上の歴史をもつといわれる国宝の「青井阿蘇神社」や、文化財の温泉宿「人吉旅館」など、歴史を感じる建物がたくさん。宿を拠点に町歩きをしてみてはいかがでしょうか。

人吉エリアは、「球磨焼酎」の産地でもあります。米で作ったまろやかで澄み渡るお酒は、焼酎のイメージが覆される飲みやすさ。

町中には、見学・試飲ができる酒蔵もあるので、歩いて訪れるのがおすすめです。

人吉温泉の泉質「炭酸水素塩・塩化物泉」についてもっと詳しく

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