銀色から黄金色へ!島根県の冷たい秘湯に行ってみた

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島根県の山奥にある秘湯で、真夏の火照った身体を冷ましてくれる「温泉の水風呂」を体験!

無料源泉かけ流し鉄分たっぷりという、夢のような露天風呂に、年間100以上の温泉をめぐる温泉大好き大学生・橋本が入ってきました。

湯上がりの汗を気にせず、爽やかな余韻が絶妙な、夏場にもってこいの温泉。その魅力をお届けします!

銀色から黄金色へ!神秘的な露天風呂にいざ入浴

島根県中部にある某温泉は、徒歩でしか行けない山奥の秘湯です。とはいえ道路を外れて1分ほど歩くだけなのですが、気づけばすっかり木々が生い茂る山の中…… 鬱蒼とした雰囲気で、車の走る音もかすかに聞こえるだけです。

木でできた一人用の小さな浴槽がぽつんと置かれていて、源泉が注がれています。地元の人が丁寧に管理しているようで、藻が生えていることもありません。

体感温度23℃ほどの水風呂で、いきなり入るのはちょっと怖かったのですが、頑張って入ることに。

底にたまっていた泥が巻き上げられ、銀色だった水面が、いつの間にか黄金色に変わりました。神秘的な色の変化に思わず感激です。

鉄分たっぷりという泉質だけでなく、人があまり来ないという条件がなければ見られない珍しい光景です。鉄分が多い温泉でも、普通は人が常に出入りしてかき混ぜられ続けているため、こんなに鮮やかに色を変えることはありません。秘湯に来た甲斐がありました。

底にたまっていた泥を手に取ってみました。日本画の絵の具を思い出す、ねっとりとした手触りです。

お湯をなめてみると、鉄のにおいと酸っぱさがありました。炭酸ガスも含んでいるようです。

飲泉には保健所の許可が必要です。また、飲泉には禁忌症もあります。体調と相談して適切に行ってください。

涼しいうちにと思って朝の間に訪れたので、身体が冷えているときに水風呂に入ることになってしまい、体調が心配でした。しかし、鉄分と炭酸ガスのおかげか身体がポカポカと暖まってきて、不思議と長湯できてしまいました。

 

虫も飛んでおらず快適で、20分くらい浸かっていました。寒すぎて出るに出られないという状態ではなく、最後まで楽しく水風呂で長風呂できるのは、なかなかないことです。

成分が濃い!お風呂のまわりも美しい

木でできた湯船のまわりは、析出物がビッシリ。湯船が木でできていることを忘れそうになるくらいです。温泉成分が長い時間をかけて湯船のまわりにたまって、芸術的な模様を作り出しています

湯口のまわりにも、鉄分が酸化してできたオレンジ色の析出物がビッシリとついています。湧き出す量は少なくチョロチョロとしか源泉が注がれていませんでしたが、成分は本当に濃いです。鉄のにおいが肌にも残るほどでした。

濃厚な水風呂に挑戦してみよう!

今回ご紹介した温泉は、島根県中部にあります。すぐ近くの三叉路に車を停められるスペースがあるので、そこから歩いていくといいでしょう。

なお、地元の方が管理されている温泉ですので、詳しい場所などはこの記事では紹介できません。どうしても気になるという方は各自で調べてみてください。

 

道路の脇に手作りの看板が立っているので、それを目印にしてください。歩道も整備されているので、気軽に行けます。

ただし、脱衣所や壁や屋根はない野湯なので、天候には十分注意してください。また、温かいお風呂はなく水風呂のみなので、寒い日や体調がすぐれない日の入浴も注意が必要です。

今回訪れた温泉は鉄分たっぷりの濃厚な冷鉱泉で、銀色の水面に浸かると黄金色に変わる神秘的な温泉でした。冷鉱泉の露天風呂は珍しく、暑い日にぴったりです。

早起きして温泉に向かっている途中で、こんな景色を目にしました。涼しくて虫の少ない時間に入浴できただけでなく、素晴らしい日の出も見られるとは、まさに「早起きは三文の得です」。

山陰地方は世界遺産・温泉津温泉など鉄分を多く含む温泉がいっぱい! 知る人ぞ知る小さな秘湯も各地にあり、三瓶山麓は温泉マニア垂涎の秘湯密集地帯です。

あなたも、山陰で温泉巡りをしてみませんか。

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