紀伊勝浦ホテルブルーハーバーに泊まれば秘密の温泉に入れるかも?最強の泡つき極上のアルカリ性単純温泉【和歌山県那智勝浦町】

地図にのっていない「隠し湯」が、和歌山県にあります。

紀伊勝浦駅前のホテルブルーハーバーに泊まらないと入れない秘密の温泉は、化粧水のようなとろりとしたぬる湯があふれんばかりに注がれています。

地元の方々専用の共同浴場を特別に貸していただき、知る人ぞ知る極上の温泉を満喫しました。海の目の前のホテルはきれいで快適。朝食無料です。

※特別な許可をいただいて取材しました。

「さごんの湯」発見!美しい湯面に心躍る♪

手造り感満載の湯小屋を開けると、硫黄の香りと湯の溢れる音が漂う別世界が広がっていました。

はやる気持ちをおさえつつ、冷えた身体をかけ湯でよく馴らして入ってみると、ぬるり、とろりとした手ざわりとくすぐったいほどの泡つきがこれまでに経験したことのないほどでした。

3秒もお湯につかっていれば、全身が繊細な気泡でいっぱいになります

温度は39℃ほどとゆったり浸かるには適温。30分ほど浸かっていると身体の内側からじわじわと暖まってきました。

全国の温泉マニアが、このお湯を求めてホテルブルーハーバーに泊まるのも納得です。

浴場は車2台ほど停められそうな広さですが、お風呂はこれだけ。ぬるめのお湯なのであまり広いと冷めてしまうという配慮かもしれません。

湯口が湯面すれすれになっており、お湯が湯面にたたきつけられることなく繊細な泡が残るようになっています。

それにしても、2人入ればいっぱいなお風呂で直径10cmほどのパイプからゴボゴボとお湯が注がれているのはなんとも贅沢です。

さごんの湯は地元の人限定の「ジモ泉」マナーを守って入浴しよう

「さごんの湯」は、ホテルブルーハーバーの会長が私有する共同浴場です。

地元の方や従業員の方々のために使われているものを、宿泊者もご厚意でお借りできるのです。

シャンプーやボディソープ、さらに桶や椅子も、これらはすべてふだん使っている方々のもの。勝手に使ってはいけません。

「注意深く見ていれば気づきますよ」とフロントの方に教えていただいた通りに道を進むと、湯小屋が見えてきます。

湯小屋の外には排湯がザバザバあふれており、これだけでも湯量の豊富さと鮮度の良さがわかります。

湯小屋は1つで、貸切制です。鍵がかかっており、一人やグループごとに入るしくみです。

ホテルブルーハーバーのフロントで、暗証番号を教えていただきました。

番号は定期的に変更しているとのことですが、念のためモザイクをかけています。

脱衣所と浴場の間は板で仕切られ、お風呂とは十分に距離があります。掃除も行き届いていて、快適に着替えられました。

ご厚意で貸してくださるホテルブルーハーバーの方々に心から感謝です!

ホテルブルーハーバーはコスパ◎分煙もうれしい

さて、すっかりご紹介が遅くなりました。

ホテルブルーハーバーは、JR紀伊勝浦駅から徒歩7分のところにあるビジネスホテルです。ホテル浦島の船着き場の近くです。

1泊4,000~7,000円ほどとお手頃で、ビジネスホテルとしても人気です。レトロな雰囲気がありますが、全体的にきれいで分煙されており、快適です。

和室に泊まったところ、昔ながらの鏡台と引き出しに並び、文机も用意されています。テレワークもはかどりそうです。Wi-fiも全館に通っています。

ホテルブルーハーバーは朝食無料!海を眺めながらモーニング

ホテルブルーハーバーは、名前の通り目の前が海です。青い渚の名前にぴったりな透き通った太平洋に、漁船が停まっている風景はなんとも爽やかです。

1階のラウンジが朝食会場。宿泊すれば無料でパンとコーヒーの朝ご飯をいただけます。

パンは新型コロナウイルス感染症対策で個包装されていました。

好きな枚数をとって、好みの焼き加減にトーストします。

ホットコーヒーも飲み放題で、朝からシャキッと過ごせます。

ホテルブルーハーバーには全室にユニットバスがあり、シャンプーとボディソープもついています。温泉に入りたい場合は、フロントで聞いてみてください。

温泉は地図にのっていない場所にあります。温泉への行き方もフロントの方に教えてもらいましょう。

「ビジネスホテル ブルーハーバー」の詳細情報

施設名 「ビジネスホテル ブルーハーバー」
住所 和歌山県東牟婁郡那智勝浦町勝浦434-2[Map]
電話番号 0735-52-8115
アクセス JR紀勢線「紀伊勝浦駅」から徒歩約7分
高速バス「勝浦温泉バス停」から徒歩約1分
勝浦新宮道路「那智勝浦IC」から車で約8分
利用料金 1泊4,000~7,000円前後
駐車場 無料
予約 じゃらん 楽天 JTB

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