くすぐったいほどフツフツ湧き出す極上ぬる湯!島根の秘湯「千原温泉」で超希少な足元湧出の温泉を満喫

chihara min - くすぐったいほどフツフツ湧き出す極上ぬる湯!島根の秘湯「千原温泉」で超希少な足元湧出の温泉を満喫

全国に何万とある温泉施設の中で、100もないといわれる最上級の温泉「足元湧出」。湯船の底から温泉が注がれるため、まったく酸化していない最高に新鮮な状態のお湯に浸かれる温泉好きなら誰もが憧れる名湯の証です。

ポンプがいらない自噴している温泉で、かつ適温でなければ足元湧出のお風呂は作れません。熱すぎても冷たすぎてもいけないのも希少さの理由。

そんな希少な足元湧出の温泉が、島根県にありました。温泉ファンの人気が非常に高い「千原温泉」は、ふつふつと湧き出す炭酸ガスを含むぬる湯が自慢の秘湯。

体中が泡に包まれて、くすぐったくも気持ちいい最上級の温泉の魅力をお伝えします。

勢いがすごい!こんなに湧き出してていいの?

島根県中部の三瓶(さんべ)山麓にある「千原温泉」は、足元湧出のぬる湯で人気です。

早速入ってみると、ふつふつとお風呂のあちこちから泡が出ているのに衝撃を受けました。足元湧出の温泉には何度か入ったことがありますが、こんなに「源泉の上にいる!」という感覚が得られる温泉は初めてです。

多くは岩の割れ目から出ているお湯を集めて湯船にためているのですが、ここは別格。泉の上に仕切りを立てただけのような、ワイルドな感覚になります。こんなに小さなお風呂でいいのかな、ともったいない気分にもなります。

お風呂は男女別の内湯のみで、4, 5人入ったらいっぱいになるくらいの大きさ。

かなり勢いよく泡が出続けているので、くすぐったくて何度も姿勢を変えながら浸かっていると、30分くらいしてから出たくなくなるほど気持ちよくなってきます。体勢を工夫してベストポジションを確保したら、あとはじっくり過ごすだけ。

35℃ほどと、不感温度(=人肌)よりもややぬるめのお湯なので冬は寒いと感じるかもしれませんが、10月から5月の間は、温泉を五右衛門風呂で沸かした上がり湯を用意しているのでご安心を。

ちなみに女湯との間は壁一枚で隔てられているので、普通の声で会話していても互いに聞こえてしまいます。両方とも貸切状態であれば会話を楽しめるかもしれませんが、療養客の方の迷惑にならないように静かにしましょう。

 

鉄分を含んだ赤茶色の温泉の泉質は「ナトリウムー塩化物・硫酸塩泉」。鉄や炭酸は泉質には出てきませんが、十分多いことが見た目でおわかりいただけるでしょう。

きりきず・冷え性・皮膚乾燥症などに効果効能があり、お肌の調子を整え身体を中から暖めてくれることが期待できます。

塩化物泉・硫酸塩泉についてもっと詳しく

ぬる湯が気持ちいい!濃厚なお湯をじっくり満喫

脱衣所には温泉成分が固まってできた美しい模様がついています。湯船のへりも温泉成分でびっしり。とにかく濃厚なお湯であることが見てわかります。

舐めてみるとはっきりしょっぱいとわかるほど塩分濃度が高い*ほか、クレンジング効果があって美肌に良いとされる重曹やメタケイ酸なども多く含んでいます。

手触りはキュッキュッとキレがありながらもややベタつく感じで、湯上がりは肌がツルツルとします。

* 千原温泉の飲用許可はありません。飲泉は許可の出ているところで指示に従って行ってください。

明治以来愛されてきた極上の秘湯に行ってみよう!

千原温泉は明治時代に開湯して以来、皮膚病などの療養のために多くの湯治客が訪れてきました。かつては療養客のみが入れた温泉でしたが、現在は日帰り入浴のみの営業となっています。時代に合わせて温泉の楽しみ方が変わってきています。

日帰り休憩プランは現在もあり、入浴と休憩を何回か繰り返すことでより温泉の効能を実感できそうです。

通常料金では1時間程度の入浴が1回しかできないので、腹八分目といったところで後にすることになりました。

源泉の持ち帰りも有料で行っているので、家でも療養の助けになるかもしれません。

「千原温泉」の詳細情報

施設名 「千原温泉」
住所 島根県邑智郡美郷町千原湯谷1070
電話番号 0855-76-0334
営業時間 8時00分〜18時00分(最終受付17時00分)
定休日 木曜日
利用料金 大人500円、小人300円
休憩5時間1,200円
アクセス 三瓶山から車で約20分、美郷町中心部(旧邑知町)から車で約30分
URL http://www.chihara-onsen.jp

千原温泉の温泉情報

泉質 ナトリウムー塩化物・硫酸塩泉
泉温 33.8℃
湧出状況 自噴
加水 なし
加温 なし(冬季は上がり湯あり)
かけ流し 完全かけ流し

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