入浴剤「バブ」の成分&効果効能|赤ちゃんと一緒に入れる?注意点など

1983年に発売された花王の「バブ」は、浴槽の中で “炭酸ガス” を発生させる発泡タイプの入浴剤です。発売以来30年以上、長きに渡り多くの方々から愛され続けています。今回は、バブの効果効能や赤ちゃんを入浴させる際の注意点など、知っているようで知らなかったバブのことについてご紹介します。

入浴剤「バブ」の歴史と成分&効果効能&注意点

お風呂に入れるとたくさんの泡が出る「バブ」。見ているだけで、なんだか素敵な入浴タイムが始まるような気になります。でも、この泡の正体は一体何なのでしょう? 泡にどんな効果があるのでしょう? ここでは、そんな疑問にお答えします。

その1:人気入浴剤「バブ」とは? 歴史など

出展:https://prtimes.jp/main/html/searchrlp/company_id/9276

「バブ」は「花王株式会社」が発売している人気の入浴剤です。市販されている多くの入浴剤が顆粒状か液体状であるなか、小さな石けんのような形をした “固形入浴剤” であるのが特徴のひとつ。一回分が個別に包装されているため、分量を測る必要がなく包装紙を破ってそのままお湯に投入できます。

お風呂に入れると、バブ本体からしゅわしゅわと泡が出ますが、この泡は「炭酸ガス」です。炭酸ガスは血行を促進し疲れやコリをとってくれる作用があるとされいて、1983年の発売以来、その効果を実感する多くの方々から愛されてきました。

ちなみに、炭酸ガスを発生させる入浴剤は “発泡タイプ” と呼ばれています。バブは日本で初めて市販された発泡タイプの入浴剤。今もなお多くのファンから愛されるロングセラー商品です。

その2:バブの成分&効果効能


「バブってなんであんなにしゅわしゅわするんだろう?」 なんて考えたことありませんか? バブから炭酸ガスが発生する理由は、「フマル酸」と「炭酸水素ナトリウム」というふたつの成分がふくまれているため。お湯に溶け出したふたつの成分が化学反応を起こし、「フマル酸ナトリウム」と水、そして「炭酸ガス」を発生させるのです。

おそらく温泉通の方が炭酸ガスと聞いて真っ先に思い描くのは、別名「炭酸泉」とも呼ばれる「二酸化炭素泉」ですよね。「二酸化炭素泉」に多くふくまれている成分も炭酸ガス。そう、バブは炭酸ガスを発生させて、ご家庭のお風呂を「二酸化炭素泉」のようにしてくれる入浴剤なのです。

その3:赤ちゃんと一緒に入れる?

お風呂とあかちゃん
バブを入れたお風呂に赤ちゃんを入れることはもちろん可能です。お肌のトラブルにつながるような成分は含まれていないので、安心して入浴させてあげてください。炭酸ガスが血行を促進してくれるので、赤ちゃんもぽかぽかご機嫌になるかもしれません!

その4:赤ちゃんと入る時の注意点

出展:https://prtimes.jp/main/html/searchrlp/company_id/9276

炭酸ガスには、血行を促進させる効果があるとご紹介してきました。普通のお湯と比べて、炭酸ガスが溶けているお湯へ入浴するほうが体は温まるため、長時間入浴し続けるとのぼせにつながってしまう可能性があります。バブはぬる目のお湯で使用し、浸かる時間も短く設定してください。

バブの炭酸ガスで温浴効果アップ!

バブはお風呂の中で炭酸ガスを発生させる入浴剤です。炭酸ガスには、血行を促進し、疲れやコリを取り除く効果があるといわれています。最近、なかなか疲れが取れないという方は、ぜひ「バブ」を試してみてください。

関連記事はこちら