熊本県「菊池温泉」が人気の3つの理由!おすすめ旅館・観光情報・名物グルメ・お土産も

熊本県 菊池渓谷

熊本県菊池市の一角に開かれた「菊池温泉」は、自然と歴史に育まれたのどかな観光地。

鎌倉時代と南北朝時代に名家として名を馳せた「菊池一族」の史跡から豊かな山水が広がる「菊池渓谷」まで、見どころとなる景観があふれています。

しかも市民の憩いの場となっている「菊池公園」は、九州有数の規模を誇る桜の名所。湯めぐりで温泉街を回れば、さらに菊池温泉の魅力を肌で感じ取ることができます。

菊池温泉の歴史と特徴

現在の菊池市は、鎌倉時代から南北朝時代にかけて台頭した菊池一族の居城が築かれていたところ。市内には、歴史散策が楽しめる旧跡があちこちに点在しています。

一方菊池温泉の歴史は比較的新しく、1954年に開湯を迎えました。温泉街は菊池公園の西側に広がり、市内にある温泉宿は40軒以上。うち9軒が旅館組合に加盟しており、立ち寄りでの湯めぐりを楽しむことができます。

源泉の数は30本を超え、温泉の泉質は「アルカリ性単純泉」。とろっとした肌に優しい湯ざわりが特徴的で、旅館組合の公式サイトでは「美肌の湯」や「化粧の湯」として紹介されています。

単純温泉について

菊池温泉が人気の3つの理由

その1.季節の風物詩が目白押し

熊本県 菊池公園

菊池温泉は季節を映し出すイベントが数多く開催されているところ。とくに華やかな雰囲気に包まれるのは、初春に開かれている菊池温泉さくらまつりでしょう。「菊池公園」、「孔子公園」、「旭志伊萩平線」など、市内には花見スポットが複数あり、夜桜見物では幻想的な光景が目にできます。

もちろん、初夏から秋にかけて行われるイベントも忘れずにチェックしておきたいところ。ホタル狩り、菊池白龍まつり、菊池秋まつり、万華灯、菊まつりなど、菊池市の自然と歴史を背景にもつイベントが盛りだくさんです。

その2.湯めぐりが楽しめる

浴衣 下駄

日本の名湯百選に選ばれていることも、菊池温泉に備わる大きな魅力。旅館組合に加盟している9軒の宿では、立ち寄りで美肌の湯にゆったり浸かることができます。

湯めぐりをするなら3枚1セットになった「周湯券(1,000円)」を利用するのが断然お得。1枚につき1回入浴ができ、3人で1施設を利用する時にはシェアすることも可能です。周湯券は、旅館組合、きくち観光物産館、夢美術館などで販売されています。

その3.体験ツアーの充実

観光でぜひ参加しておきたいのは、菊池市の歴史や自然がより楽しめる体験ツアー。人力車でめぐる「城下町コース」、風土文化に触れ合える「七城コース」、自然が満喫できる「水源地区コース」、近代産業の足跡をたどる「泗水コース」など、地元の人たちが推薦するスポットめぐりができます。

高木邸、亀尾城跡、孔子公園、菊池飛行場ミュージアム、自然散策など、訪れるスポットはコースによりさまざま。甘味付きのコースも用意されています。

菊池温泉のおすすめ温泉宿3選

温泉街に建ち並ぶ宿泊施設のスタイルは、旅館とホテルが中心。温泉街は菊池公園に隣接したエリアのため、落ち着いた気分で快適な時間が過ごせます。

第1位:無料で足湯を満喫「笹乃家」

「笹乃家」は全58室の大型観光ホテルで、客室は和室、洋室、和洋特別室という構成。和室が50室以上を占め、なかには14畳の広々とした客室もあります。

洋風と和風の2タイプに分かれた大浴場は男女入れ替えでの利用で、それぞれに内湯と露天風呂が完備。グループで宿泊する場合は、貸切家族風呂でゆったりとくつろげます。なお大浴場と貸切家族風呂で使われているお湯は、100パーセント源泉かけ流しです。

エントランスの横には、足湯も設けられており、無料で利用することができます。

営業時間は平日11時〜20時、土曜日を含む祝前日は11時〜15時までです。料金は大人500円、子供300円、幼児100円となっています。3枚1セットになった「周湯券」(1,000円)でも利用可能です。

温泉の泉質は「単純温泉」。浴用適応症として、自律神経不安定症・不眠症・うつ状態に効果効能があります。

「笹乃家」の施設情報

施設名笹乃家
住所熊本県菊池市隈府1090-1
電話番号0968-25-4000
URLhttp://kikuchi-sasanoya.com/

第2位:おしゃれな酒樽風呂「菊池グランドホテル」

ユニークな温泉浴場を備えているのは「菊池グランドホテル」。内湯と露天風呂からなる大浴場にくわえて、大正ロマン酒樽風呂も設置されています。酒樽は銘酒・菊の城のために大正時代に作られたもの。レトロな趣が何より印象的です。

客室は46室ある和室がメインで、ほかに和洋室と特別室が2室ずつという内訳。植栽が施された石庭を窓越しに眺める客室もあります。

営業時間は11時〜15時、19時〜21時までです。料金は大人500円、子供200円、幼児150円となっています。菊池グランドホテルでも、3枚1セットになった「周湯券」(1,000円)で利用可能です。

温泉の泉質は「単純温泉」。浴用適応症として、自律神経不安定症・不眠症・うつ状態に効果効能があります。

「菊池グランドホテル」の施設情報

施設名菊池グランドホテル
住所熊本県菊池市大字隈府1144-2
電話番号0968-25-3111
URLhttp://www.kikuchi-grandhotel.jp/index.php

第3位:貸切家族風呂でゆったり「清流荘」

「清流荘」は自然に包まれながら温泉に浸かれる宿。詩情あふれる多彩な浴場が自慢で、内湯と露天風呂のほかに、貸切の家族風呂が12棟もあります。

「菊池温泉が人気の3つの理由1」でご覧いただいた露天風呂は、清流荘にある「ほたるの湯」。貸切りの家族風呂はいずれも内湯で、すべてに休憩スペースとなる個室が付いています。

全15室の客室はいずれも和室で、心が和む閑雅な雰囲気。温泉街から離れた迫間川沿いにたたずんでいるため、とにかく静かに過ごしたいと思っている人におすすめの宿です。

営業時間は10時〜23時で、料金は大人500円、子供200円です。内湯および露天風呂では、3枚1セットになった「周湯券」(1,000円)での利用もできます。貸切の家族風呂を利用する場合は、1室あたり50分で1,300円となります。

温泉の泉質は「単純温泉」。浴用適応症として、自律神経不安定症・不眠症・うつ状態に効果効能があります。

「清流荘」の施設情報

施設名清流荘
住所熊本県菊池市隈府1587
電話番号0968-24-2155
URLhttp://www.seiryuusou.com/

菊池温泉のおすすめ観光スポット3選

観光の中心となるエリアは、桜の名所にもなっている菊池公園の周辺。見どころとなる名所旧跡が広く散らばっていますが、郊外にまで足を延ばせば渓流での自然散策も楽しめます。

第1位:菊池の歴史を物語る「菊池神社」

温泉街の北側は、樹木が生い茂る丘陵地帯。その高台に鎮座しているのがここで紹介する「菊池神社」です。

菊池神社は菊池市の歴史を知るうえでぜひ訪れておきたいスポット。祀られているのはかつてこの地を治めていた菊池一族の当主3代で、神社は「菊池城」の本丸跡に建っています。

御祭神の1人は第15代にあたる「菊池武光公」。「菊池温泉が人気の3つの理由3」でお見せした騎馬像が武光公で、菊池神社の南にある「菊池市民広場」で見られます。

菊池市の歴史に関心がある人は、境内にある「菊池神社歴史館」もあわせて訪ねておきましょう。営業時間は9時〜17時です。歴史館の料金は、大人300円、高校生・大学生200円、小・中学生100円となっています。

「菊池神社」の施設情報

施設名菊池神社
住所熊本県菊池市隈府1257
電話番号0968-25-2549
URLhttp://xn--btw921c.net/

第2位:1日中自然の景色を楽しめる「菊池渓谷」

熊本県 菊池渓谷

菊池市の東エリアは、熊本県の奥座敷と呼ばれる自然豊かな景勝地。阿蘇山の外輪山に位置しているため、深山幽谷の自然景観が観賞できます。

四季折々の風景美はもとより、1日を通して見られるさまざまな自然の表情も見ごたえたっぷり。樹冠から日が射し込む渓流は幻想的な眺めで、県内有数の絶景スポットとして知られています。

体験ツアーに参加すれば、さらに爽快な気分で散策が楽しめるでしょう。

「菊池渓谷」の詳細情報

施設名菊池渓谷
住所菊池市原5026
電話番号0968-27-0210
URLhttps://kikuchikeikoku.jimdo.com/

第3位:観光するなら忘れずに「石橋めぐり」

菊池温泉は北を流れる迫間川と南を流れる菊池川のあいだに築かれた温泉地。2本の清流やその支流には10を超える石橋が架けられており、「石橋めぐり」も人気の観光プランとなっています。

ここで紹介する「迫間橋」は、温泉宿で紹介した清流荘の上流に架かっている石橋。郷愁を誘うレトロな姿が最大の魅力で、その精巧な構造美から菊池市の文化財にも指定されています。

立門橋、永山橋、竹之牧橋、綿打橋、雪野橋、長野橋など、どの石橋も貫禄のある堂々とし造り。周囲の自然に溶け込むようにたたずんでいます。

「迫間橋」の施設情報

施設名迫間橋
住所熊本県菊池市豊間
電話番号0968-25-0513(菊池観光協会)
URLhttp://kikuchikanko.ne.jp/modules/group/index.php?cid=13

菊池温泉のおすすめグルメスポット3選

食通の人なら、菊池市の名物グルメと聞くと真っ先に「菊池の福丼」を思い浮かべるでしょう。地産の食材をいろいろ組み合わせた丼物ですが、今回はとくに注目したい福丼のお店を厳選して3店舗紹介します。

第1位:居酒屋風の和食店「ひまわり食堂」

「ひまわり食堂」は、地元の人たちに親しまれている居酒屋風の和食店。自慢の「福丼」(昼850円・夜950円)には、菊池産りんどうポークのロース、野菜、温泉卵が具材として盛られています。

甘辛い特製ダレで焼き上げられたりんどうポークは絶妙な柔らかさ。温泉卵と混ぜるとより風味がまろやかに。

おなじりんどうポークでも、サイコロステーキが盛られた福丼も食べごたえ十分。夜になるとひまわり食堂は居酒屋になり、熊本の地酒を飲みながら郷土料理が味わえます。

営業時間は11時30分〜14時、18時〜24時(ラストオーダーは23時30分)で、定休日は設けられていませんが、不定休で営業しない場合があります。

「ひまわり食堂」の施設情報

施設名ひまわり食堂
住所熊本県菊池市隈府943-7
電話番号0968-24-5050
URLhttps://www.city.kikuchi.lg.jp/kankou/q/aview/132/725.html

第2位:高原のテラス席「くりの樹cafe食堂」

「くりの樹cafe食堂」は、温泉街から車で5分ほどの国道387号線沿いに建つお店。周囲には高原のような景観が広がり、テラス席も用意されています。

くりの樹cafe食堂の「福丼」(税込1,080円)は、一風変わったカレーのスタイル。しかもルーにイカ墨がブレンドされているので、インパクトのある見栄えになっています。

野菜たっぷりのトッピングは、ルーが黒いだけにいっそうカラフルな色彩。ヘルシー志向の人にぜひおすすめしたい福丼と言えるでしょう。

営業時間は、11時30分〜15時で、月曜日と火曜日が定休日です。

「くりの樹cafe食堂」の施設情報

施設名くりの樹cafe食堂
住所熊本県菊池市重味590-5
電話番号0968-27-0007
URLhttps://tabelog.com/kumamoto/A4303/A430301/43010563/

第3位:「七城温泉ドーム」から徒歩1分「永楽」

新感覚の食感を備えた福丼を食べたい人は、「永楽」を訪ねてみましょう。温泉施設の「七城温泉ドーム」から徒歩1分と、便利なロケーションにある定食屋さんです。

2017年の夏に発表された「福丼」(770円)は、りんどうポーク、菊芋、ヤーコンといった菊池産の名産品が盛りだくさん。りんどうポークの味付けは生姜醤油で、シャキシャキな歯ごたえのヤーコンが独特の食感を添えています。

半熟のゆで卵にトッピングされているのはお手製の黒ニンニク。食感のみならず香りも楽しめます。

営業時間は、11時30分〜14時、17時30分〜23時(ラストオーダーは22時30分)で、定休日は設けられていませんが、不定休で営業を行わないことがあります。

「永楽」の施設情報

施設名永楽
住所熊本県菊池市七城町亀尾71-3
電話番号0968-26-4732
URLhttps://www.city.kikuchi.lg.jp/kankou/q/aview/132/726.html

菊池温泉のおすすめお土産3選

菊池温泉で買える名物のお土産は、多種多彩な和洋の銘菓。ホテルや旅館の売店にくわえ、七城温泉ドーム、きくち観光物産館、道の駅旭志などのスポットにも、バラエティ豊富なお土産がそろっています。

第1位:春の色合い「桜の曙(合志製菓)」

「合志製菓」は、菊池温泉で90年に渡って暖簾を守っている老舗の和菓子店。名物の「桜の曙」(1コ88円)はあんこが入った落雁で、ほろっと崩れる優しい口当たりで人気があります。

白とピンク色の市松模様をした桜の曙は、まさしく春に菊池温泉を彩る桜のような色合い。材料には菊池市で生産されているもち米と温泉水が使われています。

また、桜の曙と人気を二分するマドレーヌの菊池源吾もお土産に最適です。

「合志製菓」の施設情報

施設名合志製菓
住所熊本県菊池市隈府1299
電話番号0968-25-2214
URL

第2位:キャンドルイベントからイメージした「万華灯(菊池菓子工業組合)」

菊池温泉で万華灯と聞くと、冬の催しとして定着しているキャンドルイベントをイメージする人が多くいるでしょう。その万華灯にインスピレーションを得たお菓子が、ここで紹介する同名の「万華灯」(1コ150円)です。

名称の響きでは和菓子に思えますが、万華灯はスティック状になったケーキ。栗、抹茶、柚子の3フレーバーがあり、芳醇な香りが鼻腔をくすぐる柚子は、コーヒーや紅茶と最高の相性となっています。

「菊池菓子工業組合」の施設情報

施設名菊池菓子工業組合
住所熊本県菊池市隈府884-1
電話番号0968-25-1131
URLhttp://www.k-sweets.net/sweets00_1.html

第3位:菊池市の名産メロンを生かした「メロンブッセ(中原松月堂)」

上生菓子から焼き菓子まで、幅広い和スイーツがそろっているのは、1935年創業の「中原松月堂」。和菓子の手作り体験ができるスポットとして、観光の分野でも脚光を浴びています。

メロンは菊池市を代表する名産品のひとつ。そのメロンの風味を生かした「メロンブッセ」(1コ120円)は、「西郷どんブッセ」(1コ120円)と並ぶ中原松月堂の隠れた人気商品です。

もちろん和菓子も選り取り見取りで、ショーケースのなかには繊細な上生菓子がずらりと並んでいます。営業時間は8時30分〜20時で、1月1日のみお休みです。

「中原松月堂」の施設情報

施設名中原松月堂
住所熊本県菊池市隈府285
電話番号0968-25-2413
URLhttps://www.kikuchi-marugoto.jp/Syohin/Shosai.aspx?hinId=227

菊池温泉で歴史と自然を満喫


菊池温泉の特徴は、歴史と自然をテーマとした観光が存分に楽しめること。菊池一族にまつわる古跡が各所に点在しているほか、熊本県の奥座敷という表現がぴったりの菊池渓谷では、自然散策が楽しめます。

くわえてグルメも、菊池温泉が誇る大きな魅力。ご当地グルメの菊池の福丼は、熊本県を代表する名物と言えるほど広く知られています。観光を楽しんだら、じっくりと福丼を味わってみてください。

熊本県のおすすめ温泉情報