赤ちゃんと行きたい温泉旅館ランキングTOP10!個室貸切温泉や離れがおすすめ?

子供 母親

産後の大変さは経験した人にしか分かりません。生まれたての赤ちゃんをお世話する最初の数か月は、本当に怒涛の日々だったことでしょう。昼夜の時間帯も分からなくなるほど、延々と3時間おきにやってくる授乳タイム。

お乳が出ない悩みや、お乳が出すぎる悩み、きちんと絞り出せずに中でお乳が固まり痛い乳腺炎になったり……。人それぞれですが産後の大変さは言葉にできないものがあるものです。

それらの「大変な時期」を乗り越え、やっとタイミング的に我が子と一緒に外出ができるようになったとき、溜まりに溜まった疲れを癒すため、温泉に行きたがるママは多いでしょう。

ただ、赤ちゃん連れの外出は荷物と不安がいっぱい……。そんな不安を抱えるママへ、今回は赤ちゃんといきたい温泉旅館をランキング形式でご紹介していきたいと思います!

赤ちゃんと温泉に行きたい!

温泉 赤ちゃん
赤ちゃんの体調も比較的良く、少しの遠出もできるような状態であれば、赤ちゃんを連れて温泉に行きたいママは数えきれないくらいいるものです。

多くのママは出産を頑張った自分、子育てしている自分へのご褒美として温泉旅行を指名します。本当はのんびり何もかも忘れて自分だけの空間に浸りながらリフレッシュしたいのかもしれませんが、赤ちゃんがいるとなるとそう簡単に叶うことのないでしょう。

実際に叶ったとしてもついつい赤ちゃんのことが気になってしまい、心から楽しめる旅行はできないはず。「赤ちゃんと温泉に行きたい」。たったこれだけの希望を叶えるためには、赤ちゃんを受け入れてくれる旅館探しという入念な下調べと、日頃の体調管理が必須になってきます。

オムツの外れてない赤ちゃんでも温泉は楽しめる?いつから可能?

赤ちゃん 足
赤ちゃんの温泉デビュー時期については、最低限、1か月検診の時に医師への判断をあおぎ問題ないことを確認した後でしょう。

また、おむつが外れていなくても、赤ちゃんプランを設けている温泉施設であれば問題ありません。赤ちゃんプランの特典に「おむつ提供」がある場合がほとんどなので、施設側が受け入れているという証拠になるでしょう。

しかし、赤ちゃん専用プランの提示のない施設や、大浴場が自慢の施設の場合、トイレトレーニングのできていない乳児を快く思わない、または拒否されることもよくある話です。心配であれば、必ず事前に問い合わせ確認をすると良いでしょう。

赤ちゃんが夜泣きするときは離れが一番?

赤ちゃん 夜泣き
夜泣き対策には離れが1番です。宿泊する旅館に事前確認を行い、事情を説明した上で離れではなく普通の客室で問題ないと回答をもらったとしても、あえて離れを選ぶようにしたほうが賢明です。

夜泣きする赤ちゃんがいる場合、煩さを感じていたとしても毎日聞いているパパママにはある程度の免疫が出ています。しかし、同じ旅館に宿泊する人たちは全くの他人で、赤ちゃんのいない生活をしている人がほとんど。
その中で夜泣きをすると、いくら旅館がOKを出したといっても、他の宿泊客から直接クレームを受けたり、迷惑がられたりするものです。多くの場合は旅館が対応してくれるはずですが、周囲に気を使うことになるよりも初めから離れにいる方がより安心して過ごせる旅行になるでしょう。

赤ちゃんに最適な泉質は?

赤ちゃん 泉質
肌のバリア機能が未発達の赤ちゃん。温泉に行く際には刺激の少ない湯を選ぶことを心掛けましょう。比較的に安心な泉質は「単純温泉」です。湯の中に含まれる成分が一定量に達していない名もなき泉質になります。

酸性やアルカリ性の強い温泉や硫黄泉の場合、大人でもぴりぴりと感じるくらい刺激が強いので、赤ちゃんには向かない温泉ですね。

また、単純泉に入った場合、体を洗う際にはとにかく「やさしく」を意識しましょう。赤ちゃんの肌はとてもデリケートです。少しの変化でも敏感に反応してしまうケースがあるので、少しでもトラブル回避のため、宿選びは慎重にいかなければいけません。

赤ちゃんと行くべきおすすめ温泉旅館ランキングTOP10

赤ちゃんと行くべきおすすめ温泉旅館ランキング1位 / 季の湯 雪月花(神奈川県)

全室が檜露天風呂付き部屋という贅沢な高級旅館ですが、赤ちゃんも迎え入れてくれている「季の湯 雪月花」。おむつや赤ちゃん用バスタオルはもとい、80センチからのサイズの作務衣の用意も!赤ちゃんに作務衣を着せて一緒に温泉宿を満喫することも、今後の良い思い出になりますね。

施設名 箱根強羅温泉 季の湯 雪月花
住所 神奈川県足柄下郡箱根町強羅1300-34
電話番号 0460-86-1333
URL http://www.hotespa.net/hotels/setsugetsuka/

赤ちゃんと行くべきおすすめ温泉旅館ランキング2位 / 琴参閣(香川県)

参拝も歩いて楽々にいける「こんぴらさん」のふもとに位置する閑静な和風旅館「琴参閣」。赤ちゃんのためにお食い初め膳の用意も!温泉宿で家族と作る思い出が人気のプランとなっています。記念写真のプレゼントもあり、お祝いや旅行デビューに利用するパパママも多いです。

施設名 ことひら温泉 琴参閣
住所 香川県仲多度郡琴平町685-11
電話番号 0877-75-1000
URL http://www.kotosankaku.jp/

赤ちゃんと行くべきおすすめ温泉旅館ランキング3位 / 松乃井(群馬県)

利根川源流に4つの源泉を持つことで源泉掛け流しの生温泉を堪能できる「松乃井」。100%源泉掛流しの温泉は肌あたりが柔らかく優しい湯です。

こちらは赤ちゃんの温泉デビューにも力を入れている旅館で、「赤ちゃん連れプラン」も充実。広い客室はハイハイを始めたばかりの赤ちゃんも過ごしやすい空間になっています。

食事の際にはベビーチェアの貸出しもあるので、赤ちゃんも一緒にごはんを楽しめます。希望であればおかゆの離乳食の提供も。また、予約が必要ですがベビーラックや電子体温計・加湿器などの貸し出しもあり、「何かあったら……。」という不安を和らげ、ママに安心感を与えてくれるでしょう。

施設名 群馬県水上温泉 源泉湯の宿松乃井
住所 群馬県利根郡みなかみ町湯原551
電話番号 0278-72-3200
URL http://www.matsunoi.com/

赤ちゃんと行くべきおすすめ温泉旅館ランキング4位 / 季さら(三重県)

広大な敷地2,500坪の旅館には、たった10室のみの旅館。全室が露天風呂付きの高級旅館「季さら」。鳥羽の海の幸をふんだんに使った料理が自慢。

周囲の音を気にすることもなく、周囲に聞こえてしまう音を気にかけることもなく、木の温もりと極上の温泉で心からゆったりと温泉を味わうことができる至極の宿です。

マタニティプランとしてママに優しい多数のノンアルコール飲料を用意。産後の食の変化による苦手な食材に対しても配慮してくれる嬉しい対応も。赤ちゃんへはお食い初め膳の用意があります。

初めて宿泊した旅館で御馳走を見ると、お食い初め同様に一生涯、食べ物に困らないとも云われていることから、温泉デビューとお食い初めを同時にされる方もいますので、ぜひ参考にしてみてください。

施設名 懐古ロマンの宿 季さら
住所 三重県鳥羽市安楽島町1075-11
電話番号 0599-21-1700
URL http://www.mjnet.ne.jp/kisara/

赤ちゃんと行くべきおすすめ温泉旅館ランキング5位 / 御宿東鳳(福島県)

会津随一の空中露天風呂からは会津の城下町が一望できる「御宿東鳳」。会津郷土料理を中心とした70種類にもなるバイキングも人気の旅館ですが、赤ちゃん連れのお客様も快く受け入れてくれるお宿です。

赤ちゃんと一緒に出かけるときに、おむつやお尻ふきや着替え、哺乳瓶にミルクなど、何かと準備の多い赤ちゃんのため荷物が大量になってしまうのは仕方のないことです。

しかし、御宿東鳳では、少しでも荷物を軽くしたいというママの希望を叶えるため、授乳クッションやバンボなどの便利なグッズの貸し出しも行っています。

施設名 会津東山温泉 御宿東鳳(おんやど とうほう)
住所 福島県会津若松市東山町大字石山字院内706
電話番号 0242-26-3131
URL https://www.onyado-toho.co.jp

赤ちゃんと行くべきおすすめ温泉旅館ランキング6位 / ホテル華乃湯 (宮城県)

「神の湯」と呼ばれる自家源泉を誇るは「ホテル華乃湯」。泉質は塩化物泉。しょっぱく体の芯から温まり、効能豊かな泉質です。山々の風情を楽しむ絶景が旅の疲れを癒し、心を潤してくれます。

無農薬野菜を取り入れた食事の提供なので、授乳中のママも安心して口にすることができます。川沿いの閑静な露天風呂の貸切りが1,000円割引になったり、赤ちゃんのために毛布やブランケットの貸し出しもある「赤ちゃんプラン」の用意もあるので、パパママも安心して温泉を楽しむことができます。

育児と仕事の両立に奮闘している若女将の「あったらいいな」を取り入れたプランが人気の秘訣。同じママ目線の行き届いた心遣いが、宿泊するママの不安を取り除き、心地よい時間を提供してくれます。

施設名 秋保温泉 ホテル華乃湯
住所 宮城県仙台市太白区秋保町湯元字除33-1
電話番号 022-397-3141
URL http://www.hananoyu.com/

赤ちゃんと行くべきおすすめ温泉旅館ランキング7位 / むさし(和歌山県)

道後温泉、有馬温泉と並ぶ日本三古湯のひとつ、白浜温泉にある「むさし」。
ミキハウス子育て総研認定「ウェルカムベビーのお宿」として登録されており、赤ちゃんと一緒に温泉に行きたいという方に優しい旅館です。

赤ちゃん安心グッズや貸し出しグッズも取りそろえ、哺乳瓶消毒まで対応してくれるため、何かと持ち物が多い赤ちゃん連れの旅行で「うっかり忘れもの」をしてしまっても大丈夫。また、3歳までのお子様の添い寝が無料になるとのこと。安心・お得な温泉デビューができるでしょう。

施設名 紀州・白浜温泉むさし
住所 和歌山県西牟婁郡白浜町868
電話番号 0739-33-7076
URL http://www.yado-musashi.co.jp/

赤ちゃんと行くべきおすすめ温泉旅館ランキング8位 / 多田屋(石川県)

明治18年創業の夕景の美しさを誇る和倉温泉の老舗「多田屋」。賑やかな温泉街から少し離れた伝統的な日本の美しさを大切にした老舗旅館です。海に山に、豊かな自然の中での入浴は正に至福のひと時。

「赤ちゃんのいるご家族にも味わっていただきたい」と、3歳以下の添い寝無料やおむつの用意、海の見える露天風呂の貸切り無料など、赤ちゃん連れも気持ち良く歓迎してくれる優しいお宿です。貸切り風呂は予約制となるので、宿泊希望の際には予約をお忘れないようお願いします。

施設名 和倉温泉 多田屋
住所 石川県七尾市和倉温泉 多田屋
電話番号 0767-62-3434
URL http://tadaya.net/

赤ちゃんと行くべきおすすめ温泉旅館ランキング9位 / 十八楼(岐阜県)

万延元年創業の岐阜県を代表する歴史ある老舗旅館「十八楼」。150年以上続いてきた伝統ある旅館では、お子様をお断りする宿も少なくありません。
しかし、十八楼は、歴史に縛られることなく時代の変化に合わせて新しいプランを積極的に提供している旅館のため、赤ちゃん連れのためのプランも考案してくれました。

他の宿泊客に配慮して角部屋の提供、乳幼児のための離乳食の無料提供、アレルギーへの対応、お部屋での食事、そして赤ちゃんグッズのプレゼントという5つの約束がついているプランです。赤ちゃんとのはじめての遠出・温泉デビューに心強いサポートをしてくれるのが嬉しいですね。

施設名 長良川温泉 十八楼
住所 岐阜県岐阜市湊町10番地
電話番号 058-265-1551
URL http://www.18rou.com/

赤ちゃんと行くべきおすすめ温泉旅館ランキング10位 / びわこ緑水亭(滋賀県)

琵琶湖畔の温泉旅館「びわこ緑水亭」。窓から見える琵琶湖の絶景が自慢の大型旅館になります。赤ちゃん連れには嬉しい「welcomeベビープラン」があり、サイズの選べるおむつにお尻ふき、ミルクにガーゼ・麺棒のプレゼントが!

露天風呂付きのお風呂が提供されるので、家族水入らず、他の人の迷惑を考えることなく、温泉を思いっきり堪能できます。

食事に関しても離乳食を開始した赤ちゃんのために、希望であれば簡単な離乳食も用意してくれるサービスっぷり。行き届いた受け入れ態勢に、赤ちゃんがいても安心して泊まれる温泉宿ですね。

施設名 おごと温泉 びわこ緑水亭
住所 滋賀県大津市雄琴6-1-6
電話番号 077-577-2222
URL http://ryokusuitei.com/

我が子と温泉に

我が子 温泉
日本人の旅行と言えば真っ先に連想する「温泉旅行」。四季豊かで各地に豊富な湯の湧き出る日本に住んでいれば、たいていのママもパパも……1度は「我が子と温泉に行きたい」と思うのではないでしょうか。

時間とお金の余裕ができ、精神的にも外出できる雰囲気であれば、折りをみて温泉旅行の計画を立てたくなると思います。実際にインターネットを検索することでたくさんの情報が溢れているため、自分たちの目的に合った旅館を見つけることができるはず。

産後と育児のリフレッシュと、家族での思い出作りに……赤ちゃんプランの充実した温泉を楽しんでみてはいかがでしょうか。今しかできない思い出作りもあるのですから。

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